会報 2022年03月

2021年度末定期総会「会長挨拶」

 

本日は、お休みの中またこのコロナ禍の中、定期総会にご参加頂きありがとうございます。
コロナ禍が始まって、早や2年経ちますが、オミクロン株がまだ猛威を奮っており、予断を許さない毎日が続いています。
私共ブラジル岐阜県人会もそうした中、色々工夫をしながら、皆さんのご協力を得まして、いろいろなイベントをこなしてきました。
三重、群馬県人会とコラボで、この2年間で3回デリバリー、テイクアウトでGMGイベントをこなしてきましたし、毎年オンラインで日伯友情交流絵画展を開催し、タイトルの名に相応しい岐阜県からの参加を促し、交流を深めることができ、過去最大規模の絵画展となりました。
あと、この1年で1番の出来事は、「岐阜愛を、世界から岐阜に!岐阜から世界に!繋いでいく!」との目的で、5月に設立した「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」であります。
2月から始めた設立準備は、たくさんの素晴らしい仲間が集まり、奇跡に等しい3ヶ月で設立されました。
2-3ヶ月置きの「オンライン定例会」がGKIのメインであり、岐阜に関するあらゆるジャンル(岐阜学と呼んでます。 )の識者を招聘し、知見を深め、GKIのメンバーによる海外で活躍する岐阜県人の紹介という二部構成で大変好評を得ておりますし、「ギフセカ」というプロジェクトは、GKIメンバーによる岐阜県内の小中高生に対するいわゆる課外授業で、海外での経験や、外国の習慣文化を紹介したりして、若い人たちに世界を身近に感じて頂き、視点を海外に向けてもらう事を促す為に、活動をしております。
他には、世界の岐阜県人が岐阜に集い、語らい、絆を深め、岐阜県人としてのアイデンティティと誇りを再確認し、岐阜の素晴らしさを国内外にアピールしようと、本年10月29-30日に「第一回岐阜県人世界大会」を開催します。
我々ブラジル岐阜県人会も、ペルー、アルゼンチンの岐阜県人会の皆さんと一緒に、使節団を結成し参加しますので、ご家族ご友人をお誘い頂き、多くのご参加をお願い致します。
最後に今回私ども執行部は、皆様のご支援を賜わり、2年間の任期を無事に全うできまして、代表として心より感謝申し上げます。
後ほど執行部の選挙がありますが、単一シャッパでして、新しい特に若いメンバーの方々にご参加頂きますので、宜しくお願い致します。
最後にブラジル岐阜県人会の益々の発展と、皆様のご健勝、ご多幸をお祈り致しまして、会長の挨拶とさせて頂きます。

(ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

2022年2月13日、本日年度末定期会が無事終了し、新しい役員が信任されました。
この2年間、一生懸命頑張りますので、宜しくお願い致します

  • 会長: 長屋充良
  • 副会長: 国井宏裕
  • 書記理事: 佐久間ソニア
  • 会計理事: 長尾ジョージ昇
  • 理事: 岐部大野美夏、平野イラシーエミ、中田リカルド顕三、橋本マルコス亮、児玉エンヒッケ新規、大野マルコス
  • 正監事: 大野光男
  • 監事補佐: 橋詰セシリア
  • 相談役: 金子亭資、日比野健一
  • 地方理事: 伊藤パウロ勉、清水リナはるみ、大野ルマキヨコ

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑦
ふるさとの言葉は最愛

 

2021年末に話題となったテレビドラマ「最愛」は、主演の𠮷高由里子、松下洸平ほか、主要な登場人物のセリフの多くが飛騨言葉で演じられるサスペンスラブストリー。 ふるさと岐阜を離れて暮らす県出身者にとって、ふるさとの言葉への郷愁は格別なものだったのではないでしょうか。
台湾でこのドラマを見ている私もそんな一人。 台湾に住んでちょうど30年。 日本人にとって最も身近な外国、かって日本による総治を経験した国、海外でただ一つ日本の新幹線が走る国、世界一の親日国家、今ではアジア有数の裕福な国。 ここ台湾にも岐阜県人会があります。
現在の台北岐阜県人会の歴史は意外に新しく、2010年ごろ、数名の有志によりスタートしました。 企業の駐在員、自営業、大学生、結婚による移住者など、台北市周辺に在住の会員が約30名。 主にLINEグループで連絡を取り合い、食事会やゴルフを楽しんでいます。
今や世界中どこにいても日本のテレビがリアルタイムで見られます。 また、台湾と日本は日帰りで往復できるほど距離的にも近い、生活の全てが便利な台北に住んでいると、ついつい海外にいることを忘れてしまいそう。
ところがこの2年、コロナ禍で状況は一変しました。 自身の出張や里帰りもままなりません。 仕事上の来客、家族や友人の台湾旅行を迎えることもなくなりました。 こうなると自分にとってふるさとの仲間と会って楽しく語り合える県人会、その存在意識は以前にも増して重要なものになったと感じています。
いずれ、また近い将来、以前のように普通に国境を超える移動や旅行ができるようになるでしょう。 その日のために私たち台北岐阜県人会は旅行好きな台湾の友人、知人たちに飛騨高山、白川郷、下呂や飛騨の温泉、長良川の鵜飼など岐阜県の魅力、すばらしさを伝え、次の日本旅行の目的地として岐阜県を大いに宣伝しようと思います。
岐阜新聞読者の皆さまにおかれましても、コロナ後、最初の旅行先にはぜひ台湾を選んでいただきますようお願い申し上げます。 心優しい台湾の人々と世界一の美食天国が皆様のお越しをお待ちしております。

台北岐阜県人会幹事山田敦(やまだ。 あつし)さん略歴
岐阜市驚山出身、台北市在住、61歳。 1991年に企業の駐在員として台湾に赴任。 98年から自動車部品、用品の会社を経営。 亡父が長年、岐阜市選出の県会議員でした。
メッセージ:一生に一度でいいから。 岐阜県勢の甲子園優勝をこの目で見たい!鍛冶舎監督、阪口監督、よろしくお願いします!
連絡先:atsushiy@ms25.hinet.net

(岐阜新聞より転載)

 


2022年2月の出来事

  • 03日 県連代表者会議
  • 13日 県連の会議室にて県人会未定総会
  • 15日
    • 長屋会長、マルコス亮絵画委員長と文化班領事バーチャル会議
    • 県連へ会議室の鍵返した
  • 17日 県人会便り2月号メール、郵便郵送
  • 22日 絵画展委員メンバー、バーチャル会議
  • 23日
    • Rianビル内の部屋所有者の会議
    • 定例理事会(特別に本日水曜日午後19時から)
  • 25日 補助金申請書類県庁へ郵送

 


2022年2月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年2月23日19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間書記理事、平野イラシ理事、大野マルコス新理事、児玉エンリッケ新理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補、清水リナ地方理事、金子亭資相談役
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 年度末定期総会が無事に終了し、感謝を述べる。 新執行部、新理事にお祝いの言葉。
      • 県人会事務所ビル会議に参加された方々に感謝を述べる。
      • 日本祭り岐阜県人会準備委員会設立発表
      • 三重県人会会長交代広瀬新会長との会合に参加した長尾理事に報告頂木、下川前会長が副会長として、サポートされGMGイベントも年2回のペースで開催。
      • 世界大会訪日団旅程報告。 未だ大まかな内容で、これから内容を煮詰めて行く。
    2. 1月度出来事佐久間理事より報告。
    3. 1月度会計報告、長尾理事より報告。
    4. 日本祭り準備委員会開設、WhatsAppでグループ立ち上げ。
      メニューに「けいちゃん丼」を検討。 3月5日(土)17:00より、会長宅で、試食検討をする。
      あとは、たこ焼き、五平餅を継続。 わらび餅も検討する。
    5. 県人会事務所ビルの件、長尾理事より報告。 長尾理事の他、平野理事親子,大野光男親子、橋本理事参加。 ビルのオーナーの出方を見て検討していく。
    6. 定例理事会開催日程変更、毎第3金曜日19:00からとする。
    7. その他
      • 長尾理事に、県人会IPTU免除のプロセスを担当として検討頂く。
      • 年度末定期総会の議事録のサインを要請。