会報 2022年01月

親愛なるブラジル岐阜県人会の皆様

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
未だコロナウィルスの猛威は収まるところなく、形を変えて猛威を奮っており、不安な毎日を強いられていますが、そうした中、会員の皆様はご家族共々、新しい年を期待と希望も持ってお迎えになった事と思います。
私共ブラジル岐阜県人会は、昨年中はコロナ禍の中、皆さんと共に出来る範囲で色々な活動をこなし、結果を残してきました。 これは皆様のご理解ご尽力の賜物のそのものでして、この場を借りまして心より感謝申し上げます。
本年も引き続きご協力お願い致しますし、特に今年は3年振りの日本祭り(7月15.16.17日)がハイブリッドで開催されます。
我が県人会も、2回目の参加となりますが、一致団結して一層の努力と、新しいアイデアを出してレベルアップしたものを、ご来場またデリバリーのお客様に提供をしたいと思います。
日本祭りにおける郡上踊りも、2月くらいからは、練習しなくてはいけませんが、コロナ禍の現状で、対面で練習ができるのか、様子を見ながら始めたいと考えています。
岐阜名物“ほうば寿司”をサンパウロの方々に食べて頂きたいのですが、ブラジルには”ほうば“がないので、代用できる物を模索中で、上手くいけばこの日本祭りに間に合えばと願います。
特に日本祭りは、岐阜県人会皆様(特に若い方々)の協力無しには、実現できません!、早いうちに実行委員会を立ち上げて準備を始めたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。
同7月には、同じく2年間中止になっております、“岐阜県農業高校生海外実習派遣団”が再開予定ですので、その準備にも取り掛かります。
岐阜の若い人達にブラジルのスケールのデカさと、ブラジル人の陽気で親切な国民性を知ってほしいです。
前回同様、レジストロ市での農業実習を考えております、清水地方理事はじめ地元の皆さんにまたお世話になりますので宜しくお願い致します。
他には、例年のようにGMG(岐阜、三重、群馬)で年2回のイベントを開催予定です。 このジョイントイベントは3年目に入り、たくさんの方々から支持を得ておりますので、みんなで力を合わせて回ごとにレベルアップする様に、頑張りましょう。
そして今年も、岐阜県人会インターナショナル(GKI)のイベントに率先して参加しましょう!
年3回の定例会、年次総会そして念願の10月29,30日の「第一回岐阜県人世界大会」に、ブラジル、南米がこぞって訪日使節団を結成し少しでも多くのメンバーで、コロナ禍を吹き飛ばして岐阜県民、世界に岐阜県人と集い、語らい、絆を深め、岐阜県人のID(アイデンティティ)と誇りを再確認し、知見を深め、岐阜県の素晴らしさを国内外にアピールしましょう!
古田肇岐阜県知事は、GKIに対して、「県の頼れるパートナーになっていただくことを、大いに期待する。 」と述べられていて、GKIとしてブラジル岐阜県人会としてその期待に応えるべく努力をしましょう。
また、この世界大会参加と訪日観光をして母国母県の「良いところ」「良いもの」を体感して、ブラジルのご家族ご親戚ご友人に、紹介しましょう。
その後の11月には、「第18回日伯友好交流絵画展」を、橋下マルコス絵画展委員長を軸に委員会で、企画実施し、今年はハイブリッドで開催したいと願っております。
そして本年は久しぶりに忘年会を開催し新しく敬老会も兼ねて開催予定です。
あとは1泊2日の県人会慰安旅行を考えていますので、ご参加下さい。
今年もまたたくさんのイベントを催して参りますので、どうか引き続きご協力ご参加頂けますようお願い致します。
最後にコロナ禍の早期収束、ブラジル岐阜県人会の益々のご発展と、会員の皆様のご健勝、ご多幸をお祈りいたしまして、新年の挨拶とさせて頂きます。
頑張りましょう!

2022年1月吉日(ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑤
親日国で岐阜思い活動

 

ジャカルタ岐阜県人会はインドネシア共和国のジャワ島にある首都ジャカルタで活動しています。 国の人口は2億7千万人、その首都ジャカルタの人口は約1千万人。
国の名前はよく聞くんだけど、どこにあるの?ってなりませんか?私もそうでした!「インドネシアはジャングルでしょ?」「ジャカルタってどこ?」私にとってはそれぐらい、認知度の低い国、都市でした。 この国は、シンガポールやマレーシアの近くで、赤道直下に東西5千キロメートルに広がる大きな国です.約1万3千超の島からなっており、その中でも大きな島はジャワ島、スマトラ島、スラウェシ島、カリマンタン島があります。 そしてジャカルタは南半球のジャワ島にあります。 多くのの人はマレー系民族で、イスラム教を信仰する人が多くいる国で言語はインドネシア語です。 なんと、バリ島はインドネシアでジャワ島の隣だってご存じでしたか?自然豊かな、きれいな海や山や森を持つ国なんです。 しかし、首都ジャカルタは近代的な高層ビル群で、最近地下鉄も開通し、新幹線の建設も進められてます。 この国は、バイク大国、渋滞王国ですが、二輪も四輪も90%以上が日本車です。 家電や食品も日系企業が早くから進出しており、過去の日本軍との関わりもあったことから、親日の国なんです。 県人会のメンバーも、そんな日系企業の進出に伴って出向などで滞在している人が大半です。 この都市には約1,2万人の日本人が暮らしているそうでして、本会は現在50名ほどの会員(登録人数は240名ほど)で活動しております。 岐阜を愛するメンバーが岐阜を思って集い、食事会やゴルフ会、時にはBBQや旅行などを通じて親睦を深めている会なんです。 いまはコロナ禍なので、実際に会することは中止しており、リモート飲み会を不定期に実地し、仲良く楽しく集まって、ワイワイやっております。 また当会は別名を持っておりまして「Ah~湯会」と言います。 岐阜の名物の「鮎」と温泉も豊富なので「湯」をかけて命名したと聞いております。 興味を持たれた方!ぜひインドネシアにお越しくださいね。

ジャカルタ県人会会長高橋良明(たかはし。 よしあき)さん略歴
名古屋市出身(本籍は大垣市)、61歳、名城大、名古屋工業大学院卒業。 オプコ(樹脂製品製造販売)代表取締役専務。 2012年11月にPT.OPUCOINDONESIA設立、18年からジャカルタ県人会の第3代目会長。
メッセージ
私は2012年11月にこの地で起業し、自動車部品などの樹脂製部品の製造をしております。 知らない土地にも慣れ、言葉も少しは分かるようになり、今では大変楽しく仕事に娯楽にと励んでおります。 ジャカルタにお越し際にはぜひ連絡お待ちしております。
連絡先 y-takahashi@opuco.co.id

(岐阜新聞より転載)

 

 

長屋充良訪日報告(第3編)

 

11月19日(金)-第4日目
本日は、岐阜市役所新庁舎を訪問。

 

最初に、谷藤錦司岐阜市議会議長を表敬訪問(photo.1)。
ブラジルに、2018年に柴橋市長と共に訪伯され、再会。 柴橋正直岐阜市長を表敬訪問(photo2)。

牧ヶ野敏明岐阜市ぎふ魅力づくり推進部長と面談。
引き続いて公益財団法人岐阜市観光コンベンション協会山口晃専務理事、コンベンション推進課成瀬満江主査との会合で、世界大会補助金支援協力を要請。 意見を交換する。

久しぶりの再会となる岐阜新聞社杉山幹夫最高顧問との面談(photo3)。

GKI設立挨拶、GKI紹介リレー記事並びに様々なご支援に対するお礼、世界大会へのご支援ご協力を述べる。
世界大会前のゴルフコンペの会場を各務原ゴルフクラブ開催に対して、ご協力を得る。

午後は、大垣に移動、岐阜県立大垣北高等学校を訪問、近藤健ニ探求推進部長、鈴木彰校長と面談(photo4)。 ギフカセについて説明、興味をもたれる。

そのあと,イビデン本社を訪問,河合雅子さんのご紹介で,日米協会会長河島浩二氏(イビデン経営役員),前会長小川信也氏(太平工業株式会社代表取締役社長),上田昌宏氏と面談(photo5)。

世界大会の資金援助をお願いし,小川社長から,了解を得る。
岐阜に戻り,吉村泰典東京岐阜県人会会長と,面談。

  

夜は,ふるさと岐阜県人会の皆さんと交流会(photo6,7,8)!
(つづく…)

(原稿:岐阜県人会会長-長屋充良)

 

 

JICA情報

 

岐阜県にルーツを持つ森口エミリオ秀幸医博が、JICA 理事長賞を受賞決定されたとが2021年12月9日のJICA中部版で報道されました。
森口エミリオ秀幸医博は岐阜県出身の祖父(細江静男医博)、そして父森口幸雄医博に続き3世代に渡るライフワークとして、ブラジルのリオグランデ ド スール地方の日系コロニアの巡回診療を献身的に継続しておられます。
森口エミリオ秀幸医博は、「この受賞は、祖父の細江静雄と岐阜県も表彰されています。」と述べられました。

 

 


2021年12月の出来事

  • 07日 県人会会報10月号送信、郵送
  • 16日 県連代表者会議
  • 17日
    • 宮坂財団、日本国総領事館、ニッケイ新聞にお歳暮届ける
    • 長尾理事コンドミニアム会議出席。
  • 18日 県人会定例理事会
  • 20日
    • 県人会会報11月号都12月号+年末年始カード郵送
    • 森口エミリオ秀幸氏(細江静男ドクターの孫)にJICA理事賞受賞のお祝状を送る
  • 24日~1月5日 県人会休館

 


2021年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2021年12月18日(土)15:00
  • 参加者: 長屋充良会長、金子亭資相談役、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、大野美夏理事、中田リカルド理事、橋本亮絵画展委員長
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶
      • 11月一杯岐阜に滞在し、スライドを見せながら帰国報告。
      • 岐阜県人会の創始者細江静雄医博の孫で、リオ・グランデドスル州在住の森口エミリオ秀幸医師が、JICA理事長賞を受賞された事を報告。 お祝状を送る。
      • 県人会の事務所年末年始閉鎖、よしこ事務局長の休暇も兼ねて、27/12~05/1を閉める。
    2. 11月度の出来事、佐久間理事より報告。
    3. 11月度の会計、長尾理事より報告。
    4. 2022年事業計画、予算案
      • 1月28(土) – 役員選挙新聞掲載
      • 1月30(日) – 第13回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ
      • 1-2月 – 郡上踊り練習再開
      • 13/2(日) – 2021年度末定期総会&役員選挙於:ニッケイホテル(予定)
      • 3月、10月(予定) – GMGイベント
      • 5月-県人会 – 泊旅行予定
      • 7月15,16,17日 – 第23回日本祭り参加
      • 7月23~29 – 第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団来聖
      • 10月 -「第一回岐阜県人世界大会」(10月29~30日開催)参加訪日団結成、出発
      • 11月3日 – 第18回日伯友情交流絵画展ハイブリッド開催
      • 12月 – 忘年会&敬老会
    5. 事務所改装-募金を集める。 台所設置、トイレ改装、塗装
    6. 事務所ビルの件長尾理事コンドミニアム会合報告、改めて文章にて役員に配布、検討する。
    7. 2021年度末定期総会&役員選挙
      • 定期総会を2月13日(日)とする。
      • 役員選挙について現執行部の継続を確認。