会報 2025年 3月
2025年年次総会
去る2025年2月1日(土)16:00より、岐阜県人会にて、2025年ブラジル岐阜県人会年次総会が開催されました。
15名の参加、5名の委任状提出で計20名の参加となりました。
この度、新メンバーとして飛騨市出身の 水邊慧子(みなべ聡子)さんとご主人の Élcio Costa dos Santos Júnior さんが参加され、またお婆さんが岐阜出身の坂下ベアトリスさんが参加されました。
オンラインでのライブ放映もありました。
2023年度健保留学生の日比野アリサさんが、総会議長を務めて総会をまとめていただき、また若い方々が多数参加いただき、有意義な集まりとなりました。
長尾副会長の開会の辞から始まり、会長挨拶、2024年度事業報告、会計報告、正監事による監査報告、2025年度事業計画、予算案発表そして承認と順調に進行し、最後に議長である日比野アリサさんの閉会の挨拶で無事、終了致しました。
年次総会終了後 事務所近くの中華料理店で、新年会を開催し、新しいメンバーも参加され盛り上げ、親睦を深めました。
定期総会
中華レストランでの新年会
中部ブロック運動会
中部ブロック県人会(岐阜、愛知、長野、静岡、福井、山梨、富山、石川、新潟、三重ー10県人会)は、6月15日(日)午前から、「第一回中部ブロック運動会」を開催致します。
場所は、Centro Olímpico de Treinamento e Pesquisa Marechal Mário Ary Pires (COTP)
Av. Ibirapuera, 1315 – Vila Clementino, São Paulo
で、大変大きな施設です。
現在、実行委員会を設け、準備に取り掛かっています。
岐阜県人会からは私と大野マルコスが参加しておりますが、もっと若い方々の参加を期待いたします。
運動会は日本の文化であり、私個人としても、今になっても子供の頃の運動会の思い出は忘れません。
みなさんの素晴らしい思い出になることは間違いありませんので、ご協力お願いします。
またこの中部ブロックで青年部を作ろうとしておりますので、ご参加いただき県人会を活性化しましょう。
現在、場所、開催日を決まって、各部門の責任県人会が決まり、岐阜県人会は、保険と安全を担当します。
羽藤ジョージサンパウロ市会議員のご協力により、会場確保、救急車(医師、看護師、運転手)2台、テント、音響装置、蓄電器、40卓の机と120の椅子をサンパウロ市役所からご提供いただくことができました。
今は、演技プログラム決定、具体的な運営方法、食事の方法(外注か、持ち寄りか)県人会対抗にするのか?、賞品の選別、経費(概算で約5万レアル)の調達方法、スポンサー募集等、まだ沢山解決しなければなりません。
何事も経験をして何かを学びます。
何もしなければ、何も学びませんので、前向きな生き方をご一緒にできたらと望みます。
その思いがあれば、県人会の方にご一報ください。
宜しくお願いします。
素晴らしい運動会にしましょう!
素晴らしい思い出を作りましょう!
ブラジル岐阜県人会 会長
長屋 充良
1969に開始された県費留学プログラムは、岐阜県の補助により行われ、岐阜大学に若い日系子弟が受け入れられている。(www.gifu-u.ac.jp).
学業以外にも、文化交流やブラジルと岐阜を結ぶリーダーの育成を目的としている。
2025年度県費留学生 : 鵜飼タチアナ・アユミ (薬剤師)
私の名前は鵜飼タチアナあゆみです。26歳で、サンパウロ州の内陸部にあるイビウナ市に住んでいます。この町は、州のグリーンベルト地帯に位置していることで知られています。
私はソロカバ大学(UNISO)の薬学部を卒業し、2021年に学士号を取得しました。その後、イビウナ市とサンロッケ市のドロガリアドロガ・ハイアで約2年間勤務しておりました。
現在は両親と弟と一緒に暮らしています。父の鵜飼 ワシントン 和弘は農業を営んでおり、父方の祖父母は岐阜県(本巣郡および岐南町)出身です。母の鵜飼 新井 マルガリーダ あつみは言語聴覚士で、母方の祖父母は群馬県の出身です。弟の鵜飼 フェリペは 広一は、サンパウロ州立大学(UNESP)で環境工学を学んでいます。
岐阜で学びたいという思いはどのようにして生まれましたか?
幼い頃から、イビウーナ文化協会(CCEI)、通称「イビウナ会館」に通っていました。そこで、日本語学校に通いながら、陸上部でも練習をしていました。
また、JICAのボランティアの先生方から、日本語だけでなく、日本の民謡や伝統舞踊についても学ぶ機会がありました。
家族、日本語の先生方、そしてこれまでに出会った友人たちの影響で、日本という国をもっと知りたいという思いが強くなりました。日本語を完全に習得しているわけではありませんが、学ぶことがとても好きです。
さらに、私は岐阜県を訪れ、家族のルーツについてより深く学びたいと考えています。これまで祖母から聞いた話でしか知らない場所を、実際に訪れてみたいという強い思いがあります。
大学では何を勉強しますか?
私は、岐阜大学医学部の薬学分野で学ぶ予定です。
日本語の能力を向上させるとともに、薬学分野の学問をより深く研究したいと考えています。
帰国後の人生やキャリアの計画について教えてください。
ブラジルに帰国後は、県人会の活動に貢献し、日本での経験を共有することで、同じ道を目指す人々を支援し、指導したいと考えています。
また、専門分野では、ドラッグストア、地域薬局、病院薬局での業務に携わりたいと考えています。さらに、日本語の知識を活かせる製薬関連の仕事にも挑戦したいと思っています。
将来日本へ行きたいと考えている方へメッセージ
県人会や会館などの団体やコミュニティに参加することは、日本文化や日本語を学ぶ上で大いに役立ちます。それに加え、同じ目標を持つ人々との交流を深める良い機会にもなります。
感謝の言葉
この夢を実現するためにご支援いただいたブラジル岐阜県人会の皆様、岐阜県庁の方々、家族、日本語の先生方、そしてあらゆる形で支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
2025年2月の出来事
- 01日 岐阜県人会で定期総会、後に中華レストランで新年会を開催。
- 10日 2月月報をホームページに掲載。
- 11日 2月月報を郵送。
- 15日
- 県人会事務所にて郡上おどりの練習。
- 県連にて日本祭り郷土食ブースに関する会議に参加。
- 16日 三重県人会イベント「まほろば」に長尾ジョージ副会長が出席。
- 17日 定例理事会をオンラインにて開催。
- 19日 県費留学生として、鵜飼タチアナさんの確定通知が県庁より届く。
- 20日 総領事公邸での天皇誕生祝賀会に長屋会長が出席。
- 26日 県連代表者会議オンライン開催。
- 27日 ExpoJapan2025ふるさといいもの展についての会議に参加。
- 28日 20時より中部ブロック運動会についてのオンライン会議に参加。
2025年2月定例理事会議事録要旨
- 日時: 2025年2月17日(月)
- 参加者: 長屋、長尾、佐久間、児玉、桑原、大野光男、鵜飼、ベッチ
- 議事録:
- 会長挨拶
- 県費留学生について本日参加のタチアナが今週決まりそう、と報告。
- 山川フェルナンダは4月13日(日)帰国予定。
- 帰国後報告会を予定。タチアナにオンラインで参加要請。
- タチアナの留学が正式に決まれば、3月22日 19:00中華料理屋で送別会を開催。
- 中部ブロック大運動会、6月15日Centro Olímpico de Treinamento e Pesquisa Marechal Mário Ary Pires (COTP)に決定。
- 岐阜岐阜県人会は、警備と医療体制を担当。
- Emenda Parlamentarを要請。
- 大野光男さん マルコス親子で、新事務所に物件を、探していただいて、Vila Marianaの物件を長屋、美夏さんも参加して下見する。
- メトロの近くで好立地ではあるが店舗の作りで、県人会活動には少し不向きかという懸念があり、これから他の物件も当たる事にする。
- 事務員の正式雇用を認可。
- 雇用形態を協議。
- JICAの助成金によるエアコン2機、炊飯器2台のお披露目を、JICA宮崎所長をお迎えし開催する。
- 感謝状プレート、記念プレートを佐久間ソニア理事に用意頂く。
- 現事務所について、現状を見ながら対応していく事に決まる。
- 9月の屋台祭り(9月28日予定)に参加決定。
- 6月7-8日の静岡県人会「フェスタ ジュニーナ」に参加。
- 県人会に音響装置を買ったらどうかと提案
- 1月度事業、会計報告、承認
- 会長挨拶