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会報 2024年 11月

岐阜県人会主催の文化事業

 

ブラジル岐阜県人会の文化活動として特筆される一つに、絵画展がある。2006年より毎年1回、(在サンパウロ日本国総領事館の後援により、同総領事館多目的ホールで開催してきた。 県人会と絵画は無縁な存在ではない。 土本真澄会員はブラジル日本文化協会美術委員会に属する日系画家のの1人。 小島康一会員(副会長、相談役を歴任)は、早くから具象画の分野で名を知られていた。 山田彦次会員(1990年度より会長)も絵画についての造詣が深く、1990年代にはいってからは、みずから絵筆をとるようになった。 2003年2月、山田会長の提案で県人会主催「絵画教室」が催された。 毎月「毎月第一日曜日および第三日曜日の午前10時から午後1時まで」、県人会会館サロンで開催していたが、講師の都合により1年余りで閉鎖、その後、小島、山田の両名がブラジル日本文化福祉協会美術委員会主催の絵画展に出展を続けていた。

 

2006年に入り、県人会会員のうち絵画に関心のある数人から、「絵画展開催」の要望が出る。これを受けた理事会は、同年7月14日、絵画展に付いて審議。 日系画家及び非日系画家の交流を目的に、とりあえずテストケースとして「15名による小規模絵画展」の開催を決定した。 非日系画家を交える点に特色があり、「日伯友情交流展」とするなど工夫をこらす。 画家の交流を主目的とする文化事業であるから、展示作品の販売という経済行為は度外視した。 そのため、会場として在サンパウロ日本国総領事館の多目的ホールをえらび、同館文化班へ要請したところ、無償提供を受けることになった。 しかも、絵画展の趣盲に賛同した西林万寿夫総領事(=当時)が、「県人会主催・総領事館後援」による開催を快諾、以後、毎年の絵画展はこの形式を踏襲してきた。
同年9月19日午後5時30分、会場の在サンパウロ日本国総領事館多目的ホールにて、オープニングセレモニーを開催。総領事館からは西林総領事、武田幸子副領事(文化班)らが出席。 総領事が祝辞を述べる(会期は同月29日まで)。出展画家は日系人7名、非日系人8名。 試験的なプログラムのつもりだったが、好評を博したため理事会では10月22日の会議で「毎年1回断続的に開催」と決定。 会場を総領事館多目的ホールとし、日伯合同絵画展という形式で実施してきた(*2024年度で20回を数える)2007年の第2回絵画展は、ブラジル移住100周年(2008年)を視野に入れて検討。 1年前に開催するので、前夜祭という意味を込めて「日伯交流展99」とした。 会期は9月11日から1月21日まで。 前回の実績が認められ、オープニングセレモニーには絵画分野の関係者に加えて、ブラジル日本文化福祉協会から山下ジョルジェ副会長、桂川富夫理事らも出席、西林総領事は挨拶の中で、「来年は日本移民100周年でもあり、引き続き開催されることを期待しています」と述べた。
2008年は第3か絵画展のほか、別の企画も実施。 日本人のブラジル移住100周年のほか、ブラジル岐阜県人会創立70周年と岐阜県人ブラジル移住95周年に当たる。そのため県人会では同年5月に記念祭を挙行。 プログラムのひとつとして、「ブラジル日本移民百周年記念絵画展」の開催が決まる。 祭典前夜祭プログラムを郊外のモジ・ダス・クルーゼス市で実施することになり、懸念絵画展の同じ場所(モジ・ショッピングセンター)と決定。 祭典の後援者であるモジ市役所に敬意を表し。 絵画展に付いては同市役所主催、県人会及びショッピングセンター後援という形に下(会期は同年5月23日~6月14日まで)。
これは別枠のプログラムであるから、総領事館後援の絵画展と同一視することはできない。 県人会主催・総領事館後援の「第3回日伯友情交流絵画展」は、9月22日~10月3日まで、総領事館多目的ホールにて開催。第4回は2009年9月10日~21日まで、この時、名称を「日伯合同記念絵画展」(Exposição de Intercâmbio Nipo-Brasileiro)と変更。 出展画家の枠を広大し、日系画家、非日系画家合わせて21名となる。 オープニングセレモニーには、大部一秋総領事、小林雅彦首席総領事が出席。
第5回は2010年9月10日~17日までの開催。 事前に用意したプログラムに初めて開催回数を印刷した。 ところがポルトガル語で「6ª Exposição de Intercâmbio Nipo-Brasileiro」と誤記。 「第6回日伯合同絵画展」となって、以後、2013年の第9回(正しくは第8回)まで、番号は外れたままになっている。 名称は、2011年から「日伯交流絵画展」と変更。 2013年は「県人会ブラジル移住100周年。 ブラジル岐阜県人会創立75周年」という大きな節目にあたる。 出展画家は過去多の23人となった。
ブラジルにおける都道県人会の中で、絵画展を実施したケースは他になく、岐阜県人会として誇るべき事業である。 しかし、計画性に乏しいため、第4回(2009年開催)から マンネリ化の兆候が指摘されていた。

(原稿:100周年記念誌から抜粋)

 

 

「第20回日伯友情交流絵画展」開催

 

「第20回日伯友情交流絵画展」11月4日(月)16:00よりオープニングセレモニーが開催され,来賓として西尾ロベルト宮坂国人財団理事長兼文協副会長のご参列を賜り、70名ほどの参加者で盛大に執り行われました。
今回、20回という節目にあたり、46出展者59作品があり、過去最高となり、また母県よりお二人4作品がオンライン参加されました。
今回もリアル(会場)展示とオンライン展示のハイブリッド絵画展で、橋本マルコス絵画展委員会委員長はじめ、矢島エイジ委員、加藤允彦委員、シルビオ メーロ委員の毎回ながらのご尽力により、また佐々木よしこブラジル岐阜県人会事務局員の献身的な働きで、素晴らしい絵画展となりました。
その他、山田彦次元ブラジル岐阜県人会会長と小島康一同会元副会長を絵画展発起人として御招待し、また小田エルザ画伯をこの記念絵画展の招待画家として、御三方を表彰しました。
オープニングセレモニーでは山田元会長に絵画展創立のキッカケや経緯をご紹介頂き、大変興味あるお話しを賜りました。
長尾同会副会長の素晴らしい司会で進行し、小田エルザさんのウイットに富んだ挨拶は参加者の皆さんに大変興味深い話しをされ、共感しました。

今回の会場、ブラジル日本文化福祉協会(文協)での展示は終了しましたが、インターネットでの展示は次のURLからご覧いただけます。

https://gifukenjinkai.org.br/20expo

素晴らしい作品ばかりです。
お待ちしています。

 


2024年10月の出来事

  • 01日 11月の県人会慰安旅行参加者数は38名
  • 18日 教へ絵画展のサロン貸し出し料金納める
  • 21日
    • 11月の忘年会&敬老会のお知らせを載せた県人会会報9月号郵送、メール送信
    • 県人会定例役員会
  • 31日 絵画展のカタログ製作費を納める

 


2024年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年10月23日(月) 20:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、佐久間ソニア書記理事、大野マルコス理事、大野光男正監事、児玉リリアン正監事、平野イラシ理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 岐阜県警語学研修生、尾川さん、今井さんに対し、県人会役員に個人的に交流を促す。
      • 「第20回日伯友情絵画展」の進捗状況を説明。 記念品の記念ボールペン、カタログなど準備が進んでいること、4日7時からの準備に役員の協力を求める。
      • 14-17日の県人会慰安旅行について、報告。 バス、宿泊先ともお陰様で一杯となる。
        宴会のアトラクションでの景品を県人会にあるもので、調達する。
      • 県人会事務局員を募集する。
      • 11月30日の忘年会&敬老会について、説明、協力、支援を請う。
      • 11月26日、県連主催「第5回シンポジウム」に県人会から児玉エンヒッキ理事、日々野アリサ監事補が参加予定
    2. 9月度事業佐久間理事より報告
    3. 9月度会計長尾理事より報告

 

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会報 2024年 10月

第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団レポート (パート2)

 

一日の終わりに、2つのグループはレジストロの文協に集合し、ホームステイに参加しました。 タカハシ クニヒコが松木 仁美、及び大熊 渚沙、カワゴエ エイゾが小林 侑世、及び河本 知之、マガリオ・マリエリ、ジェファーソンが尾藤 莉那、及び丹羽 桜月、マガリオ・アンドレアが遠山 幸之助、及び大野 真嗣、ランジェル・ジョーが西尾 夏海、及び佐野 瑠々果をホームステイに招待しました。 水野 歩 教諭、井ノ浦 慎司 教諭、長尾昇、そしてミニバスの運転手はリト・パレス・ホテルに宿泊しました。
7月27日(土)の朝、派遣団はレジストロの文協に集合し、アマヤ茶園を訪問しました。 茶工場や、日本の古い大工技術を使って建てられているIPHAN(国立歴史・芸術遺産研究所)に登録された古い家屋を見学しました。 派遣団はアルタネイラ・シュラスカリアでセルフ・サービス方式の昼食後、江尻 龍之介が経営するピラルク養魚所を見学するため、ミラカトゥ市(SP)のサンタ・リタ地区に向かいました。
江尻 龍之介は学生たちの訪問を喜び、ピラルク養魚について説明しました。 稚魚はアマゾン地域で購入され、ピラルクの養魚場に運ばれます。 魚は大きさに応じて養魚タンクを順次移されます。 適切な大きさになった後、ピラルクは数日間絶食させられ、屠殺され、洗浄され、サンパウロの最高のレストランに販売されます。 江尻 龍之介の案内で養魚場を回り、養魚タンクのピラルクに餌をやりました。 生徒たちは小さな水槽でピラルクに触れる機会を得ました。 江尻氏は美味しいピラルクの刺身を提供し、彼の人生や考えについて語りました。

翌日の7月28日(日)、派遣団はサンパウロ州沿岸のサントス市の見学に出発しました。 サントス市は、1908年6月18日に笠戸丸がサントス港に着岸して、781人の日本人がサンパウロ州内陸部のコーヒー農園で働くために日本人移民として初めてブラジルに上陸した場所であります。 ジョゼ・メニノ・ビーチにある、日本移民100周年を記念して建てられた「日本人移民の記念碑」(子供連れ夫婦の像)、
サントス水族館(アマゾン地域と大西洋の魚が展示されています)、スクーナー船でサントス湾を周遊しました。 クラブ・エストレラ・デ・オウロで昼食をとり、魚市場、ペレ博物館(世界最高のサッカー選手)、コーヒー博物館(コーヒーのオークション・ルーム、コーヒー農具、コーヒー・ショップがあります)を見学し、路面電車に乗る機会を得ました。

 

 

 

 

派遣団はサンパウロ市内に戻り、中華料理レストラン「シ フ」で夕食をとリました.
7月29日(月)の午前中、生徒たちはCEAGESP(サンパウロ倉庫・雑貨店会社)を訪問しました。 CEAGESPは、果物、野菜、花、魚、雑貨(ニンニク、ジャガイモ、タマネギ、乾燥ココナッツ、卵)の南米最大の供給センターであります。 一行は、独立行政法人国際協力機構(JICA)とブラジル日報社を訪問しました。 昼食後、派遣団はグアルーリョス国際空港へ向い、オランダ、ヨーロッパへ旅立ちました。
ブラジルに短期間滞在した学生たちは、ブラジルの地理、広大な領土、気候、人種、文化の多様性を知り、実り多い経験をしました。 ブラジル岐阜県人会は、母県からの新たな留学生を迎えることを楽しみにしています。

(原稿:ブラジル岐阜県人会 副会長 ジョージ昇長尾)

 

 

Gifu ebooks

岐阜県内の情報が電子書籍で読めるポータルサイト「Gifu ebooks」(ギフイーブックス)。 自治体の情報を中心に「いつでも」「誰でも」「どこからでも」。 明智光秀ゆかりの地・岐阜県は大河ドラマのロケ地であり、「麒麟がくる」の舞台になっています。 岐阜県内の広報誌・観光・イベント・防災情報が無料閲覧できる岐阜イーブックス。

https://search.app/PaDHvLFzFL6Gi9Cu7

 

 


2024年9月の出来事

  • 13日 絵画展の申し込み期限29日まで延長
  • 14日 岐阜県警2名の方のようこそ夕食会
  • 17日 定例理事会
  • 19日 県費留学応募者に理事会の選択の結果報告
  • 23日 吉村マルセロ氏よりパソコン用キーボードとマウスを寄付して頂いた
  • 30日 絵画展応募締め切り、計46名の出展登録者(ブラジルから44名、日本から2名)

 


2024年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年9月17日(火) 19:30
  • 参加者: 長屋充良会長、 佐久間ソニア書記理事、 大野光男正監事、桑原エリーザ ゆみ正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶 (訪日報告)
      • 2024年岐阜県県費留学生 今井フェルナンダさんとの昼食を共にし、頑張っている様子を見て、
        安心 する。 短期間での、日本語上達に驚く。 大学生活に満足していると報告。
      • 岐阜県の日伯協会の会長、事務局長との面談を報告。
      • 藤井浩人美濃加茂市長との面談を報告。 大里氏に大変お世話になる。
      • GKIメンバーとの会合。
      • 外務省野口泰中南米局長面談、JICA訪問、農水省訪問、全国知事会訪問、東京岐阜県事務所訪問
    2. 8月度事業報告承認
    3. 8月度会計報告承認
    4. 2025年岐阜県県費留学生ブラジル岐阜県人会推薦者決定
    5. 今年度末の事業計画報告
    6. 務所について話し合う。

 

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会報 2024年 9月

第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団レポート (パート1)

 

 

2024年7月下旬、ブラジル岐阜県人会は母県の農業高校生を迎えました。
2024年7月24日(水)午前9時30分、岐阜県農業高学校の生徒10名(松木 仁美、遠山 幸之助、尾藤 莉那、大熊 渚沙、西尾 夏海、佐野 瑠々果、丹羽 桜月、大野 真嗣、河本 知之、小林 侑世)、及び教諭2名(団長 水野 歩 教諭、副団長 井ノ浦 慎司 教諭)が、ユナイテッド航空UA845便で、米国イリノイ州シカゴ市の主要空港であるオヘア国際空港からグアルーリョス国際空港に到着しました。派遣団は、日系人が多数住んでいる東洋人街地区として知られるサンパウロ市リベルダーデ地区のガルボン・ブエノ通り425番地にあるニッケイ パレス ホテルに宿泊しました。 休憩後、サン・ジョアキン通り、イビラプエラ公園、パウリスタ大通りにそれぞれ所在するブラジル日本移民史料館、日本館、ジャパン・ハウスを見学しました。


鉱山の探査やインディアンの捕獲を目的とした探検隊(Bandeira)の記念碑、
イビラプエラ公園、サンパウロ市

 

翌2024年7月25日(木)午前5時30分、派遣団はイタペティニンガ市に向け出発、サンパウロ州イタペティニンガ市のアリスティデス・ダ・コスタ・バロス高速道路19km、ピニェイラウ地区に所在するヴィスタ・アレグレ工場を訪問しました。1980年にマヌエル・ロドリゲス・タヴァレス・デ・アルメイダ・コメンダドールによって設立されたウジナ・ヴィスタ・アレグレ社は、VHP砂糖とエタノールの生産、バイオマスのコジェネレーション発電のベンチマークであります。革新と持続可能性に基づいた、克服と成功の歴史があります。 VHP砂糖とは、Very High Polarizationの略で、水分が少なく、砂糖の結晶を覆っている蜂蜜の層が残っている粗糖であります。
訪問の際、カミラ・スエレン・レアル・デ・フレイタス率いるレセプション委員会は、産業プロセスと労働安全ガイドラインについて説明しました。派遣団は、サトウキビをローリーから降ろす工程、蔗糖(しょとう)研究所のサトウキビの蔗糖濃度分析、工場のオンライン管理室、エネルギー・コジェネレーション、エタノール生産、VHP製糖などを、工場施設の階段を上ったり下りたりして、視察しました。訪問後、食堂でおいしい昼食が振る舞われました。

 

  

翌7月26日(金)の朝、派遣団はレジストロの文協で、同行するフクザワ カズオキ、タカハシ ジョイ、シミズ タケシ ルーベンス、マガリオ・ジェフェルソン・レジナルドに紹介されました。
この会合で、派遣団は2つのグループに分けられました。

1) 午前中、4人の生徒と井ノ浦 慎司 教諭は、牛から作られた乳製品のブランド「Leite Suisse」(スイス牛乳)と水牛から作られた乳製品のブランド「Va Bene」(ヴァ・ベーネ)という二つのブランドを所有するシュナイダー乳業のピニェイロス牧場を訪問しました。 派遣団は、牛乳の受け入れから、様々な種類のチーズ、バター、低温殺菌牛乳、ドセ・デ・レイテ(牛乳のお菓子)の製造と保存に至るまでの全工程を学ぶ機会を得ました。 派遣団は、水牛の牧場も訪問しました。グレイル・グループのペトロペンで昼食をとり、午後はシミズ タケシ ルーベンス、フクザワ カズオキ、タカハシ・ジョイ、マガリオ・プリシラ・シュナイダー、イケベ・ラファエルも同行して、ミカンとバナナを生産するカワゴエ エイゾの農園を訪問しました。

 

 

2) 午前中、生徒6名と水野 歩教諭は、セテ・バラス(SP)のサント・アンドレ農場を訪問、イタリアの酵母を使った製品で知られる水牛乳製品工場「レビターレ」を見学し、様々な畜産者から受け入れた牛乳の分析室、水牛乳を発酵させて様々な種類の乳製品(モッツァレラ・チーズ、ブラータ・チーズ、リコッタ・チーズなど)を作る工程、包装工程、製造された製品の保管などを見学しました。 セルフ・サービス方式のレストランで昼食をとり、エンド トラジュの案内でセテ・バラスのニポ・ブラジレイラ文化スポーツ協会(通称セテ・バラス文協)を外から見学しました。 建物の正面には、鳥居が壁に埋め込まれてあり、富士山と広大な茶畑の絵が描かれています。 この文協は、「レジストロ・イグアペ・セテ・バラス日本植民地100周年記念プログラム」の一環でありました。  午後はUNESP(サンパウロ州立大学)のレジストロ・キャンパスを訪れ、バナナやコーヒーのプランテーション、魚の養殖実験、コーヒーの乾燥工程、この地域原産の植物の苗床などを見学しました。  その後、レジストロ市内の観光名所を巡るツアーに参加し、市営市場、日本人移民を支援し、商業・工業・事務業務を集中させることを目的としたKKKK(海外工業株式会社)建築群、リベイラ・デ・イグアペ川の展望台(市とリベイラ渓谷の歴史的ランド・マークであるリベイラ川の美しい眺め)を見学しました。  清水リナ・はるみ、ランジェル・ジョー、マガリオ・マリエリ・キリノ、マガリオ・ジェフェルソン・レジナルド、長尾昇ジョルジェが同行しました。

(続く)

(原稿: ブラジル岐阜県人会 副会長 長尾ジョージ昇)

 

 

第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団ブラジル訪問

 

ブラジル岐阜県人会は、この2024年7月24-29日、母県より「第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」(水野歩教師団長 井ノ浦教師副団長-生徒10名)をお迎えし、サポートさせて頂きました。
この海外実習派遣団は、1978年から始まり、途中コロナ禍等で中止も含め、46年の歴史がある事業で、世界的な視野を持った岐阜県農業界の次世代育成が、大きな目的であり、当初は1ヶ月ブラジル実習だけで始まり、のち「岐阜県農業高等学校ブラジル会」が結成され、現在大きな組織となっております。
その後、アメリカ、オランダ実習も加わり、今回ブラジル滞在は、6日間となっております。
中津川市と姉妹都市のレジストロ市の農家にホームステイして農業実習をし、バナナ栽培、茶栽培、水牛飼育などを見学し、また世界最大淡水魚ピラルク養殖場で、直接触ったり、刺身、揚げ物を頂いたり貴重な経験をしました。
またアルコール精製所視察、大型潅水施設を備えた大農場訪問、サンパウロ市立市場見学、JICA サンパウロ訪問等、その内容は多岐にわたります。
そうした中、7月28日は、岐阜県人会のメンバーとサントス海岸に交流小旅行を実施しました。
サントス市は、1908年、日本人781名が、ブラジルに到着し日本ブラジル移住が始まった、初めての上陸地であります。
その上陸記念碑を見学、同じ公園内にある、高名な女性日系芸術家、大竹富江さんの日本人移民を記念した壮大なモニュメントの下で記念写真を撮りました。
そのあと、サントスの海岸線を周遊する観光船に乗船し、小1時間船上から素晴らしい眺めを堪能しました。
サントス港では、停泊する大型タンカー、貨物船を近くに見て、しかも圧巻である超大型のオレンジジュース、大豆、穀物集荷場を眺めながら、農業大国ブラジルのパワーを参加者で体感した様な貴重な経験となりました。
下船後は、日系の金星クラブの大食堂で昼食をとり、派遣団のみなさんもブラジル食に舌鼓を打ちました。
昼食後は、水族館、サッカーの王様、ペレの博物館、コーヒー博物館見学、またサントス旧市街地を通る歴史ある路面電車に乗車し、楽しい有意義な派遣団、県人会会員との親睦を図ったサントス市周遊の小旅行ができました。
サンパウロ市に戻り、リベルダージの中華料理店で、派遣団との送別会を催し別れを惜しみました。
会員の皆さんも、若い母県の生徒さんとの交流を、毎回待ち侘びていて、こうした交流によってブラジルと日本、県人会と母県の繋がりが深まる事ができると思います。
来年は日伯修好通商航海条約締結130周年を迎え、「遠くて一番近い国」として、益々交流が活発になることを願い、この事業をこれからもずっと支えていく所存です。
派遣団のみなさん、お疲れ様でした。
これを機会に、日本とブラジルの架け橋になっていただくことを期待いたします。

(原稿: ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 


2024年8月の出来事

  • 1日 県連へ日本祭り費用:ガス代、電気代、、換気扇使用料金を納める
  • 9日 長屋会長日本訪日
  • 13日 長尾理事、6ヶ月間ブラジル滞在する2名の岐阜県警察官をグアルリョス空港へお出迎えする
  • 23日 カルト―リオから総会資料の登録が承認されましたとの連絡を受ける
  • 26日 銀行と宮坂在団へ登録済みの総会資料を送る

 


2024年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年8月19日(月) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、平野イラシ理事、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 岐阜県農高生のブラジル研修が無事に終了し、県人会役員のご協力に感謝を述べる。
    2. 7月度事業佐久間理事より報告
    3. 7月度会計長尾理事より報告
    4. 2025年岐阜県県費留学生(2名応募) 、選考決定、改めて公表する。
    5. 登記所登録について、長尾副会長、大野マルコス理事が直接話をすることになる。
    6. その他

 

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会報 2024年 8月

2024年8月郡上踊り「徹夜踊りに参加して」

 

 

8月に帰国して、郡上踊りの徹夜踊り(8月13-16日開催) に参加しました。
GKI (岐阜県人会インターナショナル) で知り合った、郡上八幡町在住、上田晋市さんを頼って、伺いました。
上田さんは、仏壇屋さんを営んでおられ、修復もされます。そして郡上踊りの音頭取りをされております。
上田さんのお店にお邪魔し。ご両親にご挨拶をさせていただき、徹夜踊りまで時間があったので、市内観光で、吉田川川縁、城下町を散策し、郡上八幡城まで案内して頂き、その歴史あり、粋な郡上八幡町の素晴らしさを堪能させて頂きました。
50年ぶりの徹夜踊りでしたが、今回は郷愁もさる事ながら、大事な使命がありました。それは踊りのコンテストに参加し、免状を取る事でした。
我々ブラジル岐阜県人会は、愛好家が月に2回集まって、土曜日の午後1時間30分、郡上踊りを練習しています。そうしたメンバーの応援もあり、やる気満々で午後8時から参加し、夜10時にコンテストがあり、その日の課題曲は「猫の子」でした。
8時からぶっ通しで踊り、2時間後のコンテストで疲れはありましたが、自信はありました。
ただ実際は一晩で6万人以上が沿道で踊り、審査員の先生方は20名(?) くらいしかいないので、中々審査されるチャンスも難しい状況の中、目立とう!と張り切って踊ったせいで、お声が掛かり、「手の振り方が良ければ、免状あげるんだけど!」と言っていただいて、イマイチで免状は貰えませんでしたが、観ていただいただけでも、満足でした。
次回、またチャレンジしたいと誓った徹夜踊りでした。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

「第一回ふるさといいもの展-Expo Japan」での 一青年との出会い!

 

日本から109名の参加者、そのほか関係者合わせて130名以上の訪伯者で盛り上がった「第一回ふるさといいもの展-Expo Japan」で、近日中にその報告書が纏まりますが、すでにたくさんの商談が成立して、大きな成果を上げることができました。
その成功の裏で活躍していただいたのが、県人会であり、特にボランティア通訳として参加いただいた若い方々が一生懸命、手伝って頂いたお陰です。日本語に興味があり、努力して修得され、その能力をいいもの展で協力しようと沢山の方々が集まられました。

 

その取り纏めを県連のリナさんそして、一番ご苦労されたのが、静岡県人会会長の川崎エレーナさんです。
ご自身の健康も二の次で、通訳のコーディネートを完璧にこなされました。
50ブースあった日本からの参加者から通訳で一つもクレームがなかったのは、そうしたエレーナさんのご尽力そのものです。
この誌上をもちまして、心から感謝申し上げます。
イベントの前から、オンラインでミーティングを開催し、説明、質疑応答を重ね、またボランティアでエチケット、応対のノウハウを秋山ヴィニッシウス氏からレクチャー頂き、万全に備えました。
その中で、大変日本語が流暢で、礼儀正しくミーティングで活発に発言をしていた佐藤 力 ウエンデル君(19歳、マリンガ在住、医科大学2年生)が、非常に印象に残りました。 聞くところによると、お父様もお医者さんで、ご兄弟も皆さんお医者さんというエリート一家でした。
皆さん日本語が堪能で、お兄さんは日本語コンテストで優勝するほどの実力者だそうです。 そんな力君は、福岡県人会で手伝いたかったのですが、今回福岡県のブースは無く、それではと岐阜県のブースを手伝って頂きました。
岐阜県人会理事の清水リナさんとお二人でいいもの展の岐阜県ブースを担当いただき、時間が許す限り、日本祭りの岐阜県人会ブースも手伝って貰いました。
本当に気が利いて、社交性に富み、19歳ながら人間が出来ていて、文字通り好青年でした。
自宅に泊まって頂き、3日間寝る時間も少なく大変でしたが、元気に明るくやり切って頂きました。彼も、ふるさと展で日本から来た方々、また会場で知り合った人たちと、200人以上の方々と、名刺を交換したそうで、色々な出会いに感激していました。
日本祭りの岐阜県ブースでも、たこ焼きの作り方を直ぐ覚えて、色々な所に、気が利き本当に助かりました。

 

そうしてマリンガに帰って、1週間後の岐阜県人会の日本祭り打ち上げを拙宅で開催しましたが、佐藤君は、ご両親、お兄さんとマリンガから車で参加してくれました。
佐藤君の日本祭り、いいもの展の感動をご両親に伝え、息子さんのその喜びを伝えようと参加頂き、遠路はるばる参加いただいた佐藤ご家族に、胸が一杯になりました。 ご家族の出席サプライズに、大変盛り上がった打ち上げとなりました。

(原稿:岐阜県人会会長 長屋充良)

 


2024年7月の出来事

  • 4日
    • 7月11日レストラン Coco Bambu で行われる岐阜県人親睦会の予約金納める
    • 第20回日伯絵画展への参加招待状を画家の方々へ送る
  • 10日 宮坂在団からの第20回日伯絵画展への支援契約書サイン済み送り
  • 12〜14日 第25回日本祭り、県人会もほぼ50人余りのボランテイアの協力のもと参加
  • 22日 定例理事会
  • 24日 今日から6日間のブラジル滞在に到着。博物館、アルコールプラント、大井氏のファームでセントラルピボット灌漑システム等訪問、Registro市の農家でファーム
    ステイー、等々
  • 28日 農業高校生派遣団と会員の方々とSantosへ小旅行

 


2024年7月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年7月22日(月) 19:30
  • 参加者: 長屋充良会長、 長尾ジョージ昇副会長、 佐久間ソニア書記理事、 清水リナ地方理事、 平野イラシ理事、 橋詰セシリア監事補、 児玉リリアン正監事、 桑原エリザゆみ正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本祭り、岐阜県ブースのご支援ご協力に対する感謝を述べる。
      • 昨年同様 大好評で、売れ行きも良かったと報告
      • ふるさといいもの展も初めての試みながら、大成功で、日本からの総勢130名近くの参加者も、日本祭りのスケールの大きさに感動し、ブラジルへの見方が変わり、市場参入に興味大であり、実際たくさんの商談があり、満足気であった。
      • アルゼンチン岐阜県人会の長屋高行事務局長ご家族、母県からの訪伯者を交えた、「南米岐阜県人の集い」も盛大に開催され、交流する。
      • 農業高校生訪伯の準備体制確認
      • 農高生との交流日帰り旅行の内容説明
      • 8月13日に、岐阜県警警察官ブラジル語学研修に男女2名、訪伯。 約6ヶ月、サンパウロに滞在。 ホームステイでポ語を学ぶ。
    2. 6月度事業佐久間理事より報告
    3. 6月度会計長尾理事より報告
    4. 県人会事務所の件、長尾副会長より報告
    5. 登記所登録について、長尾副会長より報告
    6. 日本祭り報告

 

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会報 2024年 7月

7月の諸行事を終えて!

 

 

GKIの「県産品の海外展開に於ける覚書」締結が因になり果になった「第一回ふるさといいもの展」、また「第25回日本祭り」に於ける岐阜県ブース参加、郡上踊り公演また今回アルゼンチンの長屋高行在亜岐阜県人会事務局長ご家族といいもの展にご参加された県庁から岡本さん、三輪酒造の三輪社長、千古乃岩酒造の中島さんをお迎えし、ブラジル岐阜県人会の会員皆さんと「南米岐阜県人の集い」を無事開催終了しました。日本祭りのガストロノミア出店で多忙な中での、岐阜県人の集いであり、ふるさといいもの展主催ということで、県人会役員また会員の皆さん、県連役員等、多大なるご協力を賜りまして、県人会ブースでも昨年以上の売り上げ、

また懇親会を児玉エンヒッケ理事のブラジルとアルゼンチン岐阜県人会の紹介をプレゼン頂き、また参加者での会話が盛り上がり、最後はかわさきを一同で踊り、ふるさといいもの展は業者を対象にしたB2Bながら、たくさんの入場者があり、商談も多数あり、

 

日本祭りは、3日間で18.4万人の来場者があり大盛況でした。
これらのイベントによって、日本とブラジル、また県人会と母県との交流は深まり、若い方々がたくさん参加し、県人会活性化に繋がり、母県の素晴らしさをアピール、かつ県人、または子弟としてのアイデンティティを確認でき、文化的、人材的な交流が実現できました。
また今回初めての開催でした「ふるさといいもの展」に参加された40都道府県から109名の事業者また関係者合わせて150名近くの日本の方が、訪伯され日本祭りに参加され、日系社会のパワーを体感されたことが特筆する利点だと思います。
日本からの参加者の皆さんが、その規模、内容に圧倒され、日系社会、ブラジルの見方が変わったと口々に述べられました。
「百聞は一見にしかず」でブラジルに対する見方が変われば、本腰でブラジル市場に参入される事業者も出て日伯経済交流が一段と活発になり、来年2025年の日伯修好通商航海条約締結130周年、大阪万博と、日伯友好年の大きなきっかけになると確信します。
また7月末には、「第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」をお迎えし、また8月には岐阜県警語学研修で2人の県警警察官を半年近く滞在されるので県人会としてフォローをしっかりして、母県との絆を深めましょう!
引き続きご協力ご支援の程、宜しくお願いします。

( 原稿:長屋 充良ブラジル岐阜県人会会長)

 

 

Festival do Japão
ふるさといいもの展、大成功おめでとうございます

 

日本からの出展者に対して、商談も数多くできたようで、目標は達成できたと確信しています。
さらにこの忙しい日本の祭りに合わせてExpo Japanが開催されたのも、その目的は、県人会と母県との絆を強化し、県産品をブラジルや南米市場に紹介し、また若いリーダーと母県との関係を強化することでした。しかし、最も重要なことは、日本からの出展者が世界最大級のFestival do Japão にご参加頂き、ブラジル日系社会のパワーを体感して頂くことでした。そうすれば、ブラジル、または日系社会に対する見方も変わり、取り組みもより前向きになると信じるからです。
実際、日本からの参加者から「ブラジルのイメージが変わった!」と感想を頂き、効果はあったと思います。
これを機に来年はさらに拡大し、早目に準備して輸入等、一般の方にも紹介していきたいと考えています。
最後になりましたが、昼夜を厭わず、準備に尽力されて委員会の皆様に感謝と敬意を表します。
お疲れ様でした。
これからも皆様のご支援ご協力の程、お願い致します。

(長屋充良 岐阜県人会会長)

 


2024年6月の出来事

  • 01〜02日  静岡県人会のフェスタジュニーナに参加、そして、郡上踊りも披露
  • 04日 7月28日に農高生と会員のサントス旅行、 決定
  • 11日 7月11日に岐阜県人親交会を(岐阜県庁、アルゼンチン岐阜県人会)レストラン Coco Bambu で行うことを決定
  • 13日 農高生と団長/副団長のリスト受け取り、ブラジルでの日程も決まり
  • 21日
    • 事務所の扇風機故障、修理依頼
    • 第20回絵画展のサロン貸し出し料金(20%)文協に納める。
  • 25日 センツリートラベルから10枚のはっぴ(寄付)を受け取る

 


2024年6月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年6月17日(月) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、佐久間ソニア書記理事、大野マルコス理事、大野光男正監事、清水リナ地方理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本祭り、たこ焼き、五平餅、けいちゃんの値段、販売目標設定
      • 岐阜県ブースのレイアウト、準備状況を説明
      • ブースボランティアの時間割発表。まだ足りないので、協力要請
      • 「ふるさといいもの展」の概要説明。日本,母県からの方々との懇親会またアルゼンチンから参加の長屋高行事務局長ご家族との「南米岐阜県人の集い」の説明。
      • 県人会の接待準備確認
      • 第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団の受け入れ体制確認
    2. 5月度事業佐久間理事より報告
    3. 5月度会計長尾理事より報告
    4. 県人会事務所に関する件、長尾副会長より説明
    5. 2024年度登記所登録に関する件、長尾副会長より説明

 

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会報 2024年 6月

2024年度県費留学生
山川今井フェルナンダの5月の活動報告

 

1. 来日について日本への旅行は長かったですが快適でした。 入国後すぐに、羽田空港の入国検査場で在留カードが発行されました。 日本に住む外国人の身分証明書となるこのカードは未完成のままでしたので、県に到着して、岐阜市役所に出向いて住所や連絡先を記入し、県や大学の到着情報をそれぞれの機関に提出する必要がありました。 2023年度の留学生、日比野アリサさんのフォローでこれらは達成されました。
官僚的な側面については、地方の市役所で行われ、新規奨学金受給者向けのオリエンテション中に議論されました。 そこでは、日本での体験についてのさまざまなトピックの適切な指導を受けました。

 

2. 大学と科学研究の始まりについて清水将文教授が研究室の他の学生たちにプレゼンテーションを行った後。 研究室内の操作方法と安全手順についての研修が始まりました。 4月の初めに、研究室内で進行中のさまざまな研究プロジェクトが発表され、議論されました。 実験期間の後トマトの青枯病の病原体であるRalstonia solanacearum に対する生物防除剤を研究プロジェクトに含めることが決定されました。 この活動は5月に始まりました。 トマト植物に対するバイオアッセイを使用して、潛在的な生物防除剤の効果を評価および比較することから、清水教授が以前に実施した研究に基ずいています。

 

私は春の半ばに到着したので、冬の終わりによってもたらされた急激な変化についていけることができました。 穏やかな天候だったが、徐々に暖かくなってきました。 そのためか、桜の満開が遅れ、初めての桜を見ることができました。

 

桜が満開したのと同じ週に、清水教授は、私たちを養老公園に連れて行ってくれ、その美しさを楽しみました。

3. 日常生活や外出について
日本の風景はブラジルのそれとはまったく異なります。 建造物 (建物、店舗、道路)のレイアウトとその清掃や保全の両方に関連しています。 大学の周囲には在学者が所有する小さな農園があり、住みやすい環境が整っています。市内外の公共交通機関は速く、効果的で安価で、より近い場所への移動は自転車で行くのが便利です。
食に関しては、豊富な地元の食材やスパイスを使って料理をしたり、街のあちこちにあるレストランやカフェを訪れるのも同様に楽しいです。
ツアーに関しては、他の場所を訪れる機会が何度かありました、県北部、三輪川町の種倉村を訪れました。
種倉のミョウガ畑でボランテイア。 作業は1年を通して行われるので、季節を追ってすることができる。

 

 

 

愛知県も近いので、ジブリパークや駅商店街など、何度か行く機会がありました。
私の小旅行のほとんどが岐阜市外でしたが、市内自体にも見所やアクティビティがたくさんあります。
まだ到着して日が浅いので、余り観光はしていませんが、他の場所も訪れて、日本の歴史や文化についてもっと学びたいと思っています。 経験したことはまだ少ないけれど、素晴らしい1年になることを期待しています。

(原稿: 2024年度県費留学生フェルナンダ 今井 山川)

 

第1回県人会の会合に参加

 

県人会の活動は、多くの場合、他の日常的な義務、学業、仕事、余暇と競合することが多く、これらの協会の将来について話し合い、計画するために充実した時間を割くことができません。
この様な状況を考えると、県連主催の第1回会合に参加したことは、企画に充実な時間を割くことができたのは素晴らしいことだった、計画に充実した時間を費やすことができただけでなく、他の県人会やそのメンバーと交流し、将来のアイデアについて話し合うことが出たからです。 また、私達岐阜県人会が直面している課題は他の県人会と同じであり、力を合わせて乗り越えることができるという事を実感できたのもポジティブな経験でした。
このような活動がもっと増えたら面白いと思いますし、県人会の発展と継続には団結と協力が重要なポイントになると思います。

(原稿: ブラジル岐阜県人会理事 児玉 エンリケ シンキ)

 

 


2024年5月の出来事

  • 06日 2023年の補助金をサンタンデル銀行で為替受け取り
  • 10日 2024年度の補助金交付申請書、県庁へ郵送
  • 13日 カルトリオより、2024年の総会資料のレジストリ拒否の連絡
  • 17日
    • 2024年絵画展委員会
    • 長尾理事、事務所ビルの1一人の所有者の弁護士と面談
  • 21日 定例理事会: 佐々木事務員が8月で県人会の仕事を辞める事を報告
  • 26日 GMG 運動会

 


2024年5月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年5月21日(火) 19:30
  • 参加者: 長屋充良会長、 長尾ジョージ昇副会長、 佐久間ソニア書記理事、 児玉エンリッケ、 大野マルコス理事、 大野光男正監事、 日比野亜里紗新監事補、 住川健三会員
  • 議事録:
    1. 会長の挨拶
      • 佐久間理事は手術後入院状態で参加頂き、その責任感に感動じつつ、早期回復を述べる。
      • 亜里紗さん、 健三君と20代の若者の参加を得て、盛り上がる。
      • 6月1-2日のたこ焼きの値段を調整合意
      • 26日の運動会の協力を要請
      • 30日の拙宅でのたこ焼き準備を、改めてお願いする。
      • 7月12-14日「第25回日本祭り」準備について、会長夫人ベッチから説明報告がある。
      • 7月12-14日に「日本祭り」同時開催される「第一回ふるさといいもの展 (Expo Japan) 」について会長から説明。
        • 日本から3名の参加がある。(県庁県産品流通支援課、土岐市の千古乃岩酒造、大垣市の三輪酒造が参加。
        • 時を同じくして、在亜岐阜県人会より5人の仲間が来伯、11日の夜、歓迎会を開催する。 (第一回岐阜県人南米大会からの変更)
      • 8月13日岐阜県警語学研修で警察官が2人が来伯され、半年に渡って、研修をされるので、県人会として最大限の協力を確認。
      • 第20回日伯友情交流絵画展が再び在サンパウロ日本国総領事館内、多目的ホールでの開催の運びとなる事を報告
      • 7月24日から29日迄、「第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」訪伯決定
    2. 4月度会計長尾理事より報告
    3. 4月度事業佐久間理事より報告
    4. 長尾副会長から県人会事務所が入居するビルの改装について報告
    5. 県人会年度末総会の登記所登録について報告
    6. 県人会事務所のあり方について、活発に意見交換
    7. 活発な県人会活動の協力要請

 

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会報 2024年 5月

日比野 アリサ – 1年間の留学レポート

 

私は、この1年間岐阜に住み、たくさんの素敵な経験をすることができました。日本に住んで、自立した生活をすることにより、日本に来る前の自分と比べて大きく成長したと思います。

 

日本に来た最初の頃は不安しかありませんでした。私はこの1年間生きていけるのか、友達を作ることができるのか、岐阜に馴染めるのかが心配でした。しかし、その不安な感情は高木先生や研究室の人たちと過ごすうちに吹き飛びました。皆は優しくて、面白くて、私が仲間外れにならないようにサポートしてくれて、本当に私は運が良かったと思います。地域マネジメント研究室では大きな行事が2つありました。1つ目は、「飛騨市ふるさと種蔵村」での景観保全活動と現地のサポート活動、2つ目は「ぎふまちづくりTTP大賞」実行委員会の活動です。1つ目の活動で訪れた「飛騨市ふるさと種蔵村」とは、飛騨市宮川町種蔵集落において、その集落を愛する人で組織される架空の村です。地域マネジメント研究室では、ミョウガ栽培をはじめとした集落環境の保全活動に参加しています。初めて種蔵に行った時は、写真でしか見たことのない、典型的な日本の農村風景を自分の目で見て、現実に存在することに驚きました。さらに、現代日本の社会問題を実感しました。それは少子高齢化でした。種蔵では若い人がほとんど居ない中、お年寄り達ができる範囲で集落を守っていました。高木先生がこの集落の景観を守りたい理由が少し分かりました。私は、この1年間の活動で、草むしりや間引き、ミョウガの収穫、集落内をラリー形式で回るゲーム「種蔵GO」を活用するイベント、冬支度等に参加しました。都会育ちの私はこのプロジェクトに参加して苦労することも多く、農家の大変さを感じました。

 

2つ目の活動の「ぎふまちづくりTTP大賞」の「TTP」とは、「徹底的にパクる」の略で、岐阜県内のまちづくり団体で、他の地域が真似したくなるようなまちづくりの活動をしている団体の、まちづくりの仕組みや工夫について表彰するというプロジェクトです。地域マネジメント研究室の学生が、表彰候補団体に取材をして、活動や真似してほしいポイントなどについてまとめたポスターをまとめ、インターネット上に掲載し、最も良いと思った団体に投票してもらって大賞を決めるという活動を手伝いました。私は、友人と共に揖斐川町小島地区に行き、地区内で幅広い世代が参加できる催しを企画している「チームおじま」という団体を取材しました。チームおじまでは、公民館を中心に、住民のやりたいことを叶える土壌づくりや伴走支援を行っていて、その活動の素晴らしさを知りました。この活動に参加して学んだ事は、岐阜県には地域やそこに住む人々のことを考えて活動をしている団体がたくさんあるということです。表彰候補に挙がっていた団体は、私が担当していた団体だけではなく、他にも3つありました。どの団体もとても素晴らしい目標を持って活動をしていると思います。このような素晴らしい団体の活動を、他の地域がどんどん真似していって欲しいと思います。

大学の講義では日本語、岐阜の自然、防災、観光学、フードシステム論、まちづくりリーダー入門、リスクマネジメント (企業が災害時に事業を継続するための事業計画について)などを学びました。どの授業でも新しいことを学んで、日本や岐阜県のことをより好きになりました。私にとって1番印象的になった授業の説明をしたいと思います。

 

「日本語クラス」では自分の日本語をさらに磨きつつ、 他の国の留学生と仲良くなり、その人たちの文化に触れることもできました。「岐阜の自然」では、その名の通り岐阜県に生息する生物や植物が、人間や自然にどんな影響を及ぼすかを学びましたが、先生が教えてくださる専門的な生物に関する知識は元々私にはありませんでしたが、この講義を受けているうちに、岐阜の自然に関する新しい事を覚えることができて面白かったです。「防災学」では、防災とは何かということや、ハザードマップの大切さ等を学び、自宅で災害が起こる前と後の準備ができているか確認をしました。ブラジルに住む私達にとっては、防災がどんなに大切なのか分かりづらいと思います。その理由はブラジルには地震や津波といった災害がないので、普段防災を意識することが無いと考えられるからです。災害の多い日本に住んだからこそ、この気づきが得られたと思います。「観光」の講義では、私がブラジルの大学に在学中、コロナの影響で経験できなかった現場での実習を、高山にて実践することができました。内容は、グループに分かれて、自分たちが決めたターゲットを対象に面白そうなツアー(体験、買い物、食事)を考えて岐阜バスの方に発表をし、その発表内容を基に岐阜バスとコラボをするというものでした。実践ではツアーで周るお店にクーポンや特別サービスをして下さらないかを交渉しに行ってきました。
県費留学生としては、2つ大きなイベントがありました。どちらも良い経験と良い思い出になりました。1つ目は多治見市や郡上市、岐阜市での視察です。日帰りの視察で「その市と言えば」という代表的な場所を見て回ったり、体験ができる所では体験をしました。 2つ目は高山西高校の学生達との交流でした。自分の国を紹介したり生徒達と少しだけ話したりしました。日本の高校生と話す機会は珍しくとても面白かったので、あっと言う間に時間が経ちました。もしさらに時間があったら、学生達と1日過ごして日本の高校生活がどのようなものなのか見たかったです。
この1年間、私は研究室の活動や講義を頑張りつつ、休みの日には友人と沢山遊び、時には岐阜県内外を旅行し、日本を楽しむ事ができました。観光を学んでいた私にとって、日本を観光してみることが本当に楽しみだったので、プライベートで色々なところを観光することができ、本当に充実していました。私がこのような素敵な思い出を作ることができたのは、岐阜県庁やブラジル県人会の皆さ ん、研究室の友人達、大学でできた友達と家族のおかげです。本当に感謝の気持ちしかありません。
1年間、日本での留学で得た素晴らしい経験を、自分の今後の人生に活かしていきたいと思います。

 

日本での最後の一週間は私の次に行った県費留学生のお手伝いをしたり、友達と遊んだりしていました。今でも日本での生活が恋しく感じます。
ブラジルに帰ってきた後実家の温かさを感じられて感動しました。「あー、やっと家に帰ってきた」と思いました。県人会にこの1年間の出来事の発表資料を作っていた時、とっても素敵な経験をしたと思いました。今はブラジルで仕事の経験を得てからまた日本に挑戦したいと思っています。

(原稿:2023年度県費留学生 – 日比野アリサ)

 


2024年4月の出来事

  • 01日 2024年度の日本祭りのブース代県連へ納める。
  • 02日 サンタンデル銀行へ今年の総会資料が提出されていないので小切手のサインに問題あり期限切れ)。
  • 12日 住川健三氏ブラジル在住2年(母方が岐阜出身)、県人会の催しものに参加希望
  • 16日 定例理事会
  • 17日 総会資料サインのため、国井理事の会社、平野理事のお店訪問。
  • 18日 日本総領事館の他目的ホールを11月の絵画展に使用可能かの問い合わせ, 返事 待ち。
  • 19日 元理事の梅村良治氏、5月下旬に郡上ケーブルテレビの方たちの訪伯の下見に 来所。

 


2024年4月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年4月16日(火) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、大野マルコス理事、大野光男正監事、平野イラシ理事、佐久間ソニア理事、清水リナ地方理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 山川フェルナンダさんが2024年度岐阜県県費留学生として3月31日訪日
      • 2023年度岐阜県県費留学生、日比野アリサさんが4月16日帰国。
      • 5月1日に、県連会議室で、アリサさんの帰国報告会と、フェルナンダさんにも現状を報告いただく。
      • 中部ブロック運動会2025年、開催に向け第一回会議を、オンラインで4月3日に開催する。
    2. 3月度事業佐久間理事より報告
    3. 3月度会計長尾理事より報告
    4. 第2回GMG運動会について
      5月26日(日)に昨年と同じCDCで開始する事となる。
    5. 6月7月の行事を纏める。
      • 7月11日 第一回岐阜県人南米大会
      • 7月12~14日 第25回日本祭り、 第一回ふるさといいもの展 (Expo Japan)
      • 7月24~29日 第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団訪伯

 

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会報 2024年 4月

岐阜県人会の近況報告

 

賑やかなカーニバルも終わり、やっとブラジルが動き出した昨今ですが、県人会の近況について報告させて頂きます。 先ず去る3月16-17日の週末、サンパウロ近郊のホテルにて、県連主催「県人会の将来について語る!」が開催され、70名の参加者があり、岐阜県人会は、児玉エンリッケ理事と私で参加しました。

2日間に渡り、初日午前中は地域別、午後からは年代別に別れ、「県人会を活性化する為には!」「県人会の将来はどうあるべきか?」「元留学生を呼び込む為にどうすべきか?」など多岐に渡りデスカッションを一日中詰めて語り合いました。
非常に有意義な会合で、皆さん真摯に県人会活性の為、意見を交換し色々なアイデアがありました。
その詳細については後ほどご紹介させて頂きますが、そこで出たアイデアの一つが、コロナ禍で断ち切れた「第一回中部ブロック運動会」開催であります。

4月3日にオンライン会議を開き、動き始めますが、運動会は各世代に受け入れられ、また県人会の枠を超えて、特に若い世代のネットワーク構築ができ、敷いては次世代リーダーの育成、次世代への日本文化継承になり、敷いては、県人会活性化に大きな役割を果たします。

GMG然り、他県人会との繋がりは、各県人会の長所を活かし、またその短所を補うことができ、会館を持たない岐阜県人会として、イベント開催が可能となり大きなメリットがあります。 他県人会のノウハウのお陰で、昨年「第一回GMG運動会」を開催し、また本年5月26日も同様、第2回GMG運動会開催の準備をしております。

昨年と同様に
CDC Parque Continental
Av. Dr. Francisco de Paula Vicente de Azevedo, 555
Pq. Continental – São Paulo
で、開催しますので、ご家族ご友人をお誘いの上、奮ってご参加下さい。
詳細は、また改めてお知らせします。

昨年の7月は、記念式典開催、日本祭り参加、岐阜県農業高校生海外実習派遣団受け入れ、ジャパンハウスでの「岐阜の夕べ イン サンパウロ」開催と重なりましたが、県人会一同一致団結して、不可能を可能にして、全て成功裏に終わりました。 本年も、日本祭り、「第一回岐阜県人南米大会」開催、岐阜県農高生受け入れ、また新しい取り組みとして「第一回ふるさといいもの展」開催と7月に立て込んでいます。
このふるさといいもの展は、県連主催、農水省、JETRO、JICA共催で、日本祭り会場2階に於いて、日本祭りに合わせて開催し、JiCAの助成金により、各47都道府県の3事業者総勢141名を招聘し、特産品、県産品をB2Bで、日本食料品輸入業者、レストラン関係者向けに、展示、商談を執り行います。
このイベントの目的は、もっと日本の企業に参加いただき、日伯、さらに県人会と母県の繋がりを強化することであり、このイベントを通して、ビジネスとしてブラジルの販路拡大、南米の海外展開のきっかけになればと願います。 おらがふるさとの特産品、県産品、いわゆる“いいもの”をブラジルの人に知っていただければ、郷土愛にも通じます。
現在いいもの展担当として、毎週農水省とオンライン会議を重ね、準備を進めており、あとはJICA助成金の申請認可が下りることを願うばかりです。
我が岐阜県人会もすでに地元酒造会社の参加希望があり、参加の予定であります。
母県からの参加は、我々県人会にとって交流の機会であり、できる限りの協力をさせて頂く予定で、特に県人会会員の中から、通訳のお手伝いをさせて頂きます。
どうか会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。

第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団の皆さんは、例年より少ない日数で、7月24日から29日の5泊6日となり、現在スケジュールをどう組み立てるか、県庁のご意向を伺いながら、決めていきます。
会員の皆様との交流も考えておりますので、乞うご期待ください。

そして「第一回岐阜県人南米大会」についてですが、日本祭りに合わせて、開催予定で、前日の7月11日来伯、12日の夜、日本祭り会場の一室をお借りし、南米大会を執り行い、13日日本祭り見学、14日は、市内観光、帰国という予定ですが、現在のところアルゼンチンからの参加者7名、ペルーからは出来れば1人という状態で、場合によっては11日の夜に他会場での夕食祝賀会となる可能性も出てきました。
経過をみながら改めて報告させて頂きますが、ブラジル岐阜県人会の会員の皆様は、ホスト国として多数のご参加をお願いし、海外からの同県人のご参加を労い、盛り上げたいので、ご協力の程、宜しくお願いします。

順番がずれましたが、2023年度岐阜県県費留学生の日比野アリサさんが、一年間の岐阜大学の留学を終え4月に帰国されますので、2023年度岐阜県県費留学生 日比野アリサさんの、1年間の岐阜大学留学を無事終了し、帰国された経験をひろく皆さんに活かして頂こうと、報告会を開催致します。
また2025年度岐阜県県費留学生の説明会も兼ねますので、岐阜県人子弟で興味のある方も是非ご参加下さい。 大変興味深いお話が聞けると思いますので、ご家族ご友人をお誘い下さい。 講演後、質疑応答そしてお弁当を用意しますので、アリサさん参加での親睦を深めたいと思います。 奮ってご参加下さい。

(写真:右が、2023年度県費留学生の 日比野アリサさん 左が、2024年度県費留学生の 山川今井フェルナンダさん)

日時: 5月1日(水) 10:00
場所: 県連会議室 (Rua São Joaquim, 381 – 5º andar – sala 53, Liberdade, São Paulo – SP)
参加費: R$40,00 (弁当、水を含む)

事前用意の為、4月26日まで、ブラジル岐阜県人会まで、申し込み下さい。
  ・電話: (11) 3209-8073
  ・メール: [email protected]
  ・WhatsApp: +55 (11) 9-4474-5322

最後に6月1-2日、静岡県人会主催「フェスタ ジュニーナ」に参加、たこ焼きを出店しますので、ご家族ご友人をお誘いし、食べに来てください。 郡上踊りも披露します。

郡上踊りは、毎月第一第三土曜日15:00ー16:00県連センター サーラ エスペランサ(旧サーラ 53)で開催しており、新しいメンバーを募集しています。

追加ですが、11月15-17日のイーリャ・グランデの2泊3日の県人会慰安旅行の受付ですが、席の空きが少なくなってきましたので、早めにご予約の程、宜しくお願い致します。

日本祭り迄、100日余りとなりましたが、岐阜県人会は様々なイベントをこなしていきますので、皆様に引き続きご支援ご協力をお願い致します。

 (原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

ブラジルから下呂へルーツ探して

 

ブラジル岐阜県人会理事の児玉エンリッケ新規さんが、ご自身のルーツをめぐり、岐阜県下呂市を訪れた様子を岐阜新聞社が取材し、Youtubeに紹介されています。
ご覧下さい。

▽ユーチューブの動画はこちら
https://youtu.be/I07aXBcxyNs

 

 


2024年3月の出来事

  • 01日 補助金申請書書類、及び、留学生山川 今井 フェルナンダさんの書類を県庁へ郵送。
  • 16/17日 県連主催の県人会の集い
  • 18日 定例理事会
  • 28日 農業高校生派遣団ブラジル滞在2024年度は7月24日~29日の予定
  • 31日 県費留学の為、山川 今井 フェルナンダさん日本へ出発

 


2024年3月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年3月18日(月) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、佐久間ソニア理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長の挨拶
      • 県連主催「第一回県人会の集い」1泊2日で長屋会長と児玉理事が参加し、「県人会の活性化」「県費留学生OBをどう取り込むか?」「県人会の将来」など、地方別、年代別で意見交換。 大変勉強になる、沢山の素晴らしいアイデア等、有意義な時を共有でき、繋がりを持つことができたことを報告。
    2. 2月度の事業佐久間理事より報告
    3. 2月度の会計長尾理事より報告
    4. 県人会の集い
      • 児玉理事も参加し、若い世代との交流ができた事が良かったし、県人会の取り巻く諸問題にも目を迎えることができたと報告。
    5. 県費留学
      • 山川今井フェルナンダさんが、3月31日訪日。 健闘を祈る。
      • 日比野アリサさんが4月15日に帰国。 県人会の活性化に協力を期待。
    6. 第1回南アメリカ岐阜県人会
      • ペルー岐阜県人会の参加が危ぶまれるので直接佐藤会長との対話をする
        ことにする。
    7. GMG 運動会
      • 5月26日の開催確認。
      • 県人会集いで若手中部圏県人会メンバーとの対話から「第一回中部圏運動会」を開催の為、4月3日の20:00にオンライン会議を行う。
    8. 2024年日本祭り
      • 第一回岐阜県人南米大会」「第一回ふるさといいもの展」について紹介。
    9. 「ふるさと “いいもの” 展」
      • 県内企業の訪伯を促し、県人会としてフォローする。
    10. その他
      • 佐久間理事からの提案である、日本カントリークラブでの出店に対し、長屋会長夫妻のスケジュールの加減で、残念ながら今回は不参加とする。
      • 長尾副会長の提案による愛知県人会の「屋台まつり」に関して次回詳細を検討する事とする。

 

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会報 2024年 3月

去る2月18日(日)午前10時より、県連会議室にて、2023年度末定例総会が開催されました。

 

 

佐久間書記理事による2023年度事業報告承認、長尾会計理事による会計報告承認、大野光男正監事による監査承認があり、続いて2024年度事業計画承認、予算提出承認と続き、この度は2024-26年度県人会役員選挙があり、単一シャッパで任命されました。

2024-2026年度 役員

  • 会長 長屋 充良
  • 副会長 長尾 ジョージ 昇
  • 書記理事 佐久間 ソニア
  • 会計理事 長尾 ジョージ 昇
  • 理事
    • 国井 宏裕
    • 岐部 大野 美夏
    • 平野 イラシー エミ
    • 橋本 マルコス 亮
    • 大野 マルコス アキオ
    • 児玉 エンリケ シンキ
  • 正監事 大野 光男
  • 監事補佐 橋詰 セシリア
  • 地方理事
    • 伊東 パウロ 勉
    • 清水 リナ 春美
    • 大野 カルデイラ ルマ キヨコ

新執行部共々、県人会の為に、誠心誠意努力しますので、引き続き皆様のご協力ご支援の程、宜しくお願い致します。

ブラジル岐阜県人会会長
長屋充良

 

 

2023年度年度末定例総会挨拶

 

本日はお休みのところ、2023年度年度末定例総会にご参加頂き、ありがとうございました。

昨年は、前にも申し上げましたが、我々岐阜県人会にとって「不可能を可能にした一年」でありました。
特に7月は、日本祭り、県産品紹介展示会、農高生訪伯、「岐阜の夕べ イン サンパウロ」開催、記念式典、23名の慶祝団応対等、メンバーが一丸となって、全てを成功裏にやりきりました。

日本祭りは、今までにない売り上げを成し遂げ、県人会の財政状況を良くしました。
2018年に会長になりまして、皆さんの多大なるご協力のおかげで、50%アップの財源となっております。
本年は、7月12日、日本祭り開催中に同会場にて、ブラジル、アルゼンチン、ペルーの岐阜県人会の会員が、サンパウロに集まり、友好を深める「第一回岐阜県人南米大会」を催します。
同じく日本祭りに於いて、県連、農水省、JICA、JETRO共催で、「ふるさと“いいもの”展」を開催し、47都道府県の県産品を、紹介しますので、岐阜県からも参加して頂きます。

また、6月1、2日は、静岡県人会主催の「フェスタジュニーナ」、11月14-17日は、Ilha Grande県人会慰安旅行など、また、GMGとの運動会、イベント、第20回日伯友情絵画展、忘年会&敬老会など様々な催しを企画しておりますので、引き続き宜しくお願い致します。

またこの度、2024年度岐阜県県費留学生に、Fernanda Imai Yamakawa さんが決まり、昨年度の日比野アリサさんに続き、県人会から留学生を送ることができ、感謝しております。
お二人には、帰国後は県人会の大きな力になって頂きたいと願っております。

今回は、役員会の選挙があります。
基本的に、同じメンバーでの継続となっておりますので、力を合わせて県人会を益々盛り上げていきますので、どうかあと2年我々を信じて頂いて、ご承認頂けますようお願い申し上げます。

最後に岐阜県人会の益々の発展と、皆様のご健勝ご多幸をお祈りしまして挨拶とさせていただきます。

ブラジル岐阜県人会会長
長屋充良

 


2024年2月の出来事

  • 02日 藤井浩人 美濃加茂市長、森弓子 美濃加茂市議会議長、大里誠治 市役所秘書事務所へ来所
  • 08日 県庁から、山川フェルナンダさんの留学、岐阜大学応用生物科学部から、留学生として受け入れてもよいとの連絡あり。正式に留学手続きを進める。
  • 18日 2023年度未定総会
  • 20日 定例理事会
  • 27日 屋会長、橋本マルコス絵画委員長、清水享在サンパウロ総領事と面談

 


2024年2月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年2月20日(火) 19:30
  • 参加者: 長屋充良会長、 長尾ジョージ昇副会長、 佐久間ソニア書記理事、 大野マルコス理事、 平野イラシー理事、 大野光男正監事、 山川今井フェルナンダ、 今井ダニエル
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2023年度末年次総会無事終了に際し、役員に感謝と共に、新執行部誕生に敬意を表する。
      • 2024年度岐阜県費留学生、山川 今井 フェルナンダ決定! 紹介、お祝いを述べる。
    2. 2024年1月度事業佐久間理事より報告
    3. 1月度会計長尾理事より報告
    4. GMG運動会について、 昨年度の同所の屋内スペースで開催
    5. JICA助成金について、現状を長尾副会長が説明
    6. 「第一回岐阜県人南米大会」の件、 内容、式次第を検討。各会長挨拶のあと各県人会の歴史について、各自紹介。
      そのあと会食。
      予算提出を優先させる。
    7. 2024年度岐阜県費留学生、山川今井フェルナンダさんの自己紹介、訪日準備経過報告、抱負、帰国後の県人会活動協力を約束。
      参加者一同健闘を祈る。
    8. 「ふるさといいもの展」について、本年の第20回日本祭りにおいて開催する47都道府県県産品業者紹介(B2B) について、説明。各自治体3地場産業業者をJICAの助成金を使って招待。
      県産品の販路拡大に寄与し、日本とブラジル、県と県人会の繋がりを強化する。
    9. 「第20回日伯友情交流絵画展」の件
      来週27日午前11時、在サンパウロ日本国総領事、清水享氏と、長屋会長、橋下絵画展準備委員会会長と面談で、継続して関係維持を懇願。
    10. 会費徴収の徹底する為に、また県人会がPIX使用可にするかなど、WhatsAppの役員会グループで意見を交換させる。
      会費納入者を逐次公表する。

 

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会報 2024年 2月

第17回ブラジル岐阜県人会杯 ゴルフコンペ開催

 

去る、1月25日祝日に「第17回ブラジル岐阜県人会杯ゴルフコンペ」が8人の参加者のもと開催されました。雨天の中でのプレーでしたが、後半は雨も止み、無事ホールアウト出来ました。

優勝は、柴垣はるみさんで、賞金、ゴルフボール1ダースの副賞、持ち回りの優勝カップを獲得されました。準優勝は、賛助会員で、ご主人の柴垣さんで、第3位は、大橋さんでした。

以下、過去の優勝者のリストです。
1. 2016年1月31日 – 大橋
2. 2016年9月9日 – 廣瀬
3. 2017年1月2日 – 長屋
4. 2017年9月7日 – 廣瀬
5. 2018年1月21日 – 江本
6. 2018年9月30日 – 江本
7. 2019年1月27日 – 柴垣
8. 2019年9月15日 – 有尾
9. 2020年1月26日 – 長屋
10. 2020年9月7日 – 美夏
11. 2021年2月16日 – 今井
12. 2021年9月7日 – 山下
13. 2022年1月29日 – はるみ
14. 2022年9月7日 – 松木あきこ
15. 2023年1月25日 – 大橋
16. 2023年9月7日 – 河崎
17. 2024年1月25日 – はるみ

参加費の半分R$200,00は、県人会に寄付をさせて頂きました。
次回は9月7日同じく祝日ですので奮ってご参加ください。

 

 

日本、母県との絆

「岐阜の酒」試飲会を開催

年の瀬が迫った12月11日(月)20:00岐阜県にゆかりのあるレストラン「エスパッソ和」の2階のスペースをお借りし、またJFC Tradbras の三浦社長のご厚意で、「岐阜の酒 試飲会 イン サンパウロ」を開催しました。

県庁から送っていただいた、9種類10本の岐阜の銘酒を試飲頂き、レベルの高さを実感されたと確信いたします。
6本が、世界に誇る純米大吟醸でその中に昨年フランスで開催された「クラマスター ‘23」でグランプリに輝いた、八百津町の山田酒造「玉柏」も試飲頂き、さすがに参加者一同感嘆されました。

あとそのクラマスターで5本のファイナリストである奥飛騨酒造の「初緑」も好評でしたし、「蓬莱」も高評価でした。

以下「岐阜の酒」が紹介されました。
1.有限会社蒲酒造場 ー じゃんぱん純米発泡酒
2.小町酒造 ー 長良川プレミアム梅酒
3.有限会社渡辺酒造店 ー 蓬莱極意傳 ー 蓬莱大吟醸 色おとこ
4.日本泉酒造株式会社 ー 純米大吟醸織田信長
5.奥飛騨酒造株式会社 ー 初緑純米大吟醸
6.株式会社三千盛 ー 三千盛純米大吟醸
7.玉泉堂酒造 ー 蘭奢待大吟醸
8.蔵元やまだ ー 玉柏純米大吟醸

梅酒、発泡日本酒「ジャンパン」も高評価で、特に「ジャンパン」は、「ジャパン」と「シャンパン」からのネーミングで、ユーモア大好きブラジル人にその味わいと共に、たいへん受けました。

試飲会で10本といっても一本720mlなので20人前後の招待客に限定されますが、レストランのオーナー、バイヤーにご参加頂き、アンケートでも満足頂いたお言葉から、成功裡に終えることができたと思います。

 

県人会の児玉エンヒッケ理事が、素晴らしい司会を務めて頂き、県庁県産品流通支援課が用意いただいたスライドを元に、各酒の紹介をし、また岐阜県の文化、観光なども説明に含まれており、参加者に岐阜への興味も持って頂いた事も、大きな成果だと思います。

2022年の「第一回岐阜県人世界大会」に於いて、GKIと県との「県産品海外展開における覚書」締結後、ブラジル、オーストラリア、カナダ、香港等、世界でGKIが、母県の県産品、岐阜の ”いいもの“ を紹介し、販路拡大の一つのキッカケを作ることができましたし、本年も、またGKIを通してますます活発に、岐阜の素晴らしさを紹介していきます。

こうした活動を通じて、県と県人会、GKIとの絆が強化され、人的文化的経済的な交流によって、GKI、各国の岐阜県人会が、県の海外出張事務所的な役割を担い、そうした結果が、県人会、GKIの存在意義というものを確立されるものと確信いたします。

また自分が生まれ育ち、育んでくれたふるさと岐阜に対する恩返しになり、愛する岐阜の魅力を先にアピールする事になり、世界の人に岐阜を知って頂き、岐阜に訪れるキッカケとなればと願いますし、我々海外に住む岐阜県人として、子供孫に岐阜県人の誇りとアイデンティティを持たせる事にも通じます。

地理的にブラジルは一番距離がありますが、親日国として一番近い事を知って頂き、少しでも岐阜シンパ、また岐阜愛のインフルエンサーが増える様に、会員一同努力していきましょう。

(原稿:長屋 充良 ブラジル岐阜県人会会長)

 

 


2024年1月の出来事

  • 03日 県費留学応募者山川今井フェルナンダ県庁へ書類郵送
  • 10日 今日から事務所起動開始
  • 12日 会員/画家の小島康一氏個人の作品取りに来所
  • 15日 定例理事会
  • 16日 ブラジル日報に総会お知らせの広告記載
  • 30日 県人会の慰安旅行11月15~17日 の期間Ilha Grandeへの旅行 決定。

 


2024年1月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年1月15日(月) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、大野マルコス理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 220名の犠牲者を出した石川県大地震による被災者支援、復興支援の為に、県連主導で寄付口座を開設、寄付の募る。
    2. 静岡県人会川崎エレーナ会長から、要請があり、6月1-2日同館で行われるフェスタジュニーナにたこ焼きで参加する事が、理事会で承認される。
      よって5月30日(木-祝) 8:00より長屋宅でタコ茹でカット、パック、天かす、紅しょうがカットを行うことも決定。
    3. JICAのボランティア要請書を今週中に提出。
      当会というよりも、県人会全体として日本祭りのガストロノミアの品質向上、献立指導、料理指導の専門家を招聘したらなど、意見が出る。
    4. JICAの助成金について対象リストがなく、検討できず。
      リスト提出を待ってから、検討。
    5. 今年度の事業計画で、11月15-17日2泊3日の県人会慰安旅行を計画。Ilha Grandeの日系ポウザ-ダをイラシに調整依頼。
    6. 会費徴収を徹底する事を、長尾会計理事と、よしこさんで取り組む。
    7. GMGの打ち合わせ会合を、下川さんの49日後の1月26日(金)19:00に行う。因みに49日は、20日16:00からブッフェ奄美で行われる。
    8. 理事会は第3月曜日19:00とする。
      今回も5人だけの出席で、不参加の理事の出席を促す。
    9. 郡上踊りは、第一、第三土曜日15:00-16:30、県連53号室で2月から開始。
    10. 「第一回岐阜県人南米大会」を7月12日(金)19:00 「第25回日本祭り会場」内で開催とし、内容は、南米3岐阜県人会の会長挨拶、活動紹介、岐阜県人南米移住の歴史の講演、懇親会とし、3県人会で150-200名程度の規模を想定。
      カクテルパーティ形式で立食スタイル、食事は我々がたこ焼き、けいちゃん、五平餅を提供し、お好み焼きなど他県人会からも注文して、ガストロノミアの中で調達。
      飲み物スクリーン、プロジェクター、会場設営、音響、バーナー、飲み物準備。
    11. 。南米大会参加のペルー、アルゼンチン岐阜県人会の皆さんは、7月11日(木)来聖、7月12日(金)午前午後市内観光、夜、南米大会参加、7月13日(土)「第25回日本祭り」見学、7月14日(日)自由(家族、友人面会、オプションで市内観光など)帰国。
      *個人によって、帰国日を選択。
      この様な日程を計画
    12. 2月18日(日)の23年度末定時総会の記事は、1月16日に出す。
      会場は県連の会議室。
      9:30第一召集、10:00スタート。
      議長は児玉エンリッケとする。食事弁当は、各自支払い。飲み物県人会用意。
    13. 12月度会計報告、事業報告があり承認される。
    14. 2月2日に、藤井浩人美濃加茂市長来伯。
      森弓子美濃市議会議長、大里誠治市職員同伴で、12:45県人会訪問、18:30 県人会役員との懇親会。(“グラッサ・ミネイラ” 候補)
      役員ご家族同伴OKで、事前に参加者通知をお願いし、経費は各自負担。

 

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会報 2024年 1月

新年を迎えて!

 

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
また新しい年が明けました。 心新たに、大きな希望を持って、夢に向かって突き進みましょう!
「なぜ、県人会なのか?」なぜ、仕事に追われ忙しい毎日の中、時間を割いて、手弁当で県人会活動に参加するのでしょうか?
誰に強制される訳でもなく、全て自分の意思での参加であり、ボランティアであります。
その思いの根底には何があるのでしょうか?それは「恩返し」では、ないでしょうか?
報恩感謝、人間として有るべき姿だと思います。
自身がまた親が、先祖が生まれ育ち育んでくれた岐阜県に対し、岐阜県人、子孫、また岐阜が大好きな方々が集まり、岐阜県の為に、岐阜県の素晴らしさを世界にアピールする事が、「恩返し」になるのでは無いでしょうか?岐阜県人としての誇りを胸に、また愛する岐阜の為に、岐阜県の魅力を世界に伝える事こそ、「岐阜愛」であります。 岐阜愛を、家族子孫、友人そして世界から岐阜に、岐阜から世界に繋いでいって、「岐阜ファミリー」として、絆を深めていきましょう!特に次世代に岐阜愛を繋いでいく事が大切で、未来に向かって、持続可能な岐阜愛の連鎖に繋がります。
本年は、初めて「第一回岐阜県人南米大会」を、7月の”第25回日本祭り“内で開催予定しております。 ペルー、アルゼンチン、ブラジルの岐阜の友が集い、語らい、友情を深めて、岐阜愛を繋ごうと願います。
どうか皆様こぞってご参加いただき、ご支援ご協力頂きますよう、お願い申し上げます。
本年も様々な活動を展開してまいりますので、宜しくお願い致します。
それでは最後に当会の益々の発展と、皆様にとって本年が素晴らしい年になりますように、お祈り申し上げ、新年初頭の挨拶とさせて頂きます。

2024年元旦
ブラジル岐阜県人会会長長屋充良

 

 

中津川市姉妹都市友好推進協会を迎えて

 

昨年11月1日から1週間、「中津川市レジストロ市姉妹都市締結43周年」
「レジストロ市日本人入植110周年」の記念式典にご参加の為、杉本潤会長はじめ、吉村浩平中津川市議会議長,三尾泰一郎副会長、渡辺淳二参与他、理事、会員の皆さんそして中津川市役所職員の皆様13名が、訪伯されました。
中津川市とレジストロ市の姉妹都市締結に際し、ブラジル岐阜県人会は仲人役として仲介しました。
当時の小池保中津川市長からのオッファーで、1978年のブラジル岐阜県人会創立40周年に来伯された伊藤薫岐阜県議会議員にその旨を託され、当会が取り持ち、当時の安田庄吉会長、執行部が奔走し1980年に中津川市レジストロ市姉妹都市が締結されました。
日本からの要請で姉妹都市が締結された大変珍しいケースですが、締結以後活発に交流を深めておられます。

両市ロータリークラブがバックアップして、特に中津川市からレジストロ市へ多大なる援助をされております。
両市の友好推進協会(中津川市-杉本潤会長/レジストロ市-高橋国彦会長)の絆は深く、長年にわたる親交を深め、お二人の力強いリーダーシップで両市の友好を強固なものとされました。

この度、次世代にバトンタッチされ、中津川市側は、三尾泰一郎副会長、レジストロ市側は、ブラジル岐阜県人会理事である清水リナ春美副会長が新しく会長に就任され、新しい両協会の門出となりました。
お二人の益々の活躍に、心より期待しております。
ご一行は様々なスケジュールをこなされ、開拓先没者慰霊碑参拝、文協、県連、ブラジル日報、移民史料館等初日にまわられ、11月2日からレジストロ市に向われ、両市協会会議、灯籠流し参加、ロータリークラブ晩餐会、歓迎式典等、分刻みのスケジュールをこなされました。
この中津川市慶祝団に、長屋会長夫妻、大野光男正監事、大野マルコス理事家族が同行し、記念式典では、高橋友好協会会長の要請で、当会児玉エンヒッキ新規理事が、メイン司会者として式典をまとめ、大成功へと導きました。
私事ながら、初めての灯籠流し見学で大変感慨深いものでしたし、来場者も多く、会場一杯で、地方都市の日系団体の底力を目の当たりにして、意義深い旅となりました。
清水リナ春美当会理事、大役を仰せつかって大変でしょうが、仕事と両立しながら精一杯頑張ってください。 当会一同応援しております。
両市友好協会の益々のご発展、関係者の皆様のご健勝ご多幸をお祈り申し上げます。

(原稿:長屋充良ブラジル岐阜県人会会長)

 

 

2023年度忘年会&敬老会

 

本日12月2日(土)19:00三重県人会を借りて2023年度ブラジル岐阜県人会忘年会&敬老会で50
を超える参加者があり、大盛況でした。 青森県人会のコッペジひろみ副会長が郡上踊りのメンバーで、今回彼女のフルート演奏、笛演奏があり花を添えて頂きました。
名を超える参加者があり、大盛況でした。 青森県人会のコッペジひろみ副会長が郡上踊りのメンバーで、今回彼女のフルート演奏、笛演奏があり花を添えて頂きました。
ゲーム、ビンゴ、郡上踊り等、楽しく愉快なイベントとなり、高齢者の方、お子さん等県人会からプレゼントをさせて頂きました。

 

 

 

 

ブラジル岐阜県人会第53回東洋祭りにて郡上踊り参加披露

 

去る2023年12月9日ブラジル国サンパウロ市の日系社会の拠り所であるリベルダージ広場にて「第53回東洋祭り」が開催され、ブラジル岐阜県人会郡上踊り愛好会のメンバー14名が参加し、郡上踊り(かわさき、三百、ゲンゲンバラバラ、春駒)を披露し、そして観客参加で、“ダンシングヒーロー”で盛り上がりました。
日本祭りや他のイベントでも踊らせていただいてますが、4曲目のうち3曲(かわさき、ゲンゲンバラバラ、春駒)をベースとして、毎年一曲ずつ替えて、昨年はヤッチク、今年は、三百、来年は猫の子と、替えております。

 

 

 


2023年12月の出来事

  • 02日 忘年会&敬老会
  • 05日 杉村紀彦会員、年齢の為県人会脱退の連絡
  • 08日 総領事館と宮坂在団へお歳暮届ける
  • 09日 郡上踊りのメンバー東洋祭りで郡上踊り披露参加
  • 11日 エスパッソ和にて岐阜の酒の試食会
  • 26日〜1月9日 事務所お休み。

 


2023年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年12月18日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事
  • 議事録:
    1. 23年度年度末定例総会日時
      • 2024年2月18日10時開始9:30第一次招集
      • 新聞掲載の掲載内容決定
      • 選挙は、基本的に現執行部継続
      • 会場は、県連会議室
    2. JICA水産加工品助成金
      JICAの追加報告により内容を決定
    3. 第一回岐阜県人会南米大会について
      第25回日本祭りの会場の一室を借り、7月12日(金)夜開催予定
    4. 1月31日から2月4日まで、藤井浩人美濃加茂市長訪伯。
      2月2日(金)12:45ブラジル岐阜県人会事務所訪問18;30役員との懇親会
      ※1月13-14日岸田文雄日本国内閣総理大臣訪伯予定が中止となる。
    5. 県費留学生日比野アリサさん日本に残って就職したいと連絡入る。
    6. 山川フェルナンダ県費留学志願者手続き開始
    7. 第25回日本祭リメニュー
      現状維持。 JICAの助成金によって変更もあり。
    8. 第2回GMG運動会5月26日(日)

 

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会報 2023年 11月・12月

2023年を振り返って!

 

本年も、皆様の変わらないご支援のお陰で無事、年を終わろうとしております。
本年は当会にとってチャレンジの年でありました。
特に7月に「第24回日本祭り」参加、ガストロノミア出展、溝口県庁県産品流通支援課推進監訪伯による県産品展示会出展、郡上踊り披露、清水リナ理事(合掌造り)、大野マルコス理事(郡上踊り)によるプレゼン、第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団訪伯受け入れ、河合孝憲岐阜県副知事、田中勝士岐阜県議会副議長はじめ県議会議員の皆様、柴橋正直岐阜市長、尾関健治関市長23名の慶祝団訪伯、ジャパンハウスに於いて、「岐阜の夕べインサンパウロ」開催、翌日「岐阜県人ブラジル移住110周年」「ブラジル岐阜県人会創立85周年」記念式典開催を、7月一カ月の間、役員一同一丸となって成し遂げた事が、特筆されます。
「どんなに困難であっても、決して不可能では無い!」ことを我々の団結で証明しました。
式典に於ける大野美夏理事の「細江静雄医師へのオメナージュ」は、ご自身で各地で取材され、沢山の関係者の方々とインタビューし、膨大な資料を整理まとめて素晴らしい大作を作られました。 多くの方々から称賛を受け、意義深い式典となりました。
また児玉エンリッケ理事のトライリンガル(日、英、ポルトガル語)の稀ならぬ才能によって、式典の司会者,進行係をこなし、2時間ピッタリで、式典を纏まれ参加者から多大な評価を頂きました。
他にGKI(岐阜県人会インターナショナル)の“ギフアイプロジェクト”を主宰し、内外共に、名を馳せました。
佐久間ソニア書記理事は、全てのイベントに参加し、様々な賞状、フライヤー、バーナー、横断幕、年賀状、招待状等、全て企画、完成までこなし、当会の縁の下の力持ちで、裏方に徹して多大なる協力をされてます。
長尾ジョージ会計理事は、当会の金庫番、ご意見番として全てを取り仕切って頂き、私の代理で様々な催し物に参加いただいております。
平野イラシ理事は、経営者としての経験、知識から当会の諸問題に大切な意見を頂いており感謝しております。
大野マルコス理事は、郡上踊りの責任者として稽古、イベント参加、郡上踊りのプレゼン等、また式典、イベントでは裏方として多大なる協力をされています。
彼の父親の大野光男さんは正監事としてご活躍頂く他、当会の長老として纏め役としてご尽力いただいております。
橋本セシリア監事補は、日本祭りの要であり、彼女無くして、事が進まなくたいへん感謝しております。
清水リナ理事は、今回レジストロ市中津川市姉妹都市友好協会の会長に就任され、当会としても大変誇りであり、ロータリークラブ役員としても超多忙な毎日を送られ、特に農高生のレジストロ市の受け入れコーディネーターとして毎年お世話になっております。
伊藤パウロ地方理事も遠路はるばる式典に参加頂き、ありがとうございます。
橋本マルコス理事は、この度、「第19回日伯友情交流絵画展」を実行委員会委員長として成功裏に終わり、長年に渡りご尽力頂き、大学講師という多忙な中、県人会のために尽くしておられます。
最後に国井宏裕副会長は、会長代理としてご尽力頂き、様々なイベントでまゆみ夫人と共に県人会にお手伝い頂いております。
こうした役員お一人お一人が県人会の原動力であり、宝であります。
これからも皆様の変わらないご支援を賜りながら、県人会を盛り上げていく所存でございますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
来年も皆様にとって、素晴らしいお年でありますようお祈り申し上げます。

(ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

10月帰国報告

 

10月に帰国し、10月23日、県庁、岐阜市役所に挨拶回りに行ってきました。
偶然、ワシントンD.C.岐阜県人会会長、ニューヨーク岐阜県人会副会長、岐阜県人会インターナショナル(GKI)副会長、藤井豊文氏(サニー)も帰国中で、同席いただきました。 彼とは高校も同じで、離れていても、GKIで一番親しくしていただいおり、申し合わせたように日程が重なり、何か縁を感じた次第です
あとGKI副会長、ふるさと岐阜県人会会長の池村周二氏にも、23日朝から晩までご同伴頂き、感謝感謝です。
最初、県庁にて県産品流通支援課との会議で、三木商工労働部長、浦崎課長、溝口監、矢崎係長、古澤主任に参加頂き、最初に7月の日本祭り、式典に御来伯頂き、県産品の紹介、実演、試飲等、昨年の「第一回岐阜県人世界大会」に於いて、県とGKIが「県産品海外展開における覚書」を締結し初めてのイベントが成功裏に終わり、また式典において「一位一刀彫」の鷲塚氏が実演披露され大好評で、県の多大な支援に対し、ブラジル岐阜県人会、GKIとして感謝を述べました。 県産品紹介コーナーでは、47都道府県人会中最大のスペースに於いて、展示し、ブラジル日本国大使、総領事、ブラジル政府関係者にも鑑賞頂いたと、報告させて頂きました。
日本祭りに参加された溝口さんも、「日本祭りのスケールに感嘆し、今回は展示だけでしたが、色々な壁はあるとしても、そのビジネスにつながる可能性は高いと感じた。 」とのお言葉を賜り、浦崎課長も鷲塚氏の実演も大好評で、色々トラブルがあったが、やり遂げて良かったと述べられ、ジャパンハウス内セレクトショップ「真」のGAS(グローバルアンテナショップ)認定への可能性を模索しました。 三木部長にはこれからGKIとのネットワークをより一層ご利用頂き、県産品販路拡大の為に、フォロー継続を述べ、お互い協力体制を強化していこうと合意しました。
そのあと酒井国際交流課課長、藤田係長そしてギフアイプロジェクトの講師をお願いしている国際交流員のヘイリーさんと面談いただきました。

7月の記念式典、ジャパンハウスでの「岐阜の夕べインサンパウロ」、そして「ギフアイプロジェクト」のご支援ご協力に対し、感謝申し上げ、ヘイリーさんは県庁にあと一年の契約という中で、ギフアイプロジェクトも、来年度のご協力いただける事となり、どのような課題にするか検討して参ります。 初対面ながら、講演から伝わる素晴らしいお人柄そのもので、感銘を受けましたし、国際交流課の皆さんは、重要な案件を控えて大変お忙しい中、お時間を割いて頂き、心から感謝しました。
そのあと、アメリカに留学してみえた林田SDGs推進課長と名刺交換し、松岡正人、広瀬修岐阜県議会議員並びにGKI顧問と面談頂きました。
日頃GKIに対するご支援に感謝を述べ、今回ご提案させて頂いたGKI次世代リーダー育成プロジェクト「県内企業短期研修」について、ご意見いただきました。
良い案件ながら、企業側の協力者を得るのはいろいろなファクターで難しく、“観光以上、研修以下”の企画にした方が、実現しやすいとの貴重なご意見を頂き、企画見直しをする事となりました。
この企画は、県人会の若手リーダー育成、県人会の活性化の為に、来日頂き、岐阜を知って貰い、ただ観光だけでなく、様々な地域の若い方々との交流に参加頂き、岐阜をもっと体感して、岐阜県人子弟としての誇りを感じ、岐阜県の素晴らしさを世界にアピールするインフルエンサーとして、岐阜県、各県人会、GKIを活性化することを目的としております。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
矢崎係長と県庁の食堂で昼食をとり、その安価さに驚きました。
ついでに県庁新庁舎を見学し特に最上階のパノラマ展望デッキは、最高で、岐阜市内、市街、一ノ宮、名駅の高層ビル群も一望でき、遠く伊吹山またアルプスの山脈まで望めます。
機会があれば是非、皆様御来庁下さい。
午後イチは、7月に記念式典に参加された河合孝憲岐阜県副知事との面談で、丸山淳観光国際部長、浦崎県産品流通支援課課長が同席されました。
式典参加への感謝を述べ、県のGKIへ継続したご支援をお願いし、GKIを県の海外出張所に匹敵したご活用を提言しました。
マンパワー、情報提供、委託業者代行等、ご支援ご協力させて頂きます。
またこの席上、来年7月12-14日に開催されるブラジル国サンパウロ市での「第25回日本祭り」に於いて、「第一回岐阜県人南米大会」開催をお知らせ、ご協力をお願いしました。
丸山部長も加わり、有意義な会合となり、無事面談を終え、池村会長の車に同乗し、岐阜市役所に向かい、石井浩司岐阜市議会議長、田川部長、田中部長、伊藤恵理秘書課長などに岐阜市役所新庁舎にて、お出迎え頂き、柴橋正直岐阜市長との面談をさせて頂きました。
何度か市長と面談頂いてますが、いつも暖かく気軽に応対頂き、市長のお人柄に尊敬してます。
式典参加のお礼と、岐阜市のGKIに対するネットワーク活用を進言させて頂きました。
有意義な意義深い会合になり、感謝しつつ、そのあと石井議長室を訪問し、田川部長も同席され、ざっくばらんな話をさせて頂きましたが、高島屋撤退については、シビアな話になりました。
柴橋市政によって岐阜市が生まれ変わっていく様子を帰国の度に、楽しみに見守っています。
夜は、ふるさと岐阜県人会の皆さんと懇親会で、松岡先生、広瀬先生ご夫妻、佐藤武彦議員の他、岐阜新聞の馬田さん、ブラジル会の足立伸幸先生、ブラジル出身で岐阜大学留学生の日比野アリサさんも参加され、総勢19名の賑やかな非常に楽しい時を過ごさせて頂きました。
アレンジ頂いた、河尻香代子さんいつもながら心から感謝します。
今回の帰国面談で一日中付き合って頂いたジョナサン(池村GKI副会長)
ありがとうございました。

(原稿:長屋充良ブラジル岐阜県人会会長)

 


2023年10月の出来事

  • 02日 レジストロ文協の高橋氏来所11月のレジストロ灯篭流しの招待状届け、及び姉妹都市の中津川市
    からの代表団の訪問を連絡。
  • 07日 県連のサロンにて郡上踊りの練習
  • 19日 県人会会報9/10月号メール送信、郵送
  • 23日 日本国総領事館から画家の方たちに送る証明書に領事館のサインは無し、それと今回の絵画展
    オープンに出席者無しとの連絡
  • 24日 サンパウロ美術協会、絵画展のサロンレンタル料金支払い
  • 27日 本年の絵画展期間中委員会のスタッフが勤務することを定めた。
  • 30日 2023/24年の県費留学応募者フェルナンダ今井のデータを県庁に送る

 

2023年11月の出来事

  • 01日
    • 中津川市訪問団事務所でミーテイング
    • サンパウロ美術協会で絵画展の準備
  • 03日 サンパウロ美術協会のサロンで第19回日伯絵画展オプニング
  • 06日 国人宮坂在団と日本国総領事館へ絵画展のカタログ届。
  • 09日 中津川市からの御主義長屋会長から為替えしていただく
  • 11日 12月に行われる東洋祭り参加の為県連のサロンにて郡上踊りの練習再開
  • 22日 226名の訪問者数を迎えて、第19回日伯絵画展閉鎖

 


2023年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年10月30日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本に帰国中、県人会を管理頂いた方々に感謝を述べる。
      • 岐阜では、県庁より河合岐阜県副知事、松岡、広瀬、佐藤岐阜県議会議員、三木商工部部長、丸山観光国際部長、国際交流課、県産品流通
        支援課、ヘイリー国際交流員、岐阜市より柴橋岐阜市長、石井岐阜市議会議長、田川ぎふ魅力づくり推進部部長との面談があり、様々なお話をさせて頂き、また7月の記念式典参加への感謝を皆様より賜る。
    2. 9月度事業、佐久間理事より報告
    3. 9月度会計、長尾理事より報告
    4. 中津川市慶祝団訪伯について
      • 11月1日午後2時より県人会にて面談
      • 長屋会長、大野、児玉理事レジストロ市での記念式典参加
    5. 第19回日伯友情交流絵画展について
      • 11月1日準備参加希望
      • 11月4日午後3時絵画展オープニング開催参加
    6. 「第一回岐阜県人南米大会」について
      • 日時を来年7月12-14日に開催される「第25回日本祭り」内での開催とする事を、承認。
      • 式典内容を検討する。
    7. 「岐阜の酒」試飲会開催予定
    8. GMGイベント開催延期について近いうちに会合を開く。

 

2023年11月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年11月21日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、大野マルコス理事、清水リナ地方理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2024年度県費留学生候補が、山川今井フェルナンダに決定。
      • 12月2日の忘年会&敬老会で、役員は1時間前(18時)に集合。 県人会は飲み物(ソニア担当)、シュハスコ(ベッチ担当)を用意。
      • 12月11日(月)19時エスパッソ和一階で、「岐阜の酒試飲会」を、TRADBRAS(JFCBrasil)社のご協力を得て、開催。
      • 11月22日で、「第19回日伯友情交流絵画展」終了。 22日午後からの後片付け協力要請。
      • 「第一回岐阜県人南米大会」を来年7月に開催、候補日として、7月9日(祝)か、「第25回日本祭り」開催中会場内で、7月12日(金)午前中または19時開催予定。
      • 南米大会開催日は、近隣岐阜県人会の皆さんと協議する。
      • 市内観光等、旅行会社に見積もりを取ってもらう。
      • 来年2-3月に海岸線の小旅行を検討
      • 中津川市レジストロ市姉妹都市関連行事の成功を祝す。 その立役者友好協会副会長、清水リナブラジル岐阜県人会理事の労を労い、引き続き応援させて頂く。 記念式典で依頼されて、司会進行役を任され、任務を完璧に全うした児玉エンリッケ県人会理事にも賛辞を送る。
    2. 10月度の事業報告、佐久間理事より報告
    3. 10月度会計報告、長尾理事より報告

 

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会報 2023年 09月・10月

日比野アリサ – 2023年7月、8月のリポート

 

7月、私はここ岐阜で行われた3つのイベントに参加した。 1つは、岐阜大学自らが留学生向けに開催している能楽ワークショップです。 能楽は日本の伝統的な演劇形式の一つで、能と喜劇狂言の二部構成となっています。 今回のワークショップの先生は京都から能楽を教えるために来られた方で、とてもクールで楽しかったです。

2つ目のイベントは、ここ岐阜のブラジル人協会が主催したバーベキューでした。 このグループに参加している人の多くは、日本に住むことを決めたブラジル人です。 私は、ガーリックブレッドやファロッファなど、バーベキュー用にどの新しい「料理」を作るかを決めるのを手伝いました。 このイベントは、ASEBEXに参加する他のブラジル人留学生に岐阜市を紹介することを目的としていました。

つまり、2日間にわたって開催され、最初はバーベキュー、2番目は観光です。 このイベントは本当に楽しかったです。 ここに住むことを決めた多くのブラジル人に会うことができ、その子供たちや他の交換留学生とも友達になりました。
3つ目のイベントでは、マサ21というショッピングセンターで行われたイベントにボランティアとして参加しました.フライヤー、機材、セットアップ、プログラミングなど、イベントの準備に必要なことからすべてを学びました。 このイベントに参加した後、これらの分野で働いてみたいと思いました。

7月にはもう一つ素晴らしい出来事がありました。 それは、私ともう一人の県庁奨学金保持者そして国際交流センターからの2名が参加した視察でした。
私たちは郡上市に行き、そこで3つのことをしました。 1つ目は試食活動、2つ目はケイチャンを食べ、最後に郡上踊りを踊りました。 初めてだったので、これらすべてが本当に素晴らしかったです。 それに、郡上の街はとても美しいです。
授業の方は5月/6月と同じでした。 一つだけ違った点がありました。 それは、あるクラスで、先生が2つの異なる意見を持つトピックを提示し、私たち生徒はそれについて小議論をしなければならなかったのです。

8月といえば夏休み!友達と遊びに行ったり、岐阜に住む親戚の家に遊びに行ったり、研究室や近隣の研究室のスタッフと旅行に行ったり、多治見市や近隣のアウトレット、岐阜市を巡る県庁ツアーに行ったりし。 とても楽しかったのですが、一つ残念なことが在りました。 香川の島に旅行を計画していましたが、台風が日本の真ん中を通過するということで島に影響を与えそうだったので行けなくなりました、また別の月に行こうと思ってます。
県庁との別の視察では、タイルで有名な多治見市へ行き、その後近くのアウトレットへ行きました。 もう一つの場所は岐阜市で、岐阜城に行き、その後鵜飼を見に行きました。
どちらの視察もとても良かったので、また行きたいと思います。

 

8月に再び種倉へミョウガを採りに行きました。 ミョウガの収穫量には本当に驚きました、7袋近くいっぱいになりました(写真添付)。 そして、その一部を切って蕎麦と一緒に食べました。 正直、味も食感もあまり好みではなかったのですが、食べてみました。
8月末に2日間、合宿のような「サマーセミナー」に参加した。 そこ(郡上市石徹白)では、「やじん」の見習いとして行き、薪で火をおこす方法や下草の刈り方、その土地や地元の人たちの仕事について少し学んだ。 とても変わった、興味深い経験でした。

(ポ語原稿:県費留学生日比野アリサ)

 

 

「第一回岐阜県人南米大会」を開催しよう!」

 

春に入り、天候不順な毎日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回、皆さんに「第一回岐阜県人南米大会」開催を提言します。
岐阜を愛する方々に集まって頂き、母県に恩返しがしたい!岐阜愛を世界から岐阜に、岐阜から世界に繋いで、岐阜県の魅力を世界に発信したい!岐阜県の「いいもの」「いいところ」を紹介したい!岐阜県の若人が世界でつながってほしい!と2021年5月23日に結成されたのが、「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」であり、現在先月マレーシア岐阜県人会が加入し全世界27岐阜県人会の組織となりました。
様々な活動を展開しており、特に昨年の10月には、岐阜にて、「第一回岐阜県人世界大会」を開催し、サラマンカホールがいっぱいになる程大盛況で、南米から40名以上の方が参加いただきました。
その世界大会で「県産品海外展開における覚書」を県とGKIが締結し、本年ブラジルの「日本祭り」にて県産品の展示、ジャパンハウスにて「岐阜県の夕べインサンパウロ」を開催し、大好評を得ました。
来年の日本祭りでは、岐阜県の業者の方々に参加いただき、B2B、B2Cを目的にしたイベントを農水省、ジェトロとも共催で開催予定です。
その日本祭りで、「第一回岐阜県人南米大会」を開催したいと思います。
アルゼンチン、ペルーの県人会の皆さんにご来伯頂き、日本祭りの見学、ブラジル岐阜県人会の郷土食を味わって頂き、県産品の展示会もご鑑賞いただき、部屋を用意して、メインの南米大会を日本祭り会場での開催を考えています。
非常にタイトなスケジュールとなりますが、本年の7月の日本祭り参加、12日間による岐阜県農業高校生海外実習派遣団の受け入れ、ジャパンハウスでの「岐阜の夕べインサンパウロ」開催、母県から河合孝憲岐阜県副知事のほか23名の慶祝団をお迎えし「岐阜県人ブラジル移住110周年」「ブラジル岐阜県人会創立85周年」の記念式典開催をやり切ったブラジル岐阜県人会の団結があれば、難しいことではありません。
GKI創立で、交流が始まった、ブラジル、ペルー、アルゼンチン岐阜県人会の絆を深めて、更なる発展に向かって県人会が一丸となって、開催実現に向けてまたお力をお貸しください。
我々の子供、孫の為、岐阜県の為、岐阜県人としての誇りと自覚を再確認し、絆を深め、「岐阜県ファミリー」として、結束を深め、岐阜県の素晴らしさを世界にもっとアピールして参りましょう!
ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。

(ブラジル岐阜県人会 会長 長屋充良)

 

 


2023年8月の出来事

  • 1日 農業高校生派遣団帰国
  • 2日 式典の会計、農高生派遣団の会計
  • 7 – 8日 日本祭りのクレジットカード払い8月分 受け取り
  • 14日 2023/8月~2024年8月分の事務所保険料支払い
  • 18日 長尾理事が印刷機の問題解決
  • 21日 定例理事会
  • 24日 7月の会報メール送信。ブラジル郵送
  • 25日 日本への郵送は郵送料増加の為、今月限りで郵送停止の連絡注意書き付で郵送
  • 29日 絵画委員会議

 

2023年9月の出来事

  • 12日 絵画展委員会、9月29日まで参加登録期限延長
  • 15日 郡上踊りの練習は県連のサロンで行う(12月02日の東洋祭り参加予定)
  • 18日 定例理事会
        • 11月01日と02日にRegistro で行われるレジストロ日本移民110周年記念式典参加
        • 11月12日にGMG イベント決定
  • 26日 絵画展委員会会議
  • 29日 絵画展の申し込み終了。ブラジルから39人、日本から2名応募。

 


2023年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年8月21日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、大野マルコス理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 第25回日本祭り」参加収支報告
      • 「第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」収支報告
      • 「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」記念式典収支報告
    2. 7月度事業報告
    3. 7月度会計長尾会計理事より報告承認

 

2023年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年9月18日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、大野マルコス理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 県人会元役員の原田敏彦氏逝去報告。お通夜参列
      • 橋詰監事補の全快を祝う。
      • 国井副会長夫人、まゆみさんの快復を皆んなで祈る事を、お願いする。
      • 各人の健康管理を促す。
      • GKI ギフアイプロジェクトに参加した大野マルコス理事に感謝
    2. 8月の事業報告佐久間理事より報告、9月から、日本向けの会報は郵便送料高騰のためメールだけの送信とする。
    3. 9月度会計 長尾理事より報告
    4. 「第19回日伯友情交流絵画展」
      • 11月4日(土)15:00 APBAにてオープニング
      • 絵画展参加受付を9月29日に延長
      • 橋詰監事補、協力確認
    5. 中津川市レジストロ市姉妹都市記念式典
      • 11月1日 13:30 中津川市慶祝団一行、県人会事務所訪問
      • 会長夫妻、長尾夫妻、大野マルコス家族式典参加
    6. 「第一回岐阜県人南米大会」
      • 2回目の開催を近日中に開催予定
      • 開催実施は、県人会役員会で承認
    7. 令和6年度県費留学生
      • 候補者を絞る。
      • 留学希望先の多様化につき、岐阜大学以外の受け入れについて関係諸機関に要請
    8. GKI 「県内企業短期研修」
      • 企画説明、参加者に意見を聞く。
    9. 11月12日(日) GMGイベント開催決定 場所: 三重県人会

 

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会報 2023年08月

第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」をお迎えして!

 

岐阜県が抱える課題として、これは日本が抱える共通したものですが、「少子高齢化」「人口減少」そして「農業後継者不足」と言われます。特に「農業後継者不足」は、慢性化した課題であり、画期的な打開策も無く、時間が過ぎていくばかりで、将来の日本独自の食を支える根本的な脆さを曝け出しております。そうした中、将来「農」で生きようとする若者との出会いは、新鮮味があり、県内で選ばれた皆さんとはいえ、何か光るものがあると感じました。
この度、46年の歴史があり、途中4回コロナ禍またインフルエンザ禍で中止になり、今回「第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」をお迎えし、12日間というブラジルでの実習に於いて、一部随行した私にとっても、大きな学びとなりました。
今回岐阜県内の2.3年生の農業高校生で選ばれた7名女性の10名からなる派遣団で、足立伸幸団長(岐阜県農林高校教諭)と、浦上和人副団長(大垣養老高校教諭)が引率され、米国、ブラジル、アムステルダムの3カ国の実習として、ブラジルでは、最長の12日間滞在されました。
様々なプログラムの中、今回初めてのマトグロッソ ド スル州カンポグランデ市(州都)での研修があり、個人的に知り合いの久枝俊夫氏所有の牧場、種子工場を訪問しました。

 

二千頭以上の牛の放牧は圧巻で、その中に和牛の飼育も含まれ、今回我々の為に、一頭の和牛を目の前で屠殺、解体、一晩置いて、食べさせていただきました。
生徒の皆さんも初めての屠殺見学でショックでしたが、次の日の夕食には、皆さんそれは美味な和牛のバーベキューに腹一杯になって大満足ながら、家畜としてその命を捧げて我々の食を満たして頂くことへの感謝という非常に貴重な体験となりました。
地平線まで伸びる大牧場を目の当たりにし、日本には無い、大型農業を体感し、日本の農業との違い質重視か、量重視かという違いがありながら、ブラジルの質にもこだわるブラジル農業の底力
を感じ取ったと思います。

 

 

そうした中、日本では味わえないゆったりとした時の流れを感じ、また色々な価値観と出会い、自分を客観視できる、自分探しの旅であったでしょうし、自分の将来、そして進路の問題で悩む年頃の皆さんには素晴らしい経験になった事でしょう。
この経験を活かして、専門の農業での研修と、自分の歩むべき将来の羅針盤になるきっかけになればと願います。
「皆さんが、夢を追い続け、それに見合った最大限の努力をすれば、“不可能”という言葉は無い!」
「みんな若く、何も失うものはないのだから、失敗を恐れず、一歩踏み出す勇気を持って欲しい!」
そんな言葉を派遣団のメンバーに問い掛けました。
少しでも心に響いてくれたらと、願います。
足立先生、浦中先生、派遣さんの皆さん、ご一緒させていただきありがとうございました。
私なりに学びましたし、皆さんのエネルギーに触れ、何か元気をいただきました。
頑張って下さい!

(原稿:長屋 充良 岐阜県人会 会長)

 

 

お礼

 

この度は貴県人会 創立85周年並びに岐 阜県人移住110周年に皆様のご協力もとで無事終えることができました。また、御賛同頂きました御招待客様からは、多額のお心遣いを頂戴いたしましたことを、県人会一同心より厚く御礼申し上げます。

Dan Yuta Nagaya
Eliana Okamura
Eliza Kuwabara
Erina Megumi Nagaya
Familia Imai
Familia Katsuragawa
Familia Lilian Nakata
Henrique Shinki Kodama
Hidemaru Ono
Hiromasa Kunii
Hisao Sudo
Iraci Emi Hirano
Jorge Noboru Nagao
Julia e Henrique Toyota
Kazuhiro Sumi
Kioski Kaneko
Kiyoko Sakaida
Kunihiko Takahashi
Leonardo Hideto Nagaya
Lina Shimizu
Luiza Shimizu
Luma Kiyoko Ono
Marcelo Takeda Ono
Marcos Ryo Hashimoto
Maria Satiko Kita
Mika Ono Kibe
Mitsuo Ono
Mitsuyoshi Nagaya
Mutsuo Kageyama
Neusa Kasumi Shirota
Neuza Iso
Nobuko Nishihara Asano
Paulo T. Ito
Regina Keiko K. Kurimoto
Sonia Yumiko Sakuma
TACT – Norihiro Takai (JP)
Tadayoshi Hanada
Takashi Shimokawa
Tania Oka
Wataru Hibino
Yasuichi Kojima
Yoshiko Sakuma
Yoshinari Soga

ブラジル鹿児島県人会
ブラジル静岡県人会
東京都友会
ブラジル石川県人会
ブラジル茨城県人会
ブラジル山梨県人会
ブラジル高知県人会
ブラジル福島県人会
在伯愛媛県人会
ブラジル福岡県人会
在伯群馬県人文化協会
ブラジル広島県人会
ブラジル北海道協会
ブラジル兵庫県人会
ブラジル岩手県人会
神奈川県文化援護協会
KENREN – ブラジル日本都道府県人会連合会
ブラジル香川県人会
ブラジル熊本県文化交流協会
ブラジル三重県人文化援護協会
ブラジル宮城県人会
ブラジル長崎県人会
在伯奈良県人会
ブラジル新潟県人会
ブラジル岡山文化協会
ブラジル滋賀県人会
ブラジル鳥取県人会
ブラジル富山県人会
ブラジル山形県人会
BUNKYO – ブラジル日本文化福祉協会
ENKYO – サンパウロ日伯援護協会について
ブラジル大分県人会
ブラジル福井文化協会
ブラジル和歌山県人会連合会
ブラジル山口県人会
ブラジル佐賀県文化福祉協会
ブラジル栃木県人会
在伯長野県人会
ブラジル愛知県人会
在伯青森県人会
ブラジル沖縄県人会
ブラジル秋田県人会
在伯埼玉県人会
在伯島根県人会
ブラジル千葉県人会

 

 


2023年7月の出来事

  • 7~9日 日本祭り
  • 11日 農業高校生派遣団が使用するバス会社とAS Service, バンのオーナー Nivaldo/Campo Grande、Nilton への使用立替料金支払い。
  • 17日 定例理事会
  • 18日 絵画展委員会-展示展場所最終決定
  • 20日 農業高校生派遣団ブラジル着
  • 21~23日 長屋会長、Campo Grande 付近の農場へ農業高校生派遣団同行
  • 24~27日 長尾理事が、Registro、Itapetininga、São Miguel Arcanjo、Sorocabaへ 農業高校生派遣団の実習、工場見学等へ同行
  • 28日 佐々木事務局、農業高校生派遣団、Fazenda Tozan、Holambra へ同行
  • 29日 愛知会館にて 県人会理事、関係者、 式典の準備
  • 30日 岐阜副知事、議員、岐阜市長、関市長、総領事その他の方々お迎えして県人会85周年と岐阜移民110周年記念式典
  • 31日 日本からの訪問団帰国、農業高校生派遣団はカンピーナスの生物研究室を訪問

 


2023年7月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年7月17日(月)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、 国井宏祐副会長、 長尾ジョージ昇書記理事 、佐久間ソニア書記理事、 清水リナ地方理事、 児玉エンヒッケ理事、 大野マルコス理事、 大野光男正監事、 橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本祭りの結果報告
      • 農高生派遣団受け入れ進捗報告
      • ジャパンハウス「岐阜の夕べ インサンパウロ」でのチェックリスト
      • 式典準備の進捗報告
    2. 6月度事業佐久間書記理事より報告
    3. 6月度会計報告 長尾会計理事より報告
    4. 式典役割分担確認

 

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会報 2023年07月

ブラジル岐阜県人会主催「ブラジル岐阜県人会創立85周年」
岐阜県人ブラジル移住110周年」の記念式典を終えて!

 

ブラジル岐阜県人会主催「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」の記念式典を終えて!
昨日の記念式典では、河合孝憲岐阜県副知事、田中勝士県議会副議長はじめ、柴橋岐阜市長御一行、尾関関市長御一行また、「第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」の皆さん等、岐阜県から35名そして桑名良輔日本国総領事、日系社会団体代表、県人会会長に皆さん、会員の皆さんなどたくさんの方々にご参加いただき、会場一杯盛大に執り行われました。
これも皆様のご協力ご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
また、岐阜県高山市より一位一刀彫りの第一人者、彫刻家鷲塚浩氏のデモンストレーションで、花を添えていただきました。
この度は、岐阜県出身、「ブラジルのシュバイツアー」こと細江静男医師の功績を讃え、再認識いただく機会とし、ビデオにて紹介されました。
最後はサンバで盛り上げて、式典は忘れ難きイベントとなったと思います。
これからも会員の皆様と楽しく仲良く、岐阜県の素晴らしさをアピールしていきましょう!

(長屋充良 ブラジル岐阜県人会 会長)

 

 

岐阜県人会  =創立85、移住110周年祝う=
河合副知事ら約300人で

 

ブラジル岐阜県人会(長屋充良会長)は7月30日午前10時、「ブラジル岐阜県人会創立85周年、岐阜県人ブラジル移住110周年記念式典」をサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル愛知県人会館で開催した。 母県から河合孝憲副知事、田中勝士県議会副議長、柴橋正直岐阜市長、尾関健治関市長ら慶祝団18人が来伯し、同県人会関係者ら約300人で佳節を祝った。

  

式典は児玉エンヒッケ理事が司会を担当し、国井宏裕副会長が開会挨拶を行った。 日伯両国歌斉唱の後、先亡者の霊に1分間の黙とうがささげられた。
登壇した長屋会長は祝辞を述べるとともに「初期移民の方々の苦難の歴史に畏敬の念を持ち、日系人がブラジル社会で勝ち得た信頼へ感謝する。 これらの想いを次世代につないでいくことが我々の務めだと思っています」と語った。
また、長屋会長は2021年5月に世界26の岐阜県人会を統合して設立された岐阜県人会インターナショナル(GKI)の会長も務めており、昨年10月に岐阜県で開催された「第1回岐阜県人世界大会」「第1回世界岐阜県人会サミット」の様子を振り返って、「岐阜県人のアイデンティティと誇り、県の魅力を再確認しました」と述べた。
県人会ではブラジル日本都道府県人会連合会(県連)主催「日本祭り」への参加や式典前日にサンパウロ市の日本文化広報施設「ジャパンハウス」で行われた岐阜県主催イベント「岐阜の夕べ・イン・サンパウロ」などを通じて母県文化の魅力を発信している。 長屋会長は「昨日は岐阜県とブラジルの友好親善の記念すべき1ページとなりました。 県人会員の皆様、これからも仲良く楽しく、岐阜県の魅力をアピールしていきましょう」と語った。
来賓挨拶に立った桑名良輔在サンパウロ総領事は、1913年、移民船・若狭丸でブラジルに上陸した11家族44人に始まる岐阜県人と、1938年に創立した同県人会の歴史を振り返った。 岐阜県からはこれまでに2千人以上が移住し、現在も県費留学生制度や農業高校生海外実習派遣事業を通じて県人青年の交流機会が保たれているという。
在サンパウロ総領事館では、県人会が行う日伯友情交流絵画展の開催協力や、関市とモジ・ダス・クルーゼス市、中津川市とレジストロ市、岐阜市とカンピーナス市の姉妹都市提携仲介などを通じて岐阜県とブラジルの友好関係促進に協力してきた。
桑名総領事は県人と県人会の節目に祝辞を述べるとともに「GKIの活動は、日系社会が共通して抱える課題に挑戦する素晴らしい取り組みだと思います」と語った。
河合副知事、田中県議会副議長、柴橋市長が祝辞を述べ、市川利雄県連会長が岐阜県の文化紹介を行った。 在外移住岐阜県人表彰の後、佐久間ソニア書記理事が表彰者を代表して謝辞を述べた。

 

ブラジル岐阜県人会感謝状授与の後、野村アウレリオサンパウロ市議会議員代理として出席したブラジル日本文化福祉協会の石川レナト会長が河合副知事、田中県議会副議長、柴橋市長、尾関市長にサンパウロ市議会の顕彰プレートを渡した。
来伯中の第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(足立伸幸団長)が紹介され、黒崎梓里さんが代表挨拶を行った。 派遣団の10人は、アメリカに7月14~20日、ブラジルに21~8月1日、オランダに2~5日まで滞在し、ハウス集約農業実習などを行う。
「岐阜県民の歌」を斉唱して長尾ジョージ昇・会計理事が閉会の辞を述べた。
続けて記念祝賀会が行われ、尾関市長の音頭で乾杯した。 会食後、「ブラジルのシュバイツァー」こと同県出身の細江静雄医師の伝記映像が上映された。 上映後には細江医師の始めた南伯での巡回診療が、慶応大学同窓生で当地の老人医学先駆者である森口幸雄医師に引き継がれた経緯の説明が行われた。
また、細江医師が創設したボーイスカウト・カラムル隊が現在、隊員450人を擁するブラジル最大規模のボーイスカウト組織に成長していることが紹介され、同カブスカウト隊員らが祝いの拍手を披露し、サンバ学校のリードでサンバを踊った。 広瀬修県議会議員の万歳三唱で祝賀会を閉会した。

(ブラジル日報2023年8月3日付けより転載)

 

岐阜県人移住110周年・ブラジル岐阜県人会創立85周年記念

長屋充良会長こんにちは!
昨日のセレモニーでブラジルの岐阜県人会から、この会の発展への貢献に対して私に授与された感謝のディプロマを、あなた方の手から受け取ったときのサプライズ、大変光栄に思いました。
公平を期すために、勝手ながら、宮坂邦人財団の理事および顧問の方々にお礼を申し上げたい、なぜなら、あなた方の組織から提出された献金要請を実際に認めたのは彼らだからだ。
岐阜県からの代表団川合孝典副知事と田中勝司副議長の来伯、岐阜からの移民の家族と共に岐阜移民110周年とブラジル岐阜県人会創立85周年を記念して、素晴らしい祝賀会とレセプションに改めて賛辞を申し上げます。
ブラジル岐阜県人会の理事、役員、関係者の皆様をはじめ、皆様の益々のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。

ロベルトヨシヒロニシオ-宮坂在団

 

岐阜県人移住110周年・ブラジル岐阜県人会創立85周年記念

県人会会長、その他役員及び式典実行委員会の皆様、大正2年(1913年)の岐阜県人会と岐阜県からの家族移民の同時記念式典にお招き頂き、誠にありがとうございます。
私の父、杉山樹一郎が2000年に亡くなって以来、県人会に参加していなかった私たちにとって、この出来事は大きな驚きでした。
伝統的に、岐阜にある私の祖父、杉山亀吉の家は、長良川の鵜飼の名手である鵜匠の職に就くための天皇の免許を持っていました。
彼は仏教の僧侶でもあったが、理由は不明ですが、免許を親戚に譲り、自分が建てた寺を放棄して1928年にブラジルにきました。
2006年に私たちは岐阜の観光名所を訪れました。 そして今日、豊かな自然と保存された資料遺産を持つ岐阜県の美しさを思い起こす機会に恵まれた。
まず初めに、岐阜県民の子孫が待ち望んでいたイベントを実現するために、さまざまなレベル、さまざまな任務で行動計画に熱心に取り組んできた県人会のスタッフに敬意を表したいと思います。
アジェンダを的確にこなし、この日のゲストのスケジュールとロジスティクス、2カ国語でのプログラム冊子の作成、文化の救済など、あらゆる面で完璧でした。 特に、2ヶ国語で書き起こされたスピーチは教訓的であり、マイクを握った各人のスピーチを理解することができました。
軽くて手の込んだ美味しいビュッフェとサンバスクールの太鼓でのエンデイングは、喜びと驚きと満足の極みでした。 ゲストは、日系ブラジル人たちの温かい歓迎の思い出とともに帰っていくことだろう。 ありがとう。

杉山ノリユキ – 2023年7月30日

 

 


2023年6月の出来事

  • 02日 記念式典の招待状郵送
  • 07日 農高生派遣団の日程表ほぼ決まり
  • 09日 山田マサキ氏から娘さんのカミーラさん(山田彦次氏のお孫さん)がJICA2023年研修プログラムに選ばれたと連絡、県人会のプレゼンテーションレターに感謝された。
  • 12日 Century Travel e Turismoへ、第42回農高生派遣団カンポグランデ往復券(立替払い)
  • 22日 萬里ホテルに第42回農高生派遣団の宿泊代(立替払い)
  • 26日 岐阜南米訪問団の慰霊碑、日本館、移民史料館の訪問許可

 


2023年6月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年6月26日(月)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏祐副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシー理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 長屋会長挨拶:
      • 日本祭りを来週に控え、役員の方々のご協力に感謝を述べる。
      • 2024年度県費留学生候補者応募報告
      • アリサ日比野さんの現況を報告
      • 日本祭りにおいて岐阜県を含め4団体が、たこ焼きを販売。明日、料金についての会議を行うことを報告。
    2. 5月度事業佐久間書記理事より報告、
    3. 5月度会計-長尾会計理事より報告。
      県人会事務局長 よしこさんの給料調整について報告
      日本祭り等、イベントについて:

      • 長屋ベッチより県連の日本祭り準備委員会参加の報告
      • 準備の協力要請
      • ボランティアの日程調整を橋詰監事補にお願いする
      • 日本祭り会場の駐車場に関する事項を協議
      • 岐阜県庁からの出向者対応協議
      • 次回、会議を来週月曜日19:00からとする。
      • 橋詰監事補より、料金設定をする。
      • 長屋会長より、何の為に、日本祭りに参加し、いろいろなイベントを実施するのか、そのモチベーションを個々がはっきりさせることが重要と述べる。

 

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会報 2023年06月

GMG運動会

 

イベント
運動会は特定のスポーツと関連しているわけではなく、純粋に競争を目的にしているわけでもありません。 家族や親戚、友人と一緒にみんなで楽しむのが目的で、ある意味ジンカーナに似ています。 運動会は、色々なゲームを組み合わせて、チームワークや遊び心に重点を置いた活動を目指しています。 第1回GMG運動会は5月28日、Av. Dr. Francisco de Paula Vicente de Azevedo, 555, SãoPaulo-SPにあるCDC Parque Continentalにて、午前9時より開催しました。 このイベントに参加するには、12歳以上の方1人あたりR$5,00又は保存食1Kgの寄付をお願いし、その寄付金と物資は小児がんセンターMarta Kuboiamaに寄付されました。 参加者はプログラムを楽しんだほか、昼食は持ち寄りシステムで、GMGグループが提供するバーベキューと飲み物と共に様々な料理をみんなで味わうことができました。

 

プログラム

  • オープニング
  • 1. ラジオ体操–全員
  • 2. 魚釣り-12歳以下
  • 3. ビン釣り-12歳以上
  • 4. かけっこ-12歳以下
  • 5. かけっこ-12歳以上
  • 6. 綱引き-12歳以下グループ
  • 7. 綱引き-12歳以上グループ
  • 8. ねずみ引き-12歳以下
  • プレゼンテーション
  • 昼食
  • 9.タイヤ回し–12歳以上
  • 10.玉いれ–全員
  • 11.角合わせ–全員
  • 12.三色リレー全員
  • 閉会式

 

 

CMK寄付
入場料の収益R$443,81と保存食はMartaKuboiama小児がん支援センターに寄付されました。
寄付製品:
お米1㎏ 5パック、ラーメン 3麺、トウモロコシ粉 1.5kg、カフェインレスコーヒー 500g、トマトソース 1個、パスタ 6パック、フェイジョン豆 8.5kg、てんぷら粉 500g,砂糖 3kg、ツナ缶 5缶、えんどう豆 3缶、水と塩入りクラッカー 2パック、味の素 1kg、チョコレートパウダー 800g、粉ミルク 500g

 

感謝/賛辞
ひまわり学園は、レースやフイルドの装飾に必要な材料のほとんどを貸してくれました。 お礼として佐藤秀子先生にプレゼントを贈呈させていただきました。
また、運動会参加者の最高齢と最年少が表彰されました。 最高齢は久保和三氏で95歳、最年少はマルコス。 小野氏の息子で生後2ヵ月のイーカロ君でした。
福島県人会から鯉のぼりをお借りしました。 感謝の気持ちを込めて、個人衛生用品が購入され、県人会に贈られました。 また、音響設備を貸してくださった三重県人会の皆様ありがとうございました。

(がんばろうみんなげんき!GIFU-MIE-GUNMA会報より)

 

 

日比野アリサ – 2023年5月レポート

 

私にとって4月は少し大変な月でした。 日本に来たばかりの頃で、寮に必要な買い物をしたり、こちらの日常生活に慣れる必要がある等、とても忙しかったです。 でも今は慣れてきて、良くなりました。

 

私の研究室の人々は本当に親切で、私を大いに助けてくれます。
5月には落ち着いてきて、岐阜県内と名古屋方面へ旅行に行くことができました。 名古屋には2回旅行しました、1回目はゴールデンウイーク中にジブリ展に行き、とても楽しかったです。
2回目は名古屋城に行き、同じ研究室の友人と一緒にガイドさんに同行してもらう機会があり、城の構造やなぜそのように建てられたかのについて多くの事を学びました。 名古屋での食事もとてもおいしかったです。

 

岐阜では、友人と岐阜城に行き、一部はロープウエイで、もう一部は山を登らなければならず、とても疲れましたが、頂上からの眺めはとても美しく、岐阜の街をほぼ一望することができたのでその甲斐がありました。

高山にも行きました、高木先生のおかげで観光について学ぶ授業に参加することができ、高山の古川町(午後10時から翌日まで続くお祭りで知られる町)へ行きました。 そして翌日は、伝統的な建築物で知られる高山の街を歩きました。

授業について
月曜日: 2週間ごとに観光クラスがあり、観光会社、岐阜バスとコラボしています。 お客様のためにルートや訪問先を作成します。 また岐阜バスの来場者に得点を与えるなど、コラボの一員となっていただくお店にも連絡を取っています。 店長と話すアポ取りから店舗への提案まですべて学生自身が行わなければならず、今までとは全く違う新しい経験でした。
火曜日: 毎週異なる講演者の方に来ていただき、岐阜県民を助けるために行っている活動についてのコメントを伺います。
水曜日: 岐阜の自然についての授業があるのですが、先生が私の知らない自然用語をたくさん使うので、このテーマは少し難しいと思います。
木曜日と金曜日: 日本語のクラスを2つ取りました。 1つは文章をより理解するため、もう一つはコミュニケーションを向上させるためです。

(ポ語原稿: 日比野アリサ、2023年度県費留学生)

 


2023年5月の出来事

  • 08 7月の日本祭りブース代+TFE県連に支払い済み
  • 09 コロニアピニャールの山下さんから農業高校生の件で問い合わせ、ポウザーダ天野の予約済みとの連絡
  • 12 SOME会計事務所から手作業で月々の会計簿記入は今月から無しにして、デジタル化のみ記入
  • 16 絵画委員のミーテイング
  • 17 5月号県人会会報メール送信、郵便郵送
  • 19 県から農業高校生のブラジル日程変更の連絡
  • 22 定例理事会
  • 29 長屋会長からカンポグランデ市付近の久枝牧場に農高生の受け入れ承諾の連絡ありとの報告。

 


2023年5月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年5月22日(月)19時
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏祐副会長、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事、大野マルコス理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶。 理事会参加に対する感謝を述べる。
      • 農高生のスケジュールが変更になり、7月20日-8月1日ブラジル滞在となり、スケジュールの変更で、記念式典参加となり、盛り上げて頂ける事となる。
      • 県庁主催、7月29日夜、「岐阜県の夕べ」(仮)がジャパンハウスでの開催が決定。
      • 日本祭り、式典等、県庁職員、来伯決定
      • Linaさんが、合掌造りを日本祭りで、プレゼンテーションする。
      • 大野光男さんが、農高生が、カンポグランデの久枝牧場での実習に引率希望。
      • 運動会への参加協力要請。
    2. 4月度会計、事業報告

 

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会報 2023年05月

年はとりたくないねえ、御同輩

 

この世の中、年寄りを色々と大事にしてくれる仕組みや制度があり、我々老人にとっては本当にありがたいことである。いわばこの「老人天国」で、‘シルバー川柳‘と呼ばれるものが流行っている。どれを読んでも、ジョーク、ペソスに溢れた作品ばかりである。
ここで、いくつかの川柳を我が身に振り返り、「自虐意識」を引き起こしながら拾ってみる。(断っておくが、どの名作も作者不詳である)

度忘れ
「おーい、日比野さん」と呼び止めら振り向くと、遠い記憶にしかない、が、しかし、なんとも言えない懐かしい気を起させる顔が、そこにあった。
「いやー久しぶりだねえ。元気かい」
「調子はどうだい、儲かっているかい」
「大したこたあねえよ、近頃は」
などと、取り止めのない挨拶をお互いにやっている間、俺の頭の中は思考があちこち行き交って、なんとも言えない焦りでいっぱいだった。なぜか彼の名前が喉元まで来ているのに、そこから先が一向に出てこない。
何という事だ、相手は俺の名前をはっきり言っているのに。いくら友達同士とは言え、全く失礼この上なし。話の間中、申し訳ない気持ちでいっぱいのまま、その日は別れた。最近は、人の名前の度忘れがひどい。
*久し振り名が出ないままじゃあまたね
*こんにちは思い出さずにさようなら

県人会
今日は県人会、年に一度の「焼きそば大会」。この日は結構年寄りが集まるのだ。
もう一つの、年に一度の「餅つき大会」には、若い衆たちが頑張ってくれるが、「焼きそば大会」は力が要らないから老人どもだけ。そこで一杯やりながら、世間話に花が咲くのだ。
*ボランテイアするもされるも高齢者

視覚障害
大勢が集まっての座談会は、どうも苦手である。一人一人がそれぞれの意見発表をする時はともかく、雑談風話となると毎度のことながら「つんぼ」の俺は全くのお手上げである。誰が何を言ったのかを聞き漏らすことはしょっちゅう起こり、周りに合わせて相槌を打つ、あるいは笑い合うなど、本当につまらん苦労をしている。
*聞き取れずとなりにならってうそ笑い

見解の相達
世の中、なんとなく元気がないのはしょうがなかろう、この不景気では。
通りの向かいのキタンダ(八百屋)をやっていた、幼い子供が二人いる日系人の若夫婦が、店をたたんで日本に出稼ぎに行ったという。
俺は、女房にこう言うてやった。「お前,良かったなあ、俺の嫁さんに貰ってもらって」
女房の返す言葉が、「何言ってるの、来てやったのよ」だと。
*きてやったもらってやったで五十年
*妻不満夫我慢の五十年

健康維持
早寝早起きは健康維持の第一歩というけれど、俺の場合、歳と共に睡眠時間が短くなった。目覚まし時計が要らなくなったのだ。
*目覚ましのベルはまだかと起きて待つ

健康診断
久し振りに(歳が行くと、何かにつけて”久し振り”となる)健康診断を受ける。
結果は、予想通り視力、聴力減退、前立腺肥大など、どれもこれも老人病である。
それぞれ専門医の診断を仰ぐ。今後、悪くなっても良くはならない病状である。
*飲み代が酒から薬の歳となる
*この歳でやめてどうする酒タバコ
*タバコより体に悪い妻の愚痴
*昔バー今は病院ハシゴする

ペンを取る
文才もないくせに、また性懲りもなくペンを取る。年と共に、作文はどうも苦手になる。
考えてみれば、若い頃の作文は結構スムーズに書いていたようだ。と言うのは、出張旅行記、月間営業報告書などをみてみると、我ながらそれらしい文章になっている。しかし、最近は書き始めると、書いていることと考えていることが始終前後して、おまけに漢字忘れが夥しい。漢字を辞書で拾っているうちに、書こうと思っていた文章を忘れ。それを思い出すのにこれまた時間がかかる。一行の文章を書き終わるのに、なんとまあ時間のかかることか。これでは全く立派な老化現象である。
*字を忘れ考えるうちに文忘れ
*ひとつ覚えみっつ忘れる中高年

あの世
あの世に旅立った方たちは、年に一度お盆に還って来られるだけ。誰一人として、現生に還って来られたという話は聞いたことがない。
*あの世は、よほど良い所に違いない。
*日帰りで行ってみたいな天国へ
*老眼鏡みがいて訃報たしかめる

付録として
*老いぼれは老いぼれたことわからない
*あれだあれ年々増える代名詞
*年を取り丸くなる人尖る人
*英雄じゃないけど俺は色好み
*長寿でも長者でなけりゃつまらない
*爺ちゃんの熱い語りに孫あくび
*留守電にゆっくり喋れとどなる父
*納得をするまで計る血圧計
*死んだ子の年を数える八十歳

終わりに
このシルバー川柳が流行る背景と川柳の作者たちの心境を慮ると、「揶揄」「自虐」が見え見え、それを受け入れる世間一般大衆も、同じ思考である。
想像するに、「老人福祉を尊重しよう」などという高邁な謳い文句はタテマエであって、「世の中の年寄りども、いい加減早くクタバレ」と思っているのが、実は、ホンネではなかろうか。
なに?これもやはり、自害的発想?いやあ、年はとりたくないねえ、御同輩!

(原稿: ブラジル岐阜県人会元会計理事日比野健一)

 

 

長良高校を誇りに思う!

長良高校29期生の長屋充良と申します。昭和34年生まれ63歳ですから、ちょうど45年前に卒業したことになります。その後。兄の影響で、柔道整復師の学校に入り資格を取って、東京でカイロプラクティックの専門学校と付属クリニックに付属クリニックに入局し、その縁でブラジル国サンパウロでのカイロプラクティッククリニックの立ち上げの為、派遣され、結局,日系二世と結婚し独立、3人の子供(共に医師)と、リハビリ専門のクリニックを営んでブラジル滞在40年になります。
海外に出ると、当該国の方々から日本の事について色々聞かれます.その度に、自分が20年以上住んでた日本の事を何も知らないのだと痛感し、またふるさと岐阜についても、同じ事でした。そうしたこともあって、望郷と共に日本、岐阜のことを気にし、自分なりに色々調べる様になり,「なんて素晴しい国、故郷に住んでいたんだ!」と知らされます。そうした思いまた、今の自分があるのも、生まれ育ち,育んでくれた故郷に、何か恩返しをしたいと、12年前に岐阜県人会でお手伝いをさせていただきました。
ただ当初から岐阜県人会員の減少、若い会員が少ないという県人会の共通した課題があり、これからは県人会同士が連帯を取って、活性化することが命題と、働きかけましたが、当初時期尚早なのか、賛同される方が皆無で、時が流れるばかりでした。それが奇しくも、オンラインが日常化したコロナ禍にあって、今がチャンスと2021年2月に行動を起こし、なんと3ヶ月で「岐阜県人会インターナショナルーGKI]を世界26岐阜県人会加盟で設立しました。その後様々な活動を実施し、GKI設立後1年5々月で10年来の念願だった「第一回岐阜県人世界大会」「第一回世界岐阜県人会サミット」を昨年10月に、600名の参加を賜り、盛大に開催しました。その式典で県産品の海外展開の覚書を県とGKIで締結し、岐阜の「いいもの」を我々のネットワークを利用して全世界にアピールすると宣言いたしました。その他、昨年母校長良高校の3年生全員参加で、我々GKIのメンバーが講師としてオンライン講義を実施し、少しでも若い方が、世界に目を向けて頂くキッカケになったと思います。またGKIを通じて、岐阜と世界を繋げるお手伝いが出来ればと思います。
こうした思いの根幹は、長良高校で学んだフロンテイア精神かも知れません。個人的には、色々悔いの残る高校時代でしたが、その経験は人生に肥やしになって要る筈ですし、大学受験に失敗して柔道整復師になったのも、何かの縁だと思います。しかしながら、何かやり切っていないと奮起し、53歳で夜間大学の理学療法科に入学し、仕事との両立、語学の壁に大変苦労をしましたが、45名いたクラスメート中、4年でストレートで卒業できた4名の1人として57歳で大学卒業となったのは,達成感がありました。そんな経験から、夢は諦めず努力すれば、必ず叶うと信じます。どうか失敗を恐れず、先ず一歩を踏み出してみましょう!必ず結果は後でついてきます。何かあってもやり直しが効くということを、信じましょう!「冬はかならず、春となる!」この言葉をメッセージとさせて下さい、
最後に長良高校並びに同窓会の益々のご興隆と、皆様のご健勝ご多幸を遠くブラジルよりお祈りいたします。

(長屋充良(29期)岐阜県立長良高校の同窓会誌に5月付け)

 


2023年4月の出来事

  • 01日 鈴木長屋ローゼ氏シーラ引き取り
  • 11日 在日本総領事館より、今年度の絵画展には多文化使用のサロンの貸し出しは、領事館内リフォーム工事の為できないとの連絡
  • 12日 金子相談役から理事会員脱退届毛受取る
  • 18日 第19回絵画展委員会会議
  • 24日 定例理事会

 


2023年4月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年4月24日(月)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事大野マルコス理事、児玉エンリッケ理事、清水リナ地方理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • ご多忙中のご参加に感謝を述べる。
      • 式典に河合孝憲副知事が来伯されることが決定。
      • 県庁人事異動について、報告、5年前の式典で来伯された矢崎さんが、県産品流通支援課に移り、担当となる。
      • 県農高生派遣事業の県庁担当が安藤耕作氏就任。
    2. 3月度事業報告
      • 農高生派遣事業の受け入れ体制が整う。
    3. 3月度会計報告
      • 県からの補助金入金確認
      • 年会費の入金確認が続く
    4. 運動会の件(28/05/23)
      • 馬県人会新会長有賀マルセーロ、スエリご夫妻のお陰で、準備が進む。
      • 長尾理事が運動会ソング担当で、USBドライブにダウンロード。
      • 集客に、元留学生の参加を促す。
    5. 郡上踊りの件
      • 大野マルコス理事を中心に、練習日設定、連絡などに尽力。
    6. 式典等日程表を確認
      • 長屋エリザベッチが式典デコレーション、材料調達等、検討始める。値段設定: たこ焼き/R$30,00、五平餅/R$12,00、けいちゃん/R$25,00とする。
      • 販売目標: たこ焼き-4.000パック、五平餅-800本、けいちゃん-500個とする。
      • 式典式次第案提示
      • カタログ作成、ソニア、亮に担当依頼
      • 式典寄付を、促進する。

 

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会報 2023年04月

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(4)

 

11月1日(火) – バス旅行2日目

水明館の朝食バイキングは、種類が豊富で、どの料理も凝っててとても美味しく、朝からお腹一杯になりました。 お腹がいっぱいで動くのもきついくらいでしたが、チェックアウトして次の訪問地高山に向かいました。

高山では生憎の雨でしたが、高山市役所の海外戦略課の永田友和課長の出迎えを受け、観光案内をして頂きました。
バスを駐車後、徒歩で郡代、代官所「高山陣屋」を訪問、中庭の木々が紅葉真っ最中で、感嘆の声が上がった程です。

館内をゆっくり見学し、永田課長の案内で、朝市まで連れて行って頂きました。
途中みたらし団子をご馳走になり、ブラジル当地で開催する「日本祭り」で出す五平餅を参考の為、味見をし、飛騨牛の寿司もたべました。
口の中で溶ける様な味わいで、いつかブラジルで、飛騨牛を紹介したいと思いました。

朝市で、漬物を買ったりしてバスに戻り、永田課長にお礼を申し上げ、次の訪問地、白川郷へとバスを走らせました。
途中、ふるさと岐阜県人会会員の藤井正博さんが経営する「レストランラッキー」で昼食をとり、飛騨牛のほうば焼きを、大変風味深く珍味しました。

県にお願いして、藤井さんのレストランにして頂きましたが、味も良くレストランの裏の川と対岸の木々が紅葉で絶好のロケーションでした。

その後、ユネスコの世界遺産に登録された白川郷を訪れました。

ここの、紅葉も最高潮で、我々の目を和ませてくれました。 街並みを散策しながら、お土産屋さんで、ほうば味噌を買ったりして、あと和田家を見学しました。 世界に誇る白川郷は、同伴のブラジルからの皆さんも、一番興味がありました。
日本らしい風景を堪能されたと思います。 ゆっくり街並みを散策し、本日の宿泊地、奥飛騨平湯温泉に向かいます。

雨で旅行会社の方が、ルート変更をと言われましたが、折角ここまで来たので、どうにかなるだろうとお願いして予定通り新穂高ロープウェイに行きました。

第1ロープウェイ(新穂高温泉駅から鍋平高原駅、全長:573m、高低差:188m、約5分)と第2ロープウェイ(しらかば平駅から西穂高口駅、全長:2598m、高低差:848m、約7分)があり、第2ロープウェイは日本で最初の2階建て構造のゴンドラのロープウェイです。
終点に着くとなんと山頂は、真っ白な雪景色でした。 下界は雨でも、逆に山頂は雪で今日が、初雪だったそうです。
初めて雪を見る方もいて、皆さん大満足でした。
添乗員さんに、「どうにかなりましたね。 ラッキーでした。 」と言われ、思い切って来て良かったです。
途中雨ながら紅葉が綺麗で、山頂の雪とのコントラストで幽玄の世界を醸し出していました。
バスは本日の宿泊地、奥飛騨平湯温泉「平湯館」でこれまた高級ホテルでした。
男女入れ替わりの大露天風呂、岩風呂、東屋風呂と一つ一つの趣きが違い楽しめます。
夕食、朝食もバイキングですが、品数が多く目移りします、大変美味しくたらふく食べました。
夕食後もまた風呂に入り、岐阜最後の夜と会って、カラオケボックスで、歌い踊り最高の奥飛騨の夜となりました。
また夜鳴きそばのサービスもあり、歌い踊ってまたお腹が空いて、また補充しました。 (笑)

 

11月2日(水) – バス旅行最終日

ホテルでの朝食バイキングで、たらふく食べ、郡上市に向かいました。
郡上市では、旧庁舎で、郡上踊りの体験教室に2グループに分け踊りました。
我々、岐阜県人会はサンパウロで、郡上踊りの普及をしておりますが、そのレッスンDVDに出てる先生から、面前で教授頂けて最高でした。
他のグループは八幡町の街並みを散策、旅情豊かな想いを、こころに刻みました。
ここで、世界大会のエンタメでモデルになった、上田家の晋一さん(ふるさと岐阜県人会会員)が、郡上踊りの音頭取りで、一緒に郡上踊りのレッスンで生の歌声を披露頂き、感動しました。
時間の合間を縫って、上田晋一さんは、仏具店を営んでおられ、お店にお邪魔してご両親に挨拶してきました。
昼食は、青木修郡上市副市長に出迎えて頂き、お言葉を賜り、我々は、けいちゃんを食べました。 けいちゃんも、我々ブラジル岐阜県人会の日本祭りのメニューに入っており、一口一口噛み締めながら、本物の味を舌に覚えさせました。
上田さんにお土産の郡上踊りの手拭いを頂き、また郡上踊り教室の修了証を頂き、皆さんに別れを告げ岐阜市に戻り、ここで、藤井サニーワシントン岐阜県人会会長、ドルハン千代カナダ岐阜県人会会長、大野美夏GKI副会長、県庁国際交流課の見送りの下、名古屋新幹線駅までバスで送って頂き、東京品川に一泊して日本最後の夜を、荷造りで汗だくになりながら、各自町に出かけたりして過ごしました。
11月3日、バスで羽田空港発と成田空港発のグループに分かれ日本を後にしました。
2週間以上の、日本旅行でしたが、事故もなく、病気にかかることもなく、皆さんと共に素晴らしい思い出になった訪日でした。
特に岐阜県を知る良い機会となりました。
県庁の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げ、訪日報告とさせていただきます。
お疲れ様でした。 ありがとうございました。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑬
120年の節目、郷土の力に

 

東京岐阜県人会は、明治35(1902)年にその前身である「岐阜県郷友会」が発足してから、今年でちょうど120年を迎えます。
明治35年当時は、まだ日露戦争開戦前であり、岐阜県人にとって東京は遠く離れた大都会でした。 そのような状況の中、上京する岐阜県人が頼りにしたのが、既に東京で何らかの形で成功を収めた郷土の先人たちでした。 その郷土の先人たちと、その方々を頼って集まった人々が結びつき、同郷人同士が集い、互いに励ましあうことによって、県人会の前身となる組織が形作られました。
また、これとは別に戦前は、中小企業者を中心とした組織もありましたが、戦後、両会は統合し統一後の総会を首相官邸で開催しました。
郷土の偉大な先人たちによってつくられ、育てられた当県人会の歴史は、1世紀を大きく超え、世の中の動きとともに県人会の役割も大きく変化してきました。 同郷の先人たちを頼る機会が減ったこともあり、当県人会の会員数はやや伸び悩んでいる状況ですが、講演会や懇親会など会員同士の親交を深める行事を定期的に開催しており、互いの感性や考え方に大きな刺激となっているほか、郷土のさらなる発展を考える貴重な機会ともなっています。 また、東京圏には、出身高校や出身地域を母体とするさまざまな同窓会組織もありますが、当県人会は、岐阜県出身者を母体とする唯一の横断的組織として活動しています。
交通・通信網の発展により、岐阜と東京の距離感が縮まりましたが、その結果として、東京一極集中による地方の過疎化や高齢化の進行などの課題も生じており、岐阜県も例外ではありません。 当県人会の目的は、会員相互の親睦と福祉の向上とともに、郷土岐阜県の発展に寄与していくことです。 会員の中には、国家行政のみならず財界のトップリーダーの方々が多数いらっしゃいます。 ふるさと岐阜にどのように貢献していくのか、個々の会員が真摯(しんし)に考えていきたい課題であります。
今秋開催される「岐阜県人会インターナショナル (GKI)」第1回世界大会では、日本国内の県人会の一つとして積極的に協力をし、この会を通じて岐阜県の活性化の一助となることを期待しています。

東京県人会長吉村泰典(よしむらやすのり)さん略歴、岐阜市出身、慶應義塾大学名誉教授、福島県立医科大学副学長、元内閣官房参与。
メッセージ:岐阜愛をつなぐ!をメインテーマに世界岐阜県人大会が今秋開催されます。 開催に向けてのブラジル県人会の長屋充良会長の岐阜を想(おも)うパッションに心を揺さぶられました。 東京岐阜県人会としても開催の成功を祈念し、熱いエールをお送りいたします。

(2022年5月-岐阜新聞より転載)

 


2023年3月の出来事

  • 02日 事務所の窓にカーテン取付
  • 06日
    • 農高生のブラジル滞在期間AS SERVICEバス会社のサービス使用決定
    • USPピラシカーバに連絡取り、農高生の訪問に関して問い合わせたら、まだ先のことなので今の段階では先生のアポイント取れないとの返事。
  • 07日 県庁から補助金の額の確定の通知受け取り
  • 15日 CEASAより7月24日訪問予定の許可、もっと先に車のナンバープレート、及び訪問者リストを送るよう請求。
  • 16日 アルコール産業VISTA ALEGREより7月26日の訪問予定のスケジュール許可
  • 22日 長屋会長社に現金(県庁が式典に購入する県産品分)と総会資料届ける
  • 24日 2023年度県費留学生日比野アリサさんの送別会
  • 27日 定例理事会

 


2023年3月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 3月27日(月)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2023年度県費留学生日比野アリサ送別会、県連、総領事館主催の第4回シンポジューム参加に対して感謝を述べる。
      • 県庁の人事異動報告、国際交流課、江尻課長傍嶋主任移動。 江尻課長の後任に酒井弘貴管理調整監就任。 県産品流通支援課の桑原さん青木係長が移動。
      • 5月28日(日)GMG主催運動会について、群馬県人会のスエリが、会場を訪問し、責任者と懇談。 運動会品目の道具を借用可。
      • FJ24の岐阜県人会ガストロノミアブースのレイアウトで、7箇所のガス、4箇所のコンセントと決定
      • 7月23日の岐阜県農高生との小旅行に役員の参加を請う。
    2. 2月度事業、佐久間書記理事より報告
    3. 2月度会計、長尾会計理事より報告
    4. 第4回シンポジュームに佐久間理事参加、報告。
      • 会議中、後継者の為に、日本祭りでのガストロノミアのレシピ、また行事の内容を記録に残す、という良い提案があったと報告。
    5. 式典について、橋詰監事補よりブースの会計での注意点を提起。
      • 平野理事、児玉理事より助言がある。
      • 例として、PIXは直後の確認が困難で問題回避の為にも、使用不可とする。
      • 現金払いの為に、役員に小銭の用意を要請。
      • 長尾理事より、販売品の定価決定のために、原価の算定を促す。
    6. 次回4月度理事会は4月24日19:00とする。

 

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会報 2023年03月

セラ・プロジェクト(山脈プロジェクト)

 

サンパウロの街を歩くたびに、私たちの基準点は2つの限界大通りである。 主なものは、CEASA地域で始まり、アイルトンセナハイウエイの始点で終わるチエテ川にあり、もう1つは、同じくシダーデウニベルシタリア(大学都市)地域で始まり、インテルラゴス。 レース場の近くで終わるピニェイロス川にあります。
20世紀初頭、河道とその岸は曲がりくねって温帯でした。
1920年代、サンパウロはすでに工業都市としての地位を確立しており、当時は織物工場や製紙工場がいくつかあり、薪を燃やすボイラーで作られた蒸気を利用していた。 これは、従来のボイラーを電気ボイラーに置き換え、チエテ川の水を使用して発電機を構築することを提案しました。
こうして、セラ計画は北米のエンジニアであるビリング氏によって理想化され、1925年、ライトパワーカンパニーのスーパーテンダーであるエジガル・デ・ソウザ技師に提示されました。 セラ計画は、モジ・ダス・クルーゼスに源を発するチエテ川上流と、その主要な支流であり、雨季になると大学都市やCEASAを中心に全周囲を水浸しにするピニェイロス川の流域を利用するものである。 このプロジェクトは、2つの川の河床を整え、堤防の排水を行い、2つの揚水ダムを建設してピニェイロス川の流路を変更するものでした。 当時、サンタナ・ド・パルナイバ市には、すでにエジガル・デ・ソウザ発電所があり、1901年に稼働し、16Mwの発電能力でサンパウロ市に供給していた。 このプロジェクトは、エジガル.デ.ソウザダムの頂上を約6メートル持ち上げることで構成されていました。 この発電所は1952年に発電を停止し、発電所に変身しました。

 


トライソン発電所


ペドレイラ発電所


ヘンリー・ボーデン発電所

トライソンと呼ばれる2番目のダムは、1940年に開通したバンデイランテス通りとサンパウロジョッキークラブの近くにあり、標高5mの発電所として機能しています。
そして最後に、インテルラゴスのレース場に近い高さ25メートルのペドレイラ発電所は、ビリングスダムに流れ込み、1926年に稼働した高さ720メートルのクバトン市のヘンリー・ボーデン発電所に水量を供給するようになっています。 ヘンリー・ボーデン発電所には、8台の機械で合計469MWの外部強制水路による発電所と、6台の機械で合計420MWの長さ120メートル、幅21メートル、高さ39メートルの洞窟による発電所がある。 この2つの発電所の潜在能力は約900Mwである。
20世紀末までにサンパウロに電力を供給するという、当時としては極めて大胆なプロジェクトであったが、大都市サンパウロの工業発展の需要に応えるため、チエテ川にはバラ・ボニタ、プロミサン、バリリ、イビティンガ、ノヴァ・アヴァンダヴァ、トレス・イルマンオ、パラナ川にはジュピアとイリア・ソルテイラ発電所の建設を始める必要があった。
この大水力発電プロジェクトは、発電のほかに、大都市サンパウロへの水の供給にも使われており、サンパウロ内陸部から製品を運び、エジガル・デ・ソウザ、トライソン、ペドレイラの閘門を通り、バージはリフトシステムでクバタオン川へ下り、サントス港へ向かう水路も含まれていました。 この水路が開通することはなかったが、3つのダムには艀の閘門となるコンクリートの構造物がある。

  • 参考文献
    • A.W.K. BILLINGS
      MEMORANDUMRE.SÃO PAULO POWER PROJECT 1925
    • OTTAVIANO DE FIORE DI CROPANI
      O MUNDO DA ELETRICIDADE-ELETROPAULO ELETRICIDADE DE SÃO PAULO.
    • MAURÍCIO TIOMNO TOLMASQUIM 2005
      GERAÇAO DE ENERGIA ELÉTRICA NO BRASIL -EDITORA INTERCIÊNCIA

(ポ語原稿: ブラジル岐阜県人会 正監事 大野光男)

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(3)

 

10月31日(月)
世界大会を大成功に収め、興奮がさめやまないまま、2泊3日の岐阜県伝統文化体験観光視察バス旅行が開催されました。 ブラジル岐阜県人会関係の参加者が大半で、ワシントン岐阜県人会会長の岐阜市出身、藤井豊文サニー会長と、カナダ岐阜県人会ドルハン千代会長、辻まりこ在亜岐阜県人会次期会長夫妻も参加され総勢40名で、2台の大型バスに分乗し、周遊しました。

 

 

初めに各務原航空宇宙博物館(通称、空宇) http://www.sorahaku.net/index.htmlを、森空博副館長のご案内頂き、訪問しました。 広い敷地内に、実物の多数の飛行機が展示され、三式戦闘機「飛燕」の勇姿を目の当たりにして感動しました。 宇宙エリアにおいても、内部までリアルに再現した航空宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」や、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型は素晴らしいです。


博物館内のショップで買い物をして、次の訪問地、関の刃物で有名な関市の刃物屋三秀、刃物ミュージアムを訪問しました。
バスを降りた駐車場で、陣羽織での居合切り実演があり、一同その迫力に魅了され、ビデオ、写真を撮りまくっていました。 店内には、日本刀の展示、ショップそして日本刀鍛治鍛錬見学と、大槌を持って鍛冶を体験させて頂きました。
大槌の重さで、中々、狙ったところに振り下ろせず、苦労しましたが、皆さんここでしか体験出来ないので、大変喜ばれました。 中には、実演より、世界の関の刃物を購入したいと、アレコレと手にしながら品定めに、没頭してました。 かくいう自分も、出刃包丁を購入し、帰国後、実際に使って流石にその切れ味に驚きます。 やはり本物は、違います。

皆さん、しこたま買い物を済ませ、次の訪問地、うだつの上がる街並みを散策の為、美濃市に向かいました。
ここでは、GKI副会長の元美濃市観光協会事務局長、池村周二さん(通称:ジョナサン)に出迎え頂き、自ら観光案内をして頂きました。
古い格式ある城下町の街並みを散策しながら、うだつの上がる旧家をバックに写真撮影。 問屋だった旧家を見学し、その侘び寂び、また趣向を凝らした素晴らしい建造物を紹介頂き、栄華を誇った頃を、思い浮かべました。
そして美濃和紙にプリントした日本画や様々なグッズを購入し、岐阜名物、鮎料理を堪能しました。 大半がブラジル日系人と非日系人が主ですが、ブラジルは大変和食ブームで日本食レストランも沢山ありますが、和食の本物の味わいに触れ、その違いに驚いていました。

和食は、料理の味の他、視覚でも愉しみがあり、自然と調和した色合い、食材、また料理の、そのきめ細やかさ、またお店の方々のおもてなしに、感動してました。
大満足の昼食を終え、つぎの美濃和紙の里会館に向かい、紙漉き体験をさせて頂きました。
私は隣町の板取出身ですが、いつも素通りで入ったことがなく、ましてや紙漉きは初めてで、今回の県庁が企画していただいたこのツアーで、岐阜の文化を満遍なく視察体験でき感謝感謝です。
二つのグループに分かれ、講習、館内見学そして美濃和紙漉き場で、説明を受けながら、一人一人が体験しました。 そして帰館時には、自分が漉いた作品を一人ずつ受け取り、貴重な記念品となりました。
ここでずっと案内して頂いたジョナサンとお別れをし、本日の宿泊地下呂温泉に向かいました。
このバスの乗車時に、世界大会で大奮闘頂いたふるさと岐阜県人会会員、宮本麻衣さんから、いただいた県岐商のうちわをみんなで分けました。

暫くしてバスに揺られ日本の三大温泉、下呂温泉に着き、老舗の「水明館」にチェックインしました。
山内登下呂市長の出迎えを賜り、大広間で、下呂市役所職員、市民の皆さんとの交流会を催して頂きました。
各テーブルに分担し、日本語、またあるテーブルでは、英語で色々な会話があり、親睦を深めることが出来ました。
下呂市といえば、我々ブラジル岐阜県人会にとって大変縁深い土地であります。
本年創設85周年を迎える当会の設立者であり、「ブラジルのシュバイツアー」と言われた、医は仁術の細江静雄医博が下呂出身であります。
ブラジルに移住され、現在でもブラジル日系最大の「カラムル」ボースカウトを創設、日本病院を開院、ボーイスカウト移住で沢山の青年をブラジルに呼び寄せるなど、数々の偉業を成し遂げられました。
本年は生誕123年を迎え、7月30日の「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」を祝す記念式典の祝賀会で細江医博にスポットを当てたエンタメを執り行います。 10月の「第一回岐阜県人世界大会」で大好評だったエンタメの脚本を書いた当会理事の大野美夏さんが脚本、しかも演出もこなされます。 どうか楽しみにして下さい。
是非、古田知事、山内下呂市長をはじめ岐阜県の政財界の皆様のご参加をお願いいたします。
話を戻しまして、交流会のあと夕食の前に館内3か所あるお風呂に入り、旅の疲れを癒し、とてもリラックス出来ました。
下呂市萩原町出身のオーストラリア岐阜県人会のヒンツ容子会長も加わり、山海の珍味を網羅した御馳走に舌鼓し、舞台で、郡上踊りをみんなで踊り、楽しいひと時を過ごしました。
その後また違うお風呂に入り、バールで風呂上がりの極上ビールを飲み干し、美夏さん、千代さんの部屋で、容子さん、サニーと夜遅くまで、まるで修学旅行の様な、ノリで夜遅くまでおしゃべりでした。
部屋に戻って就寝。
素晴らしい1日になりました。

(原稿: ブラジル岐阜県人会 会長 長屋充良)

 

 


2023年2月の出来事

  • 07日 印刷機のメンテナンス(定着器の交換とクリーニング)
  • 08日
    • 農高校生とのピクニックにあたり、東山農場へ7月23日の午前中予約済み。 S.MiguelArcanjoの山下修氏との連絡もok.
    • 85周年の式典にあたり愛知県人会会場7月29日~30日予約済み
  • 13日 県人会活性化事業補助金の申請書類郵送
  • 17日 中津川市の小谷さん事務所に来所(前回訪れた時に県人会80周年式典に
    ボランテイアされた方です。 )
  • 27日
    • 式典の日本及びブラジルの招待者リストアップ中。
    • 定例理事会

 


2023年2月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年2月27日(月)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、大野美夏理事、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、大野光男正監事、橋詰セシリア監事補佐
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日曜日の年度末総会が無事に済んだ事に、感謝を述べる。
      • 県の式典、県産品に対する予算が、固まる。
      • 総会で話が出た運動会を、この金曜日にGMGで話し合う。
    2. 1月度事業報告
      • 佐久間書記理事より報告、
    3. 1月度会計報告
      • 長尾会計理事より報告、
    4. 7月イベント準備進捗状況チェック
      • 行程表を基に、各項目をチェックする。
      • 招待状、会場レイアウト、音響照明関連、記念品、警備など、協議する。

 

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会報 2023年02月

2023年佳節を迎えて!

 

当ブラジル岐阜県人会は「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」記念式典開催、「第24回日本祭り」参加、「岐阜県農業高校生海外実習派遣団」来伯受け入れ、岐阜県県産品紹介展示会開催を、本年7月に集中して執り行います。
1月22-25日に県庁国際交流課より酒井弘貴管理調整監、藤田直也長お迎えし、式典の下準備に訪伯されました。

お二人はそのあとブエノス・アイレス、ペルー、ロスアンジェルスを精力的に回れ情報収集され、無事帰国されました。
私共県人会も新年早々理事会を開催し7月に向け役割分担、責任者任命を行い粛々と準備を進めております。
重要なイベントが7月に集中しますので、マンパワー不足解消の為にも、会員皆様のご理解ご協力が益々今まで以上に必要となりますので、どうか宜しくお願い致します。
また資金面でもかなりの支出が予想されますので、皆様のご寄付、真心をお願いすることになりますので、どうかご支援お願い申し上げます。
母県岐阜県との連携を強化し、県民、また県人会の皆様との交流、絆を深めることにもなりますし、敷いては、我々またご家族が生まれ育った母県への恩返しにもつながります。
コロナ禍でかなりの経済悪化で、なかなか無理がききませんが、どうか皆様のご協力無くして実現できませんので、宜しくお願い申し上げます。
必ずや大成功に納めますので、ご安心ください。

(ブラジル岐阜県会長長屋充良)

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」を振り返って!」

 

昨年10月29日に、岐阜県サラマンカホールで海外からの参加100名余り、計約600人が参加された「第一回岐阜県人世界大会」開催を振り返ってみます。
いよいよ待ちに待った「第一回岐阜県人世界大会」開催です。
個人的には、10年来の思いが叶った意義のあるイベントです。 前日の最後の追い込みで、準備万端、早朝から会場入りし、最終リハーサル、再チェック、あとは午後からの開会を待つばかりです。
開会前1時間より入場開始、受付は大変な混み様でした。

式典開始前より、郡上踊りの生演奏、実演が披露され、特にお囃子の皆さんはパイプオルガンがある踊り場で演奏され、正しくやぐらでの演奏となり臨場感溢れた郡上踊りそのものとなり、11月30日に「風流踊り」としてユネスコ無形文化遺産として正式に登録され、的を得た演出となりました。
久世良輔さんと当ブラジル岐阜県人会理事、GKI副会長の大野美夏さんの司会で、式典が厳かにかつ楽しく進行されました。
池村周二GKI副会長のユーモア溢れるエネルギッシュな開会宣言で始まり、長屋充良GKI会長挨拶、来賓挨拶として、東京からご参加いただいた、野田聖子衆議院議員の慈愛溢れるご祝辞を賜り、続いて古田肇岐阜県知事よりウィットに富んだご演説、最後に同じくエネルギッシュで機転が利いたお話しをされました。
ここで演出家の閃きによる、郡上踊りの再現とGKIの加盟団体紹介をビデオで日本を出発した飛行機が世界26岐阜県人会を旅する設定で紹介されて、非常にグローバルなGKIの現状を画像で見ていただけたと思います。
続いてそのGKI加盟岐阜県人会の会長紹介を、リアルと映像のハイブリッドで行いました。
続いて、古田知事と長屋会長により県とGKIの県産品の海外展開による覚書締結調印式が、粛々と執り行われました。
この提携により、県とGKIの協力体制が認められて、県産品海外販路拡大の大きなチャンスとなると確信しております。
これで記念式典は終了し、アトラクションと続きます。

  

司会を務める大野美夏さんが脚本を書いた海外に出た岐阜人を過去に遡って、時代時代で描いた人生ドラマを、講談師神田京子の絶妙な語り口で観客を魅了し、
その上、箏奏者鹿野竜靖さん、ピアノ奏者後藤雄也さんの合奏、太神楽の鏡味味千代さんの芸が華を添え、締め括りに世界的高名ジャズトランペッターの大野俊三氏の素晴らしい感動の演奏があり、今までにない大エンタメとなりまして、会場の皆さんに心深く響きました。
式典も最終となり、臼井英樹泰国岐阜県人会会長による大会宣言があり、締め括りに水谷ハッピー世界大会準備委員会委員長の閉会の言葉で、第一回の世界大会が成功裡に終わりました。
これも県庁をはじめ、実行委員会の皆様、ボランティアの皆様、CCN、岐阜新聞、多大なるご支援を頂いた財界、県民の皆様、GKIの会員の皆様のご尽力の賜物とこの場をお借りしまして、感謝申し上げ報告とさせて頂きます。
世界大会式典のYouTubeが公開されましたのでおしらせします。
https://www.youtube.com/watch?v=aozTUvPNMjU

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

 


2023年1月の出来事

  • 02日 今日から事務所の仕事開始
  • 06日 会員の岩坂氏から年齢の為兄弟(2人)県人会から脱退させていただくとの連絡。
  • 17〜25日 事務員の都合で事務所閉鎖
  • 20日 定例理事会
  • 22〜24日 岐阜県庁から酒井氏、藤田氏、県人会式典の下見訪問

 


2023年1月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年1月20日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長,国井宏裕副会長,大野美夏理事,平野イラシ理事,児玉エンリッケ理事,清水リナ地方理事,佐久間ソニア理事,大野マルコス理事,大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 7月の式典の下見に、県庁国際交流課より酒井管理調整監、藤田係長が、1月22-25日まで来伯。
      • 大野美夏理事と一緒にアテンドする。
      • 1月23日(月)13:30から、県人会事務所で、お二人ともと役員とで会議。
      • 24日の夜は、会長宅で懇親会。
      • 御一行は、総領事館訪問、ジャパンハウス、日本館、慰霊碑、移民史料館、宿泊先ホテル視察、式典会場視察、日本祭り会場視察など、ハードなスケジュールとなる。
    2. 事業報告
    3. 会計報告
    4. その他:式典、岐阜県農業高校生海外実習派遣団受け入れ、日本祭り参加、岐阜県産品展示紹介など7月に集中するので、今まで以上の協力、支援を要請。

 

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会報 2023年01月

2023年新年を迎えて!

 

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2023年、ブラジル岐阜県人会にとって佳節となる年が始まりました。
岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年を迎え、盛大に7月にお祝いしたいと思います。
皆様のご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。
110年前、11家族44名で始まった岐阜県人ブラジル移住ですが、現在推定でも一万人以上の岐阜県人ゆかりになると想像いたしますが、池戸家は、その初期移民11家族の一家族で現在も当会員であります。
またブラジル岐阜県人会創立85周年については、創立者の一人で、下呂町出身の「ブラジルのシュバイツアー」と言われた細江静雄医博はサンタクルース日本病院、ボーイスカウト“カラムル”の創始者でもあり、偉大な日系社会の指導者であられた人格者で、そのご親戚が当会員で、かつ県人会の若手リーダーとして頑張っておられます。
そうした脈々と繋がっている県人会であり、岐阜県人同士が集まり、親睦を深め、岐阜県の魅力をブラジルでアピールする民間親善団体であります。
また11月30日に、ユネスコ無形文化遺産登録された郡上踊りを、ブラジル国内で披露をしている、岐阜県文化伝承団体でもあります。
岐阜県とブラジルを繋ぎ、我々の子々孫々に伝統を継承する団体として、岐阜県人のアイデンティティと誇りを繋いでいく、大きな役目があると思っています。
この7月に、第24回日本祭に於いて県庁とタイアップで、岐阜県ブースを設け県産品を宣伝し、記念式典を開催、岐阜県農業高校生海外実習派遣団を同じく7月に迎えます。
どうか皆様のご支援、ご協力無くして、何一つ実施出来ませんので、引き続き県人会にご愛顧の程、心よりお願い申し上げます。

最後に皆様の益々のご発展、ご多幸をお祈り致しまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

2023年元旦
ブラジル岐阜県人会会長長屋充良

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(3)

 

10月27日 (木)
京都観光
二条城、清水寺、金閣寺を見学。 秋の京都、紅葉、日本の美を堪能する。

  

10月28日 (金)
京都からバスで、岐阜関ケ原古戦場記念館を経由し、岐阜入り!
「第一回世界岐阜県人会サミット」がGKI加盟団体26岐阜県人会中、19岐阜県人会会団体代表が一堂に集まる。

【第一回世界岐阜県人会サミット議事録】

  1. 日時日本時間/2022年10月28日(金)14時~17時(途中、記念撮影・リハーサルを含む)
  2. 場所岐阜県岐阜市・サラマンカホール1階リハーサル室
  3. 出席者『GKI加盟団体代表(会長又は代理人)、GKI役員、GKIメンバー』
    1. 高橋良明(ジャカルタ岐阜県人会・会長)
    2. 臼井英樹(泰国岐阜県人会・会長)
    3. 藤井豊文サニー(ワシントンD.C.岐阜県人会・会長)
    4. 水谷ハッピー(南加岐阜県人会代表および大会実行委員長)
    5. 西えりこ(カンボジア岐阜県人会・会長)
    6. ドルハン千代(カナダ岐阜県人会・会長)
    7. ヒンツ容子(オーストラリア岐阜県人会・会長)
    8. 大久保彰律(ソウル岐阜県人会・会長)
    9. 長屋高行(在亜岐阜県人会代表)
    10. 佐藤シルビア(ペルー岐阜県人会代表)
    11. 池村周二ジョナサン(ふるさと岐阜県人会・会長)
    12. 玉井宏光(ハワイ岐阜県人会・会長)
    13. 長屋充良(ブラジル岐阜県人会・会長)
    14. 佐藤智雄(香港岐阜県人会・前会長)
    15. 浅井克裕(台湾岐阜県人会代表)
    16. 中島紀于(関西岐阜県人連合会・会長)
    17. 森英範(ホーチミン岐阜県人会・会長)
    18. 永田規明(シンガポール岐阜県人会・会長)
    19. 大野美夏(GKI・副会長)
  4. 議題
    1. 会計説明(池村ジョナサンふるさと岐阜県人会会長)
    2. 活動計画協議
    3. 世界大会(開催年、会場国)協議
    4. 第2期執行部選挙(委員会、出馬締切日、役員構成など)協議
    5. 総会日程変更
    6. その他
      夜は、岐阜市内最上階フランス料理で、南米訪日団とサミット海外参加者との会食。

10月29日 (土)
待ちに待った「第一回岐阜県人世界大会」の記念式典が、開催されました。
2021年お5月にGKIが設立され、1年5ヶ月で世界大会が開催され、そのテンポの速さに、古田肇岐阜県知事をはじめ、皆さんから、感心と共に、驚かれました。
世界大会実行委員会、国際交流課の皆さん多大なるご尽力の賜物であり、ご協力ご支援頂いた多数の方々のお陰であります。
岐阜を愛する方々が集い、語らい、絆を深め、岐阜と世界、過去と今、今と未来を繋ぎ、岐阜県人として
誇りとアイデンティティ、そして岐阜県の魅力を再確認し、岐阜県の素晴らしさを国内外にアピールできた大会となりました。
国外から100名近くの参加者、そして記念式典は、県内からの参加者で600名近く集まり大成功でした。
11月30日に、ユネスコ無形文化遺産に登録された、郡上踊りで大会は始まり、挨拶、そして当会理事、GKI副会長の大野美夏さんが脚本を書いたエンタメは、感動と共に大きな反響がありました。
また美夏さんの司会も玄人離れした語り口で、全てうまく進行しました。
式典のYoutube配信もご覧ください。 https://youtu.be/aozTUvPNMjU

大野光男さんの従姉妹の胡弓の生演奏で歓待される。

10月30日 (日)
世界大会2日目は、柴橋正直岐阜市長がパネラーとしてご参加頂いた若い方々と「岐阜」について、様々な角度から、デスカッションがありました。
ご両親が岐阜出身の村土アル米カリフォルニア州議会議員と、カンボジア岐阜県人会会長の西えり子さんの講演会と、岐阜和文化体験ワークショップそして、青年海外遊学支援プレゼンコンテストの決勝が開催され、大変な盛り上がりでした。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

2022年12月03日
三重会館で行われた 忘年会の記念写真

 

 


2022年12月の出来事

  • 01日
    • 敬老の方々に送るプレゼント準備OK
    • 県人会の携帯長尾理事購入
  • 02日 県人会今年の忘年会&敬老会ビラマリアナ区の三重会館にて開催
  • 15日 日本総領事館、宮坂在団、ブラジル日報社にお歳暮届ける
  • 16日
    • 県人会会報11月/12月号メール送信、郵送
    • 定例理事会
  • 20日 事務所の窓修正
  • 事務所は12月29日~1月02日まで閉鎖する

 


2022年12月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年12月16日(金) 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏祐副会長、長尾ジョージ昇会計理事、平野イラシ理事、大野美夏理事、児玉エンリッケ理事、橋詰セシリア監事補
  • 議事録:
    1. 会長挨拶.本年を振り返って、役員の方々のご協力ご支援に、感謝を述べる。
      • 11月に開催した「第18回日伯友情交流絵画展」に、ブラジル側37名日本岐阜から、3名の出展があり、今回初めてのハイブリッド絵画展で、好評を得る。
      • GMG第4回イベントが無事開催されて、今回初めての対面方式で、日本舞踊あり三味線演奏、この11月30日に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された郡上踊り披露、ビンゴ等盛り上がる。
      • 売り上げは、他県人会とのイベントが重なり、例年以下となる。
      • 来年2023年7月に集中する様々なイベントを紹介。
        • 7月7~9日の「第24回日本祭り」参加(ガストロノミア出展以外に県庁との共催で、「岐阜県産品紹介ブース」を設け、岐阜ブランドをアピールする。
        • 7月22~28日は「岐阜県農業高校生海外実習派遣団」受け入れる。
        • 7月30日「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」の佳節を祝う記念式典を執り行う。
        • 以上7月は、重要なイベントが軒並みで、委員会を結成し、各自担当を決め、準備万端とし、成功に導く。
      • 県庁より、視察に1月23~24日来伯予定。
    2. 11月度活動報告
    3. 11月度会計報告(長尾会計理事)
    4. 県人会事務所ビルについて、JICA助成金について、長尾会計理事から報告。
    5. その他
      本年度最後の理事会で、会長から感謝の意を表し、来年度のご協力をお願いする。

 

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会報 2022年12月

2022年年末の挨拶

 

本年も、無事に年を越せそうで、感謝しておりますが、皆様の変わらないご協力のお陰で、ブラジル岐阜県人会も数々の活動を実施してきました。
年2回にわたるGMGのイベントがあり、計4回目を数え、三県人会(群馬、三重、岐阜)の友好関係も確固のものとなり、強い絆で結ばれております。
来年は、ダンスパーティも計画に入れており、趣向の違ったイベントも検討しております。
月一の定例理事会もオンラインでこなし、地方、他州からの参加も可能となりました。
残念ながら、岐阜県農業高校生海外実習派遣団は今回も見送られましたが、来年は再開に向けて準備を始めました。
第23回日本祭は、色々な思惑の中、開催にこぎつけ、当初、コロナ禍の影響で3万人くらいの集客があれば、良い方だとの思いで開催されたものが、何と3日間で18万2千人の入場者を記録し、大好評でした。 各県人会も予想以上の売り上げで、えびす顔でした。

郡上踊りも、静岡県人会でのフェスタ ジュニーナで、踊り大好評を得て、販売した五平餅も予想以上に売れました。
日本祭りでは、郡上踊りとダンシングヒーローで観客総参加で、非常に盛り上がりましたし、GMGのイベントでも踊り、今回初参加の東洋祭りも大好評でした。 来年も引き続き、参加したいと思っています。

私が会長を務める岐阜県人会インターナショナル(GKI)も念願の「第一回世界岐阜県人会サミット」「第一回岐阜県人世界大会」を、大成功で終えることができ、実行委員会をはじめ関係者各位の皆さんのご尽力の賜物と感謝申し上げます。

35名の慶祝訪日団を結成し、600名の方々が岐阜県サラマンカホールを埋め、GKI副会長、ブラジル岐阜県人会理事の大野美夏さんが、プロ顔負けの司会をこなし、またジャーナリストとはいえ初めての脚本を書き上げ、岐阜県人の海外における活躍を、あふれる郷土愛を醸しながら、素晴らしいエンタメに仕上げられ、聴衆の感動を誘いました。

皆さん期待以上の大会となり、感心され、称賛されました。
GKIにとって世界大会は一つの通過点として、岐阜愛を繋ぎ、世界から岐阜へ、岐阜から世界へ岐阜の魅力を発信して、県産品の海外展開のご協力をさせて頂き若い人の交流をお手伝いし、母県に恩返ししていきます。

その他、橋本マルコス亮実行委員長を中心として委員会のみなさんと、「第18回日伯友情交流絵画展」を初めてハイブリッドで開催し、内外ともに好評を得ました。
日本からも三人の人の画家の参加があり総勢四十名の参加となりました。
最後に今回初めて忘年会と敬老会を合わせて開催し六十名近くの方々にご参加いただきお祝いしました。
11月30日に郡上踊りが、ユネスコ無形文化遺産に登録され、我々も誇りを持ってこれからも、いろんな場所で披露して参ります。
来年はブラジル岐阜県人会にとって大きな節目の年を迎えます。
岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年の式典を7月に開催予定です。
また来年7月7.8.9日の第24回日本祭において岐阜県県産品流通支援課との協賛で、岐阜県ブースを設け、県産品の紹介をする予定でして、また岐阜県農業高校生海外実習派遣団が7月22-28日の間訪伯予定となり、7月は色々な行事が重なり大変ですが、皆様のご支援ご協力を得まして、大成功に必ずしますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは最後に皆様の益々のご健勝ご多幸をお祈りしますと共に、コロナビールスには用心されながら、健康でご家族共々良いお年をお迎えください。
これをもって、年末の会長挨拶とさせて頂きます。

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(2)

 

10月24日(月)

今日はまた快晴の中、大阪見物。 初めに大阪城を訪れる。 景観が素晴らしく、その敷地の大きさに、感嘆。
次の訪問地は、黒門市場!路地一杯に、店が立ち並び、活気があり、好物の海産物、珍味のお店には、どうしても立ち止まります。
孫の胴着を買うとその店主なんと岐阜出身者で、話が弾みました。
あと道頓堀に寄って、散策と昼食、名物たこ焼きは何処も一杯で、列になっており、諦めてお好み焼きを矢張り30分列に並んで、頂きました。 さすが「食いだおれの大阪」!美味しかったです!
道頓堀の後は、水族館「海遊館」を見学。 超大型水槽で、いろいろな種類の魚、ジンベイザメ、エイなどの群遊を楽しむ。 子供の頃を思い出す。 ホテルに戻り、有志で上級神戸牛を堪能。 懐が痛かったですが、何事も経験!

10月25日(火)
朝一番は、貸切バスで、神戸に移動して酒造会社を訪問。
昔ながらの酒造過程を見学、待望の試飲で喉を潤す。 朝酒、たまには良いですよね(笑)。

神戸港に赴き、海外移住の出発点となった原点を訪れる。
団員の中には、実際子供の頃にここからブラジルに渡られた方もおられて、景観は近代化整備され、全く面影はないそうですが、感慨無量の面持ちでした。

海自博物館を見学後、新神戸から広島に移動。 平和記念公園を訪れる。 徒歩で、原爆ドーム、広島平和記念資料館を見学。 原爆の悲惨さを目の前にし、一瞬にして14万人の尊い命を奪い、またその後遺症で長い間苦しまれ、亡くなられた方、また今でも苦しんでおられる方があり、戦争はまだ終わってないという現実に、世界の人に広島を訪れて、知って頂きたいと強く願いました。
まだ現代になっても原爆をしようとする指導者がいることも忘れてはなりません。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
との広島平和都市記念碑の碑文を、世界に訴えていかなければならないと思います。
参加者の中で、非日系人の友人から「申し訳なかった。 我々は、戦勝国側の人間として、学校で“原爆は、戦争を早期に終わらせ、犠牲者を少なく済ませた!”と教えられていてそれを信じていたが、ここに来てそれが全くの嘘とわかった。 大国のエゴだけで、14万人という尊い命を奪って全くの詭弁だと分かった!」と、私の手をとって謝られた。
少しでも海外の人に、広島を訪れて頂き、ご自身の目で真実を見て頂きたいと願いました。
参加者の皆さん神妙な面持ちでバスに乗り込みホテルに向かいました。
夜は、気分一点、またまたショッピング、そして広島お好み焼き店で一杯!

10月26日(水)

快晴の中、宮島に着く。 フェリーの中から見る宮島、大鳥居は正しく絶景で、島の山の稜線が横になった大仏のシルエットに似てると言われ、ナルホドと感心する。
下船、上陸後、お土産物屋食べ物屋が、軒を並べた商店街を通り、厳島神社を見学。 海上に浮かんだ大鳥居の威厳に目を奪われ、暫し立ち止まる。
昼食は、広島名物牡蠣料理で、土産物も名物、もみじ饅頭と杓子を購入。 全くのミーハーであった。
宮島観光名所を周り、フェリーで戻り新幹線で京都に向かう。
私は、世界大会、世界岐阜県人会サミットの為、ひと足先に、単身で岐阜入り、一行は京都で下車、京都観光と洒落込む。 (つづく。 。 。 )

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 


2022年11月の出来事

  • 04日 第18回日伯友情交流絵画展、日本国総領事館多目的ホール準備
  • 07日 午前中絵画展参加者の作品受け入れ、カタログ配布。 午後3:30絵画展オープニングセレモニー岐阜県人会会長、総領事挨拶、テープカット、準備委員会の皆様へ感謝状を贈る
  • 08日 県人会の建物内の部屋所有者会議
  • 18日 日伯友情交流絵画展展示会終了、参加者に参加賞状を渡す
  • 19日 定例理事会
  • 27日 第3回岐阜/三重/群馬イベント、今回はテイクアウトと対面式で、ビンゴゲーム、バザーとアーチストアトラクションもあり。

 


2022年11月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年11月19日(土) 17:00
  • 参加者: 長屋充良会長、 国井宏祐副会長 長尾ジョージ昇会計理事 平野イラシ理事 児玉エンリッケ理事 大野マルコス理事 大野光男正監事 清水リナ地方理事 大野美夏理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶、第18回日伯友情交流絵画展の報告、関係者各位への感謝を述べる。
      ブラジル側37名、岐阜県3名の参加、初めてのハイブリッド絵画展で、144名の絵画展の入場者があった。
      第一回世界岐阜県人会サミット、第一回岐阜県人世界大会の報告。
      ブラジルから、33名、アルゼンチンから2名の慶祝訪日団を結成、日本の秋を堪能しながら式典に参加し、感動を得たことが報告される。
      来年の佳節にあたり、7月に式典開催、また第24回日本祭りで、県産品紹介ブースを県庁と協力して設けることを発表。
      岐阜県農高生訪伯予定も報告。 7月に集中するので、各委員会を設け対処する。
    2. 10月活動、清水理事より報告。
    3. 10月会計、長尾会計理事より報告。
    4. 忘年会&敬老会、12月3日19:00より開催。 三重会館2階を借りる。 75歳以上の高齢者には記念品を贈呈。 県人会はシュラスコと飲み物を用意。 参加者には一品持ち寄りをお願いする。
    5. 来年の7月に向け日本祭りガストロノミア委員会、式典委員会、県産品ブース担当、郡上踊り部門、鹿野竜靖君対応部門、農高生対応委員会を設ける。
    6. 月2回の会合を設ける。

 

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会報 2022年11月

「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(1)

 

岐阜県人会インターナショナル(以下、GKI)主催、「第一回岐阜県人世界大会」が、母県岐阜にて10月29-30日と、サラマンカホールとふれあい会館で開催されました。 (10月28日には、GKI26加盟岐阜県人会中19岐阜県人会代表が集まり、「第一回岐阜県人会サミット」も、開催されました。 )
ブラジル岐阜県人会として慶祝団を結成し、在亜岐阜県人会次期会長の辻まり子ご夫妻と共に、ブラジルから33名参加の計35名そして添乗員2名で10月17日ブラジル出発19日、日本着で11月3日までの16日間、日本を訪問いたしました。
【県連副会長として、日本政府関連機関訪問】
私は、前もって家内と10月14日に日本入りし、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)の市川利雄会長と、私は副会長として日本政府関連諸機関に挨拶回りをしました。
筑波大学、外務省(MOFA)、農林水産省(MAFF)、環境庁(MOE)、日本政府観光局(JNTO)、国際協力機構(JICA)、日伯議員連盟などを、訪問面談し、来年の日本祭りへの協力要請しました。
特に来年の日本祭りは、「もったいない!」がテーマでして、国連の持続可能な開発目標(SDES)に関連したもので、日本の得意分野という事で、その取り組みをブラジルでご紹介いただければ、とお願いしました。
皆様、大変ご興味を示され、テーマに沿った内容で、日本祭りに参加されると思います。

「第一回岐阜県人世界大会」慶祝団来日合流」

10月19日(水)
訪日慶祝団来日。 別便組も合わせて、35名が無事到着。 入国審査、税関検査を通り、一行送迎バスで、東京上野、アメ横、御徒町を散策、昼食。 銀座に移動し、「ユニOO」で爆買い、長い旅の疲れの中、ホテルにチェックイン。 荷物を下ろし、小休憩後、旅行会社招待の居酒屋でのウェルカム会食を執り行う。 会長の歓迎挨拶、自己紹介の後、日本料理に舌鼓をし、日本酒でリラックスして旅行の疲れを癒す。

10月20日(木)
東京2日目は、都内観光。 朝食後、大型バスにて、築地に向かう。 各自場外で買い物、寿司、卵焼き、生牡蠣などを堪能。 そのあと、歌舞伎座に寄る。 外から記念写真のあと、皇居へ移動。 雲一つない快晴で、我々訪日団を祝ってくれている様な素晴らしい天気でした。 ブラジルに子供の頃、親の駐在の関係でリオで学生時代を過ごした、ガイドさんの懇切丁寧な案内で参加者の皆さん大変ご満悦でした。
皇居前で、記念写真。
ここで私事ながら、偶然ながら高校の先輩に遭遇。 何故か胸が一杯になる。 それから、浅草方面に向かいあの「金色のOOO」のアサヒビールビル内の展望レストランで、西洋料理を戴く。 景色とゴージャスな雰囲気に皆さんウットリ!昼食後、向かいの浅草浅草寺を訪問。 雷門で、記念撮影、仲見世で爆買い、境内を散策して、本日の最後の訪問のスカイツリータワーに登る。 その高さ634m(武蔵ムサシで、暗記)、外は夜景でムードたっぷりでした。 新宿のホテルに戻り、各自食事に出かけ、1日終了。

10月21日(金)
朝食後、日帰りで日光東照宮までバス旅行。 片道3時間弱の行程。 紅葉が始まりかけた山間に徳川家康を祀った神社の日光東照宮がある。 豪華絢爛な、装飾、彫刻で圧巻です。
あの「見猿聞か猿言わ猿」「眠り猫」などの有名な装飾彫刻やら、極彩色の絢爛優美な数々の建物に一同感激。 爆写しきりです。
何段も続く階段を登り、霊廟見学。 疲れました。 その空腹を満たす日光名物ゆば料理で、舌鼓を打つ。 そのあと、いろは坂、中禅寺湖、華厳滝を見学。 紅葉と壮大な華厳の滝に、思わず感嘆。 東京までの帰途につく。

10月22日(土)
ホテルで朝食後、チャーターバスで富士山5号目に向かう。 約2時間半の行程。
富士山の標高は3,776m。  スタート地点の5合目は吉田口で約2,304m。  その標高差が約1,400mあるため、麓に比べて約8.4℃の気温差がある為、風が強く寒くてあまり長居したくは無く(笑)、富士山はやはり遠くから眺めた方が風情があると思います。 その後、箱根に向かい、箱根プラザで昼食,土産物屋で買い物。 それから大涌谷に向かい見学。 名物の黒たまごを味見。 宿泊先の三島駅前のホテルに向かう。
チェックインの後、居酒屋で、盛り上がる。

  

10月23日(日)
朝から、新築のホテルの最上階にある展望風呂でリラックス。 その前には、富士山がドーンと聳え立つ。
快晴の中、最高のロケーションで富士山を眺め、展望、露天風呂と浸かり至福の時間を過ごす。
暫くするとなんと!笠雲が出現!
縁起物と皆さんご満悦でした。
昼食後、目の前の三島駅から新幹線で京都まで移動。
そこから出迎えたチャーターバスで奈良に向かい、東大寺、法隆寺を見学し、日本の歴史に触れる。
全く日本らしい風景に一同感動!
きうふんさめやらぬまま、寺を後にし、大阪に移動、ホテルにチェックインの後、疲れも癒す暇なく、ショッピングに繰り出す。
皆さん本当に元気です! (つづく)

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長、長屋充良)

 

 

世界の県人会便り ⑬

 


岐阜からの「挑戦」各所に

正直、とても不安でした。 2021年4月に初めて開催した在仏岐阜県人会。 ほとんどがお互い初対面で、しかもオンライン。 会話は弾むんだろうか。
本当は1年前に行う予定でした。 数人で意気投合して発足に向けて動き出すと、わずか1ヶ月で30人もの方が集まりました。 「以前から岐阜県人会があったらいいと思っていました」とのうれしい声も。 色々準備を進めて開催まで1週間となった日、フランス国内での厳しいコロナ対策が発表されました。 翌日から外出は原則禁止、カフェやレストランも閉鎖され、県人会発足は無念の延期となりました。
その後も大人数集まる環境が整わず、やむなくオンラインでの初会合となったわけです。 当日は長期在住者、短期住者から、岐阜に留学したフランス人さまざまな人が参加しました。 まずは、発足を祝って各自ワインで乾杯.自己紹介に続いて、フランスから見た岐阜観光から、郡上踊りの流派、大垣の付け麺屋に至るまで、話題は尽きず時間を過ぎて大変盛り上がったところです。
当初の不安はまさに杞憂。 同じ岐阜をルーツに持つというだけでこれだけ通じるものがあるんだと、感慨深いものがありました。
岐阜ゆかりの人との出会いもあれば、岐阜からフランスへの挑戦を見つけることもあります。 パリでは飛騨牛を使ったハンバーガを売っていますし、飛騨版画の作品を見たこともあります。 各務原の酒瓶が並ぶレストランもあります。
ソムリエがコンクールの決勝で揖斐のお酒を提案したのには驚かされました。
会員のほとんどはパリ周辺にお住いの方ですが、フランスの良いところは、花の都パリのみならず、伝統を保った特色豊かな各地方が息づいているところです。
県人会初会合にはオンライン開催を生かして東部のアルザス県からも参加がありました。 アルザス県は岐阜県と、また県内のコルマール市とリクヴイル村は、高山市、白川村とそれぞれ交流があり、つながりの深い地域です。 仏独国境の複雑な歴史の上に,双方の文化の触合が感じられ、また白ワインやビールも有名です。 機会をつくってぜひ訪れてみてください。
その後9月には、パリ市内のビストロで初めて対面での会合を開くことができました。 フランス在住の日本人はかって3万人とも言われており、岐阜にゆかりのある人はもっといるはずです。 コロナの状況に応じて今後活動を広げ、在住者と赴任者で協力して長く続く楽しい会にしていきたいと思っています。

在仏岐阜県人会幹事。 国枝玄(くにえだ。 げん)さん略歴
揖斐郡池田市出身、幼年期は飛騨古川でも過ごす。 2001年に農林水産省に入省し、主に国内政策を担当。 フランス留学、熊本県庁出向などを経て、19年から外務省OECD代表部参事官として2度目のパリ生活中44歳。
メッセージ:パリは2年後の2024年のオリンピック。 パラリンピックの開催地、もう準備が始まっています。 岐阜出身の選手がこの町で大活躍するのをぜひみたいですね。
連悪先:[email protected]

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年10月の出来事

  • 02日 絵画展応募者全員へ作品展示OKの連絡
  • 04日 絵画展カタログ製作のため履歴書及び作品名/サイズのリスト宮島氏に送る
  • 06日 ブラジル日報新聞社へ11月07日に絵画展日本国総領事館にてオープンのお知らせ取材お願い。
  • 12日 長屋会長第1回岐阜世界大会参加の為訪日
  • 17日 岐阜県人会訪日団出発,19日~11月03日まで日本滞在
  • 18日 県人会会報10月号メール送信、郵送
  • 21日 定例理事会
  • 28日 宮坂財団からの第18回日伯友情交流絵画展支援の金額振込まれる

 


2022年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2022年10月21日(金)19:00
  • 参加者: 長尾昇ジョージ会計理事及び在職会長、国井宏裕副会長、清水リナ春美地方理事、コダマ·エンリッケ理事、大野マルコス理事、平野イラシー·エミ理事
  • 議事録:
    1. 副会長の挨拶
      参加理事一同に感謝の言葉を述べる。
    2. 9月の活動を清水リナ春美地方理事が報告
    3. 9月の会計報告を長尾昇ジョージ会計理事が報告
    4. 第18回絵画展に関する事項を平野イラシー·エミ理事が報告
      絵画展の準備、ファローアップ、後片付けのコラボを募る。
    5. 第四回GMGの開催について長尾昇ジョージ会計理事その他の理事が報告。
    6. 第一回岐阜県人世界大会GKIについて長尾昇ジョージ会計理事その他の理事が報告。
      長屋充良会長はGKI準備のため既に日本へ出発している。
      理事及び家族は後日日本へ出発する。
    7. その他の事項
      長尾昇ジョージ会計理事が県人会の携帯電話のWhatsAppが機能しなくなったので、使用されていない携帯電話の寄付を求める。
      福岡県人会の県民移民110年記念及び県人会設立90年記念式典に大野マルコス理事が出席する。

 

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会報 2022年10月

訪日旅行の見どころ

 

岐阜県人会主催の日本旅行がやってきました。
2022年10月17日~2022年11月4日のツアーに参加する方々は、日本のいくつかの美しい風景を味わってみてください。ここでその一部を紹介します。

  1. 浅草観音 (東京都)
    浅草寺は東京都で最も古いお寺で、浅草観音は東京で最も人気のある観音様の一つの観音像を安置していることから浅草観音とも呼ばれています。日本の仏教で最も人気のある寺院の1つであり、毎年約30万人の訪問者が訪れます。
    (フォント: https://www.senso-ji.jp/english/
  2. 日光
    日光は、日光国立公園の入り口にある町で、日本で最も華麗な装飾が施された神社である東照宮と霊廟で有名です。徳川幕府の創始者である徳川家康の神社仏閣があります。日光は、その自然環境とともに、何世紀にもわたって、建築と装飾の傑作であり、Unescoの世界遺産に指定されています。最初の建物は、8世紀の僧侶による日光の開墾とともに日光の霊峰の中腹に建てられました。また、それらは日本の歴史に密接に係り、偉大な将軍、徳川家康(1543-1616)が祀られています。」
    ヒント:公園を散歩するとき、美しい建物の装飾に目を向けてみてください、3匹のサル(聞こえないサル、しゃべらないサル、見えないサル。見猿、言わ猿、聞か猿=三猿)にご注目。
    (フォント: https://www.japan-guide.com/e/e3800.html  、 https://whc.unesco.org/en/list/913/
  3. 箱根・芦ノ湖
    温泉、自然美、絶景で知られる芦ノ湖、箱根は、日本人、外国人が東京からの休暇を探している観光客の間で最も人気のある目的地の1つです。芦ノ湖は富士箱根国立公園に位置しています、周囲21キロメートルの火山の噴火口で、晴れた日には有名な富士山、湖上からは箱根神社の赤い鳥居が見えます。(箱根神社)
    (フォント: https://www.japan-guide.com/e/e5200.htmlhttps://www.kanpai-japan.com/hakone/ashi-lake
  4. 奈良公園
    奈良の鹿は神様のお使いとされ街のシンボルであり、日本全国で知られています。
    公園内の鹿は野生動物であり、さまざまな植物を含む自分の食べ物を完全に見つける能力があります。
    鹿に「鹿せんべい」をあげるのも楽しみの一つです。面白い事実:「鹿せんべい」には何が入っているのか?答えは小麦粉とふすま、鹿の健康を考え砂糖を使わずに作られています。訪問者が鹿に限らず他の動物に提供しても全く問題ありません。鹿せんべいは奈良鹿保護財団の登録商標であり、収益の一部はシカの保護活動に充ててます。
    (フォント: https://narashikanko.or.jp/en/feature/deer/
  5. 大阪のストリートフード–大阪は日本全国各地のグルメの拠点として、食い倒れの街として有名で、全国各地から、
    食通が訪れ、屋台料理はほとんどの場所で見つけることができます。観光客やビジネス客が行き交う繁華街では見かけることができます。
    観光客や忙しいビジネスパーソンが、手軽においしい軽食を求めて行列が出来たりします。大阪に行ったなら絶対に見逃せない、絶対試す世良い機会です。

    • お好み焼き: ヘルシーな卵を混ぜた生地を鉄板で焼き、タレを塗りマヨネーかけ、刻んだ野菜とベーコンからシーフードまでお好みの肉のトッピングしてください。ヒント:ベジタリアンバージョンが必要な場合は、「肉なしでおねがいします」と注文してください。
    • たこ焼き: 日本祭りでブラジル岐阜県人会の一番の人気の大阪オリジナル版。ヒント:噛むと内側が熱気ムンムン、ヤケドをしないようたこ焼きに穴を開けて熱を逃がすのがおすすめです。
    • みたらし団子: スティックに付いた小さなお団子に注目、グリルで焼いて、お団子が柔らかくなるまで調理し、砂糖と醤油をたっぷりかけ、もっちりとした温かみのある食感と独特の甘辛い味が忘れられないデザートになります!
    • もなかとアイスクリーム: 最中は甘い小豆飴をカリカリのうすいクッキーで挟んだ日本の伝統的なお菓子です。アイスクリームと交互に食べると完璧なマリアージュが楽しめ最高です!
    • おでん: これぞ、日本のストリートフードの真の先駆者です。でもおでんは現代のストリートフードシーンから徐々に姿を消しつつあります。したがって、見かける機会があれば、ぜひ食べてみてください。寒い日にぴったり!
    • (フォント: https://www.cityunscripted.com/travel-magazine/best-street-food-in-osaka

よい旅を楽しんでください!!

(ポ語原稿: ブラジル岐阜県人会理事-橋詰セシリア)

 

第1回岐阜県人会世界大会旅程

 

  • 10月19日(水)
      • 日本到着、入国手続き後現地受付に迎えられホテルへ移動
      • 午後:自由行動
  • 10月20日(木)
      • 終日東京市内観光、ランチ含まれる
      • 午後遅くホテルに戻る、夜は自由
  • 10月21日(金)
      • 終日日光観光ランチ含まれる
      • 午後遅くホテルに戻る、夜は自由
  • 10月22日(土)
      • 荷物は大阪のホテルへ運ばれます
      • 終日富士山と箱根観光
      • 午後遅くホテル三島、夜は自由
  • 10月23日(日)
      • 新幹線にて京都へ移動
      • 奈良半日観光
      • 午後遅く大阪のホテルへ移動、夜は自由
  • 10月24日(月)
      • 終日大阪観光(黒門市場、海遊館、大阪城
      • 午後遅くホテルへ、夜は自由
  • 10月25日(火)
      • 荷物は京都のホテルへ運ばれます
      • 午前中神戸観光
      • 午後新幹線で広島へ、広島平和記念資料館ツアー、
      • ホテルチェックイン、夜は自由
  • 10月26日(水)
      • 午前は宮島観光
      • 午後は新幹線で京都へ、夜は自由
  • 10月27日(木)
      • 終日京都観光「金閣寺、二条城、清水寺」
      • 朝食と昼食が含まれている、夜は自由
  • 10月28日(金)
      • 荷物は岐阜のホテルへは運ばれます
      • 京都から岐阜への移動、関が原合戦博物館と大垣
      • 岐阜ホテルへ、夜は自由
  • 10月29日(土)
      • 14:00~17:00 岐阜世界大会儀式
  • 10月30日(日)
      • 10:00~16:00 岐阜世界大会文化活動
  • 10月31日(月)
      • 荷物は東京へ運ばれます
      • 終日岐阜県観光(下呂温泉、水明館)
  • 11月01日(火)
      • 終日岐阜県観光(奥飛騨温泉、平湯館)
  • 11月02日(水)
      • 半日岐阜県観光、午後から名古屋、新幹線品川駅へ
  • 11月03日(木)
      • 8:30 ホテルチェックアウト
      • 12:15 羽田発フランクフルトへ

 

 


2022年9月の出来事

  • 02日 事務所の建物停電(グロリア通り奇数側だけ)
  • 07日 第18回日伯友情交流絵画展委員会
  • 08日
    • 県庁より2023年度の県費留学生内定通知、日比野アリサさん決定
    • アリサさんに報告と書類提出の指示をする
  • 09日 昨年日本からの絵画展参加者に本年度の参加登録受付報告
  • 15日 ブラジルからの絵画展受付〆切
  • 16日 定例理事会
  • 30日 本日まで絵画展受付〆切延長ブラジルから37名、日本から3名参加計40名

 


2022年9月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 9月16日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、国井宏裕副会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、清水リナ地方理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2023年度岐阜県費留学生に日比野アリサさんが、内定。
      • JICAボランティアで岐阜県出身の多賀かえでさん(日本カントリークラブでソフトボールの技術指導)が10月に帰国が決まり、10月1日に、レストランで有志が集まり送別会開催。
      • アリサさんの祝賀会も重ねる。
      • 第一回世界大会に、37名の慶祝団が結成され、南米関係で岐阜合流組を合わせると、50名近くになることを報告、感謝を述べる。
      • 来年の仮説にあたり式典、日本祭り、岐阜県紹介ブース同時開催を検討。 準備委員会開設を決める。
    2. 8月度活動、佐久間書記理事より報告。
    3. 8月度会計、長尾会計理事より報告。
    4. 2023年日本祭りについて
      • 新メニューとして栗きんとんを検討。 国井副会長にピエダーデの生産者との交渉をお願いする。
      • ほうば寿司のほうばを、輸入検討
      • たこ焼き器を2台新規購入する事に決定
    5. 絵画展について
      • オープニング11月7日(月)15:30とし、午前中に搬入、会場設置をする。マンパワー不足をどうするかが、課題。
      • 日本,岐阜県から3名の参加。岐阜県、岐阜市役所のご支援に感謝する。

 

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会報 2022年09月

リベイラ渓谷日本移民史料館

 

ブラジル移民生活を記録するために、日本移民史料館が設立されました。 特にサンパウロ州のヴァーレ・ド・リベイラ(Vale do Ribeira)日本移民史料館が有名です。
この移民生活は新しい世代に受け継がれ、日本人とその子孫以外の民族の対話、経験と視点から、新しい価値を生み出す可能性があります。 (OI;MARINS,2008)。
残された遺産を守るために、地元の家族から寄贈された物が移民史料館に保存、保管されています。 写真集や書類など個人に属するものや、作業道具、衣類、家具など、家庭用品、出版物、レジストロ市の代表的な建築のマケットなどがあります。
レジストロ市民が自身の生活の記録を史料館に寄贈したものですが、サンパウロ市にある、過去の移民・メモリアル(Memorial do Imigrante)、現在の移民史料館(Museu da Imigração)の成り立ちと非常によく似ています。
名前の変更だけではなく、移民とその家族が寄贈された個人的な物の「崇拝」や「認識」から脱却する、史料館の意義が大く変化しました。
それは、この資料館に関係した移民だけではなく、他国の移民、又は私たちの日常生活に接する他民族をも包括する、より広範な方向に向かって成長したと思える。 (EXPOMUS、2014)。
前述された事を認識して、日本移民資料館が、他の民族移民資料館と接触する可能性があることは否定できない。 非日系移民がどのような体験や生活をされたのだろうか。 過去の移民の史料がレジストロ地域にないことは、先住移民の逃避によるものではないだろうか。 レジストロ地域の人口は、他州や近郊の地域の住民の移動に左右されているのだろうか。 観光客もどの様に影響しているのだろうか。

 

  • 一般情報:
    • Rua Miguel Aby-Azar, 224 – Centro – Registro – SP – Cep: 11900-000
    • 電話: +55 (13)3821-4130
    • 電子メール: [email protected]
  • SNS:
    • Facebook: https://www.facebook.com/memorialimigracaojaponesavr

資料:
教育・観光関係者用ブックより抜粋
プロジェクト:「ヴァーレ・ド・リベイラ日本人移住者記念碑:文化、歴史、地域」
提案者:Associação Cultural Nipo Brasileira de Registro (日伯レジストロ市文化協会)
Edital Proac Expresso nº13/2020 – Modernização de Museus, Arquivos e Acervos no Estado de São Paulo
ProgramadeaçãoCultural – PROAC Editais(美術館の近代化)により構想されたものである。
ProgramadeAçãoCultural – PROAC Editais (文化活動プログラム)

(ポ語原稿:ブラジル岐阜県人会レジストロ地方理事-清水リナ)

 

 

死後の世界。(人生の記録)

 

あと5時間21分しか生きられない!
この文章を配信するために、最大限の期限を自分に課した瞬間。
この締め切りは、昨日最終的に言い渡されたものでした。 私たちが今生きていることは、使命があるからです!その使命は、私たちが生化されている現在の人生で終わるものではないと思います。
義母は、「人生は、一瞬で消える、ロウソクの炎のようなものです」と言っています。 しかし、私は「人生は強烈に生きるものだ!」と思います。 どんなふうに?インテンス!強烈に!一瞬を大切に生きることです。 幸せな人生を送るために、常に行動的、、活動的であるために、健康に恵まれる必要があると私は考えています。
生老病死!おそらく人生の4つの真理であろうか。 だから、人間は
生れてくるときに泣きさけぶのでしょうか。 日本人はお通夜で悲しまないと言ったのは誰でしょうか?
「ハハ」(日本語で「の母」)の死後の世界の生活をかいま見ました。 そして、「生命」に感謝しながら、生きていくのです。
生まれるときの実感(覚えていないけど)、病気の実感も体験しました。 愛と尊敬の念を抱いて、世界の四方の安全を祈り、家族の調和も祈っています。 私の国ブラジルでは、尊敬と無礼があふれています。 我が国でも戦争の歴史があります。 因みに、ファラポス戦争(GuerradosFarrapos)、カヌードス戦争(GuerradosCanudos)、1930年革命(Revoluçãode30)。 パラグアイ戦争(GuerradoParaguai)はブラジル最悪の戦争で、人間の怒りのために多くの人が死にました。 これらの戦争について、私が感じたこと、あるいは勉強してきたことの実感であります。

「生きること!幸せであることを恥じることなく、歌って歌って歌いまくる。 「永遠に学ぶ人」であることの素晴らしさ……」と、ゴンザギーニャ(Gonzaguinha、ブラジルの作詞家、歌手)は歌詞の中で述べています。
私が死を意識したのは、母方の祖父が当時7歳の時に亡くなり、母方の祖母である大野と武田が当時23歳と32歳の時に亡くなっていくのを目撃しているからです。 第二次世界大戦で戦った、看護師であった祖父の大野正一さんの写真です。 他界された母や祖父母たちは、私の心の中で生きています。
両親の大野光男とイヴォネへ(Ivone)(Inmemoriam)に感謝します。
コーヒーの休憩の前に、署名します。

私は、イザベリ(Izabelly)とイカロ(Ícaro)という2人の小さな子供の父親であり、後者は愛する妻エリカ(Erika)の子宮の中にいます。

(ポ語原稿:クロニクル ― 大野マルコスアキオ – ブラジル岐阜県人会理事)

 

 

ぎふ―世界の県人会便り⑫
自動車企業の交流盛ん-デトロイト

 

デトロイト岐阜県人会は2009年に、岐阜県出身や岐阜県にゆかりのある14人が集まり活動を開始しました。 会員はミシガン州やオハイオ州北部の日系企業の駐在員や配偶者、永住者や米国人と国際結婚した方々などで、現会員数は20人です。 年に数回集まり、総会という名の食事会(=飲み会)を行っています。 出身地やゆかりのある地域は県内全域に広がり、多様な岐阜弁が飛び交い、かなりローカルな話題で盛り上がることもしばしばです。 最近は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で集まる機会がなく寂しいです。
ミシガン州は、アメリカ合衆国中西部に位置し、五大湖地域に含まれ、州の北と東は湖を挟んでカナダの国境に接しています。 ロウアー半島とアッパー半島という二つの大きな半島で構成され、ロウアー半島はミトンの形に似ています。 その小指と薬指の部分の地域は素晴らしい景観で、有数の観光地となっています。
その内マキナック島は、自動車の乗り入れができず、島内での移動手段は馬車か自転車とユニークです。
岐阜県とは異なり高い山はないですが、針葉樹の森と湖に恵まれています。 冬の寒さは厳しく、12~2月は終日氷点下の日が続き、最低気温もマイナス20度を下回ることもあります。 年末に降った雪が解けることなく残り、湖にも氷が張り、一面に銀世界が広がり、とても美しいですよ。
また、北米における自動車産業発祥の州として知られており、フォードやゼネラルモーターズ、クライスラーというビッグ3が誕生しました。 日本からも自動車に関わる企業など約500社が進出しており、それらの企業で運営するデトロイト日本商工会主催の日本祭りやソフトボール大会などのイベントを通じた地元住民との交流も盛んです。 日系企業の社員や家族など在留邦人数は約1万5千人です。 土曜日に日本の教科書を使って指導しているデトロイト補習授業校の児童生徒数は約750人と全米3番目の規模で、幼稚園児から高校生が参加する大運動会は圧巻です。

デトロイト県人会会長丹羽筆人(にわふでひと)さん略歴
岐阜市出身、60歳。 高山市で生まれ、郡上八幡や瑞浪にも在住した。 岐阜北高卒。 1999年に渡米後、カリフォルニア州、ニュージャージー州、ミシガン州の補習授業校や学習塾の教員を歴任し、米日教育交流協議会を設立。 「サマーキャンプinぎふ」を主催し在外子女の日本語・日本文化体験学習を推進。 北米からの帰国生の日本の学校への進学サポートも実践。
メッセージ:海外では岐阜では見たり聞いたりできない経験ができますし、岐阜の良さを感じることもできます。 岐阜の子どもたちには、ぜひ若い時に海外生活を体験し、グローバルな社会で活躍してほしいです。

(岐阜新聞より転載)

 

 


2022年8月の出来事

  • 04日 事務所の建物内の部屋所有者会議
  • 11日 県人会便り8月号メール送信、郵送
  • 18日 日本祭りの清算終える
  • 19日 定例理事会
  • 24日 絵画展委員会議
  • 27日 第23回日本祭りガストロノミー結果評価ミーティング

 


2022年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 8月19日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事、児玉エンリケ理事、大野美夏理事、大野マルコス理事、平野イラシ理事,大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本祭り岐阜県人会参加、成功裏に終わり感謝を述べる。
      • GKI世界大会訪日についての進捗状況を説明。 日本では、コロナ禍第7波の中であるが、世界大会開催は変動なし。
      • 訪日団31人が参加希望。 あと在日中のご家族、個人訪日など岐阜から合流組が、7名程ある。
      • 2023年岐阜県人ブラジル移住110周年、ブラジル岐阜県人会創立85周年の佳節にあたり式典を日本祭りに合わせて開催予定。 式典開催実行委員会を結成することを発表。
    2. 7月度活動、佐久間理事より報告。
    3. 7月度会計、長尾理事より報告報告。
    4. 日本祭り収支決算、長尾理事より報告。
    5. 県人会事務所ビル、コンドミニオの経過会議長尾理事報告。
      住居、事務所の共同ビルとなる。
    6. 来年度記念式典&日本祭り&岐阜県フェア/実行委員会立ち上げ
      県庁と協議をしながら、準備を進める。
    7. 絵画展-9月15日が締め切りなので、参加を促すようSNSなどを各自拡散する。
    8. GMGイベント(佐久間)-11月27日(日)に開催する。

 

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