会報 2021年05月

岐阜県人会インターナショナル(GKI)設立総会を無事終了して!(前編)

 

去る日本時間2021年5月23日(日) 午前10時「岐阜県人会インターナショナル」が、古田肇岐阜県知事をお迎えし、盛大に設立されました。
世界24岐阜県人会が加盟し、100名近くのメンバーが参加され、時差の関係で在仏岐阜県人会のメンバーは午前3時からの参加となり、県人会によって土曜日の午後だったり、夜だったり、深夜だったり、日曜日の朝だったりして、さすが世界レベルになると、そのスケールの大きさに驚かされました。
この式典の為、岐阜県人会インターナショナルの役員のメンバーは何度も会合を重ね、リハーサルも何度か行い、総会の大成功を願い準備万端で当日を迎えました。
総会開始1時間前から、役員は最終チェックをし、15分前から参加者入場開始、古田知事もご入場され10時ジャストにタイトルのスライドと共に大野美夏GKI副会長(ブラジル)の司会で式典が開催されました。
大野美夏副会長は、GKIの設立意義をある種の感動を与える紹介をされ、参加者の胸に残るメッセージとなりました。
続いて、水谷ハッピー副会長(南加-南カリフォルニア)の開会の辞を、自分の普段の語り口で、この会の発起人(長屋)との出会い、会設立の経緯を述べられ、開会宣言されました。
そのあと高橋愛一郎副会長(ニューヨーク)のGKIの規約の発表と承認があり、全員が挙手を持って承認され、続く西えりこ副会長(カンボジア)がGKI役員の発表、承認を行い同じく全加盟団体代表の同意を得ました。
ここに会を代表しまして、心から深く感謝申し上げます。
引き続き、横洲憲司統括事務局長よりGKI加盟世界24岐阜県人会の紹介があり、世界地図で印をマークしながら次々と読み上げられ、最後に全世界地図と24の印が付けられ、正しくインターナショナルの実感がありました。
続いて、長屋充良GKI会長の挨拶があり、
「只今、岐阜県人会インターナショナル会長を拝命しました、ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良と申します。 この度、皆様に規約、役員とご信任頂き、心より御礼を申し上げます。
まさに身に余る光栄であり、身の引き締まる思いで拝受し、「滅私奉公」を実践し、役員の方々と協力、協調しながら、皆様と共に会を盛り上げていく所存であります。
また本日は、古田岐阜県知事におかれましては、お忙しい中、しかも日曜日にも関わらず、GKI設立総会にご参加頂き、会を代表しまして深く感謝申し上げます。
並びに世界中から参加されているGKI加盟24岐阜県人会代表の皆様に対し、また特に時差の関係で現在午前3時からの参加という設立されたばかりの在仏岐阜県人会の皆様のように万難を排してのご参加に対し、重ねてお礼申し上げます。
この会は「岐阜愛」を繋ぐ!という理念のもと、世界中の岐阜県人会を統合し、かつそれぞれの県人会が個性を保ち、その持ち味を活かせて、一つになり、情報を共有し交流を深めることによって、グローバルなネットワークを構築し、次世代に向けた確固たる県人会の新しい未来を創造し、世界から岐阜、岐阜から世界に「岐阜愛」を繋いでいって、「ワン ぎふ」としてグローバルな岐阜家族をつくり、一人一人が岐阜の素晴らしさを全世界でアピールすることがこの会の意義であります。
そして生まれ育ったふるさと、またゆかりのある「清流の国ぎふ」は、我々の心の拠り所であり、エネルギーの源でありまして、岐阜を離れて、各々がその置かれた地域、場所で苦労され、ふるさとを想いながら、努力され、信頼を勝ち取り、結果を出し、その甲斐があって、築かれてこられた現在の幸福境涯に於いて、ふるさとのご家族、ご友人、生まれ育った岐阜に対し感謝し、少しでも恩返しのお手伝いができればと思っています。
実は、我々の会の根幹であります「岐阜愛を繋ぐ!」事を長年にわたり実践されている方がみえます。
その方は本日ここにご参加頂いてます古田知事ご本人でありまして、国際交流の為、各国を訪問し岐阜との友好を深められ、トップセールスとして岐阜の県産品を海外に紹介し、またその外国訪問地において岐阜県出身者との語らいを大事にされ、それを機に岐阜県人会が各国で誕生し現在に至っており、正しく県人会を通して、岐阜の素晴らしさを紹介され、かつ海外で活躍される岐阜県人を紹介され、絆を築かれてこられた知事のご行為こそ我々が求める「岐阜愛を繋ぐ!」ということであります。
そうした知事の数々のご功績に対し、将来GKIとしてこれから様々な活動実績を残し、その暁には、古田知事を我々の会の名誉会長にご就任いただく為に、皆様と一致団結して頑張っていきたいと思います。
具体的には会として、2ー3ヶ月おきに、「オンライン定例会」を開催し、もっと岐阜を知る為に、ゲストをお迎えし、皆さんと「岐阜学」の知見を深め、岐阜県の民間親善大使として各人のおかれた場所で、岐阜の情報を発信する。
また古田知事をはじめ県、財界、民間の方々にご支援ご協力いただき、来年の秋、母県岐阜にて、コロナウィルス勝利宣言と一大イベント「第一回岐阜県人世界大会」を開催し、岐阜を離れ国内外で活躍されてる岐阜人と、ふるさとを守っていただいている岐阜県民の皆さんと集い語らい、絆を深め、知識を深めて、「頑張ってる岐阜人」を紹介し、「岐阜は、やっぱ、ええてえ!」と思って頂けるように、GKI一丸となって実現していきましょう。
また、そういった活動を通じ、岐阜人としての誇りを再確認し、郷土愛が全国ランクで上位になるように協力したいと思います。
これから皆さんと一緒に、仲良く、楽しく、助け合って会を盛り上げていきましょう!
本日は、岐阜県人会インターナショナル設立誠におめでとうございました。
それでは最後に、皆様のご多幸とご健勝、岐阜県並びにGKIのますますのご発展をお祈りしまして、代表の挨拶とさせていただきます。 」
と挨拶を申し上げました。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 


2021年4月の出来事

  • 03
    • JICA -日系団体補助資金会議
  • 05
    • 2月号県人会便りメール送信、郵送
  • 15
    • 第17回友情交流絵画委員会オンライン会議
  • 17
    • 県人会定例理事会
  • 22
    • ニッケイ新聞,6月18日付けの移民113年紙に記載される広告連絡
  • 23
    • 印刷機にトラブルメンテナンス業者に連絡
  • 29
    • 3月号県人会便りメール送信、郵送

 


2021年4月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2021年4月17日(土) 午後3時
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、金子亭資相談役、大野美夏理事、清水リナ地方理事、大野日出丸会員
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶 – JICA助成金について、経過を説明、書類を長尾理事、清水理事、丹羽エミ設計士、会長で用意する。 岐阜県人会インターナショナルの活動報告。
      同日夜8時から行われる第一回南米岐阜県人会オンライン会議について、参加確認。
      第17回日伯友情交流絵画展を今年もバーチャル絵画展とする。
      岐阜、三重、群馬 3県人会イベントを6月27日に延期。
    2. 3月度の活動佐久間書記より報告。
    3. 3月度の会計長尾会計理事より報告。
    4. JICA助成金について現状説明。 申請書、計画書、年間活動経費 (2018,2019)の見積書を揃えるよう準備中。
    5. 岐阜県人会インターナショナルについて規約、役員等、説明。
      全世界18岐阜県人会に、カンボジア、カナダ、フランスが増え、21岐阜県人会となることを報告
    6. 次回5月度定例理事会は、5月15日(土)午後3時~オンライン
      会議参加ご希望の会員は事務所へご連絡ください。 参加アクセスリンクお送ります。