会報 2021年10月

2021年「日本語スピーチコンテスト&県費留学発表」に参加して!

 

去る2021年9月26日(日)13:00より、ビラマリアーナ区のブラジル日本語センター(CBLJ)にて、「2021年 日本語スピーチコンテスト&県費留学発表会」が開催されました。
県連とCBLJの共催で、スピーチコンテスト26名(内、19名非日系人で、10名の対面、16名のオンライン参加のハイブリッド発表会)、5名の県費留学発表となりました。
県連のスタッフとして参加させて頂き、2回目となりましたが、26名中19名の非日系人の参加ということと、その日本語能力レベルの高さに驚きました。
日本語を学ぶというには、語学だけでなくその国の文化、習慣を学ぶ事!ということを実感しました。
それは参加者、特に非日系人の振る舞い、態度が全く日本人で、しっかりした挨拶、応対、謙虚、礼儀正しさなど皆さん共通して備えられていて、話の内容、日本語能力の高さ共々、心から感動しました。
準備を合わせると8時間近いイベントではありましたが、初めてのオンライン、対面のハイブリッド発表会でしたが、要の佐々木佳子先生初め、特にCBLJの非日系人のサントス市の日語教師アンダル ソン ミランダ先生率いるミレーナ バストスさんなど若いスタッフの方々の素晴らしい企画運営で、完璧な大成功のイベントとなりました。

優勝者:

  • Aクラス(N2程度)
    • ジェフェルソン フェレイラ デ カストロ 「笑いの力」
  • Bクラス(N3-4)
    • ペドロ エンヒケ マルチニオン「日本での七年間」
  • Cクラス(N5)
    • ナシメント ラモス ミザエル「日本語と私」
  • 審査員賞
    • フランシエル アルビニ フェレイラ「視覚障害者の見た夢」
    • 徳久たつま 「本懐」

(原稿:長屋充良 – ブラジル岐阜県人会会長)

 

 

ぎふ ― 世界の県人会便り②

 

タイ国岐阜県人会は2003年に発足し、現在18年目を迎えています。会員は岐阜県にゆかりのある方々で構成され、会員登録者数は242人と年々増加しています。
タイは1年を通じて気温が高く、年中通してゴルフができるので、多くの方がゴルフをします。ゴルフをする人としない人では、タイにおいては仕事上の人脈の広がり方が全く違うので、我々はタイ国県人会としても、タイに来た人にはゴルフを始める事をお勤めしています。日本のゴルフ場も以前より値段が下がり、タイのゴルフ場の値段と変わらなくなっていますが、プレーヤ―1人にキャデイーが1人付いてくれるのでゆったりとゴルフができ、ゴルフを始める人にも良い環境だと思います。また、タイのゴルフ場はほとんどのゴルフコースでドレスコードが無いので、ジーンズやビーチサンダルで気軽に出かけることができます。タイ国県人会でも、年4回ゴルフコンペを開催し県人会会員の友人や上司などが旅行や出張でタイに来られた時にもゲストとしてお迎えし、ゴルフコンペなどに参加頂いております。また、ご家族も参加できるイベントとして、年3回の親睦会も開催しており、老若男女が楽しめるような会の運営を心掛けるようにしています。岐阜県にゆかりのある方であれば、タイに旅行や出張の際には気軽に声をかけていただければと思います。
現在タイは新型コロナウイルスの影響もあり、この1年間ほとんどのイベントが中止となり、皆さまと顔を合わせることができませんでした。来年には新型コロナウイルスが終息し、岐阜で開催される岐阜県人会インターナショナル(GKI)主催の世界大会に参加できる事を当方自身心待ちにしています。
最後に、日本にお住いのタイ人の方や過去にタイに駐在されていた方、来年の「世界大会」にぜひお越しください。タイの方は写真を撮るのが好きだと思いますので、みんなと一緒にほほ笑んだ写真を撮ってほほ笑みの国タイを岐阜県でアピールしましょう。

タイ国岐阜県人会会長 白井英樹さん(うすい ひでき)略歴
1990年大垣共立銀 行入社。同社ニュ ーヨーク支店、同 社香港駐在員事務所長を経て 2014年から同社バンコック駐 在員事務所長。19年にタイ現 地法人WiSE&OK社代表 取締役に就任。15年からタイ 国岐阜県人会会長。54歳。
メッセージ
海外に無縁、岐阜にUタ ーン就職した地方銀行の社 員が海外駐在17年。ただい まだに岐阜弁は健在です。 タイでゴルフもいいです よ。タイに来られた時は、 ぜひお声掛けください。
連絡先 usui@wiseok.co.th

(岐阜新聞より転載)

 

 

世界に興味を持って!
岐阜県人会インターナショナルが協力を呼び掛け

 

2022年10月に予定されている「岐阜県人世界大会」に向け、岐阜県人会インターナショナルの会長らが岐阜市 の会社を訪れ協力を呼び掛けました。
「岐阜県人会インターナショナル」は、世界に25ある県人会からなる団体で、今回初めてふるさとの岐阜で一同に集まる式典を企画しています。
2022年10月に開催予定の「世界大会」を控え、県人会インターナショナル会長で、ブラジル県人会会長の長屋 充良さんと、大会の実行委員長でアメリカ県人会のハッピー水谷さんが、岐阜市でガスの販売などを行う「三光堂」を訪れ、大野正和会長に大会への協力を呼び掛けました。
大野さんの姪、美夏さんは、ブラジルでジャーナリストとして活躍していて、県人会と深いゆかりがあります。
3人は特に若い世代の人たちが世界に興味を持つことが、岐阜を活性化することにつながると話し、大会の成功に期待しました。
「県人会インターナショナル」は今後、県内の自治体や企業など約50の団体を訪問し、協力を呼び掛けることにしています。

 

 


2021年9月の出来事

  • 01 第17回友情交流絵画展委員会ビデオ会議
  • 09
    • 第17回友情交流絵画展委員会、申し込み期限9月30日まで延長
    • 県人会便り7月号メール発信、郵送
  • 17 絵画展出品、数名の画家達の作品を県人会で撮影する
  • 18 県人会定例オンライン理事会
  • 22 友情交流絵画展委員カタログに載せる作品選択
  • 30 第17回友情交流絵画展申し込み〆切申込者42名(ブラジル36名、日本6名)

 


2021年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 9月18日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、金子亭資相談役、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、中田リカルド理事、清水リナ地方理事
  • 議事録:
    1. 長屋会長参加者に御礼の挨拶。
      JICAの助成金に対しての感想を述べる。
      GMGの次回11月21日開催イベントについて説明。
      絵画展の現状を説明。 申し込み締め切りを9月30日に延期。 更なる参加者を募る。
      GKIの催しについて紹介。
    2. 8月度活動、佐久間書記理事より報告
    3. 8月度会計、長尾会計理事より報告
    4. JICA助成金報告会、長尾会計理事報告
      19県人会申請中、5県人会採択(1県人会は2つのプロジェクト申請許可) という結果になり、低確率の結果になり、門屋サンパウロJICA次長より説明を受ける。
      長屋会長が予算不足という事が、原因と説明があるが、なぜ1県人会で2つのプロジェクト申請許可とあり、不公平感があると指摘。一般的な言い方をすれば、「早い者勝ち」の様な結果になり、採択方法に問題があることも指摘する。
      ただこれは指摘だけで無く、将来の教訓としてこういった説明会をお願いしたことを説明。
      沢田愛知県人会会長からは、岐阜県同様この助成金申請にあたり、設計技師とか大変な労力をお願いし、この様な結果になり、予算不足でお礼も出来ていない(岐阜県人会は、建築技師にお金を払いました。) 状態で、大変迷惑をかけたと報告。
      JICAに対して、初めに予算に対する具体的な数字を提示する義務をお怠ると指摘。門屋次長から、南米当たり38億円、ブラジル分28億円、その70%が、医療福祉関係、30%が文協、日本語センター、県人会などに振り分けられたと報告される。
    5. 日本祭りのメニューについて、岐阜名物「ほうば寿し」を考えているが、ほうばをブラジルで調達できないか役員で調査するが、まだ見つからず、継続審議とする。
    6. その他, 役員同士の近況報告
    7. 次回10月度定例理事会は10月16日(土)午後3時~