【日本語】会報

会報 2023年01月

2023年新年を迎えて!

 

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2023年、ブラジル岐阜県人会にとって佳節となる年が始まりました。
岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年を迎え、盛大に7月にお祝いしたいと思います。
皆様のご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。
110年前、11家族44名で始まった岐阜県人ブラジル移住ですが、現在推定でも一万人以上の岐阜県人ゆかりになると想像いたしますが、池戸家は、その初期移民11家族の一家族で現在も当会員であります。
またブラジル岐阜県人会創立85周年については、創立者の一人で、下呂町出身の「ブラジルのシュバイツアー」と言われた細江静雄医博はサンタクルース日本病院、ボーイスカウト“カラムル”の創始者でもあり、偉大な日系社会の指導者であられた人格者で、そのご親戚が当会員で、かつ県人会の若手リーダーとして頑張っておられます。
そうした脈々と繋がっている県人会であり、岐阜県人同士が集まり、親睦を深め、岐阜県の魅力をブラジルでアピールする民間親善団体であります。
また11月30日に、ユネスコ無形文化遺産登録された郡上踊りを、ブラジル国内で披露をしている、岐阜県文化伝承団体でもあります。
岐阜県とブラジルを繋ぎ、我々の子々孫々に伝統を継承する団体として、岐阜県人のアイデンティティと誇りを繋いでいく、大きな役目があると思っています。
この7月に、第24回日本祭に於いて県庁とタイアップで、岐阜県ブースを設け県産品を宣伝し、記念式典を開催、岐阜県農業高校生海外実習派遣団を同じく7月に迎えます。
どうか皆様のご支援、ご協力無くして、何一つ実施出来ませんので、引き続き県人会にご愛顧の程、心よりお願い申し上げます。

最後に皆様の益々のご発展、ご多幸をお祈り致しまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

2023年元旦
ブラジル岐阜県人会会長長屋充良

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(3)

 

10月27日 (木)
京都観光
二条城、清水寺、金閣寺を見学。 秋の京都、紅葉、日本の美を堪能する。

  

10月28日 (金)
京都からバスで、岐阜関ケ原古戦場記念館を経由し、岐阜入り!
「第一回世界岐阜県人会サミット」がGKI加盟団体26岐阜県人会中、19岐阜県人会会団体代表が一堂に集まる。

【第一回世界岐阜県人会サミット議事録】

  1. 日時日本時間/2022年10月28日(金)14時~17時(途中、記念撮影・リハーサルを含む)
  2. 場所岐阜県岐阜市・サラマンカホール1階リハーサル室
  3. 出席者『GKI加盟団体代表(会長又は代理人)、GKI役員、GKIメンバー』
    1. 高橋良明(ジャカルタ岐阜県人会・会長)
    2. 臼井英樹(泰国岐阜県人会・会長)
    3. 藤井豊文サニー(ワシントンD.C.岐阜県人会・会長)
    4. 水谷ハッピー(南加岐阜県人会代表および大会実行委員長)
    5. 西えりこ(カンボジア岐阜県人会・会長)
    6. ドルハン千代(カナダ岐阜県人会・会長)
    7. ヒンツ容子(オーストラリア岐阜県人会・会長)
    8. 大久保彰律(ソウル岐阜県人会・会長)
    9. 長屋高行(在亜岐阜県人会代表)
    10. 佐藤シルビア(ペルー岐阜県人会代表)
    11. 池村周二ジョナサン(ふるさと岐阜県人会・会長)
    12. 玉井宏光(ハワイ岐阜県人会・会長)
    13. 長屋充良(ブラジル岐阜県人会・会長)
    14. 佐藤智雄(香港岐阜県人会・前会長)
    15. 浅井克裕(台湾岐阜県人会代表)
    16. 中島紀于(関西岐阜県人連合会・会長)
    17. 森英範(ホーチミン岐阜県人会・会長)
    18. 永田規明(シンガポール岐阜県人会・会長)
    19. 大野美夏(GKI・副会長)
  4. 議題
    1. 会計説明(池村ジョナサンふるさと岐阜県人会会長)
    2. 活動計画協議
    3. 世界大会(開催年、会場国)協議
    4. 第2期執行部選挙(委員会、出馬締切日、役員構成など)協議
    5. 総会日程変更
    6. その他
      夜は、岐阜市内最上階フランス料理で、南米訪日団とサミット海外参加者との会食。

10月29日 (土)
待ちに待った「第一回岐阜県人世界大会」の記念式典が、開催されました。
2021年お5月にGKIが設立され、1年5ヶ月で世界大会が開催され、そのテンポの速さに、古田肇岐阜県知事をはじめ、皆さんから、感心と共に、驚かれました。
世界大会実行委員会、国際交流課の皆さん多大なるご尽力の賜物であり、ご協力ご支援頂いた多数の方々のお陰であります。
岐阜を愛する方々が集い、語らい、絆を深め、岐阜と世界、過去と今、今と未来を繋ぎ、岐阜県人として
誇りとアイデンティティ、そして岐阜県の魅力を再確認し、岐阜県の素晴らしさを国内外にアピールできた大会となりました。
国外から100名近くの参加者、そして記念式典は、県内からの参加者で600名近く集まり大成功でした。
11月30日に、ユネスコ無形文化遺産に登録された、郡上踊りで大会は始まり、挨拶、そして当会理事、GKI副会長の大野美夏さんが脚本を書いたエンタメは、感動と共に大きな反響がありました。
また美夏さんの司会も玄人離れした語り口で、全てうまく進行しました。
式典のYoutube配信もご覧ください。 https://youtu.be/aozTUvPNMjU

大野光男さんの従姉妹の胡弓の生演奏で歓待される。

10月30日 (日)
世界大会2日目は、柴橋正直岐阜市長がパネラーとしてご参加頂いた若い方々と「岐阜」について、様々な角度から、デスカッションがありました。
ご両親が岐阜出身の村土アル米カリフォルニア州議会議員と、カンボジア岐阜県人会会長の西えり子さんの講演会と、岐阜和文化体験ワークショップそして、青年海外遊学支援プレゼンコンテストの決勝が開催され、大変な盛り上がりでした。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

2022年12月03日
三重会館で行われた 忘年会の記念写真

 

 


2022年12月の出来事

  • 01日
    • 敬老の方々に送るプレゼント準備OK
    • 県人会の携帯長尾理事購入
  • 02日 県人会今年の忘年会&敬老会ビラマリアナ区の三重会館にて開催
  • 15日 日本総領事館、宮坂在団、ブラジル日報社にお歳暮届ける
  • 16日
    • 県人会会報11月/12月号メール送信、郵送
    • 定例理事会
  • 20日 事務所の窓修正
  • 事務所は12月29日~1月02日まで閉鎖する

 


2022年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年12月16日(金) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏祐副会長、長尾ジョージ昇会計理事、平野イラシ理事、大野美夏理事、児玉エンリッケ理事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶.本年を振り返って、役員の方々のご協力ご支援に、感謝を述べる。
      • 11月に開催した「第18回日伯友情交流絵画展」に、ブラジル側37名日本岐阜から、3名の出展があり、今回初めてのハイブリッド絵画展で、好評を得る。
      • GMG第4回イベントが無事開催されて、今回初めての対面方式で、日本舞踊あり三味線演奏、この11月30日に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された郡上踊り披露、ビンゴ等盛り上がる。
      • 売り上げは、他県人会とのイベントが重なり、例年以下となる。
      • 来年2023年7月に集中する様々なイベントを紹介。
        • 7月7~9日の「第24回日本祭り」参加(ガストロノミア出展以外に県庁との共催で、「岐阜県産品紹介ブース」を設け、岐阜ブランドをアピールする。
        • 7月22~28日は「岐阜県農業高校生海外実習派遣団」受け入れる。
        • 7月30日「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」の佳節を祝う記念式典を執り行う。
        • 以上7月は、重要なイベントが軒並みで、委員会を結成し、各自担当を決め、準備万端とし、成功に導く。
      • 県庁より、視察に1月23~24日来伯予定。
    2. 11月度活動報告
    3. 11月度会計報告(長尾会計理事)
    4. 県人会事務所ビルについて、JICA助成金について、長尾会計理事から報告。
    5. その他
      本年度最後の理事会で、会長から感謝の意を表し、来年度のご協力をお願いする。

 

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会報 2022年12月

2022年年末の挨拶

 

本年も、無事に年を越せそうで、感謝しておりますが、皆様の変わらないご協力のお陰で、ブラジル岐阜県人会も数々の活動を実施してきました。
年2回にわたるGMGのイベントがあり、計4回目を数え、三県人会(群馬、三重、岐阜)の友好関係も確固のものとなり、強い絆で結ばれております。
来年は、ダンスパーティも計画に入れており、趣向の違ったイベントも検討しております。
月一の定例理事会もオンラインでこなし、地方、他州からの参加も可能となりました。
残念ながら、岐阜県農業高校生海外実習派遣団は今回も見送られましたが、来年は再開に向けて準備を始めました。
第23回日本祭は、色々な思惑の中、開催にこぎつけ、当初、コロナ禍の影響で3万人くらいの集客があれば、良い方だとの思いで開催されたものが、何と3日間で18万2千人の入場者を記録し、大好評でした。 各県人会も予想以上の売り上げで、えびす顔でした。

郡上踊りも、静岡県人会でのフェスタ ジュニーナで、踊り大好評を得て、販売した五平餅も予想以上に売れました。
日本祭りでは、郡上踊りとダンシングヒーローで観客総参加で、非常に盛り上がりましたし、GMGのイベントでも踊り、今回初参加の東洋祭りも大好評でした。 来年も引き続き、参加したいと思っています。

私が会長を務める岐阜県人会インターナショナル(GKI)も念願の「第一回世界岐阜県人会サミット」「第一回岐阜県人世界大会」を、大成功で終えることができ、実行委員会をはじめ関係者各位の皆さんのご尽力の賜物と感謝申し上げます。

35名の慶祝訪日団を結成し、600名の方々が岐阜県サラマンカホールを埋め、GKI副会長、ブラジル岐阜県人会理事の大野美夏さんが、プロ顔負けの司会をこなし、またジャーナリストとはいえ初めての脚本を書き上げ、岐阜県人の海外における活躍を、あふれる郷土愛を醸しながら、素晴らしいエンタメに仕上げられ、聴衆の感動を誘いました。

皆さん期待以上の大会となり、感心され、称賛されました。
GKIにとって世界大会は一つの通過点として、岐阜愛を繋ぎ、世界から岐阜へ、岐阜から世界へ岐阜の魅力を発信して、県産品の海外展開のご協力をさせて頂き若い人の交流をお手伝いし、母県に恩返ししていきます。

その他、橋本マルコス亮実行委員長を中心として委員会のみなさんと、「第18回日伯友情交流絵画展」を初めてハイブリッドで開催し、内外ともに好評を得ました。
日本からも三人の人の画家の参加があり総勢四十名の参加となりました。
最後に今回初めて忘年会と敬老会を合わせて開催し六十名近くの方々にご参加いただきお祝いしました。
11月30日に郡上踊りが、ユネスコ無形文化遺産に登録され、我々も誇りを持ってこれからも、いろんな場所で披露して参ります。
来年はブラジル岐阜県人会にとって大きな節目の年を迎えます。
岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年の式典を7月に開催予定です。
また来年7月7.8.9日の第24回日本祭において岐阜県県産品流通支援課との協賛で、岐阜県ブースを設け、県産品の紹介をする予定でして、また岐阜県農業高校生海外実習派遣団が7月22-28日の間訪伯予定となり、7月は色々な行事が重なり大変ですが、皆様のご支援ご協力を得まして、大成功に必ずしますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは最後に皆様の益々のご健勝ご多幸をお祈りしますと共に、コロナビールスには用心されながら、健康でご家族共々良いお年をお迎えください。
これをもって、年末の会長挨拶とさせて頂きます。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(2)

 

10月24日(月)

今日はまた快晴の中、大阪見物。 初めに大阪城を訪れる。 景観が素晴らしく、その敷地の大きさに、感嘆。
次の訪問地は、黒門市場!路地一杯に、店が立ち並び、活気があり、好物の海産物、珍味のお店には、どうしても立ち止まります。
孫の胴着を買うとその店主なんと岐阜出身者で、話が弾みました。
あと道頓堀に寄って、散策と昼食、名物たこ焼きは何処も一杯で、列になっており、諦めてお好み焼きを矢張り30分列に並んで、頂きました。 さすが「食いだおれの大阪」!美味しかったです!
道頓堀の後は、水族館「海遊館」を見学。 超大型水槽で、いろいろな種類の魚、ジンベイザメ、エイなどの群遊を楽しむ。 子供の頃を思い出す。 ホテルに戻り、有志で上級神戸牛を堪能。 懐が痛かったですが、何事も経験!

10月25日(火)
朝一番は、貸切バスで、神戸に移動して酒造会社を訪問。
昔ながらの酒造過程を見学、待望の試飲で喉を潤す。 朝酒、たまには良いですよね(笑)。

神戸港に赴き、海外移住の出発点となった原点を訪れる。
団員の中には、実際子供の頃にここからブラジルに渡られた方もおられて、景観は近代化整備され、全く面影はないそうですが、感慨無量の面持ちでした。

海自博物館を見学後、新神戸から広島に移動。 平和記念公園を訪れる。 徒歩で、原爆ドーム、広島平和記念資料館を見学。 原爆の悲惨さを目の前にし、一瞬にして14万人の尊い命を奪い、またその後遺症で長い間苦しまれ、亡くなられた方、また今でも苦しんでおられる方があり、戦争はまだ終わってないという現実に、世界の人に広島を訪れて、知って頂きたいと強く願いました。
まだ現代になっても原爆をしようとする指導者がいることも忘れてはなりません。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
との広島平和都市記念碑の碑文を、世界に訴えていかなければならないと思います。
参加者の中で、非日系人の友人から「申し訳なかった。 我々は、戦勝国側の人間として、学校で“原爆は、戦争を早期に終わらせ、犠牲者を少なく済ませた!”と教えられていてそれを信じていたが、ここに来てそれが全くの嘘とわかった。 大国のエゴだけで、14万人という尊い命を奪って全くの詭弁だと分かった!」と、私の手をとって謝られた。
少しでも海外の人に、広島を訪れて頂き、ご自身の目で真実を見て頂きたいと願いました。
参加者の皆さん神妙な面持ちでバスに乗り込みホテルに向かいました。
夜は、気分一点、またまたショッピング、そして広島お好み焼き店で一杯!

10月26日(水)

快晴の中、宮島に着く。 フェリーの中から見る宮島、大鳥居は正しく絶景で、島の山の稜線が横になった大仏のシルエットに似てると言われ、ナルホドと感心する。
下船、上陸後、お土産物屋食べ物屋が、軒を並べた商店街を通り、厳島神社を見学。 海上に浮かんだ大鳥居の威厳に目を奪われ、暫し立ち止まる。
昼食は、広島名物牡蠣料理で、土産物も名物、もみじ饅頭と杓子を購入。 全くのミーハーであった。
宮島観光名所を周り、フェリーで戻り新幹線で京都に向かう。
私は、世界大会、世界岐阜県人会サミットの為、ひと足先に、単身で岐阜入り、一行は京都で下車、京都観光と洒落込む。 (つづく。 。 。 )

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 


2022年11月の出来事

  • 04日 第18回日伯友情交流絵画展、日本国総領事館多目的ホール準備
  • 07日 午前中絵画展参加者の作品受け入れ、カタログ配布。 午後3:30絵画展オープニングセレモニー岐阜県人会会長、総領事挨拶、テープカット、準備委員会の皆様へ感謝状を贈る
  • 08日 県人会の建物内の部屋所有者会議
  • 18日 日伯友情交流絵画展展示会終了、参加者に参加賞状を渡す
  • 19日 定例理事会
  • 27日 第3回岐阜/三重/群馬イベント、今回はテイクアウトと対面式で、ビンゴゲーム、バザーとアーチストアトラクションもあり。

 


2022年11月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年11月19日(土) 17:00
  • 参加者: 長屋充良会長、 国井宏祐副会長 長尾ジョージ昇会計理事 平野イラシ理事 児玉エンリッケ理事 大野マルコス理事 大野光男正監事 清水リナ地方理事 大野美夏理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶、第18回日伯友情交流絵画展の報告、関係者各位への感謝を述べる。
      ブラジル側37名、岐阜県3名の参加、初めてのハイブリッド絵画展で、144名の絵画展の入場者があった。
      第一回世界岐阜県人会サミット、第一回岐阜県人世界大会の報告。
      ブラジルから、33名、アルゼンチンから2名の慶祝訪日団を結成、日本の秋を堪能しながら式典に参加し、感動を得たことが報告される。
      来年の佳節にあたり、7月に式典開催、また第24回日本祭りで、県産品紹介ブースを県庁と協力して設けることを発表。
      岐阜県農高生訪伯予定も報告。 7月に集中するので、各委員会を設け対処する。
    2. 10月活動、清水理事より報告。
    3. 10月会計、長尾会計理事より報告。
    4. 忘年会&敬老会、12月3日19:00より開催。 三重会館2階を借りる。 75歳以上の高齢者には記念品を贈呈。 県人会はシュラスコと飲み物を用意。 参加者には一品持ち寄りをお願いする。
    5. 来年の7月に向け日本祭りガストロノミア委員会、式典委員会、県産品ブース担当、郡上踊り部門、鹿野竜靖君対応部門、農高生対応委員会を設ける。
    6. 月2回の会合を設ける。

 

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会報 2022年11月

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(1)

 

岐阜県人会インターナショナル(以下、GKI)主催、「第一回岐阜県人世界大会」が、母県岐阜にて10月29-30日と、サラマンカホールとふれあい会館で開催されました。 (10月28日には、GKI26加盟岐阜県人会中19岐阜県人会代表が集まり、「第一回岐阜県人会サミット」も、開催されました。 )
ブラジル岐阜県人会として慶祝団を結成し、在亜岐阜県人会次期会長の辻まり子ご夫妻と共に、ブラジルから33名参加の計35名そして添乗員2名で10月17日ブラジル出発19日、日本着で11月3日までの16日間、日本を訪問いたしました。
【県連副会長として、日本政府関連機関訪問】
私は、前もって家内と10月14日に日本入りし、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)の市川利雄会長と、私は副会長として日本政府関連諸機関に挨拶回りをしました。
筑波大学、外務省(MOFA)、農林水産省(MAFF)、環境庁(MOE)、日本政府観光局(JNTO)、国際協力機構(JICA)、日伯議員連盟などを、訪問面談し、来年の日本祭りへの協力要請しました。
特に来年の日本祭りは、「もったいない!」がテーマでして、国連の持続可能な開発目標(SDES)に関連したもので、日本の得意分野という事で、その取り組みをブラジルでご紹介いただければ、とお願いしました。
皆様、大変ご興味を示され、テーマに沿った内容で、日本祭りに参加されると思います。

「第一回岐阜県人世界大会」慶祝団来日合流」

10月19日(水)
訪日慶祝団来日。 別便組も合わせて、35名が無事到着。 入国審査、税関検査を通り、一行送迎バスで、東京上野、アメ横、御徒町を散策、昼食。 銀座に移動し、「ユニOO」で爆買い、長い旅の疲れの中、ホテルにチェックイン。 荷物を下ろし、小休憩後、旅行会社招待の居酒屋でのウェルカム会食を執り行う。 会長の歓迎挨拶、自己紹介の後、日本料理に舌鼓をし、日本酒でリラックスして旅行の疲れを癒す。

10月20日(木)
東京2日目は、都内観光。 朝食後、大型バスにて、築地に向かう。 各自場外で買い物、寿司、卵焼き、生牡蠣などを堪能。 そのあと、歌舞伎座に寄る。 外から記念写真のあと、皇居へ移動。 雲一つない快晴で、我々訪日団を祝ってくれている様な素晴らしい天気でした。 ブラジルに子供の頃、親の駐在の関係でリオで学生時代を過ごした、ガイドさんの懇切丁寧な案内で参加者の皆さん大変ご満悦でした。
皇居前で、記念写真。
ここで私事ながら、偶然ながら高校の先輩に遭遇。 何故か胸が一杯になる。 それから、浅草方面に向かいあの「金色のOOO」のアサヒビールビル内の展望レストランで、西洋料理を戴く。 景色とゴージャスな雰囲気に皆さんウットリ!昼食後、向かいの浅草浅草寺を訪問。 雷門で、記念撮影、仲見世で爆買い、境内を散策して、本日の最後の訪問のスカイツリータワーに登る。 その高さ634m(武蔵ムサシで、暗記)、外は夜景でムードたっぷりでした。 新宿のホテルに戻り、各自食事に出かけ、1日終了。

10月21日(金)
朝食後、日帰りで日光東照宮までバス旅行。 片道3時間弱の行程。 紅葉が始まりかけた山間に徳川家康を祀った神社の日光東照宮がある。 豪華絢爛な、装飾、彫刻で圧巻です。
あの「見猿聞か猿言わ猿」「眠り猫」などの有名な装飾彫刻やら、極彩色の絢爛優美な数々の建物に一同感激。 爆写しきりです。
何段も続く階段を登り、霊廟見学。 疲れました。 その空腹を満たす日光名物ゆば料理で、舌鼓を打つ。 そのあと、いろは坂、中禅寺湖、華厳滝を見学。 紅葉と壮大な華厳の滝に、思わず感嘆。 東京までの帰途につく。

10月22日(土)
ホテルで朝食後、チャーターバスで富士山5号目に向かう。 約2時間半の行程。
富士山の標高は3,776m。  スタート地点の5合目は吉田口で約2,304m。  その標高差が約1,400mあるため、麓に比べて約8.4℃の気温差がある為、風が強く寒くてあまり長居したくは無く(笑)、富士山はやはり遠くから眺めた方が風情があると思います。 その後、箱根に向かい、箱根プラザで昼食,土産物屋で買い物。 それから大涌谷に向かい見学。 名物の黒たまごを味見。 宿泊先の三島駅前のホテルに向かう。
チェックインの後、居酒屋で、盛り上がる。

  

10月23日(日)
朝から、新築のホテルの最上階にある展望風呂でリラックス。 その前には、富士山がドーンと聳え立つ。
快晴の中、最高のロケーションで富士山を眺め、展望、露天風呂と浸かり至福の時間を過ごす。
暫くするとなんと!笠雲が出現!
縁起物と皆さんご満悦でした。
昼食後、目の前の三島駅から新幹線で京都まで移動。
そこから出迎えたチャーターバスで奈良に向かい、東大寺、法隆寺を見学し、日本の歴史に触れる。
全く日本らしい風景に一同感動!
きうふんさめやらぬまま、寺を後にし、大阪に移動、ホテルにチェックインの後、疲れも癒す暇なく、ショッピングに繰り出す。
皆さん本当に元気です! (つづく)

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長、長屋充良)

 

 

世界の県人会便り ⑬

 


岐阜からの「挑戦」各所に

正直、とても不安でした。 2021年4月に初めて開催した在仏岐阜県人会。 ほとんどがお互い初対面で、しかもオンライン。 会話は弾むんだろうか。
本当は1年前に行う予定でした。 数人で意気投合して発足に向けて動き出すと、わずか1ヶ月で30人もの方が集まりました。 「以前から岐阜県人会があったらいいと思っていました」とのうれしい声も。 色々準備を進めて開催まで1週間となった日、フランス国内での厳しいコロナ対策が発表されました。 翌日から外出は原則禁止、カフェやレストランも閉鎖され、県人会発足は無念の延期となりました。
その後も大人数集まる環境が整わず、やむなくオンラインでの初会合となったわけです。 当日は長期在住者、短期住者から、岐阜に留学したフランス人さまざまな人が参加しました。 まずは、発足を祝って各自ワインで乾杯.自己紹介に続いて、フランスから見た岐阜観光から、郡上踊りの流派、大垣の付け麺屋に至るまで、話題は尽きず時間を過ぎて大変盛り上がったところです。
当初の不安はまさに杞憂。 同じ岐阜をルーツに持つというだけでこれだけ通じるものがあるんだと、感慨深いものがありました。
岐阜ゆかりの人との出会いもあれば、岐阜からフランスへの挑戦を見つけることもあります。 パリでは飛騨牛を使ったハンバーガを売っていますし、飛騨版画の作品を見たこともあります。 各務原の酒瓶が並ぶレストランもあります。
ソムリエがコンクールの決勝で揖斐のお酒を提案したのには驚かされました。
会員のほとんどはパリ周辺にお住いの方ですが、フランスの良いところは、花の都パリのみならず、伝統を保った特色豊かな各地方が息づいているところです。
県人会初会合にはオンライン開催を生かして東部のアルザス県からも参加がありました。 アルザス県は岐阜県と、また県内のコルマール市とリクヴイル村は、高山市、白川村とそれぞれ交流があり、つながりの深い地域です。 仏独国境の複雑な歴史の上に,双方の文化の触合が感じられ、また白ワインやビールも有名です。 機会をつくってぜひ訪れてみてください。
その後9月には、パリ市内のビストロで初めて対面での会合を開くことができました。 フランス在住の日本人はかって3万人とも言われており、岐阜にゆかりのある人はもっといるはずです。 コロナの状況に応じて今後活動を広げ、在住者と赴任者で協力して長く続く楽しい会にしていきたいと思っています。

在仏岐阜県人会幹事。 国枝玄(くにえだ。 げん)さん略歴
揖斐郡池田市出身、幼年期は飛騨古川でも過ごす。 2001年に農林水産省に入省し、主に国内政策を担当。 フランス留学、熊本県庁出向などを経て、19年から外務省OECD代表部参事官として2度目のパリ生活中44歳。
メッセージ:パリは2年後の2024年のオリンピック。 パラリンピックの開催地、もう準備が始まっています。 岐阜出身の選手がこの町で大活躍するのをぜひみたいですね。
連悪先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年10月の出来事

  • 02日 絵画展応募者全員へ作品展示OKの連絡
  • 04日 絵画展カタログ製作のため履歴書及び作品名/サイズのリスト宮島氏に送る
  • 06日 ブラジル日報新聞社へ11月07日に絵画展日本国総領事館にてオープンのお知らせ取材お願い。
  • 12日 長屋会長第1回岐阜世界大会参加の為訪日
  • 17日 岐阜県人会訪日団出発,19日~11月03日まで日本滞在
  • 18日 県人会会報10月号メール送信、郵送
  • 21日 定例理事会
  • 28日 宮坂財団からの第18回日伯友情交流絵画展支援の金額振込まれる

 


2022年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年10月21日(金)19:00
  • 参加者: 長尾昇ジョージ会計理事及び在職会長、国井宏裕副会長、清水リナ春美地方理事、コダマ·エンリッケ理事、大野マルコス理事、平野イラシー·エミ理事
  • 議事録:
    1. 副会長の挨拶
      参加理事一同に感謝の言葉を述べる。
    2. 9月の活動を清水リナ春美地方理事が報告
    3. 9月の会計報告を長尾昇ジョージ会計理事が報告
    4. 第18回絵画展に関する事項を平野イラシー·エミ理事が報告
      絵画展の準備、ファローアップ、後片付けのコラボを募る。
    5. 第四回GMGの開催について長尾昇ジョージ会計理事その他の理事が報告。
    6. 第一回岐阜県人世界大会GKIについて長尾昇ジョージ会計理事その他の理事が報告。
      長屋充良会長はGKI準備のため既に日本へ出発している。
      理事及び家族は後日日本へ出発する。
    7. その他の事項
      長尾昇ジョージ会計理事が県人会の携帯電話のWhatsAppが機能しなくなったので、使用されていない携帯電話の寄付を求める。
      福岡県人会の県民移民110年記念及び県人会設立90年記念式典に大野マルコス理事が出席する。

 

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会報 2022年10月

訪日旅行の見どころ

 

岐阜県人会主催の日本旅行がやってきました。
2022年10月17日~2022年11月4日のツアーに参加する方々は、日本のいくつかの美しい風景を味わってみてください。ここでその一部を紹介します。

  1. 浅草観音 (東京都)
    浅草寺は東京都で最も古いお寺で、浅草観音は東京で最も人気のある観音様の一つの観音像を安置していることから浅草観音とも呼ばれています。日本の仏教で最も人気のある寺院の1つであり、毎年約30万人の訪問者が訪れます。
    (フォント: https://www.senso-ji.jp/english/
  2. 日光
    日光は、日光国立公園の入り口にある町で、日本で最も華麗な装飾が施された神社である東照宮と霊廟で有名です。徳川幕府の創始者である徳川家康の神社仏閣があります。日光は、その自然環境とともに、何世紀にもわたって、建築と装飾の傑作であり、Unescoの世界遺産に指定されています。最初の建物は、8世紀の僧侶による日光の開墾とともに日光の霊峰の中腹に建てられました。また、それらは日本の歴史に密接に係り、偉大な将軍、徳川家康(1543-1616)が祀られています。」
    ヒント:公園を散歩するとき、美しい建物の装飾に目を向けてみてください、3匹のサル(聞こえないサル、しゃべらないサル、見えないサル。見猿、言わ猿、聞か猿=三猿)にご注目。
    (フォント: https://www.japan-guide.com/e/e3800.html  、 https://whc.unesco.org/en/list/913/
  3. 箱根・芦ノ湖
    温泉、自然美、絶景で知られる芦ノ湖、箱根は、日本人、外国人が東京からの休暇を探している観光客の間で最も人気のある目的地の1つです。芦ノ湖は富士箱根国立公園に位置しています、周囲21キロメートルの火山の噴火口で、晴れた日には有名な富士山、湖上からは箱根神社の赤い鳥居が見えます。(箱根神社)
    (フォント: https://www.japan-guide.com/e/e5200.htmlhttps://www.kanpai-japan.com/hakone/ashi-lake
  4. 奈良公園
    奈良の鹿は神様のお使いとされ街のシンボルであり、日本全国で知られています。
    公園内の鹿は野生動物であり、さまざまな植物を含む自分の食べ物を完全に見つける能力があります。
    鹿に「鹿せんべい」をあげるのも楽しみの一つです。面白い事実:「鹿せんべい」には何が入っているのか?答えは小麦粉とふすま、鹿の健康を考え砂糖を使わずに作られています。訪問者が鹿に限らず他の動物に提供しても全く問題ありません。鹿せんべいは奈良鹿保護財団の登録商標であり、収益の一部はシカの保護活動に充ててます。
    (フォント: https://narashikanko.or.jp/en/feature/deer/
  5. 大阪のストリートフード–大阪は日本全国各地のグルメの拠点として、食い倒れの街として有名で、全国各地から、
    食通が訪れ、屋台料理はほとんどの場所で見つけることができます。観光客やビジネス客が行き交う繁華街では見かけることができます。
    観光客や忙しいビジネスパーソンが、手軽においしい軽食を求めて行列が出来たりします。大阪に行ったなら絶対に見逃せない、絶対試す世良い機会です。

    • お好み焼き: ヘルシーな卵を混ぜた生地を鉄板で焼き、タレを塗りマヨネーかけ、刻んだ野菜とベーコンからシーフードまでお好みの肉のトッピングしてください。ヒント:ベジタリアンバージョンが必要な場合は、「肉なしでおねがいします」と注文してください。
    • たこ焼き: 日本祭りでブラジル岐阜県人会の一番の人気の大阪オリジナル版。ヒント:噛むと内側が熱気ムンムン、ヤケドをしないようたこ焼きに穴を開けて熱を逃がすのがおすすめです。
    • みたらし団子: スティックに付いた小さなお団子に注目、グリルで焼いて、お団子が柔らかくなるまで調理し、砂糖と醤油をたっぷりかけ、もっちりとした温かみのある食感と独特の甘辛い味が忘れられないデザートになります!
    • もなかとアイスクリーム: 最中は甘い小豆飴をカリカリのうすいクッキーで挟んだ日本の伝統的なお菓子です。アイスクリームと交互に食べると完璧なマリアージュが楽しめ最高です!
    • おでん: これぞ、日本のストリートフードの真の先駆者です。でもおでんは現代のストリートフードシーンから徐々に姿を消しつつあります。したがって、見かける機会があれば、ぜひ食べてみてください。寒い日にぴったり!
    • (フォント: https://www.cityunscripted.com/travel-magazine/best-street-food-in-osaka

よい旅を楽しんでください!!

(ポ語原稿: ブラジル岐阜県人会理事-橋詰セシリア)

 

第1回岐阜県人会世界大会旅程

 

  • 10月19日(水)
      • 日本到着、入国手続き後現地受付に迎えられホテルへ移動
      • 午後:自由行動
  • 10月20日(木)
      • 終日東京市内観光、ランチ含まれる
      • 午後遅くホテルに戻る、夜は自由
  • 10月21日(金)
      • 終日日光観光ランチ含まれる
      • 午後遅くホテルに戻る、夜は自由
  • 10月22日(土)
      • 荷物は大阪のホテルへ運ばれます
      • 終日富士山と箱根観光
      • 午後遅くホテル三島、夜は自由
  • 10月23日(日)
      • 新幹線にて京都へ移動
      • 奈良半日観光
      • 午後遅く大阪のホテルへ移動、夜は自由
  • 10月24日(月)
      • 終日大阪観光(黒門市場、海遊館、大阪城
      • 午後遅くホテルへ、夜は自由
  • 10月25日(火)
      • 荷物は京都のホテルへ運ばれます
      • 午前中神戸観光
      • 午後新幹線で広島へ、広島平和記念資料館ツアー、
      • ホテルチェックイン、夜は自由
  • 10月26日(水)
      • 午前は宮島観光
      • 午後は新幹線で京都へ、夜は自由
  • 10月27日(木)
      • 終日京都観光「金閣寺、二条城、清水寺」
      • 朝食と昼食が含まれている、夜は自由
  • 10月28日(金)
      • 荷物は岐阜のホテルへは運ばれます
      • 京都から岐阜への移動、関が原合戦博物館と大垣
      • 岐阜ホテルへ、夜は自由
  • 10月29日(土)
      • 14:00~17:00 岐阜世界大会儀式
  • 10月30日(日)
      • 10:00~16:00 岐阜世界大会文化活動
  • 10月31日(月)
      • 荷物は東京へ運ばれます
      • 終日岐阜県観光(下呂温泉、水明館)
  • 11月01日(火)
      • 終日岐阜県観光(奥飛騨温泉、平湯館)
  • 11月02日(水)
      • 半日岐阜県観光、午後から名古屋、新幹線品川駅へ
  • 11月03日(木)
      • 8:30 ホテルチェックアウト
      • 12:15 羽田発フランクフルトへ

 

 


2022年9月の出来事

  • 02日 事務所の建物停電(グロリア通り奇数側だけ)
  • 07日 第18回日伯友情交流絵画展委員会
  • 08日
    • 県庁より2023年度の県費留学生内定通知、日比野アリサさん決定
    • アリサさんに報告と書類提出の指示をする
  • 09日 昨年日本からの絵画展参加者に本年度の参加登録受付報告
  • 15日 ブラジルからの絵画展受付〆切
  • 16日 定例理事会
  • 30日 本日まで絵画展受付〆切延長ブラジルから37名、日本から3名参加計40名

 


2022年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 9月16日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、清水リナ地方理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2023年度岐阜県費留学生に日比野アリサさんが、内定。
      • JICAボランティアで岐阜県出身の多賀かえでさん(日本カントリークラブでソフトボールの技術指導)が10月に帰国が決まり、10月1日に、レストランで有志が集まり送別会開催。
      • アリサさんの祝賀会も重ねる。
      • 第一回世界大会に、37名の慶祝団が結成され、南米関係で岐阜合流組を合わせると、50名近くになることを報告、感謝を述べる。
      • 来年の仮説にあたり式典、日本祭り、岐阜県紹介ブース同時開催を検討。 準備委員会開設を決める。
    2. 8月度活動、佐久間書記理事より報告。
    3. 8月度会計、長尾会計理事より報告。
    4. 2023年日本祭りについて
      • 新メニューとして栗きんとんを検討。 国井副会長にピエダーデの生産者との交渉をお願いする。
      • ほうば寿司のほうばを、輸入検討
      • たこ焼き器を2台新規購入する事に決定
    5. 絵画展について
      • オープニング11月7日(月)15:30とし、午前中に搬入、会場設置をする。マンパワー不足をどうするかが、課題。
      • 日本,岐阜県から3名の参加。岐阜県、岐阜市役所のご支援に感謝する。

 

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会報 2022年09月

リベイラ渓谷日本移民史料館

 

ブラジル移民生活を記録するために、日本移民史料館が設立されました。 特にサンパウロ州のヴァーレ・ド・リベイラ(Vale do Ribeira)日本移民史料館が有名です。
この移民生活は新しい世代に受け継がれ、日本人とその子孫以外の民族の対話、経験と視点から、新しい価値を生み出す可能性があります。 (OI;MARINS,2008)。
残された遺産を守るために、地元の家族から寄贈された物が移民史料館に保存、保管されています。 写真集や書類など個人に属するものや、作業道具、衣類、家具など、家庭用品、出版物、レジストロ市の代表的な建築のマケットなどがあります。
レジストロ市民が自身の生活の記録を史料館に寄贈したものですが、サンパウロ市にある、過去の移民・メモリアル(Memorial do Imigrante)、現在の移民史料館(Museu da Imigração)の成り立ちと非常によく似ています。
名前の変更だけではなく、移民とその家族が寄贈された個人的な物の「崇拝」や「認識」から脱却する、史料館の意義が大く変化しました。
それは、この資料館に関係した移民だけではなく、他国の移民、又は私たちの日常生活に接する他民族をも包括する、より広範な方向に向かって成長したと思える。 (EXPOMUS、2014)。
前述された事を認識して、日本移民資料館が、他の民族移民資料館と接触する可能性があることは否定できない。 非日系移民がどのような体験や生活をされたのだろうか。 過去の移民の史料がレジストロ地域にないことは、先住移民の逃避によるものではないだろうか。 レジストロ地域の人口は、他州や近郊の地域の住民の移動に左右されているのだろうか。 観光客もどの様に影響しているのだろうか。

 

  • 一般情報:
    • Rua Miguel Aby-Azar, 224 – Centro – Registro – SP – Cep: 11900-000
    • 電話: +55 (13)3821-4130
    • 電子メール: [email protected]
  • SNS:
    • Facebook: https://www.facebook.com/memorialimigracaojaponesavr

資料:
教育・観光関係者用ブックより抜粋
プロジェクト:「ヴァーレ・ド・リベイラ日本人移住者記念碑:文化、歴史、地域」
提案者:Associação Cultural Nipo Brasileira de Registro (日伯レジストロ市文化協会)
Edital Proac Expresso nº13/2020 – Modernização de Museus, Arquivos e Acervos no Estado de São Paulo
ProgramadeaçãoCultural – PROAC Editais(美術館の近代化)により構想されたものである。
ProgramadeAçãoCultural – PROAC Editais (文化活動プログラム)

(ポ語原稿:ブラジル岐阜県人会レジストロ地方理事-清水リナ)

 

 

死後の世界。(人生の記録)

 

あと5時間21分しか生きられない!
この文章を配信するために、最大限の期限を自分に課した瞬間。
この締め切りは、昨日最終的に言い渡されたものでした。 私たちが今生きていることは、使命があるからです!その使命は、私たちが生化されている現在の人生で終わるものではないと思います。
義母は、「人生は、一瞬で消える、ロウソクの炎のようなものです」と言っています。 しかし、私は「人生は強烈に生きるものだ!」と思います。 どんなふうに?インテンス!強烈に!一瞬を大切に生きることです。 幸せな人生を送るために、常に行動的、、活動的であるために、健康に恵まれる必要があると私は考えています。
生老病死!おそらく人生の4つの真理であろうか。 だから、人間は
生れてくるときに泣きさけぶのでしょうか。 日本人はお通夜で悲しまないと言ったのは誰でしょうか?
「ハハ」(日本語で「の母」)の死後の世界の生活をかいま見ました。 そして、「生命」に感謝しながら、生きていくのです。
生まれるときの実感(覚えていないけど)、病気の実感も体験しました。 愛と尊敬の念を抱いて、世界の四方の安全を祈り、家族の調和も祈っています。 私の国ブラジルでは、尊敬と無礼があふれています。 我が国でも戦争の歴史があります。 因みに、ファラポス戦争(GuerradosFarrapos)、カヌードス戦争(GuerradosCanudos)、1930年革命(Revoluçãode30)。 パラグアイ戦争(GuerradoParaguai)はブラジル最悪の戦争で、人間の怒りのために多くの人が死にました。 これらの戦争について、私が感じたこと、あるいは勉強してきたことの実感であります。

「生きること!幸せであることを恥じることなく、歌って歌って歌いまくる。 「永遠に学ぶ人」であることの素晴らしさ……」と、ゴンザギーニャ(Gonzaguinha、ブラジルの作詞家、歌手)は歌詞の中で述べています。
私が死を意識したのは、母方の祖父が当時7歳の時に亡くなり、母方の祖母である大野と武田が当時23歳と32歳の時に亡くなっていくのを目撃しているからです。 第二次世界大戦で戦った、看護師であった祖父の大野正一さんの写真です。 他界された母や祖父母たちは、私の心の中で生きています。
両親の大野光男とイヴォネへ(Ivone)(Inmemoriam)に感謝します。
コーヒーの休憩の前に、署名します。

私は、イザベリ(Izabelly)とイカロ(Ícaro)という2人の小さな子供の父親であり、後者は愛する妻エリカ(Erika)の子宮の中にいます。

(ポ語原稿:クロニクル ― 大野マルコスアキオ – ブラジル岐阜県人会理事)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑫
自動車企業の交流盛ん-デトロイト

 

デトロイト岐阜県人会は2009年に、岐阜県出身や岐阜県にゆかりのある14人が集まり活動を開始しました。 会員はミシガン州やオハイオ州北部の日系企業の駐在員や配偶者、永住者や米国人と国際結婚した方々などで、現会員数は20人です。 年に数回集まり、総会という名の食事会(=飲み会)を行っています。 出身地やゆかりのある地域は県内全域に広がり、多様な岐阜弁が飛び交い、かなりローカルな話題で盛り上がることもしばしばです。 最近は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で集まる機会がなく寂しいです。
ミシガン州は、アメリカ合衆国中西部に位置し、五大湖地域に含まれ、州の北と東は湖を挟んでカナダの国境に接しています。 ロウアー半島とアッパー半島という二つの大きな半島で構成され、ロウアー半島はミトンの形に似ています。 その小指と薬指の部分の地域は素晴らしい景観で、有数の観光地となっています。
その内マキナック島は、自動車の乗り入れができず、島内での移動手段は馬車か自転車とユニークです。
岐阜県とは異なり高い山はないですが、針葉樹の森と湖に恵まれています。 冬の寒さは厳しく、12~2月は終日氷点下の日が続き、最低気温もマイナス20度を下回ることもあります。 年末に降った雪が解けることなく残り、湖にも氷が張り、一面に銀世界が広がり、とても美しいですよ。
また、北米における自動車産業発祥の州として知られており、フォードやゼネラルモーターズ、クライスラーというビッグ3が誕生しました。 日本からも自動車に関わる企業など約500社が進出しており、それらの企業で運営するデトロイト日本商工会主催の日本祭りやソフトボール大会などのイベントを通じた地元住民との交流も盛んです。 日系企業の社員や家族など在留邦人数は約1万5千人です。 土曜日に日本の教科書を使って指導しているデトロイト補習授業校の児童生徒数は約750人と全米3番目の規模で、幼稚園児から高校生が参加する大運動会は圧巻です。

デトロイト県人会会長丹羽筆人(にわふでひと)さん略歴
岐阜市出身、60歳。 高山市で生まれ、郡上八幡や瑞浪にも在住した。 岐阜北高卒。 1999年に渡米後、カリフォルニア州、ニュージャージー州、ミシガン州の補習授業校や学習塾の教員を歴任し、米日教育交流協議会を設立。 「サマーキャンプinぎふ」を主催し在外子女の日本語・日本文化体験学習を推進。 北米からの帰国生の日本の学校への進学サポートも実践。
メッセージ:海外では岐阜では見たり聞いたりできない経験ができますし、岐阜の良さを感じることもできます。 岐阜の子どもたちには、ぜひ若い時に海外生活を体験し、グローバルな社会で活躍してほしいです。

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年8月の出来事

  • 04日 事務所の建物内の部屋所有者会議
  • 11日 県人会便り8月号メール送信、郵送
  • 18日 日本祭りの清算終える
  • 19日 定例理事会
  • 24日 絵画展委員会議
  • 27日 第23回日本祭りガストロノミー結果評価ミーティング

 


2022年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 8月19日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事、児玉エンリケ理事、大野美夏理事、大野マルコス理事、平野イラシ理事,大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本祭り岐阜県人会参加、成功裏に終わり感謝を述べる。
      • GKI世界大会訪日についての進捗状況を説明。 日本では、コロナ禍第7波の中であるが、世界大会開催は変動なし。
      • 訪日団31人が参加希望。 あと在日中のご家族、個人訪日など岐阜から合流組が、7名程ある。
      • 2023年岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年の佳節にあたり式典を日本祭りに合わせて開催予定。 式典開催実行委員会を結成することを発表。
    2. 7月度活動、佐久間理事より報告。
    3. 7月度会計、長尾理事より報告報告。
    4. 日本祭り収支決算、長尾理事より報告。
    5. 県人会事務所ビル、コンドミニオの経過会議長尾理事報告。
      住居、事務所の共同ビルとなる。
    6. 来年度記念式典&日本祭り&岐阜県フェア/実行委員会立ち上げ
      県庁と協議をしながら、準備を進める。
    7. 絵画展-9月15日が締め切りなので、参加を促すようSNSなどを各自拡散する。
    8. GMGイベント(佐久間)-11月27日(日)に開催する。

 

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会報 2022年08月

第23回日本祭りを終えて!

 

去る7月15-17日、ブラジル、サンパウロ市のエキスポ・サンパウロにて好天気の中、3日間で18万2千人の来場者があった、「第23回日本祭り」が開催されました。
コロナ禍の中、この様な人手があったのも奇跡に近いですし、財政難で開催が危ぶまれた主催者県連でしたが、市川県連会長の英断と実行力、そしてパートナーである谷口実行委員長の素晴らしい連携で、不可能を可能にしたイベントとなりました。
私どもブラジル岐阜県人会としましても、定例理事会で昨年末より、ブースで提供するメニューを検討から始まり一時期「ほうば寿司」を出そうとして、ブラジルに朴葉(Magnólia)が無いのか役員で色々調査したのですが、見つからず、代用品は無いのかと、今から日本から苗を持ってきブラジルで植えようという気の長い意見も出ましたが、取り敢えず継続課題とし、今回は最後になった3年前の日本祭りのメニュー-の継続と言う事で、1-五平餅、2-たこ焼き、3-けいちゃん(前回は焼きそばでしたが今回はご飯と丼物にしました)に決まりました。
日本祭り実行委員会を結成し、佐久間ソニア理事、長尾理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、橋詰セシリア役員、長屋エリザベッチ会長夫人をメンバーとして、準備を進めました。
日程表、材料、入れ物の市場調査、価格検討、調達、ボランティア募集、教育等、何度もオンラインで会議をこなし、本番に向けて用意をしました。
長屋が、全ての味付けを担当し試行錯誤の上、たくさんのモニターの意見を聞きながら、それなり納得する味付けとなりました。
いかに美味しく、来場者に食べ物を提供できるのかを念頭に、米はブラジルで1番の弥勒米、醤油は、キッコ-マン(一部地元日系商品)と質を追求しました。
多少経費が掛かっても、本場日本に近い味付けにしたつもりです。
その甲斐があってか、予想外の売れ行きになり、前回の約80%アップの収益となりました。
実行委員会のメンバーが、仕事の合間を縫って、ものを探し交渉、調達という繰り返しでどうにか準備が整い、本番一週間前、そして前日と準備をしました。

 

沢山のボランティアが参加頂き、たこ焼きの、タコを100kg茹で、一個分に切り、500個分のパッケージにして、1万8千個分冷凍しました。
天かすも12kg作り、紅しょうがもみじん切りにし冷凍です。
前日は五平餅の御飯を半殺し型に入れ成型、鶏肉を一口代に業者に注文したものに、事前に用意した自家製タレに漬け込み、当日は朝から業者に頼んだキャベツ、ネギ、飲料水を受け取り、7月15日(金)11:00から始まる日本祭りに備えました。

たこ焼き1,000個分の生地を何回も作り、金曜日とはいえ例年になく大勢の来場者に恵まれ、夜21時の終了まで休み無く、この3日間、2部制でしたが、スタッフ不足で大部分がぶっ通しになってしまい、申し訳ないことをしてしまいました。
大いに改善の余地ありです。
次回は、もっとボランティアを増やし、対応したいと思います。 五平餅も完売し、大変おいしいと評判でしたし、たこ焼きも混ぜ物なしで、日本の味に近いと言っていただきました。
残念ながら、思う様に売れなかったのは、けいちゃんでして、11月に帰国の際、下呂市のまるはち食堂にも赴き、本場の味を確かめ、実家でも何度かけいちゃんをして味付けには自信があったのですが、宣伝が振るわなかったのか、目標の30%止まりでした。
また新しいメニューを考えたいと思います。
ご拝読の皆様、何かいいアイデアがありましたら、当県人会の事務局までご一報お願い致します。

郡上踊りは、男性5人女性10人15人で踊らせて頂きました。
15分間という時間帯の中で、かわさき、ヤッチク、ゲンゲンバラバラ、春駒を披露し、今回は会場を盛り上げようと、「ダンシングヒーロー」を観客と踊らせて頂き、一体となって踊り大好評でした。
93歳87歳85歳という高齢ながらシャキシャキのおばあちゃん達と、ひいては20代と、世代を超えたメンバーで構成されて和気藹々と楽しい時間を共有させて頂き、またブラジルは47都道府県人会が揃う世界唯一の国ですが、その中で静岡、群馬の県人会会長もご参加いただきました。
県人会会員の皆様、その家族そして友人とたくさんの方々のご協力頂き、成功裏に終わることが出来、紙面を借りまして、心よりお礼の言葉を申し上げます。
本当にありがとうございました。
来年の「第24回日本祭り」は、2023年7月7.8.9日と決まっており、また2023年は、岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会85周年の佳節を迎えますので、大仕事になりますが、母県より古田肇岐阜県知事はじめ慶祝団の皆様を日本祭りに併せてお迎えし、岐阜県県産品、観光をアピールする「岐阜県フェア」も同時に出来ないものかと、私案ながら検討しております。
その折りには、皆様のご支援ご協力を、引き続き宜しくお願い致します。

改めて日本祭り大成功!おめでとうございました!

(原稿:ブラジル岐阜県人会 会長 長屋充良)

 

 


2022年7月の出来事

  • 04日 日本への会報、郵便物宛先不明で54通送り戻り(日本からの郵便物は2年間一切停止された為、開放されて一気に戻され)。
  • 10日 長屋会長宅で日本祭り用たこ焼き準備。
  • 14日
    • 長屋会長宅で日本祭り用五平餅準備。
    • 日本祭り用の器具や仕様品運送会社引き取り。
  • 15-17日 SãoPauloEXPOで日本祭り、県人会もたこ焼き、けいちゃん丼、五平餅販売。
  • 22日 定例理事会、2023年度の県費留学生選考会。
  • 28日 県費留学生応募者、日比野アリサさんが書類届ける。 速県庁へメールで送信、源本は
    郵便で送る。

 


2022年7月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年7月22日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、大野美夏理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、清水リナ理事、大野ルマ理事、金子亭資相談役、大野光男正監事、橋詰役員、(留学生候補者)香川イザベラさん、日比野アリサさん)
  • 議事録:
    1. 会長挨拶:
      • 日本祭りボランティア参加協力に対し感謝を述べる。
      • 2019年に比べ80%増の売り上げ報告。
      • 県費留学生制度について経過説明。
    2. 6月度活動、佐久間書記理事より報告。
    3. 6月度会計報告、佐々木事務局長給料調整説明承認長尾会計理事より報告。
    4. 2023年度岐阜県県費留学生選考会
      • 会長説明
      • 大野ルマ理事元留学生留学体験発表
      • 香川、日比野両候補者自己紹介
      • 質疑応答
        • 大学に関する情報、日本語能力、岐阜の留学生活状況などを、確認。
        • 両候補者、親族の金子相談役退席をお願いし、投票。
        • 投票結果、8X5で、日比野アリサさんを2023年度岐阜県県費留学生ブラジル岐阜県人会正式候補者と決定!
        • 結果を、オンライン会議にて、両候補者に報告。
    5. 第23回日本祭りの反省
      • ボランティアを増やさないと、長時間働くことになり改善の必要
      • 今回お陰様でたこ焼きが大反響で、長い列が出来る。 その対応の仕方を検討することが必要。
      • 注文によって、受け取り場所を指定するとか、列に並んでいるときに追加をしたい時にどうするのかとか、検討必要。
      • けいちゃん丼について、味付けは問題ないが、認知度が低く、売り上げ目標の30%で終わってしまった。
      • 鶏肉注文を初日だけにし、残りの注文をキャンセル出来たので、大事に至らず。
      • 来年度は、新しいメニューを考える必要あり。
      • 郡上踊りの時間がブースの忙しい時間帯と重なり、来年は金曜日とか調整が必要。
      • 換気扇の設置場所をたこ焼きの上になる様に、変更必要。
      • 県連のガス料金の徴収方法をバーナーの数で一律に計算している現行のやり方に、不満。
        型や日本製のバーナーは省エネルギー化しているのに、ブラジル製のバーナーはその規制がなく一律に徴収するのは、問題あり。 できればブースごとにメーターを付けてるのが、正しい。 県連に進言予定。
    6. 来年の日本祭りと岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年記念式典を同時期とし、日本からの慶祝団を受け入れ準備の為に、今から実行委員会を設立して用意をすることを検討。

 

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会報 2022年07月

さくら

 

桜の開花は日本の代表的なイベントであり、例年3月下旬から4月ごろ行われる、地域によって異なる場合があります。 1〜2週間程度の短い期間での出来事です。 この時期、人々は公園で花を観賞することを「花見」と呼び、その木の下でピクニックをするのが風習となっています。
桜は、新しい出発、幸運、希望、無常、はかなさの象徴であり、人生の短さと尊さを思い起こさせるものである。
この花は国際的にもよく知られており、この花を使った食品や飲料がいくつかある。 花びらは料理の味付けに使われ、お茶やゼリー、餅の材料にもなる。
また、映画『君の名は。 』の新海誠監督が、桜の花びらの落下速度(秒速5センチメートル)を題材にした『秒速5センチメートル』など、映画やドラマで取り上げられることもある。
日本には600種以上の桜があり、日本最古の桜は山梨の実相寺に植えられた樹齢1800年から2000年の神代桜と言われている。
不思議なことに、ブラジルの桜の開花時期は7月中旬から8月までで、7月2、3、9、10日にはサン・ロッケ市で「文協桜祭り」が開催されます。
桜の木はその他の市外では、次の場所で見ることができます。

  • カルモ・パーク
  • BSGIカントリーサイド文化センター
  • カンポス・ド・ジョルダン
  • クリチバ植物園
  • フレイロジェリオ市内にある「さくら公園」

(ポ語原稿:ブラジル岐阜県人会理事エンリッケ児玉)

 

 

県人会インターナショナル会員の皆さんへ

やーっとかめやなも。 まめにやってござらっせるかな?5月15日のオンライン講演で「ふるさとの訛りなつかし岐阜弁事情」をお話しした神田卓朗です。 わっちはまんだ元気にどーぞこーぞ生きちょるでなも。 当日の会員の皆さんからのご質問について遅ればせながら追加のお答えをお届け致します。

(1)郡上市出身の女性会員の方から「郡上にいた時に『へっあ、まめなかな!』という挨拶を耳にしましたが、あれは郡上弁なんでしょうか」とのご質問がありました。
「お年寄りが主に使う間違いなく郡上の挨拶です。 ただ今も使われているかどうかは?です」とお答えしました。 その後少し調べてみました。
①郡上市美並にある「日本まん真ん中センター」に勤めている50代
の女性職員は『へっあ、まめなかな』は聞いたことがないけど、郡上市が出している「郡上かるた」に載ってますよ」と教えてくれました。
②また郡上を中心に全国でフォークソングを歌い続けている元ピぺ・ファートのリーダーで雑花塾の中心メンバーである八幡町島谷の増田康記さんに聞いてみると「『へっあ、まめなかな』は昔は聞いたけど、今はほとんど聞かない。 どちらかと言えばおじーちゃんが良く使ってたね。 「郡上かるた」に載っているのは、『へっあ、まめなかな』を使わなくなったからだと思う。 」と話していました。
③さらに八幡町栄町出身で映画「郡上一揆」の撮影の時に、郡上弁指導に当たった上野道子さんは、「うちは昔、酒屋とたばこ屋をやっていたので、50年くらい前は近くの町や村からバスでやってくる60歳以上のおじーちゃんたちが「へっあ、まめなかな」と言いながら店に入ってきたり、「へっあ」と言って入ってきて、「まめで、おいでたかな」と挨拶をする人もいました。 それが普通でした」と話し、さらに「この前、集まりがあって、八幡町以外の郡上市内で「へっあ、まめなかな」と言ってる人がまんだおいでたよ」と聞きました」と報告してくれました。

ところで郡上市が発行した「郡上かるた」には「へっあ、まめなかな」が収められていますが、2010年現在の資料編(郡上かるた副読本・ふるさとに学ぶ)を見ると、次のように説明されています。
①「へっあ、まめなかな」は「こんにちは、ごめん下さい」という意味で、隣近所の家を訪問するときなどに、挨拶として使われていました。 この言葉は現在の八幡町・明宝の吉田川筋や、下川筋の相生、高鷲町・白鳥町・大和町の上保筋で使われています。
②八幡町で店を開いている人の話。 「『へっあ』は子どもの頃から、お店に入る時などに『こんにちは』『売っとくれ』という意味で日常的に使っていました。 『へ』と
『あ』の間は、玄関の敷居をまたぐぐらいの間をあけて言います。 今も店をやってますが『へっあ』と言って入ってみえる人はいません。 私は使い慣れた言葉なので、つい口にしてしまいます。 』
以上の通り「へっあ、まめなかな」は、郡上全体としては消えつつありますが、その一方で地域によって、ご高齢の方たちの間では今も愛用されているようです。

(2)次にかつては岐阜弁の横綱クラスと言われた「やっとかめ」について。 オンライン講演に参加されていた女性会員の方から、「『やっとかめ』という言葉は、高山では使わないと聞きましたが、どうなんでしょうか」とのお尋ねでした。
同じくオンライン参加者で高山市出身の男性会員は、「やっとかめは使わない」ということでしたが、その後、高山市の生まれ・育ち・在住の50代と60代の男性に聞いてみると、2人とも「やっとかめ」は自分では言わない」と答えています。
また飛騨市古川町の50代のF子さんは、「古川では「やっとかめ」とは言わんねぇ」と話す一方、下呂市で店を経営しているSさんは、「仕事の時やお客さん相手の時は言わないけど、古くからの友人や地元の仲間同士では今でも「やっとかめ」を使いますよ」とのことでした。
さらに高山市上一之町の三嶋豆本舗オーナーで飛騨地方の歴史・文化に詳しい長瀬公昭さんは「やっとかめ」についてこう話しています。 「飛騨弁では「さしことめ」と言います。 89歳の古川の先生に伺ったら、高山から古川にかけて「さしことめ」を使っているようです。 但し84歳の高山の先生に伺ったら「知らない」ということでした。 下呂地方では「さしことめ」は使わず「やっとかめ」を使っているということでした。 」
ちなみに飛騨方言研究者の岩島周一さんの著書「飛騨の方言」(1996年刊)によると、「『やっとかめは(=久しぶり)』は萩原町と小坂町(いずれも旧)で収集したほか、荒垣秀雄著「北飛騨の方言」と土田吉左エ門著「飛騨のことば」より使用例を得た。 また同じ意味の「やっとこめ」は益田郡(旧)と飛騨中部以南」で収集した。 同じ意味の「やっとめ」は小坂町と萩原町で収集した」と書かれています。 このほか同署の「飛騨方言の特徴」の中で「安否を問う場合の問答集」の例文として「サシーコトアワンガ、マメナカイナ」(長いこと会わないが元気ですか)をあげていますが、この「サシーコト」は高山の長瀬さんが伝えてくれた「さしことめ」と意味と語形が近いようです。
これらの情報とは別に、「やっとかめ」について調べてみると、岐阜県内の分布や類似語なども明らかになってきました。 かなり古くなりますが、平成の大合併の直前1998年に、岐阜県方言研究者の
加藤毅さんが、岐阜県と岐阜県老人クラブ連合会の協力を得て調査を行い、「日本のまん真ん中・
岐阜県方言地図」を発行しています。
それによると、「久しぶり」を意味する岐阜県内の方言は、①やっとかめ②やっとめ③やっとこめ④しばらくぶり⑤ながいことめ⑥ながいうち・・・の6種類が使われていることが分かりました。 もちろん共通語の「久しぶり」や「お久しぶり」という地域も少し交っています。 ただ「飛騨方言の特徴」に載っている「さしーこと」や長瀬さんの言う「さしことめ」はこの調査では全く見られませんでした。
岐阜県方言地図の「久しぶり」項目の分布を見ると、岐阜市を中心に西南濃、中濃、奥美濃、東濃に及ぶ美濃地方はほとんどが「やっとかめ」で、奥美濃・東濃にかけては部分的に「やっとめ」が使われています。
一方飛騨地方では次のような分布が明らかになっています。 (旧市町村名)
①やっとかめ=高山市・荘川村・清見村・宮村・古川町・白川村・萩原町・下呂町・金山町
②やっとめ=久々野町・小坂町・馬瀬村
◇旧馬瀬村中切のMさん(40代)「亡き祖母は「やっとめ」と言っていた」
③ながいうち=上宝村
④ながいことめ=神岡町・河合村・朝日村・宮川村
この岐阜県方言地図は、平成の大合併前に岐阜県老人クラブ連合会の会員
450人が協力し、当時の県内99市町村の各支部ごとに調査を行い、およそ9万語の岐阜県方言をまとめたものなので、今から22年前の古いデータとは言え、かなり正確なものです。
現在高山市や古川町でも「やっとかめ」と言わない人が増えているようですが、調査した方言地図を見ると高山や古川をはじめ飛騨地方全般でも以前は「やっとかめ」または類義方言が使われていたことは間違いありません。 従ってここ20数年の間に共通語化がさらに急ピッチで進み、「久しぶり」が浸透した結果と思われます。
2006年に岐阜市の男女高校生50人を対象に、岐阜弁50語についてアンケート調査をしたことがありますが、その結果50人のうち38人が「やっとかめ」の「意味が分からない・使わない」と答えており、今では「分からない・使わない」という高校生がもっと増えている可能性があります。 この時の調査では、岐阜弁50語のうち高校生たちは27語を理解できたものの、23語については分かりませんでした。 今では・・・。
かつては岐阜弁を代表する「やっとかめ」が今や姿を消しつつあり、岐阜市の中学生からは「在来種の亀ですか」という質問が出るような時代になっています。
このような方言離れの現象は、岐阜県ばかりでなく全国どの地方でも同じように見られます。 それだけに今こそ地域文化の要である岐阜の方言を見直し、教育的な観点からの取り組みも必要とされています。
なお「やっとかめ」の同義方言「さしーこと」または「さしことめ」は、「やっとかめ」以前に飛騨で使われていた語いなのか、あるいは地域的分布による違いによるものなのかについては、まだ分かっていません。 どなたか調べてみたいという方はいらっしゃいませんか。
以上「へっあ、まめなかな」と「やっとかめ」のご報告まで。 というようなことで、せけーじゅーにおんさる岐阜県出身者のおまはんた、どーぞこれからも、まめに
やっちょくんせー。 えか!?飛騨出身の人んた用のえーさつ→そしゃ、そーゆー
こって、ためらってな!
ぜーしょの大阪を離れて岐阜での生活が52年になってまった神田卓朗拝

(原稿:GKI第4回オンライン定例会の講師、神田卓朗先生許可転載)

 

 


2022年6月の出来事

  • 06日
    • 宮坂財団に第18回絵画展の補助金申請の手紙を送る。
    • サンパウロ日本国総領事館に外務省共催名義使用許可申請書を送る
  • 11日 静岡県人会館で静岡、奈良、岐阜のコラボでフェスタジュニーナ
  • 17日 定例理事会
  • 22日
    • 絵画展委員会会議
    • 日本祭りシテイホール使用料金県連に納める
  • 24日 宮坂財団より絵画展スポンサー契約書送られてくる。
  • 28日 宮坂財団へサイン済み契約書送り返す

 


2022年6月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 6月17日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、金子亭資相談役、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 6月11-12日に行われた「フェスタジュニーナ」参加協力と準備の6月10日にも、協力頂きお礼を述べる。 販売目標を達成したことを報告。 郡上踊りで、たいへん盛り上がり参加者から感謝される。
      • 県費留学について県庁に問い合わせ中の件を報告。
      • 日本祭りボランティア参加希望状況を報告。 バラツキを是正する必要あり。
      • 日本祭りでの郡上踊り参加者を募る。
    2. 5月度活動、佐久間書記理事より報告
    3. 5月度会計、長尾会計より理事報告
    4. フェスタジュニーナ参加、佐久間書記理事が報告
      郡上踊りは非常に場を盛り上げて、会場が華やかになった。
      五平餅を金曜日からの準備より当日まで、佐久間母娘、大野マルコス理事、児玉理事、長尾理事、平野理事、金子モニカ、アドリアーナ姉妹、金子イザベル、よしこ事務局長、イソネウザ群馬県人会会長、長屋ベッチに多大な協力頂く。
      郡上踊りは、高井さん、佐久間母娘、大野マルコス、Lo、イソネウザ会長、長屋ベッチに大活躍していただく。
    5. 日本祭り準備報告:長屋ベッチ,フェスタジュニーナも兼ねて報告する。
    6. その他

 

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会報 2022年06月

5月の出来事

 

5月は雨も少なく、日本では五月晴れと言われるように、地球の反対側でも同じような快晴の毎日が続き、ブラジル日系社会では、いろいろなところで運動会や、イベントが開催されます。
(併しながら、今年は急に冷え込んで、苦労しましたね。 )
私事ですが、毎回ながら、仕事以外、県人会、GKI、県連と忙しい毎日ですが、今月は、第18回日伯友情交流絵画展の実行委員会立ち上げ、活動開始、GKIは、第4回オンライン定例会準備開催、県庁国際交流課との会議があり、県連は、7月15~17日の第23回日本祭りが3年ぶりに開催されるということで、その準備で毎週2~3回のオンライン会議があり、また各分科会でも会合と連日何か会合があります。
県連は、3年間日本祭りが中止となり、財政的にも大変厳しい、一般企業でしたらとっくに倒産しているような困窮した中、市川県連会長、谷口日本祭り実行委員長をはじめ関係各位の並々ならぬご尽力により奇跡的に開催まで漕ぎ着けました。
ただコロナ禍で日本並びにブラジルにおいても何処も困難な状況で、スポンサーも付きにくく、今回は不参加の企業も多く、実際どれくらいの集客があるのか予想出来ず、見切り発車的な状態ですが、皆さんの熱意で必ずや大成功と確信しております。
どうかみなさんもご家族ご友人をお誘いの上、ご来場ください。
また岐阜県人会のブース、郡上踊りで、ボランティア参加されたい方は、県人会事務局までご一報下さい。

岐阜県人会は、五平餅、たこ焼きそしてケイちゃん丼を販売いたします。
ケイちゃん丼は、2019年の初参加の時にケイちゃん焼きそばとして出しましたが、みなさんの意見をお聞きし、今回は焼きそばではなくご飯にかけて丼物として、みなさんに味わってもらおうと考えました。
是非、味見に来てください。

その他5月3日はJICA派遣ボランティアで本巣市出身、多賀楓さんが、ニッポンカントリークラブのソフトボール指導の為サンパウロ着任され、JICA事務所で他のボランティアの方と一緒にレクチャー、面談をさせていただきました。
大和撫子として、ブラジルソフトボール界発展の為に3年前に着任され、途中コロナ禍によって全てのボランティアに帰国命令で、日本に戻り、今回改めてあと6ヶ月赴任されるそうです。
出来る限り県人会活動にも参加いただき、色々な経験をしてほしいとお願い致しました。

その日の午後は、日本から小田原潔外務副大臣が来聖され、イビラプエラ公園内の「開拓先没者慰霊碑」参拝があり県連として参加しました。

日本の要人がサンパウロに来られる時は必ず慰霊碑に足を運んでいただきます。
上皇上皇后両陛下、天皇陛下、歴代の内閣総理大臣などご献花頂いております。
慰霊碑の地下には霊廟があり、日本より寄贈された3体の仏像があり、人間国宝の仏師制作されたものの他、あまり知られてませんが、日本の国宝級に値する鎌倉時代、快慶作の地蔵尊が安置されております。

一般非公開ではありますが、機会があれば、是非ご覧下さい。
本年も6月18日に114年目の移民の日を迎え、法要が慰霊碑にて執り行われますが、特に初期移民の筆舌に尽くし難い苦難は、200万人と言われる現在の安泰したブラジル日系社会の布石となったもので、その志半ばで、ブラジルの土となり、墓守もなく荒れ果て無縁仏となった先人の御霊を回向供養し、永遠の安らぎのために建立されたのが慰霊碑であり、感謝の意を込めて、守っていくのが我々の義務と思います。
どうか、イビラプエラ公園に行かれる際には、慰霊碑が日本館の前にありますので、一度足を運んで頂ければと願います。
その他GKIは、第4回オンライン定例会が開催され、5月23日のGKI創立一周年を記念して、岐阜弁研究の第一人者の神田卓朗先生の講演で、岐阜弁を学問的に分析され、非常に興味深いお話を頂き、岐阜学の知見を深める意義深いものとなりました。
GKI側からは、インドネシア、ジャカルタ岐阜県人会の澤田喜久彦氏の、岐阜愛、インドネシア愛に溢れた講演も大変関心が集まりました。
次回7月23日午後9時(ブラジル時間)からの「第5回オンライン定例会」は、岐阜市出身で世界的に有名なジャズトランペッター大野俊三氏(米国在住)の講演が決まりましたので、皆さん是非この機会を見逃さない様に、多数ご参加お願いします。
GKIは他に、GKIメンバーによる岐阜県内小中高校生を対象にした「オンライン課外講座」の「ギフセカ」プロジェクトが開催され、母校長良高校で、高校3年生に向けて9人の講師がクラスに分けて講演し、人生で一番悩む時の、大きな羅針盤になり得たのではないかと思います。
また本年、第18回となります日伯友情交流絵画展の実行委員会を立ち上げ、11月7日から二週間の間、日本領事館との共催で総領事館のホールと、オンラインのハイブリッドで開催されますので、岐阜県からの参加増を期待して、今までにない絵画展としますので、楽しみにお待ち下さい。
6月10日より外国人団体観光の受け入れ再開が決まりました。
10月29/30に開催される「第一回岐阜県人世界大会」への参加が、可能となりましたので、10月17日出発11月4日帰国の予定で、アルゼンチン、ペルーの仲間と一緒に訪日団を結成し、ご家族ご友人をお誘い頂き、一生の思い出になる旅行にしましょう!
6月11/12日の静岡県人会に於ける「フェスタジュニーナ」に岐阜県人会も五平餅を販売して、また郡上踊りを披露しますので、足を運んで頂ければと思います。
まだまだコロナ禍は続きますが、ワクチン接種頂き、ご自愛ください。
引き続きご支援ご協力宜しくお願い致します。

(原稿:岐阜県人会会長長屋充良)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑪
多民族国家、多彩な活動

 

シンガポール岐阜県人会は2010年に発足し、現在12年を迎えました。 私自身可児市に滞在していたこともあって幹事として携わっており、岐阜県出身者のみならず、岐阜に興味のある方も含んで構成されています。 登録されている方は100人前後ですが、隠れ岐阜の方も多数おられ、入国されてくる方だけでなく出国される方も多いため、会員にならない方も多数います。
シンガポールという国名は、サンスクリット語の「獅子の町」、マレー語の「スィンガプラ(Singapura)」が由来で、その名の通りLion Cityとも呼ばれています。 最大の島は、シンガポール島ですが、実際は大小60以上の島から成り立っており、約500万人が生活しています。
1862年から、日本人が居住し始め、その後過去の日本軍との関係もありましたが、シンガポールの独立後、日系企業の移転も増え、1990年代ごろより日本文化への理解や観光客も増え始めました。 その後、地下鉄、カジノや近代的なビルもさらに建設され、今に至ります。
一番多いのは中華系ですが、マレー系、インド系とその他から形成される多民族国家でもあり、公用語は英語。 各民族では、それぞれの言語も話すことができます。
県人会の主な活動としては、コロナ前であれば3カ月に1回の割合で、食事会やバーベキューを開いて集まっておりましたが、現在コロナ禍ということもあり、自粛しながら可能な範囲で食事会などを楽しんでいます。
ゴルフも、島内でもできますが、マレーシアやインドネシアへプチ海外旅行気分で行くことの方が多いです。 まだ参加してはないですが、47都道府県の県人会対抗ゴルフも年に4回ほど開催されています。 いろいろな活動や日本人のコミュニティーを通じてつながることができるのも、シンガポール滞在の魅力と思います。
現在、シンガポールでは新型コロナの影響もあり、いろんなイベントが中止されていました。 が、少しずつではありますが、人の集まりや行動も緩和されてきております。 今年こそは新型コロナも終息し、日本との往来が隔離なしでできるようになればと心待ちにしております。
最後に、以前シンガポールに滞在されていた方、今年、世界大会が予定されていますので、ぜひ参加ください。

シンガポール県人会幹事永田規明(ながたのりあき)さん略歴
可児市滞在歴あり、シンガポール在住、49歳。 ジョホールバルとシンガポールを行ったり来たりしながら在26年余り。 家族は、中華系の妻と大学生の娘の3人。
メッセージ:日本滞在より、海外滞在の方が長くなる年齢に達してしまいましたが、慣れ親しんだ土地で、楽しく仕事に娯楽に励んでおります。 以前より物価が高くなっていますが、日本と変わらない感じで動けますので、どうぞ旅行に行けるようになったら、遊びに来てください。

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年5月の出来事

  • 03日 開拓先没者慰霊碑を長屋会長慰問
  • 05日 援協からボールペン30本が寄付された。
  • 10日 カルトリオから総会書類登録okの連絡
  • 11日 本年度の絵画展展開について委員会会議
  • 14日 GKI創立1周年第4回オンライン定例理事会
  • 17日 5月号県人会会報メール送信、郵送
  • 20日 定例理事会
  • 25日 絵画展委員会会議、本年度の絵画展は11月7日~18日でバーチャルと総領事館ホールのハイブリッドで開催決定
  • 26日 県連代表者会議

 


2022年5月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 5月20日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、大野美夏理事、清水リナ地方理事、児玉エンリッケ理事、金子亭資相談役、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶:
      • 理事会参加に対し謝辞。
      • 2023年度県費留学生の候補者が2人(金子相談役の孫イザベラ香川さんと、日比野亘元理事の娘さんアリサさん)があり、二人の希望学科が岐阜大学にあるのか県庁に問い合わせをしたことを報告。
      • JICAのボランティアで岐阜から、多賀楓さんが、日本カントリーにソフトボールの指導者として来伯し、長屋がJICAで、面談。 県人会活動に参加お願い。
      • 日本祭りで、当初予定していたデリバリーを止め、前売りと当日販売にする。 混乱防止。
        郡上踊り公演のメンバー募集。 郡上踊り公演は7月17日(日)午後3:15~3:30となる。
      • 6月11/12日に静岡県人会主催の”FestaJunina”に参加、五平餅を2日間に渡り販売。 日本祭りのチェックも兼ねての参加。
        郡上踊り公演も、6月12日午後3時実施する。
      • 世界大会の準備進捗状況を、説明、日本の外国人訪日に対する緩和策について説明。
      • 清水理事がレジストロ市の日系団体の理事として活躍され、移民資料館設立についてブラジル日報紙に紹介されたことを報告。
    2. 4月度活動を佐久間書記理事より報告、
    3. 4月度会計を長尾会計理事より報告、
    4. 長尾会計理事より、年度末定期総会が、登記所より承認されたことを報告。
      事務所ビルの件は何も動きなしと報告。
    5. その他

 

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会報 2022年05月

長屋充良訪日報告(最終編)

 

11月25日(木)-第8日目
朝一番,山内登下呂市長を表敬訪問(photo1)。

中津川市加子母の途中,念願の元祖ケイチャンまるはち食堂で昼食本物の味を,堪能(photo2/3)。

 

昼食後,一泊二日の出張最後の訪問先中津川市加子母の中島工務店中島社長を訪問。
世界大会資金援助を要請。
中島社長の手掛けられる多角的な事業所を紹介頂く(photo4/5)。

 

2時間半かけて岐阜市に戻り、ハッピーとの珍道中も終了(photo6)。
旧知の中の様な,親しみを覚え,兄弟分の様な関係を作る事ができました。
“ハッピー!ありがとう!親愛なるパートナーです!”

岐阜最後の夜は、ジョナサン,河尻香代子さんと会食!

皆さんお世話になりました。
世界大会,ギフセカ,これからも、GKIを盛り上げていきましょう!

(原稿:岐阜県人会会長ー長屋充良)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑨
ドラマやアイドル魅力

 

ソウル岐阜県人会は2012年に創立され、岐阜出身の方、岐阜にゆかりのある方、岐阜に興味のある方の集まりとなっています。 主に親睦会を中心に活動をしていますが、現在は新型コロナウイルスの影響のため、活動を休止しております。 韓国は日本のお隣の国で時差もなく、たくさんの方が訪れたことのある国だと思います。
近年日本での韓流ブームは「だい4次韓流ブーム」と言われるほど、とても多くの方が韓国に興味を持っておられると思います。 韓国ドラマやK-POPの音楽は、どなたも一度は目にしたり、耳にしたりしたのではないでしょうか。 私が韓国へのワーキングホリデ-を決めた理由も、韓国ドラマとK-POPの音楽に心奪われ、好きなアイドルの話す韓国語を学びたい、ドラマに出てくるようなイケメンでスタイル抜群の韓国人と出会いたい、というとても単純な理由でした。 残念ながら実際にはドラマのような出会いはありませんでしたが、当時韓国語もろくに話せない私が勢いで韓国行きを決断してしまうほど、韓国という国はとてもたくさんの魅力が詰まっている国なのです。 韓国ドラマのドキドキハラハラさせる展開や、女性なら誰もが憧れてしまうシチュエーション、そして歌もダンスも完璧にこなす、K-POPアイドルたちのステージは、多くの方の心をつかんで離しません。 1日も早く新型コロナウイルスが終息し、たくさんの方に韓国を訪れていただき、ドラマの撮影地巡りや、K-POPアイドルのステージを
生で見て、これぞ韓国というエネルギッシュな雰囲気を味わっていただきたいです。
私自身も、また機会があればまだ諦めきれていないドラマの主人公のような出会いを求めて、韓国に行きたいと思っています。 人生諦めなければできないことはないのです!岐阜県には韓国との姉妹都市が何市かあります。 各務原市と春川市、大垣市と昌原市、そして私の出身地でもある美濃市と原州市です。 今はあまり知らていない岐阜と韓国のつながりを、これからもっとたくさんの方に知っていただき、もっともっと韓国との交流を深めていきたいと思っております。 少しでも興味をお持ちになった方ならどなたでも、ソウル岐阜県人会へお気軽に声をお掛けください。 岐阜と韓国の魅力を語り合い、そしてその魅力を一緒に伝えていきましょう。

ソウル岐阜県人会岐阜支部長幅玉央(はばたまお)さん略歴
美濃市出身。 在住、36歳。 ワーキングホリデを利用し韓国へ行き、ソウルの東国大学で韓国語を学び、その後ソウルの日本食の店に就職。 現在は岐阜に戻り、ソウル県人会の岐阜支部長として活動。
メッセージ:私の今の夢は、韓国に興味のある岐阜県民の皆さんと、ソウル観光ツアーに行くことです!韓国大好きな私だからこそできる、韓国の魅力がいっぱい詰まったツアーにするのが夢です!その夢が実現できる日が1日でも早く訪れますように。
連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑩
摩天桜望み「郡上踊り」

 

ニューヨーク岐阜県人会は、1987年に現古田肇知事がニューヨークに滞在されているときに設立され、2022年で35年目を迎える。 現在会員数は60人前後を推移、特にコロナ禍前には年次総会などの活動をしていたが、現在は不定期でのオンラインの交流会程度にとどまっている。
19年、21年にニューヨークにある「JapanesePerformingArts」という団体がニュヨーク市からの援助で日本三大盆踊りを主催し、県人会も協賛。 郡上踊りを皆で踊るイベントをマンハッタンの南端から少し離れたカバナーズ。 アイランドで開催した。
19年には数千人が訪れ、マンハッタンを望む丘で夕暮れの中「郡上踊り」を行った。 22年にも「郡上踊り」を再び協賛開催する。 アメリカ人にも気楽に参加できる盆踊りとして好評を得ている。 22年5月には、在ニューヨーク日本国総領事館の主催で初めて行われるジャパンパレードにも「郡上踊り」を紹介しながら参加予定。 ニューヨークの「郡上踊り」イベントは今後も継続していくので、コロナ禍が落ち着けば、ぜひ岐阜からも参加していただけたらと思います。
20年11月にはニューヨーク岐阜県人会から、岐阜県に「仰げば尊し」の原曲が掲載されている「SongEcho1871」を寄贈した。 一橋大学櫻井名誉教授が、100年以上原曲が謎だった原曲掲載本を発見されたのは12年のこと、幸いアメリカにいるメリットを生かし、20年に同じ本を探し出し、手に入れることができた。 これを岐阜県立図書館に寄贈し、日本の公共図書館には「岐阜県にしかない」こととなった。 故郷の岐阜県に日本で唯一として誇りとなる公共財として寄贈した。
コロナ禍前までは、毎春岐阜高校の研修グループとの交流会を行ったり、少し前には岐阜県のサポートを受けた夏の「遊学性」の受け入れも行ってきた。 コロナ禍の終息を待って再び交流活動を活発にできることを心より強く望んでいる。

ニューヨーク岐阜県人会長、高橋愛一郎(たかはし。 あいいちろう)さん略歴
岐阜市(京町)出身。 岐阜北高卒。 日本語教師として渡米。 1992年からニュヨークに滞在。 現地でコンピューター関連のセキュリティーシステム会社を経営。
メッセージ:名水,名泉の多い岐阜の素晴らしさと、人が集まる都市がある岐阜県との両立を目指して発展してもらいたいと心から願ってます。 世界に挑戦しようとする気概を持った若い人に期待しています。 コロナ後いつでもニューヨーク県人会を訪ねてください。
連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 


2022年4月の出来事

  • 04日 総会書類登録の為カルトリリオに提出
  • 09日 郡上踊りの練習再開
  • 11日
    • 県庁より農業高校生海外実習のキャンセル広告
    • 2021年分の補助金為替え
  • 14日 総会書類登録拒否される
  • 29日
    • 定例理事会
    • 実態調査の手紙メール送信、郵送
    • 4月号県人会会報、メール送信、郵送

 


2022年4月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 4月29日(金)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書紀理事、平野イラシ理事、大野マルコス理事、児玉エンリッケ理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補、清水リナ理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 理事会参加に対し感謝を述べる。 県連パエリア購入に感謝を述べる。
      • 岐阜県農業高校生海外農業実習派遣中止を報告。 (コロナ禍、戦争による安全
        確保が厳しい為)
      • 県人会事務局による会員アンケートの報告と説明。 現在の会員数把握。
      • 日本祭りにおいての、ブース参加、郡上踊り参加、お願い。
      • JICAボランティアにて、岐阜県よりソフトボール指導の為、田賀楓さん来伯紹介。
      • 世界大会に関わる現状報告。
    2. 3月度の活動佐久間書記理事より報告、
    3. 3月度の会計報告-長尾会計理事より報告、
      • 大野正監事より会費徴収を徹底するよう、要請。
      • 会費の支払い状況を再確認し、個別に徴収対応
    4. 登記所登録について
      • 長尾会計理事より報告
      • 選挙委員会と選挙候補者が同じ長尾会計理事という事で、受付られず、戻される。 対応を検討。
    5. 県人会事務所ビルについて
      長尾会計理事より、説明会の内容報告。 理事会としてオーナーの出方に注視。
    6. 日本祭りについて
      • たこ焼き、けいちゃん丼、五平餅を販売する。
      • たこ焼き(6個入り)R$20,00-販売目標:3.000セット
      • 五平餅R$10,00(一本)-販売目標:800
      • けいちゃん丼R$20,00-販売目標:1.000
    7. 2023県人会式典の日程-県庁、在亜、ペル-岐阜県人会と協議
    8. 世界大会-指定旅行会社決定

 

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会報 2022年04月

長屋充良訪日報告(第5編)

 

11月24日(水)-第7日目
今日から関市,郡上市,高山市,下呂市,中津川市加子母の一泊二日出張
4市長表敬訪問の初めは、私の地元関市尾関市長(photo1)でGKIの紹介,世界大会のご協力要請,ギフセカのご協力要請などがメインでお話しさせて頂きました。 日置敏明郡上市長(photo2)

 

カナダの鷲見さんの同窓生の大中小学校村瀬校長(ワニ校長向かって左)と、ふるさと岐阜県人会会員,鷲見さんと同じく剣道7段の野田氏(ネブラスカ)と面談(photo3)。
大中小学校6年生の学級にご挨拶(photo4)。

 

実はこの日,我々の最大ハプニングが起こる。
移動は,ハッピーの実兄の車を借りて移動をしていたのですが、この日天候が一気に変わり,温度が下がり,郡上,高山間がスタッドレスタイヤなどスノータイヤ規制がかかり,道路氷結で我々の車はノーマルタイヤで運行不可能。
郡上のネブラスカさん(野田さん-ふるさと岐阜県人会会員)の助言など考慮して,郡上-高山を諦め,郡上-下呂とし様子を見て下呂-高山を電車に変更も考え,予定を変更して下呂にノーマルタイヤで移動,結局下呂-高山間は車で自走するも,橋の上,日陰など凍結しやすい所を最大限に注意して,スピードダウンをしてどうにか高山に到着。 どうにか時間通り国島芳明高山市長との面談に間に合う。 (photo5)

高山市は,天領だったこともあって、天皇陛下の即位に使う笏を代々寄進(photo6/7)。

 

夜は,高山市長の招待で会食。 ふるさと岐阜県人会会員の小屋垣内さんも同席する。

 

(原稿:岐阜県人会会長ー長屋充良)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑧
日本からの桜並木、名所

 

ワシントンD.C.岐阜県人会は、2017年発足の比較的新しい岐阜県人会です。
ご存じアメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.と、隣接するメリーランド州、バージニア州の、通称DMエリアに住む岐阜県出身者とその関係者で構成されています。
首都ワシントンD.C.には大統領官邸(ホワイトハウス)、連邦議会(USキャピトル)、連邦最高裁判所の連邦三権機関それぞれのトップをはじめとする各種連邦機関が集まるほか、16年に古田肇知事が渡米されて、岐阜県各務原航空宇宙博物館と堤携協定を結んだ世界最高クラスの収蔵を誇りながらほとんどが無料で見られるスミソニアン博物館群もあります。
中心には頂上付近の展望台までエレベーターで昇れる、高さ169メートルのワシントンモニュメントがあり、世界中から多くの観光客を集めます。 ポトマック川の入江、タイダルベイスンにある桜の木々の始まりは、100年以上前に日本から贈られたソメイヨシノで、アメリカ合衆国内で随一の桜の名所となっており、毎年全米桜祭りが開催され、日本からアメリカに輸出されたその素晴らしい景色は、人々を魅了します。 関が原、ベルギーのワテルローと並んで、世界三大古戦場の一つに数えられる、南北戦争の勝敗を決定付けたと言われる激戦地、アメリカで育った人なら誰でも知っている、リンカーンの演説でも知られる、全米から大勢の学生、生徒が必ずと言っていいほど遠足や修学旅行で訪れるゲテイスバーグ古戦場も日帰り圏内です。 場所柄、滞在する日本人の所属先は日本国大使館、世界銀行、国際通貨基金(IMF)等の政府関係機関が多く、また民間企業関係者の場合はリサーチと法務関係で、比較的長期滞在者が少ないのですが、狭いエリアで生活する同郷の連帯感は強く、世界中から集まった人たちの中で岐阜県出身者を見つけた時の喜びはひとしおです。
昨年5月に発足した岐阜県人会インターナショナル(GKI)でもアメリカ首都圏の県人会として、積極的に参加して、10月の第1回世界大会もぜひ成功させたいと願っています。

ワシントンD.C.岐阜県人会藤井豊文(ふじい。 とよふみ)会長略歴
岐阜市出身。 在米25年、米国ヤマト運輸の社員として、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オハイオ、ニューヨーク、バージニアと移りすむ。 現在では、ニューヨークとワシントンD.C.を行ったり来たりの生活。 GKI副会長。 58歳。
メッセージ:「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。 アメリカに住む夢はかないましたが、遠く離れると日本、そしてふるさと岐阜の良さがとてもよく分かります。
連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年3月の出来事

  • 6日 長屋会長宅で日本祭りのメニュー試食会
  • 7日
    • 絵画展委員会会議
    • 第17回友情交流絵画展の報告書、領事館に郵送
  • 8日 大野ルマさんに総会書類サインの為郵送
  • 19日 定例理事会
  • 23日
    • 日比野健一氏(相談役)総会書類サインに来所
    • 県人会会報3月号メール送信、郵送
  • 31日 県連の定期総会

 


2022年3月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 3月18日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、平野イラシ理事、清水リナ地方理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、大野光男正監事、金子亭資相談役
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      出席者に御礼の挨拶。
      議題を変更し「センチュリートラベル」の町永セルソ氏を紹介。 「第一回世界大会」訪日旅行の説明をして頂く。
    2. 町永セルソ氏旅程説明
      全て、仮の予約ということで、日本が外国旅行者訪日をオープンさせたら本格的にスタートする。 県庁に招待状のようなものを、用意頂ければ、日本のビザが取りやすいと助言。 参加者より質疑応答。
    3. 2月度の活動、清水地方理事より報告。
    4. 2月度の会計長尾会計理事より報告。
      大野正監事より、年会費の徴収を徹底する様に要請。
    5. 県人会事務所の件、長尾会計理事報告、
      ビルのオーナーより査定料の割り当てを通知されるが、県人会として拒否。
    6. 日本祭り、長屋会長報告、3月5日(土)17:00より試食会を会長宅で実施。 長尾理事、平野理事、佐久間理事、児玉理事、大野マルコス理事ご家族が参加され、「けいちゃん丼」「たこ焼き」を試食。
      今回,日本祭りにあと、「五平餅」を加えて岐阜県人会として提供する事を決定する。
    7. 世界大会訪日旅行、長屋会長報告、ご家族、ご友人などお誘い頂き、大慶祝団を立ち上げたと、決意表明。
    8. その他
      明日3月19日20:00からの南米岐阜県人会の世界大会訪日説明会について紹介。

 

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会報 2022年03月

2021年度末定期総会「会長挨拶」

 

本日は、お休みの中またこのコロナ禍の中、定期総会にご参加頂きありがとうございます。
コロナ禍が始まって、早や2年経ちますが、オミクロン株がまだ猛威を奮っており、予断を許さない毎日が続いています。
私共ブラジル岐阜県人会もそうした中、色々工夫をしながら、皆さんのご協力を得まして、いろいろなイベントをこなしてきました。
三重、群馬県人会とコラボで、この2年間で3回デリバリー、テイクアウトでGMGイベントをこなしてきましたし、毎年オンラインで日伯友情交流絵画展を開催し、タイトルの名に相応しい岐阜県からの参加を促し、交流を深めることができ、過去最大規模の絵画展となりました。
あと、この1年で1番の出来事は、「岐阜愛を、世界から岐阜に!岐阜から世界に!繋いでいく!」との目的で、5月に設立した「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」であります。
2月から始めた設立準備は、たくさんの素晴らしい仲間が集まり、奇跡に等しい3ヶ月で設立されました。
2-3ヶ月置きの「オンライン定例会」がGKIのメインであり、岐阜に関するあらゆるジャンル(岐阜学と呼んでます。 )の識者を招聘し、知見を深め、GKIのメンバーによる海外で活躍する岐阜県人の紹介という二部構成で大変好評を得ておりますし、「ギフセカ」というプロジェクトは、GKIメンバーによる岐阜県内の小中高生に対するいわゆる課外授業で、海外での経験や、外国の習慣文化を紹介したりして、若い人たちに世界を身近に感じて頂き、視点を海外に向けてもらう事を促す為に、活動をしております。
他には、世界の岐阜県人が岐阜に集い、語らい、絆を深め、岐阜県人としてのアイデンティティと誇りを再確認し、岐阜の素晴らしさを国内外にアピールしようと、本年10月29-30日に「第一回岐阜県人世界大会」を開催します。
我々ブラジル岐阜県人会も、ペルー、アルゼンチンの岐阜県人会の皆さんと一緒に、使節団を結成し参加しますので、ご家族ご友人をお誘い頂き、多くのご参加をお願い致します。
最後に今回私ども執行部は、皆様のご支援を賜わり、2年間の任期を無事に全うできまして、代表として心より感謝申し上げます。
後ほど執行部の選挙がありますが、単一シャッパでして、新しい特に若いメンバーの方々にご参加頂きますので、宜しくお願い致します。
最後にブラジル岐阜県人会の益々の発展と、皆様のご健勝、ご多幸をお祈り致しまして、会長の挨拶とさせて頂きます。

(ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

2022年2月13日、本日年度末定期会が無事終了し、新しい役員が信任されました。
この2年間、一生懸命頑張りますので、宜しくお願い致します

  • 会長: 長屋充良
  • 副会長: 国井宏裕
  • 書記理事: 佐久間ソニア
  • 会計理事: 長尾ジョージ昇
  • 理事: 岐部大野美夏、平野イラシーエミ、中田リカルド顕三、橋本マルコス亮、児玉エンヒッケ新規、大野マルコス
  • 正監事: 大野光男
  • 監事補佐: 橋詰セシリア
  • 相談役: 金子亭資、日比野健一
  • 地方理事: 伊藤パウロ勉、清水リナはるみ、大野ルマキヨコ

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑦
ふるさとの言葉は最愛

 

2021年末に話題となったテレビドラマ「最愛」は、主演の𠮷高由里子、松下洸平ほか、主要な登場人物のセリフの多くが飛騨言葉で演じられるサスペンスラブストリー。 ふるさと岐阜を離れて暮らす県出身者にとって、ふるさとの言葉への郷愁は格別なものだったのではないでしょうか。
台湾でこのドラマを見ている私もそんな一人。 台湾に住んでちょうど30年。 日本人にとって最も身近な外国、かって日本による総治を経験した国、海外でただ一つ日本の新幹線が走る国、世界一の親日国家、今ではアジア有数の裕福な国。 ここ台湾にも岐阜県人会があります。
現在の台北岐阜県人会の歴史は意外に新しく、2010年ごろ、数名の有志によりスタートしました。 企業の駐在員、自営業、大学生、結婚による移住者など、台北市周辺に在住の会員が約30名。 主にLINEグループで連絡を取り合い、食事会やゴルフを楽しんでいます。
今や世界中どこにいても日本のテレビがリアルタイムで見られます。 また、台湾と日本は日帰りで往復できるほど距離的にも近い、生活の全てが便利な台北に住んでいると、ついつい海外にいることを忘れてしまいそう。
ところがこの2年、コロナ禍で状況は一変しました。 自身の出張や里帰りもままなりません。 仕事上の来客、家族や友人の台湾旅行を迎えることもなくなりました。 こうなると自分にとってふるさとの仲間と会って楽しく語り合える県人会、その存在意識は以前にも増して重要なものになったと感じています。
いずれ、また近い将来、以前のように普通に国境を超える移動や旅行ができるようになるでしょう。 その日のために私たち台北岐阜県人会は旅行好きな台湾の友人、知人たちに飛騨高山、白川郷、下呂や飛騨の温泉、長良川の鵜飼など岐阜県の魅力、すばらしさを伝え、次の日本旅行の目的地として岐阜県を大いに宣伝しようと思います。
岐阜新聞読者の皆さまにおかれましても、コロナ後、最初の旅行先にはぜひ台湾を選んでいただきますようお願い申し上げます。 心優しい台湾の人々と世界一の美食天国が皆様のお越しをお待ちしております。

台北岐阜県人会幹事山田敦(やまだ。 あつし)さん略歴
岐阜市驚山出身、台北市在住、61歳。 1991年に企業の駐在員として台湾に赴任。 98年から自動車部品、用品の会社を経営。 亡父が長年、岐阜市選出の県会議員でした。
メッセージ:一生に一度でいいから。 岐阜県勢の甲子園優勝をこの目で見たい!鍛冶舎監督、阪口監督、よろしくお願いします!
連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 


2022年2月の出来事

  • 03日 県連代表者会議
  • 13日 県連の会議室にて県人会未定総会
  • 15日
    • 長屋会長、マルコス亮絵画委員長と文化班領事バーチャル会議
    • 県連へ会議室の鍵返した
  • 17日 県人会便り2月号メール、郵便郵送
  • 22日 絵画展委員メンバー、バーチャル会議
  • 23日
    • Rianビル内の部屋所有者の会議
    • 定例理事会(特別に本日水曜日午後19時から)
  • 25日 補助金申請書類県庁へ郵送

 


2022年2月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年2月23日19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間書記理事、平野イラシ理事、大野マルコス新理事、児玉エンリッケ新理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補、清水リナ地方理事、金子亭資相談役
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 年度末定期総会が無事に終了し、感謝を述べる。 新執行部、新理事にお祝いの言葉。
      • 県人会事務所ビル会議に参加された方々に感謝を述べる。
      • 日本祭り岐阜県人会準備委員会設立発表
      • 三重県人会会長交代広瀬新会長との会合に参加した長尾理事に報告頂木、下川前会長が副会長として、サポートされGMGイベントも年2回のペースで開催。
      • 世界大会訪日団旅程報告。 未だ大まかな内容で、これから内容を煮詰めて行く。
    2. 1月度出来事佐久間理事より報告。
    3. 1月度会計報告、長尾理事より報告。
    4. 日本祭り準備委員会開設、WhatsAppでグループ立ち上げ。
      メニューに「けいちゃん丼」を検討。 3月5日(土)17:00より、会長宅で、試食検討をする。
      あとは、たこ焼き、五平餅を継続。 わらび餅も検討する。
    5. 県人会事務所ビルの件、長尾理事より報告。 長尾理事の他、平野理事親子,大野光男親子、橋本理事参加。 ビルのオーナーの出方を見て検討していく。
    6. 定例理事会開催日程変更、毎第3金曜日19:00からとする。
    7. その他
      • 長尾理事に、県人会IPTU免除のプロセスを担当として検討頂く。
      • 年度末定期総会の議事録のサインを要請。

 

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会報 2022年02月

皆さん、お元気ですか?

  オミクロン株によるコロナ禍は、また爆発的な拡がりを見せておりますが、確かに症状的には、重篤化しない様で、早期収束を祈るばかりです。 この2月に、私共執行部の任期が終わり、定期総会で新しい執行部が誕生致します。 会長になって2期4年が過ぎましたが、会員の皆様のご支援ご協力によって無事任務を全うでき、執行部を代表しまして心より感謝申し上げます。 振り返ってみますと、2期目のこの二年間は、正しくコロナ禍の影響に振り回され、数々のイベントが中止、延期またオンラインでの開催となりました。 2020年3月20-22日の県人会一泊二日のIlha Grande旅行が、旅行3日前に、Angra dos Reisへの出入りが禁止になり、旅行が中止になったのが始まりで、日本祭り、岐阜県農業高校生海外実習派遣団、日伯友情交流絵画展(オンラインで実施)、忘年会と全て中止となりました。 然し乍ら、色々工夫をして、デリバリーで、三重、群馬県人会とコラボで三回イベントをこなし、先述の絵画展もオンラインで二回行い過去最高の出展者を募り、また母県岐阜県からも参加頂きたく、タイトルに相応しい友情交流の場となり、一年間のon-line配信によって一万人以上の方が作品を見て頂き、逆転の発想で思わぬ結果を出すこともできました。 また毎月の定例理事会も、オンラインによって地方都市の理事たちも参加でき、プラスの部分もあります。 やはり一番は昨年2月に動き出して3ヶ月間で設立した「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」でして10年間の想いが、叶った事です。 素晴らしい仲間に会えたからこそ、成し遂げることができました。 コロナ禍で先が見えない日が続いていますが、世界大会に皆さんとご一緒に参加したく、いまからそのつもりで準備しましょう! 改めてこの二年間、ご支援いただきありがとうございました。 次期執行部も宜しくお願い致します。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

   

長屋充良訪日報告(第4編)

  11月20日(土)-第5日目 この日は、日米協会河合雅子さん(photo2)の招待で、アメリカ料理イベントに参加(photo1/3)。 ハッピーとエプロンつけて、アメリカ料理に挑戦。 JETプロジェクトで来日中の宮本レオナルド君と共に、参加! 午後は、八百津町のセガミクラブ(学習塾)(photo4)の棚橋怜衣先生とギフセカについて、打ち合わせ。 本年、12月24日午後7時(日本時間)に、生徒さんたちとGKIのメンバーとオンラインで繋ぐ。       11月22日(月)-第6日目 岐阜県商工会議所連合会会長岐阜商工会議所会頭十六銀行会長村瀬幸雄氏と面談。 世界大会への資金援助を懇願。 好印象を得る。 (photo5) その後各務原市に移動、各務原市立蘇原第一小学校今尾謙二学校長と面談(photo6/7)。 彼は、ハッピーの高校時代の同級生で、ギフセカ第一号を、南加岐阜県人会の野村友香さんが12月に開催。 何十年振りの給食を頂く。     午後は、岐阜市に戻り、岐阜県立加納高等学校を訪問(phto8)。 (ハッピーの母校) 高田広彦校長(photo8)、松野晶信教頭と面談後,生徒21人の前で、GKIセミナー-を実施(photo9)。 自分は、GKIの紹介、日本人移民の歴史,日系人社会について30分講義をし、残り30分は、 ハッピーが海外と日本の違い、留学の心得などを話す。 夜は,県庁国際交流課のみなさんと会食(photo10/11/12)。     (つづく…)

(原稿:岐阜県人会会長-長屋充良)

   

ぎふ―世界の県人会便り⑥ 故郷の味、催しで伝える

  南加(南カリフォルニア)岐阜県人会は今年創立110周年を迎えました。 創立110周年という事は、その何年も前から岐阜県からの移住が始まっていたという事実があり、100年以上も前に岐阜を飛び出して行った先人がいるという事に改めて驚きを覚えます。 南加岐阜県人会はロサンゼルスを中心にその近郊、郊外に在住の100人余りが在籍しています。 岐阜県出身に限らず、岐阜に住んだことがある、岐阜が好き、岐阜に興味があるなど参加条件を広げ、少しでも多くの方々に岐阜を知ってもらおうと働き掛けています。 南カリフォルニア、特に海に近い街は1年を通して気候が温暖で住み心地が良く、ゴルフやサーフインをはじめとするスポーツが1年を通してでき、冬場には2時間ほど車を走らせればスキーやスノーボードを楽しむことができるので、スポーツ好きにはとても魅力的な所だと思います。 南加岐阜県人会では「やっとかめ」を合言葉に、1月には新年会、5月にはピクニック、10月にはボウリング大会を開催し、8月にはリトル東京で行われる2世週祭である七夕祭りにも参加しています。 ピクニック、ボウリング大会は他県人会にも声を掛け、8,9県人会合同で開催し、岐阜県人会以外の県人会の方々との交流深めています。 ピクニック開催時は五平餅ブースを設けて、岐阜県人会の皆さんをはじ他県人会の方々にも岐阜の味を楽しんでもらっており、毎年大好評です。 このたび、岐阜県人会インターナショナル(GKI)が設立され、世界中で岐阜県出身の方が活躍されているのを初めて聞き、とても驚いたとともにとても喜ばしく感じています。 私は歳を重ねるごとに故郷を思う気持ちが強くなってきています。 GKIを通じて、ますます岐阜県のことを世界中の人たちに知っていただけることを祈っています。 南加岐阜県人会会長樋田まゆみ(といだ。 まゆみ)さん略歴 可児市出身、ロサンゼルス近郊のトーレンス市在住、60歳。 1988年結婚を機に渡米。 5,6年で帰国するつもりがすでに在米30余年、家族は恵那市出身の主人と息子3人。 キャンプやマラソンのアウトドアスポーツが好き。 メッセージ:現在はお年寄りのお世話をするケアキーパとして働いています。 連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 

2022年1月の出来事

  • 6日 県人会業務本日から開始
  • 14日 ブラジル日報に未定総会のお知らせ載せる
  • 15日 定例理事会
  • 17日 今月から県人会便りのポ語翻訳は業者へ依頼、理事会で決定
  • 20日 会員の方々に2月13日の未定総会のお知らせメール、郵便で配布
  • 26日 県人会便り1月号メール、郵便で送信。
  • 27日 県連に2月13日の未定総会に使用する部屋の使用料払う
 

2022年1月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年1月15日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア理事、大野美夏理事、平野イラシ理事、清水リナ地方理事、金子亭資相談役、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶 新年の挨拶を述べる。 次年度、役員候補紹介で、理事を増やし、特に若手の将来県人会を背負ってもらう人選をする。 長尾会計理事に副会長を兼任して貰う。 年度末定期総会は、ハイブリッドとし、対面の方は、ワクチン接種の証明書の提出をお願いする。 日本祭りに対して、早速容易に取り掛かる必要がある。 佐久間理事、長尾理事、長屋エリザベッチ会員を中心に日本祭り、GMGイベントなどの担当をお願いする。 ほうば寿司の葉っぱの代用品を鹿児島県人会に相談する。
    2. 12月度の活動佐久間理事より報告。
    3. 12月度の会計長尾理事より報告。 年間会計を簡略して報告。
    4. 2022年度活動計画 2月13日 2021年度末定期総会&役員選挙、於:県連 3月、10月(予定) GMGイベント 5月 県人会一泊旅行予定 7月-15,16,17日 第23回日本祭り参加 7月-23~29 第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団来聖 10月 「第一回岐阜県人世界大会」(10月29~30日開催)参加訪日団結成、出発 11月3日 第18回日伯友情交流絵画展ハイブリッド開催 12月 忘年会&敬老会
    5. 2022年度予算計画:長尾理事近日中に作成
    6. 役員選挙:金子選挙委員長準備中,役員選挙候補者確認
    7. 会報翻訳について本年度から、外部に委託に戻す。
    8. 県人会事務所ビルについて:長尾理事,ビルの大部分を所有するオーナーが、コロナ禍の影響で商業賃貸が減り、その為ビルを商業、住居兼用のビルに変更したく残りの所有者に了解を得たく説明会、メールなどで同意を得るため、行動を始める。 商業住居兼用に伴う長所、短所を分析し、果たして県人会としてどうしたら賢明なのか次の説明会に県人会として多数参加する事にし意見を聞く。 役員の中で、弁護士とかそうした件に知識がある人に相談する。
    9. 年度末定期総会役割分担を決める。 総会後の新年会は、同じ場所で弁当とし、参加者から徴収する。 飲み物は、長屋が用意する。
 

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会報 2022年01月

親愛なるブラジル岐阜県人会の皆様

  謹んで新年のお慶びを申し上げます。 未だコロナウィルスの猛威は収まるところなく、形を変えて猛威を奮っており、不安な毎日を強いられていますが、そうした中、会員の皆様はご家族共々、新しい年を期待と希望も持ってお迎えになった事と思います。 私共ブラジル岐阜県人会は、昨年中はコロナ禍の中、皆さんと共に出来る範囲で色々な活動をこなし、結果を残してきました。 これは皆様のご理解ご尽力の賜物のそのものでして、この場を借りまして心より感謝申し上げます。 本年も引き続きご協力お願い致しますし、特に今年は3年振りの日本祭り(7月15.16.17日)がハイブリッドで開催されます。 我が県人会も、2回目の参加となりますが、一致団結して一層の努力と、新しいアイデアを出してレベルアップしたものを、ご来場またデリバリーのお客様に提供をしたいと思います。 日本祭りにおける郡上踊りも、2月くらいからは、練習しなくてはいけませんが、コロナ禍の現状で、対面で練習ができるのか、様子を見ながら始めたいと考えています。 岐阜名物“ほうば寿司”をサンパウロの方々に食べて頂きたいのですが、ブラジルには”ほうば“がないので、代用できる物を模索中で、上手くいけばこの日本祭りに間に合えばと願います。 特に日本祭りは、岐阜県人会皆様(特に若い方々)の協力無しには、実現できません!、早いうちに実行委員会を立ち上げて準備を始めたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。 同7月には、同じく2年間中止になっております、“岐阜県農業高校生海外実習派遣団”が再開予定ですので、その準備にも取り掛かります。 岐阜の若い人達にブラジルのスケールのデカさと、ブラジル人の陽気で親切な国民性を知ってほしいです。 前回同様、レジストロ市での農業実習を考えております、清水地方理事はじめ地元の皆さんにまたお世話になりますので宜しくお願い致します。 他には、例年のようにGMG(岐阜、三重、群馬)で年2回のイベントを開催予定です。 このジョイントイベントは3年目に入り、たくさんの方々から支持を得ておりますので、みんなで力を合わせて回ごとにレベルアップする様に、頑張りましょう。 そして今年も、岐阜県人会インターナショナル(GKI)のイベントに率先して参加しましょう! 年3回の定例会、年次総会そして念願の10月29,30日の「第一回岐阜県人世界大会」に、ブラジル、南米がこぞって訪日使節団を結成し少しでも多くのメンバーで、コロナ禍を吹き飛ばして岐阜県民、世界に岐阜県人と集い、語らい、絆を深め、岐阜県人のID(アイデンティティ)と誇りを再確認し、知見を深め、岐阜県の素晴らしさを国内外にアピールしましょう! 古田肇岐阜県知事は、GKIに対して、「県の頼れるパートナーになっていただくことを、大いに期待する。 」と述べられていて、GKIとしてブラジル岐阜県人会としてその期待に応えるべく努力をしましょう。 また、この世界大会参加と訪日観光をして母国母県の「良いところ」「良いもの」を体感して、ブラジルのご家族ご親戚ご友人に、紹介しましょう。 その後の11月には、「第18回日伯友好交流絵画展」を、橋下マルコス絵画展委員長を軸に委員会で、企画実施し、今年はハイブリッドで開催したいと願っております。 そして本年は久しぶりに忘年会を開催し新しく敬老会も兼ねて開催予定です。 あとは1泊2日の県人会慰安旅行を考えていますので、ご参加下さい。 今年もまたたくさんのイベントを催して参りますので、どうか引き続きご協力ご参加頂けますようお願い致します。 最後にコロナ禍の早期収束、ブラジル岐阜県人会の益々のご発展と、会員の皆様のご健勝、ご多幸をお祈りいたしまして、新年の挨拶とさせて頂きます。 頑張りましょう!

2022年1月吉日(ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

   

ぎふ―世界の県人会便り⑤ 親日国で岐阜思い活動

  ジャカルタ岐阜県人会はインドネシア共和国のジャワ島にある首都ジャカルタで活動しています。 国の人口は2億7千万人、その首都ジャカルタの人口は約1千万人。 国の名前はよく聞くんだけど、どこにあるの?ってなりませんか?私もそうでした!「インドネシアはジャングルでしょ?」「ジャカルタってどこ?」私にとってはそれぐらい、認知度の低い国、都市でした。 この国は、シンガポールやマレーシアの近くで、赤道直下に東西5千キロメートルに広がる大きな国です.約1万3千超の島からなっており、その中でも大きな島はジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島、カリマンタン島があります。 そしてジャカルタは南半球のジャワ島にあります。 多くのの人はマレー系民族で、イスラム教を信仰する人が多くいる国で言語はインドネシア語です。 なんと、バリ島はインドネシアでジャワ島の隣だってご存じでしたか?自然豊かな、きれいな海や山や森を持つ国なんです。 しかし、首都ジャカルタは近代的な高層ビル群で、最近地下鉄も開通し、新幹線の建設も進められてます。 この国は、バイク大国、渋滞王国ですが、二輪も四輪も90%以上が日本車です。 家電や食品も日系企業が早くから進出しており、過去の日本軍との関わりもあったことから、親日の国なんです。 県人会のメンバーも、そんな日系企業の進出に伴って出向などで滞在している人が大半です。 この都市には約1,2万人の日本人が暮らしているそうでして、本会は現在50名ほどの会員(登録人数は240名ほど)で活動しております。 岐阜を愛するメンバーが岐阜を思って集い、食事会やゴルフ会、時にはBBQや旅行などを通じて親睦を深めている会なんです。 いまはコロナ禍なので、実際に会することは中止しており、リモート飲み会を不定期に実地し、仲良く楽しく集まって、ワイワイやっております。 また当会は別名を持っておりまして「Ah~湯会」と言います。 岐阜の名物の「鮎」と温泉も豊富なので「湯」をかけて命名したと聞いております。 興味を持たれた方!ぜひインドネシアにお越しくださいね。 ジャカルタ県人会会長高橋良明(たかはし。 よしあき)さん略歴 名古屋市出身(本籍は大垣市)、61歳、名城大、名古屋工業大学院卒業。 オプコ(樹脂製品製造販売)代表取締役専務。 2012年11月にPT.OPUCOINDONESIA設立、18年からジャカルタ県人会の第3代目会長。 メッセージ 私は2012年11月にこの地で起業し、自動車部品などの樹脂製部品の製造をしております。 知らない土地にも慣れ、言葉も少しは分かるようになり、今では大変楽しく仕事に娯楽にと励んでおります。 ジャカルタにお越し際にはぜひ連絡お待ちしております。 連絡先 [email protected]

(岐阜新聞より転載)

   

長屋充良訪日報告(第3編)

  11月19日(金)-第4日目 本日は、岐阜市役所新庁舎を訪問。   最初に、谷藤錦司岐阜市議会議長を表敬訪問(photo.1)。 ブラジルに、2018年に柴橋市長と共に訪伯され、再会。 柴橋正直岐阜市長を表敬訪問(photo2)。 牧ヶ野敏明岐阜市ぎふ魅力づくり推進部長と面談。 引き続いて公益財団法人岐阜市観光コンベンション協会山口晃専務理事、コンベンション推進課成瀬満江主査との会合で、世界大会補助金支援協力を要請。 意見を交換する。 久しぶりの再会となる岐阜新聞社杉山幹夫最高顧問との面談(photo3)。 GKI設立挨拶、GKI紹介リレー記事並びに様々なご支援に対するお礼、世界大会へのご支援ご協力を述べる。 世界大会前のゴルフコンペの会場を各務原ゴルフクラブ開催に対して、ご協力を得る。 午後は、大垣に移動、岐阜県立大垣北高等学校を訪問、近藤健ニ探求推進部長、鈴木彰校長と面談(photo4)。 ギフカセについて説明、興味をもたれる。 そのあと,イビデン本社を訪問,河合雅子さんのご紹介で,日米協会会長河島浩二氏(イビデン経営役員),前会長小川信也氏(太平工業株式会社代表取締役社長),上田昌宏氏と面談(photo5)。 世界大会の資金援助をお願いし,小川社長から,了解を得る。 岐阜に戻り,吉村泰典東京岐阜県人会会長と,面談。    夜は,ふるさと岐阜県人会の皆さんと交流会(photo6,7,8)! (つづく…)

(原稿:岐阜県人会会長-長屋充良)

   

JICA情報

  岐阜県にルーツを持つ森口エミリオ秀幸医博が、JICA 理事長賞を受賞決定されたとが2021年12月9日のJICA中部版で報道されました。 森口エミリオ秀幸医博は岐阜県出身の祖父(細江静男医博)、そして父森口幸雄医博に続き3世代に渡るライフワークとして、ブラジルのリオグランデ ド スール地方の日系コロニアの巡回診療を献身的に継続しておられます。 森口エミリオ秀幸医博は、「この受賞は、祖父の細江静雄と岐阜県も表彰されています。」と述べられました。    

2021年12月の出来事

  • 07日 県人会会報10月号送信、郵送
  • 16日 県連代表者会議
  • 17日
    • 宮坂財団、日本国総領事館、ニッケイ新聞にお歳暮届ける
    • 長尾理事コンドミニアム会議出席。
  • 18日 県人会定例理事会
  • 20日
    • 県人会会報11月号都12月号+年末年始カード郵送
    • 森口エミリオ秀幸氏(細江静男ドクターの孫)にJICA理事賞受賞のお祝状を送る
  • 24日~1月5日 県人会休館
 

2021年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2021年12月18日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、金子亭資相談役、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、大野美夏理事、中田リカルド理事、橋本亮絵画展委員長
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶
      • 11月一杯岐阜に滞在し、スライドを見せながら帰国報告。
      • 岐阜県人会の創始者細江静雄医博の孫で、リオ・グランデドスル州在住の森口エミリオ秀幸医師が、JICA理事長賞を受賞された事を報告。 お祝状を送る。
      • 県人会の事務所年末年始閉鎖、よしこ事務局長の休暇も兼ねて、27/12~05/1を閉める。
    2. 11月度の出来事、佐久間理事より報告。
    3. 11月度の会計、長尾理事より報告。
    4. 2022年事業計画、予算案
      • 1月28(土) – 役員選挙新聞掲載
      • 1月30(日) – 第13回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ
      • 1-2月 – 郡上踊り練習再開
      • 13/2(日) – 2021年度末定期総会&役員選挙於:ニッケイホテル(予定)
      • 3月、10月(予定) – GMGイベント
      • 5月-県人会 – 泊旅行予定
      • 7月15,16,17日 – 第23回日本祭り参加
      • 7月23~29 – 第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団来聖
      • 10月 -「第一回岐阜県人世界大会」(10月29~30日開催)参加訪日団結成、出発
      • 11月3日 – 第18回日伯友情交流絵画展ハイブリッド開催
      • 12月 – 忘年会&敬老会
    5. 事務所改装-募金を集める。 台所設置、トイレ改装、塗装
    6. 事務所ビルの件長尾理事コンドミニアム会合報告、改めて文章にて役員に配布、検討する。
    7. 2021年度末定期総会&役員選挙
      • 定期総会を2月13日(日)とする。
      • 役員選挙について現執行部の継続を確認。
 

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会報 2021年12月

2021年を振り返って!

  コロナ禍に始まってコロナ禍で終わった一年でした。 併しながら、県人会としてそうした閉塞感の中、可能な限り様々な活動をこなしました。 この一年間を振り返ってみます。 毎月第3土曜日15:00からの定例理事会をオンラインにて開催、遠くリオ・グランデドスル州から大野ルマ地方理事、サンタカタリーナ州の中田リカルド理事、レジストロ市の清水リナ地方理事などもオンラインの利点で参加していただいてます。 2月28日に年度末定期総会を開催し、GMG(岐阜、三重、群馬県人会)グループで6月27日(第2回GMG元気!みんな、頑張ろう!イベント)で、たこ焼き、焼きそば、餃子、いちご大福、鳥の唐揚げなどを完売しましたし、11月21日(第3回)は、バカリョアーダを販売、大好評を得ました。 7月9日は、GMGの懇親会でカラオケ-サムライにて盛り上がりました。 ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペは、2回開催しました。 当初1月31日に開催予定でしたが、コロナ禍によって中止となり,2月16日に「第11回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ」を開催し、各務原市出身の今井さんが優勝、9月7日は「第12回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ」があり、新人郡上市出身の山下さんが優勝となりました。 ゴルフは特に岐阜県出身者との交流に役立っております。 また今年は新しい取り組みとして、「HIROTA」グループと県連の共催で、県人会を活性化するために昨今のグルメブームに乗って「Concurso Culinária」県人会対抗グルメコンテストに参加しました。 佐久間ソニア理事がリーダーとして橋下マルコス絵画展委員長が、才能を発揮して岐阜名物五平餅を紹介、浴衣姿で、大学の先生だけあって話も上手く大好評でした。 その他、JICAの助成制度を活用して県人会事務所を改装し、流し台を設置したりオンライン設備を充実させてミニスタジオを作り、日本語教室、郡上踊り教室など岐阜県伝統文化の紹介、ブラジル全州をカバーする連絡網、敷いてはネットワークを利用して世界と繋がるという目的で長尾理事が大変な労働と時間をかけられ、幾度も手直しをさせられ心労、ストレスで心臓を煩わせられてもやりきりJICAに必要書類を提出されました。 併しながら、結果は予算オーバーで申請不可となり、その対応に早速メールまた電話にてJICA関係者にその経過を問いただしましたが、その選考基準に不利があったことを認められましたが、結果が変わることはなく、ブラジル47都道府県人会中、19県人会の申請があり申請が許可されたのは5県人会だけで、しかも予算オーバーと言われながら、早めに申請した県人会は2つのプロジェクトが通り、何か早い者勝ちのような計画性のない審査方法だったことを曝け出しました。 日系社会を支援するという、大変ありがたいプロジェクトでしたが、県人会内ではしこりを残すものとなりました。 絵画展は、昨年同様橋本マルコス絵画展委員長を筆頭に、小田エルザ委員、加藤允彦委員、矢島エイジ委員、長屋で委員会を5月に結成し、今回もバーチャル絵画展として在サンパウロ日本国総領事館共催、宮坂国人財団後援で「第17回日伯友情交流絵画展」を過去最高の出展者44名69作品、日本からは7名参加、13作品となり、回を重ねるごとにレベルもアップし、素晴らしい絵画展となりました。 県連とのコラボで、8月22日、“Ação entre Amigos“イベントに参加して会員のご協力を得て、大成功でしたし, 9月8~11日は、ニコニコグループとの共催で、”すき焼きウィーク“を開催、完売しました。 あと9月26日は、日本語センター、県連との共催で「日本語スピーチコンテスト&県費留学発表会」を開催し27名の参加者中70%は非日系人でレベルの高い日本語スピーチとなり語学を勉強することはそれだけに留まらず、文化習慣も学び、非日系人でありながらとても謙虚で礼儀正しくまるで日本人のような振る舞いに感銘を受けました。 岐阜県人会インターナショナル(GKI)関連では、2月に県庁国際交流課に世界岐阜県人会統合の旨を伝え了解いただき、3月20日に第一回世界岐阜県人オンライン会議を開催、設立委員会を設置、何回もオンライン会議を重ね念願のGKI設立総会を古田肇岐阜県知事の参加のもと100名近いメンバーと世界25岐阜県人会が加盟する岐阜県人会インターナショナルが5月22日に設立されました。 GKIとして様々な会合イベントを開催し、定例会として7月4日第一回定例会として柴橋正直岐阜市長、西えりこカンボジア岐阜県人会長、10月24日は第二回として岐阜女子大学、丸山幸太郎教授、宮島智美ワシントンD.C.岐阜県人会事務局長にご講演いただき、12月12日は「第一回GKI年次総会」を開催、南加岐阜県人会の二村健次さんに講演頂きました。 12月18日は、GMGグループと共に忘年会をし、一年の労を労いました。 こうして一年が過ぎましたが、コロナ禍に関係なく様々な活動をして、十分満足な県人会活動であったと思います。 どうか来年もまた元気で、楽しく、仲良く県人会を皆さん一緒に盛り上げていきましょう。 本当にいつもと変わらず、ご理解ご協力をいただいております皆様の益々のご健康、ご多幸、また2022年のブラジル岐阜県人会の益々の発展をお祈り致しまして年末の挨拶とさせて頂きます。 それでは皆様良いお年をお迎えください。 来年も、宜しくお願い申し上げます。 長屋充良(ブラジル岐阜県人会会長、岐阜県人会インターナショナル会長、ブラジル都道府県人会連合会(県連)副会長)    

ぎふ―世界の県人会便り④ 移住から100年、岐阜に恋

  日本から飛行機を乗り継いで24時間以上、丸い地球のちょうど反対側にあるブラジルは、はるか遠い国というイメージがありますよね。 でも、200万人とも言われる日系人のいる世界一の親日国なんです。 私は29年前の1992年、JICAの青年海外協力隊制度でブラジルに派遣され、その後サッカージャーナリストになり長く住むことになりましたが、これまで日本人だからと差別されたことはなく、反対に日本人だからと信用され、温かく迎えられ、嫌な思いをしたことがありません。 それは、1世起以上に渡って移民の方々が絶え間ない努力で信用を勝ち取り、この国の成り立ちに貢献した恩恵を受けているからです。 岐阜県との縁もとても古い事をご存じですか?初めて岐阜県人がブラジルに移住したのは今から108年前の1913年。 県人会は38年に設立されました。 郷里の者同士が互いに助け合って異国の地で生き抜いた1世の時代から、現在は2,3世がメインになってきました。 主な活動として17年間続いている日伯友情交流絵画展の開催や、1978年から続いている農業高校生海外実習派遣事業の受け入れがあります。 絵画展は昨年、今年とコロナ禍のためバーチャル開催となりましたが、それを逆手に取り、日本、岐阜からの 出展者をお迎えできるようになり、まさに日伯の美術交流の懸け橋となっています。 また、郡上おどりをブラジル最大歩行者天国と言われるパウリスタ大通りで披露。 毎月発行する会報は日本語ポルトガル語のweb版で世界に向けて発信しています。 ブラジル県人会のみんなの心は「ちっちゃな岐阜親善大使」なのです。 県人会の2世、3世の中には日本語が話せなかったり、日本に行ったことがなかったりする人もいます。 それでも、岐阜を「ふるさと=自分のルーツ」と思い、「もっと知りたい。 岐阜を誇りに思いたい」と愛情たっぷりなんです。 世界に、こんなにも岐阜に恋焦がれている人たちがいるって驚きですよ! 日本から遠いとはいえ、その昔、船で50日間かけていた頃を考えれば、日本まで1日で行けるなんてあっという間ですよ! だからこそ、ここまで来てくださった方々を熱烈歓迎いたします。 わが家でシュラスコパーテイをやりますので、ぜひおいでください! ブラジル県人会大野美夏(おおの。 みか)理事略歴 岐阜市生まれ、揖斐郡揖斐川町育ち。 サッカージャーナリスト、岐阜県人会インターナショナル(GKI)副会長。 54歳。 メッセージ 家族は日系2世の夫と大学生の娘と猫4匹。 サンパウロ市在住。 1995年からブラジル代表のサッカー選手や監督の取材を続け、ネイマールなど選手の少年時代を書いた本の出版も。 最近はサンバ演奏に使われる楽器カバキーンニョ、歌のレッスン、コーラスを始めました!

(岐阜新聞より転載)

   

長屋充良訪日報告(第2編) 11月18日(木)- 第3日目

  本日一番は、母校長良高校表敬訪問です。 44年振りの訪問で、高校時代随分と学校に迷惑を掛けたので、大坪一才恵校長との面談はまずお詫びから始まりました。 (笑)。 GKIの紹介、世界大会、ギフセカへの協力をお願いしました。 引き続き中日新聞岐阜支社表敬訪問。   山田伝夫支社長、朝田憲部長との面談。 (右から2人目)   昼食は、岐阜市市民生活部長田中啓太郎様、伊藤エリ課長、佐藤智香係長、水野県庁国際交流課係長との会食との会食。 (右写真)) 午後岐阜県国際交流センターとの打ち合わせで、原正憲専務理事との面談があり、JETプロジェクトで働いているパラナ州クリチーバの宮本レオナルド君、ブラジルに来られた国枝さんも同席する。   その後北方町まで移動して岐阜県立岐阜農林高校を訪問。 谷基校長水野泰孝教頭、中野輝良産業教育係係長、足立伸幸教諭が同席され、学校内を視察、途中行き交う生徒の「こんにちは」の元気ある挨拶に逆に元気をもらう。 のち岐阜市に移動、「第一回岐阜県人世界大会」の会場となるサラマンカホール、ふれあい会館を視察。 河尻香代子さん、ジョナサン、太鼓で世界一になった加藤拓海三さんと合流、矢﨑雅副館長に案内頂く。 サラマンカホールの壮厳さに圧倒され、このホールをいっぱいにしなくちゃ!と、奮い立つ。 大会議室(GKIメンバーの講演)、中会議室(地場産業、海外進出の企業案内スペース)小会議室(書道、和傘などのワークショップ)を予定。     夜は、岐阜市役所国際交流課の皆さんと会食。

(原稿:岐阜県人会会長-長屋充良)

   

2021年11月の出来事

  • 03 第17回日伯友情交流絵画展バーチャル展示開催
  • 12 9月号県人会便り送信/郵送
  • 18 絵画展のカタログをアーチスト方に郵送(事務所に取りに来なかった)
  • 21 岐阜/三重/群馬バカリョアーダテイクアウトイベント
  • 26 第17回絵画展参加の証明書をアーチスト方に送信
  • 27 岐阜県人会定例理事会
  • 29 長屋会長日本訪日帰国
 

2021年11月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 11月27日(土)午後3時
  • 参加者: 長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、金子亭資相談役、平野イラシ理事、清水リナ地方理事、大野光男監事、橋本マルコス亮委員長
  • 議事録:
    1. 清水リナ地方理事挨拶。 参加された理事へ感謝を述べる。 援協よりマスク1000枚受け取る。 日比野アリサ氏が県費留学を希望。
    2. 10月度活動佐久間書記理事により報告。
    3. 10月度会計長尾会計理事により報告。
    4. 3回目GMGJuntosバァカリョアーダ報告(長尾&Sonia)。 佐久間書記理事より、3県人会が助け合い協力しあって、無事完売終了したことを報告。 前回同様の売り上げを達成。 希望の家に利益の一部を寄付。 長尾会計理事は協力された理事たちに感謝の意を表明。
    5. 第17回日伯友情交流絵画展について橋本マルコス亮委員長が報告。 画家、彫刻家44人が参加。 バーチャル絵画展で一年間サイトを閲覧可能。 3000人以上閲覧。 日本より7人の画家が参加。 絵画展のカタログ配布。 宮坂国人財団法人より寄付金。 最終残高はR$4,128.00。
    6. 忘年会について、長尾会計理事は留保。
    7. 朴葉寿司を作る朴葉について、長尾会計理事はTatuapeGardenにある事を調査。 白い花、黄色の花、紫色の花など朴葉苗有り。 清水リナ地方理事がサンパウロ市、カンピナス市、ホランブラ市でササキ・プランタスで低価格で買える事を指摘。 理事会後、長尾会計理事がWhatsAppで朴葉を植える土地を物色。
    8. 次回理事会開催2021年12月18日(土)午後3時より
 

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会報 2021年11月

長屋充良訪日報告(第1編)

  11月16日(火) 【長屋、ハッピー訪岐報告】 14日間の自粛も終わり、本日より活動開始! ハッピーと初対面ながら旧知の仲の様に、違和感なくスムーズに我々の活動が開始しました。 第一日目の初面談は、美夏さん(GKI副会長)の叔父様にあたる株式会社三光堂社長大野正和様で、ご自身の経歴やら、岐阜市の観光大使としての活動、中国進出のお話などお話いただきました。 世界大会のご支援ご協力をお願いし、大変好意的な様子でした。 1時間余りの面談となり、GKIのご紹介もしっかりできたと思います。 2人目は岐阜県のケーブルテレビCCN社で、橋本部長にお迎え頂き、CCN社社長皆様との会議となりました。 ジョナサンのご紹介により、2022年1月1日午前11時(日本時間)から3時間の年始特別番組にGKIとしての参加を依頼され、オンラインを通じて世界各地のGKIメンバーによる生中継を送り、年末年始の世界の生の映像を送るというものです。 これから具体的な内容を煮詰めていき、逐次報告頂く事になり、我々加盟団体で参加者を募る事となりました。 ジョナサンに窓口、担当責任者としてお願いしたいと思います。 その他、世界大会の中継やら色々なイベントにつき、ご協力いただけるという事で、合意しました。

その夜は、広瀬修岐阜県議会議員との会食で、伊東茂樹GLIP代表(ふるさと教育関連) も同席され、ギフセカとのコラボを意見交換させて頂き、非常に有意義な会合となりました。

このお店のアルバイトの長尾凛さんは、元岐阜県農業高校生海外派遣団員で、現在岐阜大学生で、偶然お会いし、覚えていてくれて思いがけない出会いに感動しました。 (つづく。 。 。 )

(原稿:岐阜県人会会長-長屋充良)

   

ぎふー世界の県人会便り③ 日本文化、7世代が継承ハワイ

  日本の海外旅行が解禁された1970年以後、最も日本人が訪れた保養地はハワイがダントツです。 太陽と海に囲まれ、亜熱帯に属する大小135島からなる列島の内、ホノルルのあるオアフ島(人口100万人)、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島の4島が、主な島々で、近隣のモロイカイ島、ラナイ島などを合わせると全島で人口は140万人。 観光以外、産業と呼べるものはパイナップル以外に見当たりません。 そのパイナップルの収穫の人手募集に日本から最初に来たのが明治元年の1868年(坂本竜馬が暗殺された次の年)。 3年間の契約労働者として横浜から船で来た165人が最初の日本移民でした。 後にハワイ人口の4割を日本人が占め、ハワイ王国の基礎となったと言えます。 現在は日系人20万人、移民も6,7世代を数えます。 文字通り日本文化も継承され、暮らしの中の古い習慣は「明治が生きている」と表現する人もいます。 常夏の夏季は長く3ヶ月にわたり、神社寺院などで盆踊りも盛ん。 日本各地のお盆の歌と浴衣姿で故郷をしのんでいます。 現在はコロナ禍でアジアの国からは入国規制があり、日本人もPCR検査とワクチン接種済み以外は訪問不可能ですが、つい1年半前までは1日4千人が訪問。 どこでも日本語で通じた島もコロナデルタ株に翻弄され、「日本人が訪れない夏」を体験し寂しい保養地でした。 過去35年間の観光案内で岐阜からも多く訪問いただき、岐阜新聞の読者も県全域にわたり在住、私が里帰りの折には各地で声を掛ける機会に恵まれます。 ハワイと岐阜がずいぶん近くなった気がします。 当地に住む岐阜県人は移民の歴史が薄く、同じ岐阜出身を探すのは大変です。 ですが「岐阜県ファン」の人は多いので岐阜土産に歴史や風景の写真などで年1度の親睦会を開いてランチタイムを一緒に楽しんでいます。 反対に、ハワイの自然風景の写真と趣味の「心の詩」の書道をJR岐阜駅隣接のハートフルスクエアーGにて2年に1度展示しています。 ぜひご鑑賞ください。 今後とも日本とハワイ両国に住む人同士の仲介役も兼ねて、人生を楽しんでいきたいと考えています。 ハワイ県人会玉井宏光(たまい。 ひろみつ)会長略歴 岐阜市出身。 ロサンゼルスで15年間、旅行社経営。 ハワイで33年間、観光案内業。 岐阜市の富田学園前で文房具屋を営んでいた。 79歳。 メッセージ 元気なうちは、日本とハワイ間を往復して、両国の人にそれぞれの国で生きる良さを伝えたり、日米で知り合った人たちと一緒に人生を楽しみたい.今一番面白く生きがいになってるのは人との交流。 SNSで「ハワイの玉ちゃん」日記を発信中。 連絡先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

   

「よしこ」という名前の人が私に幸福を運んでくれた

  最近、私は新しいことを始めた。 その新しいことはとても楽しく、新たな発見をもたらし、私に喜びを与えてくれている。 そんな幸運を私に運んでくれた人の名前は、「よしこさん」だった。 奇遇にも私の母と同じ名前だ。 私の母は84歳で、74歳の時に夫を亡くしてから、自分でやれることをやろうと自立心を持って生きている尊敬すべき「よしこさん」だ。 今年になってから、LINEの文字入力を覚えやりとりができるようになったなかなか革新的な「よしこさん」だ。 遠く離れているが、母が元気でいてくれることは私の支えであり、私の誇りだ。 だから、「よしこ」と言う名前を聞くと、無条件にシンパシーを感じ、とても嬉しい。 だって、「よしこさん」は私に幸運をもたらしてくれる人なのだから。 ひょんなことから、私が歌を習っているということを「よしこさん」に話したら、彼女の入っている合唱団のことを教えてくれた。 クラシック音楽専門の男声女声混声合唱で、アマチュアながらも、プロのオーケストラとのコンサート、オペラなどを大きな劇場でやるという。 そんな素敵な合唱団がサンパウロ市にあるんだなと、とても興味を持った。 「よしこさん」の口添えで私は練習を見学に行くことになった。 マエストロに声のテストをしてもらい”ソプラノ”と言われ、あれよあれよという間に私は入団していた、らしい(笑)。 訳がわからないまま、近日中に予定されているコンサートで合唱団のメンバーとして歌うことになっていた。 その曲は、ブラジルが生んだ偉大なる作曲家『ヴィラ・ロボス』の”ショーロス10番”というオーケストラと合唱の壮大な作品だった。 まるで、ブラジルのジャングルに迷い込んで、鳥や動物の鳴き声が聞こえ、もっと中に入っていくと、そこにはインジオたちが踊りながら集会していた、というようなシチュエーションが浮かび上がってくるようなエキゾチックでブラジル的な素晴らしい曲だ。 歌いながら、自分がその曲の世界の一部となるような不思議な感覚を味わった。 曲を初めて聞いたところから、わずかひと月ほどで舞台に立たせてもらうという貴重な経験ができたことは本当にありがたいことだが、それ以外にも、いいことがあった。 私は、もう29年もブラジルに住んでいるが、時々、「なぜ自分はここにいるのだろう?」と宙ぶらりんの気分になることがある。 ソプラノのメンバーの中に私以外に外国人がいた。 イタリア人のフェデリカだ。 フェデリカに「ブラジルとイタリアはかなり違うでしょ?」と訊いた。 「すごく違う。 最初は慣れるのが大変だった。 」と彼女は言った。 そして続けて「でも、ブラジルにはブラジルのいいところがある。 それを楽しめばいい。 ブラジルでは初対面でもハグしたり、ほっぺのキスしたり、すごく人と人の距離が近い。 ブラジル人はすごくオープンで寛容だ。 そして、イタリアに行った時は、イタリアのいいところを楽しむ。 」 それを聞いて、「そうか、ここに全てを求めてもそれは不満になるだけだ。 そうではなく、ここで出来ること。 ここならではのことを楽しめばいいのだ。 二つの国を知り、二つの国とともに生きて、2倍楽しめばいいんだ。 」と心が軽くなった。 私に幸運をもたらしてくれる「よしこさん」が結びつけてくれた新しい世界。 一つの曲が終わり、次の曲(ベートーベン第9!)もまたしても大きな挑戦だが。 楽しみたいと思う。 ちなみにブラジルの「よしこさん」はブラジル岐阜県人会の敏腕事務員さんだ。 ありがとう!)

(原稿:岐阜県人会理事大野美夏)

   

2021年10月の出来事

  • 04 2021/22年度の県費留学生、アンジェロ エイジ中田退学届け
  • 05 県庁へ県費留学応募者佐久間 タイス リサの履歴書送る
  • 08
    • 長屋会長、県庁より県費留学応募者の希望エリアは無しとの連絡受ける
    • 第17回友情交流絵画展申し込み新たに2名(計44名申し込み)
  • 11 2022/23年度の県費留学希望者、日比野 アリサの履歴書受け取る
  • 16 県人会定例理事会
  • 26
    • 援協より配布されたマスク1000枚を県連から受取る
    • 宮坂財団から、第17回友情交流絵画展の寄付、口座振り込みされる。
  • 28 絵画展のカタログ配布
 

2021年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 10月16日(土) 午後3時
  • 参加者: 長屋充良会長 長尾ジョージ昇書記理事 佐久間ソニア会計理事 大野美夏理事 中田リカルド理事 平野イラシ理事 清水リナ地方理事 金子亭資相談役
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 11月一杯、GKI、ブラジル岐阜県人会関連行事の挨拶周り、面談にGKI副会長 水谷p
      • 前回理事会で決定した県人会事務所改装を来年に持ち越しを確認
      • 9月26日に行われた県連、日本語センター共催「日本語スピーチコンテスト、県費留学生発表会」に参加し、非日系人の日本語能力の高さに感激したことを報告
    2. 9月度活動佐久間理事より報告
    3. 9月度会計長尾会計理事より報告
    4. 絵画展について ― 会長より、絵画展の参加状況報告。過去最高の44名の参加で69作品出展。その内日本からの参加が、これも過去最高の7名13作品出展で、関係者各位のご協力ご支援に感謝を述べる。
    5. サンタクルース病院県人会会員割引 援協診療所以外に、サンタクルース日本病院も県人会会員に対し、特別料金で診療可能となる。詳しい事は、県人会事務局の方にご連絡下さい。
    6. 日本祭り岐阜県人会メニュー ほうばの葉をブラジルで調達できるか、長尾理事が中心に調査中。 場合によっては、ブラジルで代用できるものを探す事にする。
    7. 忘年会 – 次回の理事会に持ち越し
    8. 次回11月の定例理事会は11月27日(土)午後3時~
 

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会報 2021年10月

2021年「日本語スピーチコンテスト&県費留学発表」に参加して!

  去る2021年9月26日(日)13:00より、ビラマリアーナ区のブラジル日本語センター(CBLJ)にて、「2021年 日本語スピーチコンテスト&県費留学発表会」が開催されました。 県連とCBLJの共催で、スピーチコンテスト26名(内、19名非日系人で、10名の対面、16名のオンライン参加のハイブリッド発表会)、5名の県費留学発表となりました。 県連のスタッフとして参加させて頂き、2回目となりましたが、26名中19名の非日系人の参加ということと、その日本語能力レベルの高さに驚きました。 日本語を学ぶというには、語学だけでなくその国の文化、習慣を学ぶ事!ということを実感しました。 それは参加者、特に非日系人の振る舞い、態度が全く日本人で、しっかりした挨拶、応対、謙虚、礼儀正しさなど皆さん共通して備えられていて、話の内容、日本語能力の高さ共々、心から感動しました。 準備を合わせると8時間近いイベントではありましたが、初めてのオンライン、対面のハイブリッド発表会でしたが、要の佐々木佳子先生初め、特にCBLJの非日系人のサントス市の日語教師アンダル ソン ミランダ先生率いるミレーナ バストスさんなど若いスタッフの方々の素晴らしい企画運営で、完璧な大成功のイベントとなりました。 優勝者:
  • Aクラス(N2程度)
    • ジェフェルソン フェレイラ デ カストロ 「笑いの力」
  • Bクラス(N3-4)
    • ペドロ エンヒケ マルチニオン「日本での七年間」
  • Cクラス(N5)
    • ナシメント ラモス ミザエル「日本語と私」
  • 審査員賞
    • フランシエル アルビニ フェレイラ「視覚障害者の見た夢」
    • 徳久たつま 「本懐」

(原稿:長屋充良 – ブラジル岐阜県人会会長)

   

ぎふ ― 世界の県人会便り②

  タイ国岐阜県人会は2003年に発足し、現在18年目を迎えています。会員は岐阜県にゆかりのある方々で構成され、会員登録者数は242人と年々増加しています。 タイは1年を通じて気温が高く、年中通してゴルフができるので、多くの方がゴルフをします。ゴルフをする人としない人では、タイにおいては仕事上の人脈の広がり方が全く違うので、我々はタイ国県人会としても、タイに来た人にはゴルフを始める事をお勤めしています。日本のゴルフ場も以前より値段が下がり、タイのゴルフ場の値段と変わらなくなっていますが、プレーヤ―1人にキャデイーが1人付いてくれるのでゆったりとゴルフができ、ゴルフを始める人にも良い環境だと思います。また、タイのゴルフ場はほとんどのゴルフコースでドレスコードが無いので、ジーンズやビーチサンダルで気軽に出かけることができます。タイ国県人会でも、年4回ゴルフコンペを開催し県人会会員の友人や上司などが旅行や出張でタイに来られた時にもゲストとしてお迎えし、ゴルフコンペなどに参加頂いております。また、ご家族も参加できるイベントとして、年3回の親睦会も開催しており、老若男女が楽しめるような会の運営を心掛けるようにしています。岐阜県にゆかりのある方であれば、タイに旅行や出張の際には気軽に声をかけていただければと思います。 現在タイは新型コロナウイルスの影響もあり、この1年間ほとんどのイベントが中止となり、皆さまと顔を合わせることができませんでした。来年には新型コロナウイルスが終息し、岐阜で開催される岐阜県人会インターナショナル(GKI)主催の世界大会に参加できる事を当方自身心待ちにしています。 最後に、日本にお住いのタイ人の方や過去にタイに駐在されていた方、来年の「世界大会」にぜひお越しください。タイの方は写真を撮るのが好きだと思いますので、みんなと一緒にほほ笑んだ写真を撮ってほほ笑みの国タイを岐阜県でアピールしましょう。 タイ国岐阜県人会会長 白井英樹さん(うすい ひでき)略歴 1990年大垣共立銀 行入社。同社ニュ ーヨーク支店、同 社香港駐在員事務所長を経て 2014年から同社バンコック駐 在員事務所長。19年にタイ現 地法人WiSE&OK社代表 取締役に就任。15年からタイ 国岐阜県人会会長。54歳。 メッセージ 海外に無縁、岐阜にUタ ーン就職した地方銀行の社 員が海外駐在17年。ただい まだに岐阜弁は健在です。 タイでゴルフもいいです よ。タイに来られた時は、 ぜひお声掛けください。 連絡先 [email protected]

(岐阜新聞より転載)

   

世界に興味を持って! 岐阜県人会インターナショナルが協力を呼び掛け

  2022年10月に予定されている「岐阜県人世界大会」に向け、岐阜県人会インターナショナルの会長らが岐阜市 の会社を訪れ協力を呼び掛けました。 「岐阜県人会インターナショナル」は、世界に25ある県人会からなる団体で、今回初めてふるさとの岐阜で一同に集まる式典を企画しています。 2022年10月に開催予定の「世界大会」を控え、県人会インターナショナル会長で、ブラジル県人会会長の長屋 充良さんと、大会の実行委員長でアメリカ県人会のハッピー水谷さんが、岐阜市でガスの販売などを行う「三光堂」を訪れ、大野正和会長に大会への協力を呼び掛けました。 大野さんの姪、美夏さんは、ブラジルでジャーナリストとして活躍していて、県人会と深いゆかりがあります。 3人は特に若い世代の人たちが世界に興味を持つことが、岐阜を活性化することにつながると話し、大会の成功に期待しました。 「県人会インターナショナル」は今後、県内の自治体や企業など約50の団体を訪問し、協力を呼び掛けることにしています。    

2021年9月の出来事

  • 01 第17回友情交流絵画展委員会ビデオ会議
  • 09
    • 第17回友情交流絵画展委員会、申し込み期限9月30日まで延長
    • 県人会便り7月号メール発信、郵送
  • 17 絵画展出品、数名の画家達の作品を県人会で撮影する
  • 18 県人会定例オンライン理事会
  • 22 友情交流絵画展委員カタログに載せる作品選択
  • 30 第17回友情交流絵画展申し込み〆切申込者42名(ブラジル36名、日本6名)
 

2021年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 9月18日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、金子亭資相談役、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、中田リカルド理事、清水リナ地方理事
  • 議事録:
    1. 長屋会長参加者に御礼の挨拶。 JICAの助成金に対しての感想を述べる。 GMGの次回11月21日開催イベントについて説明。 絵画展の現状を説明。 申し込み締め切りを9月30日に延期。 更なる参加者を募る。 GKIの催しについて紹介。
    2. 8月度活動、佐久間書記理事より報告
    3. 8月度会計、長尾会計理事より報告
    4. JICA助成金報告会、長尾会計理事報告 19県人会申請中、5県人会採択(1県人会は2つのプロジェクト申請許可) という結果になり、低確率の結果になり、門屋サンパウロJICA次長より説明を受ける。 長屋会長が予算不足という事が、原因と説明があるが、なぜ1県人会で2つのプロジェクト申請許可とあり、不公平感があると指摘。一般的な言い方をすれば、「早い者勝ち」の様な結果になり、採択方法に問題があることも指摘する。 ただこれは指摘だけで無く、将来の教訓としてこういった説明会をお願いしたことを説明。 沢田愛知県人会会長からは、岐阜県同様この助成金申請にあたり、設計技師とか大変な労力をお願いし、この様な結果になり、予算不足でお礼も出来ていない(岐阜県人会は、建築技師にお金を払いました。) 状態で、大変迷惑をかけたと報告。 JICAに対して、初めに予算に対する具体的な数字を提示する義務をお怠ると指摘。門屋次長から、南米当たり38億円、ブラジル分28億円、その70%が、医療福祉関係、30%が文協、日本語センター、県人会などに振り分けられたと報告される。
    5. 日本祭りのメニューについて、岐阜名物「ほうば寿し」を考えているが、ほうばをブラジルで調達できないか役員で調査するが、まだ見つからず、継続審議とする。
    6. その他, 役員同士の近況報告
    7. 次回10月度定例理事会は10月16日(土)午後3時~
 

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会報 2021年09月

第17回日伯友情交流絵画展に寄せて

  第17回日伯友情交流絵画展は、ブラジル国に居住する37名と日本居住者7名過去最高の計44名のアーティストが参加し、合計69点がデジタルプラットフォームで展示されています。 今回は、1960年代移民者で世界的に有名な芸術家となった、クスノ トモシゲ画家に敬意を表します。 この絵画展実行委員会は加藤允彦先生、小田エルザ先生、矢島英二先生、そしてブラジル岐阜県人会会長の長屋充良氏の参加で4月から準備が行われてきました。この委員会は、展覧会の開会日まで毎週行われました。 申し込み手続きはサイト上と県人会事務所で直接行われました。 また今回も、毎回ながら宮坂国人財団の真心からのスポンサーを得て、ビジュアルプログラムデザイナーを雇い、グラフィックを充実させました。 来年2022年は新たな企画として、「過去の通常対面絵画展」に戻るのではなく、社会すべての分野が現状を見直し確認する必要があり、従いまして今回前回のバーチャル絵画展以外に、第18回絵画展は新たな挑戦になる、在サンパウロ総領事館多目的ホールでの展示イベントを再開し、尚且つ継続してバーチャル絵画展とのハイブリド形式の絵画展開催の可能性も考慮しております。 最後に、在サンパウロ日本総領事館、桑名良輔総領事様、毎回ながらご尽力頂いた領事館職員の皆様のご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。 同じく絵画展開催当たり。ご出展頂いたすべての皆様、裏方としてご尽力頂いたブラジル岐阜県人会の佐々木ヨシコ事務局に感謝申し上げます。

(日伯友情交流絵画展委員長 ― 橋本マルコス亮)

   

世界と岐阜の懸け橋に 県人会インターナショナル

  初めまして。旧板取村出身の長屋充良です。今年5月に設立された岐阜県人会インターナショナル(GKI)会長、ブラジル岐阜県人会の会長を務めています。 今から38年前、20代の私はブラジル・サンパウロに半年の出張で来たのですが、なんと移り住むことになってしまいました。1人で来た私が今では孫を含め10人の大事なファミリーをこの地で持つに至っております。 今から10年前、お誘いを受けブラジル県人会の活動に関わることになりました。当時、かなえようとした夢がありました。世界にはたくさん岐阜県人会があります。世界中の岐阜県人会が情報を共有、交流することで各国県人会の活性化と岐阜県の国際意識向上の起爆剤になれる、と思ったのです。 早速、熱い思いのメールを各県人会に送りました。「世界岐阜県人会サミットを開こめえ」と呼び掛けましたが、地理的、情報伝達不足で実現できませんでした。 そんな夢を突然実現に向かう後押しをしてくれたのが、奇妙なことに新型コロナウイルスでした。コロナ禍でオンラインによる情報交換が急速に浸透して、ウェブ会議が日常になったのです。今年の2月に「世界岐阜県人会をまとめるには今しかない」と考えて、世界の岐阜県人会にメールを送ったのです。 すると10年前にはなかった反応を次々といただき、わずか3カ月後の5月23日、オンラインで100人近いメンバーと設立総会を開催することができました。 不可能が可能になった瞬間でした! GKIは岐阜と世界をつなぐ懸け橋になりたいと思っています。海外在住の岐阜県人は日本から遠く離れていても、ふるさとを忘れることはありません。そんな世界の岐阜人と岐阜県民をつなぐことがミッションです。 海外に興味のある岐阜の若者が一歩を踏み出す後押しをしたり、岐阜は「いいもの」「いいところ」がたくさんある魅力的な地域だと海外からの視点を伝えたりして、海外進出に興味のある個人、企業に現地情報を伝えるお手伝いができればと願っています。 「世界から岐阜に、岐阜から世界に!」。GKIは「岐阜愛」をつなぎ、岐阜県の素晴らしさを世界の人たちに叫びます! ◆GKI会長 長屋充良さん略歴 ながや・みつよし 関市板取出身。柔道整復師、カイロプラクター、理学療法士、ブラジル県人会長。62歳。 ▼メッセージ: 日系2世の妻と3人の子供(全員医師)とサンパウロ市内でリハビリクリニックを経営しています。2人の孫にデレデレです。趣味はゴルフ、テニス、釣り、社交ダンス、飲み会。誘われたら断りません!

(岐阜新聞より記載)

 

2021年8月の出来事

  • 06 県人会便り6月号送信、郵送
  • 10 2階の廊下に防犯カメラ設置
  • 12
    • 県連主催のAção entre amigos〆切、県人会のビンゴカードの売り上げは60枚
    • 佐久間理事から事務用回転イスの寄付
  • 21 県人会定例理事会
  • 25 長尾セルジオ氏からAção entre amigosのビンゴ賞金県人会に寄付
 

2021年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 8月21日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、金子亭資相談役、大野美夏理事 議事: 司会 国井副会長
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • Ação entre Amigos 参加多数に対し、感謝を述べる。
      • 9月7日に「第12回ブラジル岐阜県人会 杯ゴルフコンペ」開催について説明。
      • GKIについてロゴ選考参加感謝を述べ、定例会、世界大会について説明。
      • 県費留学生について、中田エイジ君来年度継続で県庁と合意したことを報告。 「スキヤキウィーク」参加協力要請。
    2. 7月度活動佐久間書記理事より報告。
    3. 7月度会計長尾会計理事より報告。
    4. Ação entre Amigos について、長尾会計理事より報告。
    5. 日本祭りについて清水理事から提案があったメニュー岐阜名物「ほおば味噌」 「ほおば寿 司」を加える件について検討。 特にブラジルにはないと思っていた「ほおば」 が、”Magnólia “という事で、ブラジルでもあるそうで、理事で来月の理事会までに調査する ことにする。
    6. 次回理事会:9月18日(土)15:00です。
 

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会報 2021年08月

「命のビザ」

  杉原千畝(すぎはら ちうね)は1900年01月01日に岐阜県武儀郡上有知町(ぎふけん むぎぐん こうずちちょう)(現在の美濃市(みのし))で誕生しました。 父は好水(よしみ)、母はやつです。 5人の兄弟と1人の姉妹のうち、次男でした。 生まれた時、父は上有知町(こうずちちょう)の税務署に勤めていて、家族は近くの教泉寺の貸間に住んでいたという。 父とその家族は、同地に継続して居住します。 1903年に福井県丹生郡朝日村(現・福井県丹生郡越前町)へ転居します。 1904年から1907年までは、家族は三重県四日市市、岐阜県恵那郡中津町(現・岐阜県中津川市)、三重県桑名郡桑名町へ転居します。 1907年3月31日、三重県桑名郡桑名町第一尋常小学校(現・桑名市立日進小学校)へ転校します。 同年12月に父が韓国統監府の聘用のため単身赴任します。 その後、名古屋古渡尋常小学校(現・名古屋市立平和小学校)へ転校します。 1912年名古屋古渡尋常小学校を優秀な成績で卒業して、旧制愛知県立第五中学に入学しました。 父親は彼が医者になることを望んでいましたが、彼の夢は英語を学び、英語教師になることでした。 受験当日、千畝は父に「頑張れよ」と言われて家を出ましたが、テストの時には、見出しに自分の名前だけを書き、鉛筆を脇に置き、テストが終わると白紙のまま提出しました。 千畝は、1918年に名門の早稲田大学に入学して英語を学びましたが、大学を中退しました。 1919年日本外務省留学生試験に合格し、中国のハルピン学院で聴講生としてロシア語とドイツ語を学びました。 ロシア問題の専門家として活躍しました。 その後、中国のハルピンの日本領事館に勤務します。 1939年にはリトアニアの在カウナス日本領事館領事代理に任命され、ロシアやドイツの軍隊の動きを報告するのが任務でした。 1939年9月、ドイツはポーランド西部に侵攻し、9月17日にはソ連がポーランド東部への侵攻を開始します。 時は1940年、ドイツ軍によるユダヤ人に対する恐ろしい迫害のニュースや報道が広がっていました。 多くの難民はロシアが支配するリトアニアにたどり着くことができましたが、ドイツ軍が現場に到着するのは時間の問題でした。 難民にとっては、ソ連を経由して陸路で逃げるしかないのですが、国境を越えた後に他の国に受け入れられる事を証明するようにロシア側は求めていました。 杉原は東京にユダヤ人の状況を説明する電報を打ち、通過ビザの許可を求めますが、3回も拒否されました。 日本のビザは通過のみなので、最終目的地を申告する必要があり、カリブ海にあるオランダ領のキュラソー島が候補に挙がりました。 杉原は、外務省から拒否され、罷免される危機に直面しながらも、08月1日の朝、15分ほど掛かるビザの発給を開始しました。 杉原は昼食を食べずに連日ビザの発給をしていました。 正式な書式がなくなっても、手書きで書き続けました。 日が経過するとともに、体が弱くなり、睡眠不足で目が腫れましたが、ビザの発給を続けました。 8月の第3週目に、杉原のもとに「神戸港に大量のポーランド人が日本に到着して混乱しているので、やめてほしい」という電報が届きました。 訓令を無視していたため、8月末にはソ連から領事館の閉鎖を要求されました。 東京は杉原にベルリンへの異動命令を指示しましたが、さらに多くのユダヤ人が到着していたため、杉原はホテルにもう1日滞在を伸ばして、できるだけ多くのビザを発給することにしました。 1日に300枚のビザを発行していましたが、通常なら1ヶ月間のビザの発行数であります。 ホテルまで一家を大勢の人が追いかけました。 翌朝、杉原一家を追いかけて駅に向かう一行。 列車の中でも必死に書き続けていましたが、皆にビザを発行できません。 最後の手段として、白紙の紙に自分の名前をサインして、スタンプを押し、残りの部分が記入されることを期待しました。 ベルリン行きの列車が出発した時、杉原はまだ紙に署名していました。 結果 – 杉原の訓令を無視した行動は、彼の輝かしい外交官キャリアを突然中断させ、1947年6月7日外務省から退職通告書が送付されてきました。 その後、参議院事務局、連合国軍の東京PXの日本総支配人、米国貿易商会、三輝貿易、ニコライ学院講師、科学技術庁、NHK国際局などの職を転々とします。 1960年(昭和35年)に川上貿易のモスクワ駐在員、1969年(昭和44年)に蝶理へ勤務、1971年(昭和46年)からは国際交易モスクワ事務所長などを務めましたが、英雄ぶりを誇示したことは有りませんでした。 1968年救われたユダヤ人の一人であるイェホシュア・ニシュリと再会してから、何百もの証言が出てくるようになりました。 その後、イスラエルのヤド・ヴァシェム(ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の犠牲者達を追悼するためのイスラエルの国立記念館)により、杉原の業績の重要性が徐々に認識されていきました。 子孫を含めて約5万人が彼のおかげで生きています。 英雄的な行動から45年後の1985年、元外務省官はイスラエル政府より、日本人では初で唯一の「諸国民の中の正義の人」として「ヤド・バシェム賞」を受賞しました。 同年11月、エルサレムの丘で記念植樹祭と顕彰碑の除幕式が執り行われるも、心臓病と高齢のため、出席できませんでした。 1986年、鎌倉市内の病院で死去(満86歳没)。 参考資料:

(著者: 金子亭資、ブラジル岐阜県人会の相談役)

   

金子亭資氏の自伝

  私は1936年サン・パウロ州のオンダ・ヴェルデ(Onda Verde)市で誕生しました。 ブラジル国籍所有者、既婚者です。 父母金子忠三郎・ヒサは、岐阜県高山市国府町(ぎふけん たかやまし こくふちょう)の出身で、3年間の契約を結んで、1932年ブラジルに移住して、サン・ジョゼ・ド・リオ・プレット(São José do Rio Preto)市のコーヒー農場で働きました。 その後、サン・ジョゼ・ド・リオ・プレット(São José do Rio Preto)市周辺の町で働いていましたが、ミランドポリス(Mirandópolis)市の北西に土地を購入して、綿花、トウモロコシ、豆(feijão)などを栽培しました。 父母は4人の子供を授かり、私は三番目の子です。 1947年私たちはサンパウロ州リベイロン・ピレス市(Ribeirão Pires)オウロ・フィノ・パウリスタ地区(Ouro Fino Paulista)に定住しました。 父母はトマト、野菜の栽培や、養鶏も始めました。 1951年私たちは首都サンパウロ市に転居して、父母は穀物や乾物の売店を買いました。 その後、父母はイピランガ (Ipiranga)地区市場の乳製品の売店を買うことができました。 1962年私たち兄弟は父母の仕事を引き継ぎ、乳製品の売店を運営する傍ら、お菓子やビスケット、お祝いの品物を売る店を開きました。 10年後、厚紙で作ったさら、お盆、カップ等々、キャンディの包み紙、帽子、お菓子の紙容器などを製造する、パーティー用製品の製造業を立ち上げました。 私の学校教育は、小学校からサン・パウロ市の技術・デザイン学校を卒業するまで、すべてサン・パウロ市で受けました。 私は1965年に永尾洋子さんと結婚し、3人の娘に恵まれました。 みんな大学を卒業して、それぞれの職業に就きました。 4人の孫がいます。 イピランガ地区の最優秀商人や、ブラジル紋章学・人文学協会(Brazilian Society of Heraldry and Humanistics)からの表彰など、職業を通じていくつかの賞を受賞しました。 1981年ボン・レチロ・ライオンズ・クラブ (Lions Clube Bom Retiro) に入会して、2期にわたってクラブ会長を務めました。 私は会員として、現在も社会のためにいろいろな慈善活動に参加して、託児所や老人ホームを支援したり、ベーシック・食料・バスケットを寄付したりしてきました。 1990年以来、私はサンタ・クルス日本病院(Hospital Japonês Santa Cruz)の終身顧問を務めています。 日系ライオンズ・クラブの活動により、日系ブラジル人社会のために病院を再び取り戻すことができました。 1989年以来私は岐阜県人会に於いて、参加活動して、1999年にはブラジルの岐阜県人会に貢献した事を岐阜県から表彰されました。 私の娘2人が岐阜県の県費留学生制度に参加させて頂き、感謝しています。    

渡米し音楽学んだ大野寛正(揖斐川町出身)

  「変人」第2次世界大戦の頃、そう言われていた男性が揖斐郡揖斐川町にいた。 「アメリカは強い」と言って逮捕され、家族には迷惑がられた。 実はハーバード大でピアノを学ぶなど、戦前の米国で約20年過ごした国際人だった。 「戦争がなければ、時代が違えばもっと評価されたはずなのに」。 惜しむ声が上がる。 大柄な米国人の男女の中、スーツ姿の小柄な日本人が腕を組んでいる。 大野寛正が1916年、南カリフォルニア大音楽科で学んでいた頃の写真だ。 「西洋人に負けない、という意地が感じられる」と寛正の弟の孫、美夏さん(53)が話す。 寛正は1889(明治22)年、同町岡で生まれた。 岐阜県農林学校(現在の岐阜農林高校)卒業後、県庁に就職するが1年で辞め、1907年に渡米。 米国人の家庭で働いていたとき、ピアノに出会った。 ピアノに触ったことも音楽の勉強をしたこともなかった。 それが「過去の経験と全く異なった趣味で鮮やかな成功を思い立ち」(寛正が残した文章)、ピアノで生きていく事を決めた。 ポートランドの私塾を経て、南カリフォルニア大、ハーバード大、ニューヨークの学校で音楽を学び、18年、ロサンゼルスを拠点に作曲家になった。 寛正が作曲した曲の楽譜は米国で販売された。 広告が載った同年のロサンゼルスの地元紙や楽譜が実家に残っている。 米国で音楽家としての人生をゼロから積み上げたが、やがて時代にのまれる。 25年8月、寛正は帰国した。 理由ははっきりしないが、前年に米国は日本からの移民を禁止する法律を制定。 日本人の居場所は減っていた。 揖斐川町の実家に戻った寛正は、米国から持ち帰ったピアノで音楽を教える研究所を開いた。 古里にはなじめなかった。 寛正を直接知る人は「断トツに変な人だった」。 「日米が開戦すると「米国は強い」「自動車がそこら中にある」「日本は負ける」と平気で発言。 自分自身の目で見た事実だったが、周囲は理解できず、警察に捕まった。 戦後は音楽から離れ、旧大蔵省や進駐軍岐阜キャンプの通訳、教師、証券会社の外務員などをし、63年10月に74歳でなくなった。 生涯独身だった。 美夏さんは「尊敬の念しか湧かない」という。 寛正は家族の中でも語られることはなかった。 「すごい人。 でも時代に合わなかった」。 世界を目指した寛正の精神を受け継いだのか、美夏さんは30年ほど前からブラジルに住む。 寛正が実家に残した日記をブラジルに持って行き、時々目を通すという。 「戦争がなければアメリカで多くの作品を発表し、自分のやりたいこと、言いたいことを言っていただろう。 間違いなくもっと幸せだったはず」。 時代に翻弄された先人を、美夏さんはそう惜しむ。

(原稿:馬田泰州 – 岐阜新聞2021/8/12付け)

   

2021年7月の出来事

  • 02  県人会便り4月号メール発信、郵送
  • 05  岐阜/三重/群馬イベントの売上金額口座に振り込まれる
  • 08  KENRENが県連及び県人会の維持に向けたオンライン慈善行動開始
  • 13  県人会のビルの3基目のエレベーター運転開始
  • 17  県人会定例オンライン理事会
  • 21  第17回絵画展委員会オンライン会議
  • 27  県人会便り5月号メール発信、郵送
  • 29  県連定例代表者会議
 

2021年7月定例理事会議事録要旨

  • 日時:  7月17日(土)午後3時
  • 参加者:  長屋充良会長, 長尾ジョージ昇会計理事, 佐久ソニア間書記理事, 金子亭資相談役, 中田リカルド理事, 平野イラシ理事, 清水リナ地方理事, 大野光男監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶、GKI第一回オンライン定例会参加への感謝と感想を述べ、特に柴橋正直岐阜市長の街づくりの様々な取り組みに感激したと報告。 また西えりこカンボジア岐阜県人会会長の貧困層への無料診療実現、日本の飴作り技術を伝承など彼女のバイタリティな活動に感動。 定例会の大好評を紹介。 第17回日伯友情交流絵画展の受付開始。 岐阜市、岐阜県、GKIにも宣伝参加者を募る。 第2回 GMG Juntos イベント完売大成功を報告。
    2. 6月度活動佐久間書記理事により報告。
    3. 6月度会計長尾会計理事により報告。
    4. GMG Juntos イベント佐久間書記理事より、3県人会が助け合い協力しあって、無事完売終了したことを報告。 前回よりも40%アップの売り上げを達成。
    5. Ação entre Amigos 長尾会計理事より、説明、拡散願いシステムの説明、たくさんの方々のご協力頂くよう要請
    6. GKI、世界大会について会長より、GKIの此れからの活動予定を説明。 世界大会準備状況を説明。
    7. 次回8月の定例理事会は8月21日(土)午後3時~
 

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会報 2021年07月

岐阜県人会インターナショナル第一回オンライン定例会を終えて!

  去る7月3日午後9時(ブラジル時間)、記念すべき第一回を柴橋正直岐阜市長をお迎えし講演を賜り、80名近くの参加者に大変感銘深い会となりました。柴橋市長は、5月6日に、岐阜新庁舎を開庁され、市民の方々とともに、気軽に集まれる、岐阜市民として誇れる街づくりに取り組んでおられます。 講演では、スライドを使いながら岐阜市の開発を地区に分けて説明いただきました。 1 . 岐阜駅前、2 . 柳ヶ瀬周辺、3 . 岐阜市庁舎周辺、4 . 岐阜公園、長良川周辺についての再開発を、ひとつひとつ説明いただきました。 岐阜駅前の開発については、「もてなし」というコンセプトで岐阜市の玄関として高層ビル建設、問屋街の再整備, 柳ヶ瀬ゾーンでは、「にぎあう」で旧長崎屋跡、金公園の再整備、また若い世代の人たちが新しい店をどんどん開いていて活性化している。 つかさのまちゾーンは、「ふれあい」で岐阜市庁舎を中心に、みんなの森岐阜メディアコスモスなど市民が気軽に集まれる街づくりを推進している。 岐阜公園ゾーンは、「魅せる」という事で、金華山、岐阜城、長良川が一番有名な部分で鵜飼だけでなく、屋形船を利用した船上宴会、川上舞台での日本舞踊披露、川の辺りで「夜市」を催したり、川原町は昔の城下町の面影を残しながら、伝統文化の和傘を若い伝統職後継者たちが新しい感覚で、色とりどりの和傘が作られて、脈々と受け継がれている。 そうした岐阜市再開発計画をスライドで紹介していただき、その壮大な街づくりにワクワクし、岐阜に帰るたいへん楽しみとなりました。 そうした素晴らしさを世界にアピールしたいと思います。 あと質疑応答があり最後に記念の写真撮影、そのあと柴橋市長がご退席されました。 7月3日が市長の誕生日で、南米北米は時差の加減で、まだ3日だったので、参加者みんなでお祝いしました。 続いて第2部は、カンボジア岐阜県人会会長、GKI副会長 西えりこさんの発表です。 高山市出身の彼女は、縁あってカンボジアを訪問し、日本で何不自由なく生活していた彼女にとってカンボジアでの様々な出会いは、貧富の差とか、慣習の違いなど彼女の人生観を変える衝撃的な出会いと、貧困の生活に中にありながら、屈託の無い、ピュアな国民の笑顔が大変心に残り、カンボジアの貧困層の方に何か力になりたいと、カンボジア永住を決められたそうです。 実際に行動に移され、今迄、貧困層の方々には十分な医療サービスが無く、彼女は仲間を作り行政を動かし、無料で医療サービスを受けられるシステムを構築し、人々の福祉に寄与され、また日本の伝統技術をカンボジアの人達に習得させ自活自立させる為に、日本の伝統飴製造技術を伝授し、会社を立ち上げ活動の輪を拡げてみえ、大和撫子大奮闘を語って頂き、沢山のウェブ会議参加者に感銘を与えました。 第一回GKIオンライン定例会として、お二人のお話しは参加者の皆さんの共鳴を得て大成功だったと思います。 次回第2回オンライン定例会は、日本時間10月24日(日)午前10時から岐阜女子大学丸山教授の「岐阜の歴史」について講演をお願いし、もっと岐阜の知見を増やそうと企画しております。 どうか皆さん奮ってご参加下さい。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

   

「岐阜が大好き」 SNS通じて結集 県在住者が県人会設立

  岐阜県を盛り上げようと、県内在住の人たちが中心となって5月、「ふるさと岐阜県人会」を立ち上げた。普通、県人会は県外や海外にあることが多い。なぜ県内在住の人たちが? 設立の理由を聞くと、コロナ禍が背景にあった。 「ふるさと岐阜県人会」は元美濃市観光協会事務局長の池村周二さん(61)=美濃市亀野町=が会長、衣斐淳美さん(53)=揖斐郡揖斐川町小島=が副会長として立ち上げた。会員制交流サイト(SNS)のアプリ「クラブハウス」が会員を結び付けた。 クラブハウスは音声だけでやりとりする。参加者同士で対話したり、話を聞いたりして交流できる。池村さんは今年2月、アプリ内に「岐阜県民会」というコーナーを開設。これまでに100回以上交流する機会をつくり、平均で5、6人、多いときには一度に20人以上が参加した。参加者の中にはブラジル県人会の役員もいて、「地元に県人会があってもいいよね」との話から設立に至った。9人が初期メンバーとして加わった。 池村さんは「コロナ禍だから、SNSで人のつながりが深まった」という。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ビデオ会議やSNSを使う人が世界中で同じように増えた。「岐阜が好き」という共通の思いを持つ人たちが、全国や世界各地から簡単に集える場がSNS上に生まれた。 5月には、国内外の24県人会による「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」が設立された。GKIは来年秋をめどに、県内で県人会関係者が集結する世界大会の開催を目指している。「ふるさと岐阜県人会」もGKIに加わり、開催のサポートを予定している。 「GKIの一つとして海外の仲間を支えたい」と池村さん。「彼らが岐阜に帰ってきたとき、気軽にお茶でも飲みに行ける存在でありたい」と話す。 問い合わせは会員制交流サイト「フェイスブック」内のグループ「岐阜県民会」へ。

(原稿:岐阜新聞 2021年6月16日付け)

   

2021年6月の出来事

  • 02
    • 宮坂財団から絵画展のスポンサーシップ契約書送られてくると連絡
  • 14
    • IPTU免除申し込みリンク県連返答
  • 16
    • 宮坂財団へサイン済み契約書郵送
    • 建築家丹羽エミ氏より、県人会リフォームの場合、荷物の箱詰めは県人会の責任ですと言われた。
  • 17
    • 第16回日伯友情絵画展認定書を画家達に送る
  • 19
    • 県人会の定例理事会
  • 27
    • 岐阜/三重/群馬の3県人会テイクアウト/デリバリーイベント
 

2021年6月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 6月19日(土)16:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事、中田謙三理事、金子亭資相談役 (平野理事、アクセス不良で参加できず)
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶。前日6月18日が移民の日で113年目を迎え、先人の御霊に対し1分間の黙祷を捧げる。未開の地を切り開き、風土病に家族、仲間を亡くし、それでも歯を食いしばって努力され、現在の200万人という日系社会を築かれた先人の功績に感謝と追悼の気持ちを伝える。 絵画展の進行状況を報告。領事館の共催許可(毎回申請)が下りれば、募集を始める。 宮坂財団の支援申請許可を頂く。 JICAの助成金申請を終え、奮闘された長尾会計理事、長尾さんを手伝った清水地方理事に感謝の言葉を送る。 失火で損害を受けた県人会事務所ビルのエレベーター2基が、保険会社によって新品と取り替えられる。
    2. 5月度の活動佐久間書記理事より報告。
    3. 5月度の会計 長尾会計理事より報告。 県からの補助金交付受理報告。
    4. GMG(岐阜/三重/群馬)イベント佐久間書記理事が、経緯を報告、あと一週間という事で、売り上げの協力を求め、土日の協力をお願いする。
    5. JICA助成金申請に長尾会計理事から報告。 その膨大な資料集め、書類作成、提出までの経過を報告。 参加者からその労を労う。
    6. GKI世界大会について会長から報告。来年10月29-30日開催予定の世界大会に参加要請。 経過を報告。
    7. 次回7月度定例理事会は7月17日(土)午後3時~ オンライン
 

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会報 2021年06月

第2回 GMG(岐阜、三重、群馬3県人会)(みんな、元気!頑張ろう!)イベントを終えて!

  去る6月27日(日)第2回GMGイベントを無事執り行うことができました。 先回初めての試みでしたが好評で、各県人会役員もこれならいけるという事で、今年から年2回やろうという事になり、4月に予定していましたが、コロナ禍悪化に伴い5月、6月と延期して今回の開催に漕ぎ着けました。 換気対策、人数制限、スペースを開くする、検温、マスク、アルコール消毒、手袋などを施し、十分注意を払い、何度も準備委員会を設け毎週金曜日19:00から協議を重ね、今回のメニューは、焼きそば(ベジタリンにも用意、群馬県人会担当)、たこ焼き(岐阜県人会担当)、餃子(ベジタリアン用もあり、岐阜県人会担当)、唐揚げ(三重県人会担当)、苺大福(三重県人会担当)として、特に注目するのは、全ての物がミックスしていて、色んな料理を味わえる取り揃え「セット」でした。 他に今回、テイクアウトとデリバリーの便宜を図る取り組みも考えました。 「マルイチ」からスポンサーを受け、また、ニッケイ新聞からもご支援いただき、SNSや、新聞、友人、家族を頼りに宣伝し、皆さんのご協力で3日前の締め切り前に完売となりました。 また沢山の方々からご支援いただき、卵、野菜など提供頂き心より感謝申し上げます。 イベントは、前日土曜日に前もって準備に会場三重県人会館に集まり、会場設定、仕込みなどを行い、当日は11:00から、受け渡し開始で、6:30に集合して料理を作りました。 今回、いつもご協力いただいているインダイアツーバの中田ご家族もご参加頂きサンタカタリーナに駐在している中田顕三岐阜県人会理事も駆けつけてくれました。 GMG3県人会以外にも、助っ人として、マリーナ福島県県人会会長、ジルベルト奈良県人会会長、パトリッシア東京都友会メンバー、県連から、Lina、ネルソンも友情参加頂きました。 この場をお借りして、深く感謝いたします。 11:00には時間通り、受け渡しが始まり、約800食を売り切りました。 沢山の方々にご参加頂き、大成功に終わりました。 これからまだまだ改善していかなければいけない点は多々ありますが、特に初めての取り組みでしたデリバリーで、一部の皆さんに遅配のため多大なご迷惑をお掛けしてしまった事であります。 39名の方がデリバリーをご利用いただいたのですが、2台のモトリスタを用意しておりましたが、受け渡しで注文された方が不在で、アパートの門番が料理だけは受け取らなかったり、配達人のリュックにあまり数が入らなかったりなどで、一部かなりの遅配になってしまい、グループを代表しまして、心からお詫び申し上げます。 次回からデリバリーを継続するという事であれば、配達人の数を増やしたり、対策をしっかり練りますので、どうか引き続き宜しくお願い致します。 次回は本年10月か11月に第3回GMGイベントを開催予定です。 色々な反省点を解決して、皆様に益々喜んでいただけるように、努力しますので、これからもご支援ご協力お願い致します。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

   

岐阜県人会インターナショナル(GKI)設立総会を無事終了して! (後編)

続いて古田肇岐阜県知事より、お言葉があり、「今日は素晴らしい日でございます。 Gifu Kenjinkaiインターナショナル設立心からお慶び申し上げます。 これは画期的な試みと私自身感動しております。 世界各地で岐阜を思いながら活動され、こうして集って岐阜愛をご縁に大きな世界中のネットワークを作るという本当にすばらしいと思います。 長屋会長また水谷実行委員長、ご尽力いただいた方々に心から敬意を表する次第であります。 各県人会の紹介のビデオを拝見いたしました。 本当にウキウキするような思いでそれぞれが工夫して親睦を深めておられる。 いろんな立場から岐阜を思っておられる。 本当にありがたいなあと思います。 コロナ中でありますので、こうしたオンラインでの設立総会になりますが、こういうスタイルも新しい国際交流のスタイルではないかと新しい幕開けにつながっていくのではないかとそんな思いもしながらここに座らせていただいておる次第であります。 これからオンラインで定例会。 やっていこうと言う話がありますが、私どもの方からオンライン岐阜県便り、オンライン岐阜県魅力づくし県庁のみならず各市町村経済界の方々と語らい、そうした発信も皆様にお届けできればと思っております。 また来年秋には岐阜県人会世界大会を岐阜でオンラインでなくリアルでということで、何とかそれまでにコロナに打ち勝ちたいと1つの目標ができたわけでありまして、今岐阜県も大変コロナ第4波で苦しんでおりますけれども、何とか乗り越えて世界大会にこぎつければとそんな思いでいる次第であります。 リアルな世界大会ですが、2012年にぎふ清流国体で、その開会式で各地の県人会の方々によろしければとご案内を差し上げたことがございます。 それなりの数の方々がおいでになりました。 国体を楽しんでいただき食事を共にしながらお話を聞かせていただき、こうした交流もいいものだなぁと思った次第であります。 今回リアルな世界大会、長屋会長の執念でもっとしっかりした形でするというのは、当時の思い出からしますと、大きな期待が持てます。 現在岐阜県は懸命な努力をして世界に魅力発信をしております。 残念ながらコロナで人の行き来が止まっておりますけれども例えば海外から外国客の宿泊数は、この10年間で15万人から150万人まで膨れ上がりました。 また飛騨牛は世界で50の飛騨牛推奨店が展開してしております。 様々な形で発信をしておりますが、同時に拠点作りもしておりまして、例えば3年前ですと岐阜県郡上市白鳥町に清流長良川あゆパークが開かれ、岐阜清流長良川のあゆが国連の世界農業遺産に認定されました。 あゆの魅力をいろんな角度から紹介しようと、大変盛況です。 一昨年は各務原市の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、通称空博、本格的な航空博物館としてスタートいたしました。 岐阜県だけにとどまらず、アメリカのスミソニアン博物館、フランスのル・ブルジェ航空博物館、モスクワ、サントペテルブルグの宇宙博物館と連携をとりながら様々な国際交流をやっております。 昨年秋には6年がかりで構想を実現した関ヶ原の岐阜関ケ原古戦場記念館スタートしました。 リンカーンのゲティスバーグ、ナポレオンのワーテルローと世界3大古戦場の国際交流をしながら岐阜の関ヶ原の魅力を発信しております。 これもぜひ皆様に見ていただきたいなと思っております。 岐阜の魅力発信をしておりますが世界で活躍しておられる皆様方との交流を深めながら、そしてまた皆様方に先頭に立っていただいて、さらに岐阜の魅力を世界中に届けてと思っております。 皆様が先頭に立っていただければ大変ありがたいと思っております。 今日は心から感動し期待しております。 GKIの素晴らしい発展と今後の岐阜を中心とした交流の進化とまた皆様のご健康を祈念いたしまして私の挨拶とさせていただきます。 ] 古田知事ご自身から、GKI設立に対し、ご期待されているとのお言葉をいただき、会のために頑張ろうと心新たに決意しました。 式典は、終盤を迎え臼井英樹副会長(泰国)による万歳三唱でGKIの門出を祝い、最後に藤井豊文副会長(ワシントンD.C.)の閉会の辞があり、参加者への御礼感謝を述べられ無事設立総会が終了いたしました。 総会後、記念撮影があり、その後、古田知事が参加者の拍手を受けられながら、退出されました。 会は、第2部に入り、事前に各県人会にお願いしていた県人会の紹介ビデオが発表され、各県人会の工夫を凝らした作品に驚きと感嘆の声が上がりました。 このビデオは後に参加者投票のコンテストとなり、結果が、第3位 ブラジル、第2位 ニューヨーク、優勝は、この度発足したばかりのドルハン千代会長率いるカナダ岐阜県人会が見事栄冠を勝ち取られました。 ビデオ紹介の後、4人程度の小グループにわけて、自己紹介やら会員同士の絆を深める取り組みが組まれ、全体的に評判が良かったです。 このアトラクションの後最後に、代表者会議を開催し、オブザーバーも参加され会のこれからの運営など意見、質問などをブレインストーミングで雑談的に話し合いました。 特に2ー3ヶ月おきに行われる、オンライン定例会について長屋会長より説明があり、第一回定例会は日本時間7月4日(日)午前9時から柴橋正直岐阜市長をゲストにお迎えし、お話をお聞きすることに決まっており、皆さんの参加を促し、あとは、来年秋、岐阜県において、「岐阜愛を繋ぐ!」をモットーに岐阜県民の方々と県外、国内外の岐阜人が集い、語らい、絆を深め、岐阜県人の誇りを高め、岐阜県の素晴らしさを世界にアピールする事を説明しました。 こうして2時間に渡る会合は、成功裡に終了しました。 これからも、一緒になって会を盛り上げていきましょう!

(原稿: 岐阜県人会会長 長屋充良、音声文字変換:大野美夏理事)

 

2021年5月の出来事

  • 03
    • 宮坂財団へ第17回友情交流絵画展補助金申請手紙郵送
    • インターネットシステムでの「かわせにもんだい」あり長尾理事に報告
    • 事務所の建物の 2台のエレベーター稼働中
  • 06
    • 印刷機まだ問題ありToner Mix 引き取り
  • 07
    • 長尾理事インターネットで為替えする為サンタンデル銀行の支店長と契約チェンジ
  • 12
    • 2020年度分の会計簿レジストリーに記録届
  • 14
    • 長尾理事、県庁からの補助金為替え
  • 15
    • 定例オンライン理事会
  • 26
    • 第17回友情交流絵画展委員会ビデオ会議
  • 27
    • VIVOインターネット機具交換
 

2021年5月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 5月15日(土)午後3時
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、中田リカルド理事、平野イラシ理事、金子亭資相談役
  • 議事録:
    1. 会長挨拶、参加者にお礼、県庁からの補助金入金為替銀行関連の処置、年次末総会の議事録、登記所登録申請、JICA助成金申請関連書類作成等、大奮闘の長尾会計理事に感謝の意を表明する。 あと1週間と迫った「岐阜県人会インターナショナル設立総会」について、役員の参加を確認。
    2. 4月度事業佐久間書記理事より報告
    3. 4月度会計長尾会計理事より報告
    4. JICA助成金について長尾会計理事が、見積もり書を各々説明する。 役員の質問に答えながら、承認を得る。 来週月曜日に、JICAに提出する。 平野理事から、防犯カメラ設置について意見があり、役員に意見を求め、素晴らしいアイデアだが、すでに見積書が助成金限度一杯の額となっており、追加は厳しい状態ということで、ビルの防犯状況を来週確認すると共に、現在入っている住宅保険の保証を確認し、改装が終わった後に保険金見直しなど検討することにする。
    5. 第17回日伯友情交流絵画展について(長屋会長)昨年と同じオンライン展とし、本年は早めに母県でも募集を始めるとする。
    6. 岐阜県人会インターナショナルについて(長屋会長)スライドを用いてGKIの設立意義、活動目標、役員紹介、設立総会について説明
    7. その他、仕事の都合でサンタカタリーナに移った中田理事が参加し、近況報告。 新天地で頑張っている様子を伺う。 今回国井副会長が司会を務め、無事に理事会がスムーズに終了。 これから先も続けて頂き、Linkなどもお願いする。
    8. 次回理事会: 6月19日(土) 15:00開始予定
 

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会報 2021年05月

岐阜県人会インターナショナル(GKI)設立総会を無事終了して!(前編)

  去る日本時間2021年5月23日(日) 午前10時「岐阜県人会インターナショナル」が、古田肇岐阜県知事をお迎えし、盛大に設立されました。 世界24岐阜県人会が加盟し、100名近くのメンバーが参加され、時差の関係で在仏岐阜県人会のメンバーは午前3時からの参加となり、県人会によって土曜日の午後だったり、夜だったり、深夜だったり、日曜日の朝だったりして、さすが世界レベルになると、そのスケールの大きさに驚かされました。 この式典の為、岐阜県人会インターナショナルの役員のメンバーは何度も会合を重ね、リハーサルも何度か行い、総会の大成功を願い準備万端で当日を迎えました。 総会開始1時間前から、役員は最終チェックをし、15分前から参加者入場開始、古田知事もご入場され10時ジャストにタイトルのスライドと共に大野美夏GKI副会長(ブラジル)の司会で式典が開催されました。 大野美夏副会長は、GKIの設立意義をある種の感動を与える紹介をされ、参加者の胸に残るメッセージとなりました。 続いて、水谷ハッピー副会長(南加-南カリフォルニア)の開会の辞を、自分の普段の語り口で、この会の発起人(長屋)との出会い、会設立の経緯を述べられ、開会宣言されました。 そのあと高橋愛一郎副会長(ニューヨーク)のGKIの規約の発表と承認があり、全員が挙手を持って承認され、続く西えりこ副会長(カンボジア)がGKI役員の発表、承認を行い同じく全加盟団体代表の同意を得ました。 ここに会を代表しまして、心から深く感謝申し上げます。 引き続き、横洲憲司統括事務局長よりGKI加盟世界24岐阜県人会の紹介があり、世界地図で印をマークしながら次々と読み上げられ、最後に全世界地図と24の印が付けられ、正しくインターナショナルの実感がありました。 続いて、長屋充良GKI会長の挨拶があり、 「只今、岐阜県人会インターナショナル会長を拝命しました、ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良と申します。 この度、皆様に規約、役員とご信任頂き、心より御礼を申し上げます。 まさに身に余る光栄であり、身の引き締まる思いで拝受し、「滅私奉公」を実践し、役員の方々と協力、協調しながら、皆様と共に会を盛り上げていく所存であります。 また本日は、古田岐阜県知事におかれましては、お忙しい中、しかも日曜日にも関わらず、GKI設立総会にご参加頂き、会を代表しまして深く感謝申し上げます。 並びに世界中から参加されているGKI加盟24岐阜県人会代表の皆様に対し、また特に時差の関係で現在午前3時からの参加という設立されたばかりの在仏岐阜県人会の皆様のように万難を排してのご参加に対し、重ねてお礼申し上げます。 この会は「岐阜愛」を繋ぐ!という理念のもと、世界中の岐阜県人会を統合し、かつそれぞれの県人会が個性を保ち、その持ち味を活かせて、一つになり、情報を共有し交流を深めることによって、グローバルなネットワークを構築し、次世代に向けた確固たる県人会の新しい未来を創造し、世界から岐阜、岐阜から世界に「岐阜愛」を繋いでいって、「ワン ぎふ」としてグローバルな岐阜家族をつくり、一人一人が岐阜の素晴らしさを全世界でアピールすることがこの会の意義であります。 そして生まれ育ったふるさと、またゆかりのある「清流の国ぎふ」は、我々の心の拠り所であり、エネルギーの源でありまして、岐阜を離れて、各々がその置かれた地域、場所で苦労され、ふるさとを想いながら、努力され、信頼を勝ち取り、結果を出し、その甲斐があって、築かれてこられた現在の幸福境涯に於いて、ふるさとのご家族、ご友人、生まれ育った岐阜に対し感謝し、少しでも恩返しのお手伝いができればと思っています。 実は、我々の会の根幹であります「岐阜愛を繋ぐ!」事を長年にわたり実践されている方がみえます。 その方は本日ここにご参加頂いてます古田知事ご本人でありまして、国際交流の為、各国を訪問し岐阜との友好を深められ、トップセールスとして岐阜の県産品を海外に紹介し、またその外国訪問地において岐阜県出身者との語らいを大事にされ、それを機に岐阜県人会が各国で誕生し現在に至っており、正しく県人会を通して、岐阜の素晴らしさを紹介され、かつ海外で活躍される岐阜県人を紹介され、絆を築かれてこられた知事のご行為こそ我々が求める「岐阜愛を繋ぐ!」ということであります。 そうした知事の数々のご功績に対し、将来GKIとしてこれから様々な活動実績を残し、その暁には、古田知事を我々の会の名誉会長にご就任いただく為に、皆様と一致団結して頑張っていきたいと思います。 具体的には会として、2ー3ヶ月おきに、「オンライン定例会」を開催し、もっと岐阜を知る為に、ゲストをお迎えし、皆さんと「岐阜学」の知見を深め、岐阜県の民間親善大使として各人のおかれた場所で、岐阜の情報を発信する。 また古田知事をはじめ県、財界、民間の方々にご支援ご協力いただき、来年の秋、母県岐阜にて、コロナウィルス勝利宣言と一大イベント「第一回岐阜県人世界大会」を開催し、岐阜を離れ国内外で活躍されてる岐阜人と、ふるさとを守っていただいている岐阜県民の皆さんと集い語らい、絆を深め、知識を深めて、「頑張ってる岐阜人」を紹介し、「岐阜は、やっぱ、ええてえ!」と思って頂けるように、GKI一丸となって実現していきましょう。 また、そういった活動を通じ、岐阜人としての誇りを再確認し、郷土愛が全国ランクで上位になるように協力したいと思います。 これから皆さんと一緒に、仲良く、楽しく、助け合って会を盛り上げていきましょう! 本日は、岐阜県人会インターナショナル設立誠におめでとうございました。 それでは最後に、皆様のご多幸とご健勝、岐阜県並びにGKIのますますのご発展をお祈りしまして、代表の挨拶とさせていただきます。 」 と挨拶を申し上げました。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

2021年4月の出来事

  • 03
    • JICA -日系団体補助資金会議
  • 05
    • 2月号県人会便りメール送信、郵送
  • 15
    • 第17回友情交流絵画委員会オンライン会議
  • 17
    • 県人会定例理事会
  • 22
    • ニッケイ新聞,6月18日付けの移民113年紙に記載される広告連絡
  • 23
    • 印刷機にトラブルメンテナンス業者に連絡
  • 29
    • 3月号県人会便りメール送信、郵送
 

2021年4月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2021年4月17日(土) 午後3時
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、金子亭資相談役、大野美夏理事、清水リナ地方理事、大野日出丸会員
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶 – JICA助成金について、経過を説明、書類を長尾理事、清水理事、丹羽エミ設計士、会長で用意する。 岐阜県人会インターナショナルの活動報告。 同日夜8時から行われる第一回南米岐阜県人会オンライン会議について、参加確認。 第17回日伯友情交流絵画展を今年もバーチャル絵画展とする。 岐阜、三重、群馬 3県人会イベントを6月27日に延期。
    2. 3月度の活動佐久間書記より報告。
    3. 3月度の会計長尾会計理事より報告。
    4. JICA助成金について現状説明。 申請書、計画書、年間活動経費 (2018,2019)の見積書を揃えるよう準備中。
    5. 岐阜県人会インターナショナルについて規約、役員等、説明。 全世界18岐阜県人会に、カンボジア、カナダ、フランスが増え、21岐阜県人会となることを報告
    6. 次回5月度定例理事会は、5月15日(土)午後3時~オンライン 会議参加ご希望の会員は事務所へご連絡ください。 参加アクセスリンクお送ります。
 

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会報 2021年04月

第1回世界岐阜県人会オンライン会議開催 (後編)

日時:日本時間3月21日(日)午前10時
議題:使用言語は日本語
1.各団体紹介(各2分程度)
2.ネットワーク、仮称「世界岐阜県人会連合会」 (World Federation of Gifu Kenjinkai-WFG) 設立について意見交換
3.その他

******

まずは、このような会を作ることへのご賛同、そして、この日程でご参加、ご欠席のお返事をいただけませんでしょうか。
なかなか皆様の時間調整は、難しいと思われますが、顔合わせのような感じで代表者の方でなくとも、会員のどなたかにぜひ第1回会議にご参加していただけると大きな第一歩になります。
海外から見た岐阜の良さ、岐阜県の強みなどの声を集めることで地元にいる方たちへの新たなアイデア作りのきっかけ、視野の広がりになるかもしれません。
新型コロナウィルス収束までは、まだまだ時間がかかりそうですが、できることをやって前に進みたいと思っております。世界各地でワクチンの接種が始まりました。ブラジルでも進んでおります。
一刻も早くコロナ明けが訪れることを期待して、みなさまどうぞご自愛のほどお祈り申し上げます。
どうか宜しくお願い致します。
敬具
2021年3月 ブラジル岐阜県人会長 長屋充良」

また設立意義として:
「岐阜県人会インターナショナル(仮称)設立意義
“国を超えて岐阜愛を合言葉にひとつになろう!”
世界の県人会間、そして母県と縦と横のつながりを広げて岐阜愛を世界に発信しよう!
1:岐阜をキーワードに世界をつなぐ
岐阜県を愛する人たちの集まりとして、国を超えた県人会間のネットワークを構築し、情報を共有し、互いに良きパートナーとして助け合う。人的、文化的な交流を活発にし、次世代につなげる。また、各国の県人会に限らず、日本各地の岐阜人、世界の岐阜人、岐阜をルーツに持つ人々、人種を問わず岐阜に興味がある人たちと縁をつなぐ役割を持ちながら、岐阜の素晴らしさを世界に発信する。
2:母県岐阜と世界をつなぐ架け橋
ふるさとを離れ、海外で創意工夫を持って信頼を勝ち取り、その地に根を下ろしたバイタリティー溢れる人たちとその子孫たちが海外県人会を支えている。外に出たからこそわかる岐阜の魅力を再発見し、遠く離れた地で郷土への誇りと想いを高め、ふるさとを守っている人たちに敬意を持って励ましのフィードバックをすることで、岐阜の価値をより高める。ダイバーシティ(多様性)が進む日本において、国際化、国際理解に一役を買う。また、県内に在住しながらグローバルな活躍の場を求め、海外に興味のある人や海外とのつながりを持ちたい人たちのバックアップをする。また、海外県人会同士での相互交流を深め、他国での活動においてのアドバイスなど支援をする。
3:岐阜県の民間親善大使
岐阜県の魅力と価値を海外から新鮮な視点で捉え、各地でアピールする。海外には岐阜に行ったことがないけれど岐阜に縁がある人、岐阜に興味がある人がいる。そのような世界の人たちと岐阜を結びつける役割を担う。各国の県人会は、いわばその国における岐阜県の民間大使館。県人会と県の連携を強めることにより、県の海外戦略の一環として伝統、文化、芸術、ビジネス、県産品、観光振興などさまざまな分野におけるイベントを企画、実行し、岐阜県をアピールすることができる。県人会は世界に開かれた岐阜県づくり・誇りの持てるふるさとづくりを目指していく県の出張所として、国際交流推進の手助けをする。」

こうして、皆様よりご賛同頂きオンライン会議となりました。
この日本時間午前10時という時間設定は、黄金律で、アジア北南米12時間の時差の中、各国ともあまり無理のない時間帯かと思います。
海外岐阜県人会は、11ヵ国18都市の陣容となっており、北南米は1868年(明治元年)から始まった海外移民の歴史があり、移住者中心で、ほかに留学生また日本企業駐在員が参加という状態で、アジアは駐在員中心となっていてやはり活動内容も若干違ってくるのかなと感じました。
理事会ではいつも使用しているMicrosoft Teams (無料版)で時間制限なく問題はないですが、40名以上しかも19都市(県庁岐阜市を含む) からのアクセスという事で心配しましたが一部(南米)を除いてどうにか支障無く開催できました。
ただ普段他のサイトを利用していて、Teamsに慣れて無く戸惑うことも多々あり、次回は南加岐阜県人会の水谷前会長提供のZoomを使用することになりました事を、付記しておきます。
会議は、発起人筆者の挨拶から始まり、大野美夏さんの司会で議事進行し、各県人会代表の自己紹介並びに県人会の活動報告がされました。
そのあとこの会の設立に対し、決を採り、全員意義なしで、会設立が決定し、会の名称は、「世界岐阜県人会連合会/WFG」と「岐阜県人会インターナショナル/GKI」とで決める事になり、大多数で「岐阜県人会インターナショナル/GKI」と決まりました。どうか宜しくお願い致します。
あと、再来月5月23日(日)午前10時(日本時間)を創立総会と決め、南加岐阜県人会の水谷前会長が加わり、長屋-美夏ラインで暫く会を運営することになりました。
また望みとして筆者より来年の秋口に、日本岐阜県で、「世界岐阜人大会」として海外、国内岐阜県人、岐阜に興味、縁のある方々が集い「岐阜愛」について色々な観点から討議して行こうと提案し、大野美夏さんからも、「岐阜の人(ジン)集まれ!」と称して、みんなで「岐阜愛」をキーワードに集まろう!と提言がありました。
最後に岐阜県庁国際交流課課長の恩田様よりお言葉があり、この会への祝辞と、これからの発展に対し、課としても可能な限りアシストしていくとありがたいお言葉で締めくくられました。
最後に筆者がお礼の言葉を述べ、会の設立、また前途を祝して万歳3唱を提案して一同唱和して頂き、閉会となりました。
この紙上をお借りし、会議時間を1時間以上オーバーし皆様に多大なるご迷惑をおかけしました事、深くお詫びしますと共に、次回から会議閉会時間を厳守して参りますので宜しくお願い致します。
最後にこの会の根幹であります、「岐阜愛をつなぐ」
事によって、世界の岐阜を愛する方々をつなぎ、情報を共有し、人的文化的交流を促進し、次世代や、また人種を問わず岐阜に興味がある人たちにも繋いで行って、岐阜の素晴らしさを全世界にアピールし、岐阜に住み故郷を守っていただいている方々に、敬意を持ってエールを送っていきます。
この「岐阜県人会インターナショナル」設立によって、岐阜のため、我々のために新しい一歩を踏み出しましょう!

(原稿:ブラジル岐阜県人会長 長屋充良)

 

 

岐阜県人会インターナショナル設立総会を前にして!

来る5月22日(土)午後10時(日本時間5月23日午前10時)、古田岐阜県知事をお迎えし、世界22岐阜県人会が一同に揃いオンラインにおいて、「岐阜県人会インターナショナル設立総会」が執り行われます。
私は、発起人、暫定会長として役員の皆さんとメール、ウェブ会議等で、会の規約、役員候補承認準備、設立総会の式次第決定など準備に追われています。
この会を立ち上げることは、ブラジル岐阜県人会にお世話になってから、つまり10年来の夢でして、不幸中の幸いというか、このコロナ禍の為、オンラインが浸透し、まさかの実現となりました。
世界岐阜県人会のネットワークを構築し、「岐阜愛」を繋ぎ、人的文化的交流を活発にし、SNSを使って情報を共有し、最高のパートナーとして岐阜の素晴らしさを世界にアピールする事が、会の目的であります。
その設立意義、活動目標についてここに明記し、皆様のご理解、ご協力を得られればと思います。
どうか宜しくお願い致します。

(ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

岐阜県人会インターナショナル設立意義

[ 国を超えて“岐阜愛をつなぐ“を合言葉にひとつになろう!]
世界の県人会間、そして母県と縦と横のつながりを広げて岐阜愛を世界に発信しよう!

  1. 岐阜をキーワードに世界をつなぐ
    岐阜県を愛する人たちの集まりとして、国を超えた県人会間のネットワークを構築し、情報を共有し、互いに良きパートナーとして助け合う。 人的、文化的な交流を活発にし、次世代につなげる。 また、各国の県人会に限らず、日本各地の岐阜人、世界の岐阜人、岐阜にルーツを持つ人々、人種を問わず岐阜に興味がある人たちと縁をつなぐ役割を持ちながら、岐阜の素晴らしさを世界に発信する。
  2. 母県岐阜と世界をつなぐ架け橋
    ふるさとを離れ、海外で創意工夫を持って信頼を勝ち取り、その地に根を下ろしたバイタリティー溢れる人たちとその子孫たちが海外県人会を支えている。 外に出たからこそわかる岐阜の魅力を再発見し、遠く離れた地で郷土への誇りと想いを高め、ふるさとを守っている人たちに敬意を持って励ましのフィードバックをすることで、岐阜の価値をより高める。 ダイバーシティ(多様性)が進む日本において、国際化、国際理解に一役を買う。 また、県内に在住しながらグローバルな活躍の場を求め、海外に興味のある人や海外とのつながりを持ちたい人たちのバックアップをする。 また、海外県人会同士での相互交流を深め、他国での活動においてのアドバイスなど支援をする。
  3. 岐阜県の民間親善大使
    岐阜県の魅力と価値を海外から新鮮な視点で捉え、各地でアピールする。 海外には岐阜に行ったことがないけど岐阜に縁がある人、岐阜に興味がある人がいる。 そのような世界の人たちと岐阜を結びつける役割を担う。 各地の県人会は、いわばその国における岐阜県の民間大使館。 県人会と県の連携を強めることにより、県の海外戦略の一環として伝統、文化、芸術、ビジネス、研鑽品、観光振興などさまざまな分野におけるイベントを企画、実行し、岐阜県をアピールすることができる。 県人会は世界に開かれた岐阜県づくり・誇りの持てるふるさとづくりを目指していく県の出張所として、国際交流推進の手助けをする。

 

 

岐阜県人会インターナショナル活動目標

  • オンライン定例会(2か月おき?) を県庁のご支援を仰ぎ、ゲストを招き「岐阜学」を会員自由参加で、学び、岐阜の素晴らしさを共有! 海外で活躍するメンバーの体験発表!
  • 人的交流: スポーツ交流、青少年交換留学、青少年サマーキャンプ、語学研修。
  • 文化的交流: オンライン講演、セミナー、講座(前述)を開催し、また岐阜県の伝統文化からポップカルチャーまで、岐阜県に関わるモノを世界に発信!
  • 岐阜県からの留学生、研修生、駐在員、短期滞在者、観光者などのフォロー。
  • 県の経済ミッション、岐阜県地場産業の国際市参加、市場開拓、参入、国際学術会議参加など、県人会としてアシスト!
  • SNSを通じて、情報共有(FB、LINE、インスタ、会報、HPなど)
  • 岐阜県人世界大会を開催し、世界の岐阜県人(岐阜県民も含む)、人種を問わず、岐阜に興味がある全世界の方々と「岐阜愛」を通じて集い、語らい、岐阜県をアピールする。
  • 各岐阜県人会の記念行事に、直接間接的に応援参加する。
  • 将来的には、必要があれば、クラウドファンディング等を実施、運営に充てる。
  • 役員会を定期的かつ必要に応じて開き、会の運営、諸問題等について協議する。
  • 母県かつ日本、世界の災害復旧、人道的援助に対し、義援金、救援物資等の援助。

 

 


2021年3月の出来事

  • 02
    • 県庁から送られてきた県費留学生中田アンジェロ英司の書類受け取り、すぐにアンジェロに再郵送
  • 03
    • 補助金申請書類岐阜県庁へ郵送
  • 04
    • 事務所の建物内のエレベータ試験運転開始
    • 長尾理事扇風機組み立て
  • 05
    • 事務所の火災保険年会費納める
  • 12
    • 援協の年会費納める
  • 15
    • サンタンデル銀行のマスターユザーを坂野正信氏から長尾理事に切り替え登録
  • 16
    • 長屋会長、丹羽エミ建築家、リフォーム業者のジョイルソン氏、事務所の測定に来所
  • 20
    • 定例理事会
  • 24
    • 2018年度と2019年度の会計報告書に前回の正監事のサイン取得
  • 25
    • 県連代表者会議
  • 31
    • 事務所分析にマルセーロ氏(コンピュターインストールと実行会社)とダルトン氏(エアコン実行会社)来所

 

 


2021年3月定例理事会議事録要旨

  • 日時:3月20日(土)午後3時
  • 出席者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、岐部大野美夏理事、中田リカルド理事、清水リナ地方理事、金子亭資相談役、
    *残念ながら平野イラシ理事がアクセス問題で参加出来ず。
  • 審議内容
    1. 会長挨拶、参加者に対し感謝の言葉を述べる。 岐阜県人会も、JICAの助成金を申請し、事務所改装、オンライン設備を揃えたミニスタジオを作る事を報告賛同を募る。 同日夜10時から行われる「第一回世界岐阜県人会オンライン会議」について説明、参加を促す。
      事務所が家屋保険に入った事を報告。
      県人会が援協に法人会員登録し、会員福祉のため、治療費(R$200,00が半額のR$100,00になる)、検査代も半額になる事を報告。 会員とその家族が利用可で、事前に県人会事務局に連絡し県人会のサインある証明書を持参することが必要。
    2. 2月度活動報告: 佐久間書記理事より報告。
    3. 2月度会計報告:長尾会計理事より報告。
    4. 「Hirota グルメコンテスト」参加報告、 佐久間書記理事が中心となって、栗本レジーナ、橋本亮マルコス、大野マルコスの皆さんが、岐阜名物「五平餅」で参加。橋本マルコスさんの素晴らしい解説と実技で聴衆を魅了しましたが、審査では残念にも決勝戦に行けませんでしたが、会員同士の結束が強くなりまた「五平餅」を紹介でき、皆さん満足しています。
      お疲れ様でした。
    5. 銀行関係報告, 長尾会計理事より報告があり、直接銀行と掛け合い、諸問題(口座に再登録)を解決する
    6. JICAの助成金申請、会長より経過報告と説明。申請を行う件、建築家との契約認可を決める。申請時に必要な書類を長尾理事、会長で揃える。必要に応じて他理事の協力要請。
    7. 次回4月度定例理事会は、4月17日(土)午後3時 オンライン(会員の参加ご希望者、アクセスコードをお送りしますのでご連絡ください)。

 

 

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会報 2021年03月

第1回世界岐阜県人会オンライン会議開催 (前編)

去る2021年3月20日午後10時(日本時間21日午前10時)、第1回世界岐阜県人会会議が、オンラインによって開催されました。
世界18岐阜県人会中、当初全県人会参加表明確認でしたが、残念ながら急用、アクセス不良で、当日4県人会が不参加となりました、それでも残り14県人会参加というこれも第1回にしては最高の結果を達成することができました。
この日を10年近く夢みてきた筆者であります、事の始まりは、私事ながら、県人会を手伝わせて頂き11年経ちましたが、当初から所謂、縦関係の県人会、県庁だけで無く、横の関係、世界岐阜県人会同士のネットワークの強化を訴え、実際、県庁の県人会リストを利用してメールにてその思いを各県人会に伝えました。 その当時今回会議に参加された南加岐阜県人会の水谷元会長や、デトロイト岐阜県人会の丹羽会長にもご賛同いただきましたが、実際距離的時間的問題で何もできず時間だけ過ぎていきました。 それが不幸中の幸いか、コロナ禍によってオンラインを利用した生活が浸透し、オンライン会議なら実現可能と判断し即座に動きだしました。
それが2月2日の普段から多大なるご支援をいただいております岐阜県庁国際交流課の水谷さんに送ったメールから始まりました。
そのメールには、世界岐阜県人会のネットワーク構築の重要性を述べ、その旨を各岐阜県人会に伝えたく、県庁の海外岐阜県人会リストを教えて頂く為でした。
水谷さんは、取り敢えず皆さんにこのリスト公開を各県人会に問い合わせ承認されてからにして下さい!との指示があり、暫くして、お陰様で全会意義無しで、了解を得て、第1回世界岐阜県人会オンライン会議の参加を、経過、設立意義などを書き込みメールにて募りました。
そのメールが下記です。

「世界岐阜県人会の皆様
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
突然のメール、失礼いたします。 私はブラジル岐阜県人会会長の長屋充良(ながやみつよし)と申します。 1959年関市板取生まれ(当時は板取村)で、現在はブラジルのサンパウロ市でリハビリのクリニックを家族で営んでおります。
故郷を離れて何十年も経ち、さらには日本と地球の反対側であるブラジルに住んで38年が経ちました。 ブラジルの生活に慣れ、ブラジル人に混じって子供を育て、ブラジル人、日本人、日系人、私のような移住者と様々な方達を相手にビジネスをしてまいりました。 外国人である自分を快く受け入れてくれたこの国に感謝をしております。
そして、ブラジルの良さを日々感じながらも、同時に海外に住む日本人として日本の良さを子供達に常々伝えてきましたが、さらには孫の世代、その先へも伝えたいと痛切に思うようになりました。
私にとって日本を思い出すということは、やはり故郷岐阜県と強くつながります。 岐阜の自然、人々の暖かさ、食べ物、方言、工芸品など、岐阜の持つ文化は世界に誇れる素晴らしいものがあると改めて思います。
ブラジルは世界最大の日本人移民国であり、その子孫たちは190万人以上と言われます。 岐阜県人が初めてブラジルに足を踏み入れて108年経ち、岐阜県出身者が集まり岐阜県人会を結成し83年という古い歴史があります。 2世、3世、4世の時代になっても、岐阜県出身であることを誇りに思い、県人会活動を行っております。
世界には、岐阜県人会がアメリカ、アジア、南米と18団体あると県庁から伺っております。 様々な都市で『岐阜県』をキーワードに繋がっているみなさんと、今度はさらに地球規模で横でつながりませんか?
岐阜から世界に羽ばたいた皆さんと岐阜に対する思い、岐阜を愛する気持ちを共感し、海外から見た故郷岐阜へ、なんらかのフィードバックができるネットワークが作れないかというアイデアを思いつきました。
昨年より世界は新型コロナウィルスのパンデミックに翻弄され、様々な街でロックダウン、外出自粛、テレワークなど生活が一変しました。 不安な毎日であると同時に、オンラインを利用したコミュニケーションが一気に発達した一面を持ちます。 対面でしか行ってこなかったミーティングをオンラインでするのが日常化して、世界の仲間との交流が簡単にできるようになりました。
このような中、かねてより県庁に提案してまいりました『岐阜県人会サミット』を岐阜県対面で行う前に、オンラインミーティングの形で皆様と一度お話しをする機会を作り、意見交換、情報を共有することをご提案させていただきたくメールをお送りしている次第です。
そこで、第1回のオンライン会議の開催をみなさまに打診させていただきます。
17団体各地の時差から、日本時間の日曜日午前10時に合わせての時間設定が妥当かと計算いたしました。 (アジアは日曜日朝、北米西部は土曜日午後、北米中部東部、南米は土曜日夜)
勝手ながら日にちをこのように決めてみました。 」(続く…)

(原稿: 岐阜県人会会長 長屋充良)

 

HIROTAコンテスト

2020年1月下旬、KenrenとHirotaグループから、県人会参加の日本料理コンテストに招待されました。 「日本の一部をブラジルに」をテーマに、日本料理をブラジルに広めるためですが、コンテスト参加数は、9県人会だけと決められていました。 16県人会が参加に興味を持っていたので、抽選があり、岐阜県人会は9県人会中に受賞しました。 コンテストのアイデアは普通の人でも、簡単に、おいしい日本料理が作れるという考え方でした。
3グループに分けられ、各グループが3つ(1。 のり、2。 みそ、3。 わさび) のテーマのどれかのアイテムの料理を作成するということで、岐阜は 「みそ」 のテーマを得ました。 このコンテストでは必ずしも県の典型的な料理である必要はありませんが、岐阜県はブラジルの大多数には知られていない典型的な五平餅(典型的なみそ料理)があるのは幸運でした、五平餅は非常においしいのと準備がしやすいためにこの料理を作ることにしました。

私たちは日曜日に小人数の人々を集めて、レシピから、この料理を準備することの難しさを見るために、料理の訓練をしました。 とにかく料理プロは誰もいなかったので、県人会委員マルコス 亮 橋本氏(1994年の元県費留学生)が「シェフ」を代表すると定義され、素晴らしいプレゼンテーションを行いました。
料理の準備を録画した当日、主催者側には料理の風味だけを評価する2人の陪審員がいました、最大の審査は、ソーシャルネットワークによるデジタル投票になり、みそのグループでは、東京と富山県人会と競っていました。

投票の期間は3日間あり、残念ながら我々はコンテストの決勝の資格を得ませんでした。
コンテスト最終のテーマは「うどん」もしくは「そば」で最終戦は2県人会のみで競い合い(第3県人会代表者はコロナの陽性のテストを受け、参加できず、富山県人会と鹿児島県人会のみ参加)富山県人会が「ひやしそば」料理を発表し優勝しました、スコアは8.57点でした。
このコンテストでは新しい、挑戦的で非常に楽しい経験を得ました。 他の県人会参加の人たちとも友達になり、今回のコンテストに参加して視認性を高め、主に岐阜の典型的な料理を公開する良い機会になりました。

        

(原稿:岐阜県人会書記理事 佐久間 ソニア)

 


2021年2月の出来事

  • 02
    • 総会の広告代ニッケイ新聞社に収める
  • 11
    • 1月分の県人会会報メール送信、郵送
  • 16
    •  第11回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ
  • 17
    • 会員の高井節子氏事務所来所
  • 20
    •  県人会定例理事会
    • スーパー「Hirota」グループ主催県連後援の「県人会対抗グルメコンテスト」に岐阜県人会参加。 佐久間ソニア、橋本マルコス、レジーナ栗本、長屋ベッチが会長宅で準備。 午後「Hirota」のスタジオで録画
  • 22
    • 会員へ未定期総会の書類メール送信
  • 25
    •  県連定例代表者会議
  • 28
    • 県人会2020年未定期オンライン総会

2021年2月定例理事会議事録要旨

  • 日時:2月20日(土)午後3時~ (オンライン)
  • 出席者: 長屋充良会長、 国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、 佐久間ソニア書記理事、 平野イラシ理事、大野美夏理事、中田顕三理事、金子亭資相談役
  • 審議内容
    1. 会長挨拶、日本祭り開催に対し、県連ではコロナ禍でワクチン接種に時間が掛かりそ うな事、市役所からの開催許可証が出ない可能性があり、出たとしてもかなりの制限を受けることが懸念され、開催に対し検討をしているとの現状報告。
      来週末行われる2020年度末定時総会について協力を求める。
    2. 1月度の活動佐久間書記理事より報告。
    3. 1月度会計長尾会計理事より報告。
    4. ヒロタ」グループによる「県人会対抗グルメコンテスト」に当県人会も佐久間書記理事が中心となって第一次審査の「みそ」部門に参加ビデオ録画収録済み、第一次審査の結果待ちであることを佐久間書記理事から報告。
      突然の応募募集ながら、16県人会の申し込みがあり、抽選で9県人会が選ばれ、当岐阜県人会も選ばれる。 この9県人会を3部門3県人会に分かれ第一次審査が、「のり」「みそ」「わさび」部門として競う。 我々は、「みそ」部門に入り、佐久間書記理事が中心となって、メンバーを選び、岐阜名物「五平餅」で勝負する事に決定。
      9県人会の中で、唯一郷土伝統料理を選び、橋本マルコス絵画展委員長が、浴衣を着て、五平餅を実演録画し、大学講師という話術を生かして、素晴らしい収録となったと、報告。
      あとは、審査結果を待ち決勝戦(各部門優勝者)を、「麺」で勝負する。
    5. 2020年度末定時総会について、審議。
      役割分担を確認。
      初めてのオンラインによる総会となり準備を再確認。
      通例の総会後の新年会が中止となったので、オンラインにて、乾杯をする事になる。
    6. 県人会のあるビルのエレベーター火災により、家屋保険に入る事に決定。
      長屋会長、長尾会計理事が、業者の見積もりを検討。 以後、この決定は、2人(会長、書記理事)に委任する事に決定する。
    7. 次回3月度定例理事会は、3月20日(土)午後3時オンライン

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会報 2021年02月

岐阜からブラジルへの日本人移民の貢献

ブラジルからの移民は、私たちの国の発展と成長への文化的、学術的、社会的貢献のために認識され、これはまた、ブラジル社会の文化や習慣の形成における日本起源の移民に関連して明らかです。 日本の移民が日本の様々な地方からブラジルに来て、多くの人が私たちの社会に非常に貢献したことを考えると、より良い社会、すべての人のためのより良い国への貢献を目指して熱心に献身的に努力してきた多くの匿名の日系ブラジル人の間で目立つ必要があります。 その中の1人が足立小平治氏です。
足立小平治氏は1890年3月30日、岐阜県関市生まれ、1901年に日本の小学校を卒業し、1906年に農学コース(中学校)を卒業しました。
彼は1931年に妻と子供たちと一緒にブラジルに移住し、4月23日、41歳でサントス港に到着し、他の多くの無数の移民のような人生の夢と目的を持っていましたが、足立浩平司氏は忍耐と献身、または少しの幸運のために、そして彼の人生の道に沿って家族から受けた支援、そして人生の道を通して得た知識を利用し、高度な世界観を持っていました。
1931年にサントス港に上陸した足立小平治氏は、ドゥアルティナ市(DUARTINA)を拠点とするアルタ・パウリスタ(ALTAPAULISTA)地方のコーヒーゾーンで働き、すでに設立された日本人のコミュニティに加わりました。
1937年初頭、カンピーナス市(CAMPINAS)の自治体に移り住み、ファゼンダ・シャパダン(FAZENDACHAPADÃO)では果物や野菜の分野で働き始めました。 その後、彼は食用や装飾を目的とした魚の養殖に専念しました。 カンピーナス市でのコミュニティでは、地域の住民の提案に応え、日本植民地協会を設立し彼は最初の会長に選ばれました。
1945年、モジ・ダス・クルーゼス(MOGIDASCRUZES)に移り住み、足立氏は、仕事に専念しながら社会コミュニテイ。 プロジェクトに参加、主にPORTEIRAPRETAの近隣の土地を取得した後、魚の養殖、そして、タイル、レンガ、その他の建設材料の生産のセラミック産業に専念し始め、近所とコミュニテイの発展に協力しました。 この時期に、彼は今まで非常に認識され、尊敬されている彼の起業家精神の「CERAMICAADACHI」の遺産を始めました。
足立氏は、地域社会や日系ブラジル人コミュニティに対して、常にリーダーシップと多くの懸念を示してきました。 彼の行為と遺産のいくつか:
1950年、彼は自分の資源でポルテイラ。 プレタの近所の彼の財産の土地に小学校(ESCOLADEENSINOFUNDAMENTAL)を建てました、彼によって建てられたこの建物は、後にサンパウロ州政府への寄付によって疎外されました。
1955年、彼はモジ・ダス・クルーゼスの自治体であるポルテイラ・プレタの近くの彼の財産の土地に禅宗の仏教教会を建て、設立しました。
1959年、足立氏は日本植民地の岐阜県出身のメンバーを移植・固定するために、グアラレマ市(GUARAREMA)に桜植民地を設立しました。 当時、足立氏は、多くの家族をブラジルに移住させ、桜の植民地に定住するよう、個人的に岐阜にいました。
-彼は彼自身のリソースでグアラレマ市セレジェイラ郡(BAIRRODECEREJEIRA/GUARAREMA)、多くの日本人家族が住んでいる地域に小学校(EscolaPrimária)構築しました、後にこの建物もサンパウロ州政府にも与えられた。
足立主の受けた敬意と栄誉
1957年、日本赤十字勲章は、この価値ある実体を支持するその仕事に基づいて授与されます。
-社会と人間の昇進の最も多様な分野で社会サービスされたために、日本の外務大臣、藤山一郎氏が提供する功績名誉証書。
-グアラレマのチェリーコロニーの形成のための実施を通じて遭遇する様々な障害や障壁のコミットメントと克服のための岐阜県のメリットに名誉証書。
-サンパウロ州知事、ロベルト・デ・アブレウ・ソドレ氏によって任命された司令官。
足立氏は模範的な市民であり、常に必要な基礎教育を育成することによって日系ブラジル人コミュニティの進化と発展を助けるために世界観を共有する方法を知っていました。 彼の血の相続人はまた、彼を反映しており、生産的な人々、岐阜からの移民の祖先を尊重し、非常に誇りに思っている良い市民です。
足立さん、どうもありがとうございます!

 

(出典:足立。 ヴィトル。 哲夫氏(足立小平治氏の孫)
(著者:国井宏裕岐阜県人会副会長)

 

岐阜新聞社インタビュー

去る年の暮れも迫った12月20日に、岐阜新聞社からメールを頂き、1月に岐阜県知事選挙(1月7日告示、24日投開票)があり、4人が立候補し(現職の古田肇知事も5選を目指す)激戦が予想されるという事で、「海外の岐阜県人会の皆様に郷土岐阜県発展のためにどうすればいいか、皆様ならではのご意見をお聞かせいただきたく、海外にお住まいの方だからこそ見えてくる岐阜県の強み、伸ばしていくべきポイントを聞きたい!」と要請があり、特に
▽海外から見た岐阜/日本のイメージ
▽岐阜県の良さ、強み
▽改善点
▽県政などの政治に期待すること
▽居住国との違い
など中心に1月4日22:00(ブラジル時間)オンライン会議にてインタビューがありました。
私は事前に、個人の意見に偏りがあると思い、県人会役員の岐阜県出身者何人かにお話を聞こうと、同じ課題でメールをしたのですが、年末年始の事で残念ながら、コメントをいただけなく、色々な情報をみて意見が全体的な考えになるようにと、注意を払ったつもりです。
内容は初めに自己紹介をさせて頂き、ブラジルに渡った経緯を話し、ブラジルのコロナ禍の状態を説明させていただきました。
その後は、日本、岐阜のイメージという点について、
「岐阜は、“飛山濃水”と自然に恵まれ、その自然と調和した文化、食べ物、特産品、建物など長い歴史の中で育まれてきて、匠の技を極めてこられ、そうした歴史的遺産、文化に対する憧れがあり、またそうした歴史的なものから現代のポップカルチャー(マンガ、アニメ、コスプレ等)まで、非常に興味があり、特に岐阜は「アニメの聖地」とまで言われマニアの方々にとって魅力的な場所である。 また東洋ブームで、特に食に関して寿司は大変な人気で、サンパウロ市に於いて、ブラジル特有の焼肉屋(シュハスカリア)よりも寿司屋の数の方が多いというおかしな現象になっている。
あと、新幹線、地下鉄等時間通りで、街中ゴミ一つ落ちてないそうした規律の良さがブラジル人にとって好感度がましている。 またブラジル岐阜県人会は郡上踊りをブラジルで広めたく有志が集まって練習を重ね、色々な催しによばれ披露していて、昨年は、サンパウロの一番の大通り、パオリスタ大通りのホコ天で踊り、大喝采を浴びる。
またサムライにも人気があり、特に岐阜は天下分け目の舞台となった場所で、昨年オープンした「岐阜関ヶ原古戦場記念館」は、これから外国人の観光名所になる。 」
と話させて頂き、岐阜の改善点については、
「Wi-Fiが通じにくいので、オリンピックを含めて増えるであろう観光客のためにも中継点を増やしてWi-Fiの普及率を上げてほしい。 (ブラジルの方が、普及している。 )
世界中の海外日系人は380万人と言われ、ブラジルにはその半分の190万人という日系社会を形成していて、この190万人という数字は岐阜県の人口とほぼ同じで、30年前から出稼ぎが始まり、岐阜県には約一万人の日系ブラジル人が住んでいますが、「同じ遺伝子を持った遠い親戚」が、海外で違う環境、習慣の中、違う言葉で育ったと思って頂きたい。
日系ブラジル人は、こちらでは、「日本人」と呼ばれ、日本では「ブラジル人」と呼ばれて戸惑う人が多く、日本が真の国際化を目指すのであれば、欧米人に対する過剰なおもてなしの接し方と、同じような顔をした日系人また近隣の韓国、アジアの人達との対応の格差を是正して頂きたい。
これから老齢化が進み、労働力を海外からの人たちにお願いをしなくてはならなく、“共存共栄”の心の持ち方をお願いしたい。
また県人会を岐阜県の海外出張所という形で利用頂き、連絡網を強化すると言うことと、10年に一回位は知事に来伯頂き県人会の会員さんを励まして頂きたい。
また飛騨牛、岐阜の銘酒をブラジルで広めて頂きたい。
自分が学生の頃、「パルコ」があり名古屋になくて岐阜にあるという誇りがあったりとか「ブランド総合研究所」という機関が、毎年“都道府県魅力度ランキング”を発表しておりますが、何故か岐阜は毎回下位グループで、どうして岐阜をもっと自慢できないのかなと思い、もっと岐阜を勉強して、また県にお願いして“世界岐阜県人サミット”を開催頂き、岐阜の良さを再確認し、自慢できる岐阜県、誇りある岐阜県人を再自覚する事が大事だと思う。
また岐阜県人は、厳しい自然環境の為、辛抱強く芯が通っていて、また反面、“頑固者”なのかなと思う。
やはりアンケートの結果を真摯に受け止めて、工夫してかわった岐阜県をアピールして頂きたい。 母県”岐阜“を遠く離れて思う、”岐阜“を愛するものとしてすごく勿体無く思う。
沢山自慢するところがあるので、岐阜県人としてのプライドを忘れないで再自覚して頂き、”岐阜“が一つになるオンリーワンを作っていけば自他共に認める魅力ある県になると思う。 」
と締めくくらさせて頂きました。 ありがとうございました。

(原稿:岐阜県人会会長長屋充良)

 

第11回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ


去る2月16日、PLゴルフクラブにて、第11回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペが開催されました。 1月31日に予定しておりましたが、自粛規制で中止になり延期となりました。
当初12名の参加登録がありましたが、今回延期という事で、皆さん都合がつかず結局6名での開催となりましたが、晴天の中、楽しい1日になりました。
今回、各務原市出身の今井さんが、堂々アンダー2で、初優勝をされ、最近2週間で優勝2回、準優勝1回と絶好調でした。 安定したプレーで、ブレないところが強みだと、同伴させて頂き思いました。 準優勝は、友情参加の裏田さん(和歌山県出身)がパープレイで、入賞されました。 今まで帰国の際に、カップを持ってきたのですが、コロナ禍で帰国できず、今回から、優勝カップを用意しまして、持ち回りとしました。
コンペルームでの懇親会兼表彰式は、ソーシャルデイスタンスを守り、衝立をして執り行い普段100名近い人が入る会場を、6人で貸し切りました。 やっぱり同郷人同士、故郷岐阜の話で盛り上がりました。
次回9月7日(火祝日)11:20スタートを予定しております。
今から日程調整お願い致します。

(原稿:岐阜県人会会長長屋充良)

 


2021年1月の出来事

  • 04
    • 事務所開催する
  • 15
    • 建物内のエレベーターから出火、インターネットのケーブル破損
  • 16
    • 定例理事会
  • 19
    • インターネット復帰
  • 21
    • ENEL電気会社に先月分の電気料金の苦情届ける
  • 27
    • 2021年度未定総会の広告ニッケイ新聞に記載
  • 28
    • 2021年度の県連年会費納める
  • 28
    • 県連代表者会議

 


2021年1月定例理事会議事録要旨

  • 日時:1月16日(土)午後3時
  • 出席者: 長屋会長、国井副会長、長尾会計理事、佐久間書記理事、平野理事、岐部理事、中田理事、清水地方理事、大野正監事、橋詰監事補佐/10名
  • 審議内容
    1. 会長挨拶
      新年の挨拶と、役員の県人会に対する変わらない協力に感謝を述べる。 相変わらずのコロナ禍の中、ワクチンによって、改善することを祈る。 岐阜県人が開いた桜植民地の先駆者、山内一豊氏と土田勝津司氏が昨年御逝去されたことを報告、哀悼の意を表すると共に、桜植民地についての歴史に触れる。
      来月の年度末定時総会について、意見を述べる。 2日前に深夜、県人会事務所の建物のエレベーターから出火、不幸中の幸いでエレベーター以外は被害が無く、保険があり取り敢えず一安心と報告。
    2. 12月度の出来事報告
      佐久間書記理事が報告認可される。
    3. 12月度の会計報告並びに2020年度の会計報告
      長尾会計理事から報告認可される。
    4. 2020年度末定時総会について
      オンラインでの開催とする。 日時は2月28日(日)9:30第一召集10:00総会開始。
      来週、ニッケイ新聞に掲載し、参加者のメールを登録、Linkを通知する事にする。
      会議の議長役を中田理事に要請。
      議事録、2021年度予算案、かつ活動計画を決定。
      担当を決定。
    5. 事務所エレベーター出火にあたり、事務所の家屋保険に入ることを決定。 来月の理事会迄に各役員が調査して報告する事にする。
    6. 日本祭りのメニューについて、色々なアイデアを出し合う。
      最後に各人が近況を述べ、本年の益々の活躍を祈念する。
    7. 次回2月度定例理事会は、2月2月20日(土)15:00オンライン

 

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会報 2021年01月

2021年 新年のご挨拶 

新年あけましておめでとうございます。
皆様、年末年始いかがお過ごしでしょうか?
ご家族お揃いで、素晴らしい年越しをされ、夢多き良いお年をお迎えられたと思います。
コロナ禍で振り回された昨年ではありましたが、本年はワクチンが行き渡りこの災禍が1日も早く終息される事を祈っております。
本年7月に平和の祭典、東京オリンピック、パラリンピックが開催予定であります。
常日頃から鍛え抜かれたアスリート達が、母国そして自身の栄誉の為に競い合うこの祭典は感動の集大成であり、多くの人々に夢と希望を与えてくれます。
これから全てが上手く進み、安心して無事開催されることを願うのみです。
私ども県人会も、会員の方々一人一人が健康で、仲良く楽しい一年となる事を祈り、岐阜県農業高校生海外実習派遣団の皆さんが、無事来伯し素晴らしい経験をされ、日本祭りや色々なイベントでまた県人会の結束が強化され、絵画展で母県との交流が深まり、下半期には念願であります、「岐阜県人会世界大会」が岐阜県にて開催され、ブラジルからも皆さんと大勢で参加したいと願っております。
そして11月最後の土曜日27日には、秋田県人会にて、忘年会敬老会を盛大に開催し、一年の労をねぎらいましょう!
本年も役員一同、一丸となって県人会を盛り上げていく所存でございますので、どうか皆様、コロナに打ち勝って “楽しい県人会”、希望に溢れた輝かしい2021年としましょう!
本年も宜しくお願い申し上げます。

(ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

第16回日伯友情交流絵画展実行委員会のメンバー、桑名良輔総領事とオンライン面談

去る年の暮れも迫った12月23日午前、絵画展メンバー(橋本マルコス亮委員長、小田エルザさん、矢島エイジさん参加、加藤允彦さんは、アクセス不良で残念ながら参加できず。)と桑名良輔在サンパウロ日本国総領事でオンラインにて面談がありました。
コロナ禍の為、オンライン展覧会となりましたが、過去最高の40名という参加があり、65点の作品が展示され、また今回初めて母県岐阜県から2人の参加があり、そして橋本マルコス亮氏が絵画展委員長として初めての絵画展ということで意義深いものとなりました。
面談は、長屋岐阜県人会会長から絵画展の報告と御礼の挨拶、また絵画展委員会のメンバーの紹介があり、小田エルザさん、矢島エイジさん、橋本マルコス亮絵画展委員長が、各自、自己紹介と感謝の言葉を述べられ、そして私、長屋会長が皆さんの作品画像を共有して紹介しました。
その中で、小田エルザさんは、二重国籍者として、日本人とブラジル人としてのアイデンティティを保ちながら、教師として、2つの祖国に恥じないように頑張ってきたことを紹介され、感銘を受けました。
最後に、桑名総領事からお話があり、コロナ禍の為、オンライン展覧会とはなったものの、岐阜県からの参加もあり、来年は従来通りの絵画展とオンラインとのハイブリッドで開催できたら良いですね!と斬新なアイデアを頂き、一堂賛同し前向きに検討をしていく事を、約束しました。
その後は、雑談も交えて30分という時間でしたが、有意義なひと時となりました。
第17回日伯友情交流絵画展も宜しくお願い致します。

(ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

岐阜県出身 戸谷 み江氏の生涯

戸谷 み江(トタニ ミエMie Totani)は1898年11月16日生まれで、当時16歳の時に岐阜県からブラジルに移住しました。

兄の戸谷 ニゾウ(Nizo Totani)、義姉の戸谷 ミエ(Mie Totani)、兄夫婦の息子の戸谷 クヨウ(Kuyo Totani)と一緒に移民しました。
1914年3月10日、若狭丸に乗船して日本を出発しました。
1914年4月27日、サントス港でブラジルに上陸しました。
戸谷み江(Mie Totani)は、カオウ(Kao)、ユウサク(Yusaku)、ハルエ(Harue)、ス(Su)、ケンイチ(Kenichi)、ウシタロウ(Ushitaro)、ニゾウ(Nizo)など八人兄弟でした。
両親は、戸谷 チセ(Tise Totani)と戸谷 カツエモン(Katsuemon Totani)です。

ブラジルでは、アウタ・モジアナ(Alta Mogiana)地方の農場で働き始めました。
アウタ・モジアナ(Alta Mogiana)は、15の市町村を含む サン・パウロ(São Paulo)州の地域であり、そのうち11はフランカ(Franca)の直接地理地域に属し、2つはリベイロン・プレット(Ribeirão Preto)に属し、1つはサン・ジョアキン・ダ・バーラ-オルランヂア(São Joaquim da Barra-Orlândia)に属し、1つはイツベラヴァ(Ituverava)に属しています。
当時は伝染病が蔓延して、兄の戸谷ニゾウ(Nizo Totani)はブラジル移住二年後にマラリアで亡くなりましたが、薬を手に入れるためにはバウル(Bauru)に行く必要があり、02日ほどかかったという。
義理の姉は未亡人になり、甥の戸谷 クヨウ(Kuyo Totani)はまだ幼かったため、数年後にバストス(Bastos/SP)市サンパウロ州のシラス センノスケ(Sennosuke Shirasu)氏と結婚しました。
戸谷 み江(Mie Totani)は駅近くのバウル(Bauru)のホテルでメイドとして働いていましたが、オーナーは日本人で名前はサオ(Sao)氏でした。
ブラジルに移住して数年後、22歳の時に高知県出身の岡林 繫吉(オカバヤシ シゲキチShigekichi Okabayashi)氏と出会いました。日本に滞在した両親は、岡林 ヨシオ(オカバヤシ ヨシオYoshio Okabayashi)氏、岡林 ゼンヤ(オカバヤシ ゼンヤZenya Okabayashi)氏です。
西暦1914年3月25日、帝国丸に乗船して移民したのです。
西暦1914年5月10日、ブラジルのサントス港に上陸しました。
結婚後、二人はサンパウロ州のリンス(Lins)近くのグアイサラ(Guaiçara)に移り住みました。
原生林の地域であり、平野植民地にある農園でコーヒーを植えて、一生懸命働きました。
夫婦は、幾つかの近隣の土地と、北西鉄道線(Linha Noroeste)に沿ったペナポリス/SP(Penápolis/SP)のミカド 植民地の30アルケール(1アルケールは約24,000平方メートル)の土地を購入することに成功しました。
コーヒー、米、トウモロコシ、豆(フェイジョン)、大豆を大量に植えました。夫婦は豚を飼ったり、多くの牛を飼ったり、牛飼いとして繁栄していました。牛を放牧するために近所の牧草地を借りていたこともありました。
岡林 繫吉(オカバヤシ シゲキチShigekichi Okabayashi)は優秀な実業家であり、岡林 み江(オカバヤシ ミエMie Okabayashi)は非常に働き者で、4人の息子と6人の娘の助けを借りて、サン・マルチニョ/ペロバル(São Martinho/Perobal)司法区から20km離れた新しい農場を購入しました。そして、ノヴァ・エスペランサ/パラナ州(Nova Esperança/Paraná)、現在はノヴァ・ビラッキ/パラナ州(Nova Bilac/Paraná)と呼ばれる所にも、新しい農場を購入しました。
以下子息は皆勉強しました :1- 岡林 利江(オカバヤシ トシエToshie Okabayashi);2- 岡林 利治(オカバヤシ トシハルToshiharu Okabayashi);3- 岡林 利雄(オカバヤシ トシオOkabayashi Tosio);4- 岡林 花壽(オカバヤシ ハナコHanako Okabayashi);5- 岡林 忠雄(オカバヤシ タダオTadao Okabayashi);6- 岡林 照江(オカバヤシ テルエTerue Okabayashi);7- 岡林 据置(オカバヤシ スエオSueo Okabayashi);8- 岡林 トヨコ(オカバヤシ トヨコToyoko Okabayashi);9- 岡林 光子(オカバヤシ ミツコMitsuko Okabayashi);10- 岡林 アウレア(オカバヤシ アウレアAurea Okabayashi).
1963年、夫の岡林 繫吉(オカバヤシ シゲキチ Shigekichi Okabayashi) とともに岐阜県の親戚を訪問しました。
戸谷 み江(Mie Totani)は1995年9月7日、ブラジルに於いて96歳で死去し、岡林 繫吉(オカバヤシ シゲキチShigekichi Okabayashi)とともにサンパウロ州ペナポリス(Penápolis)市の墓地に埋葬されています。

(原稿:県人会会員小木曽 豊子(Toyoko Kogiso)氏(戸谷 み江氏の娘)


2020年12月の出来事

  • 03
    • 県人会イベントにボランテイとして参加された会員に感謝ギフト郵送。
  • 10
    • 県人会会議県連主催にて行われる
  • 14
    • ニッケイ新聞、宮坂財団、日本国総領事館へお歳暮とどける。
  • 17
    • 県連代表者会議
    • 県人会オフィスビルの授業員にパネトネ渡し。
    • 12月号県人会便り郵送、メール送信
  • 19
    • 定例理事会
  • 21日~31日
    • 県人会休館
  • *日本祭り、県人会ゴルフコンペ等、県人会に色々参加頂いた田島友昭、正美ご夫婦の本帰国に際し、県人会に電子湯沸かしポットを寄付して頂きありがとうございました。

2020年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時:12月19日(土)午後3時
  • 出席者:長屋充良会長、国井宏裕副会長、金子亭資相談役、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア理事, 平野イラシ理事、中田謙三理事、清水リナ地方理事
    * 大野光男正監事、橋本亮絵画展委員長 残念ながら、リンクが繋がらなく参加できず。
  • 審議内容
    1. 会長挨拶、一年の県人会の活動を写真を交えながら、役員、会員の皆さんのご協力に感謝を述べる、可能な限りのイベントの催し、県人会の結束を繋ぐ。他県人会とのコラボで、新しい可能性を創造し、ネットワークの構築ができる。県連との協力体制においても、成果を得る。他の報告。
    2. 11月度出来事:佐久間書記理事より報告。
    3. 11月度会計報告:長尾会計理事より報告。
    4. 日本祭り2021の岐阜県人会のメニューついて、色々なアイデアを継続して検討していく事になる。
    5. 2020年度末定期総会について:参加式の総会になるのか、オンラインによる総会になるのか、様子を見る事にする。開催日程は2021年2月28日(日)
      9:30 第一次召集、司会者は、中田顕三理事に決定
    6. 金子相談役の音頭で、本年締め括りの乾杯を行う。乾杯後、金子相談役、長尾会計理事、長屋会長が、クリスマス、正月を祝う歌を披露、一同盛り上がる
    7. 次回理事会1月16日(土)午後3時~

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