会報 2023年 11月・12月

2023年を振り返って!

 

本年も、皆様の変わらないご支援のお陰で無事、年を終わろうとしております。
本年は当会にとってチャレンジの年でありました。
特に7月に「第24回日本祭り」参加、ガストロノミア出展、溝口県庁県産品流通支援課推進監訪伯による県産品展示会出展、郡上踊り披露、清水リナ理事(合掌造り)、大野マルコス理事(郡上踊り)によるプレゼン、第42回岐阜県農業高校生海外実習派遣団訪伯受け入れ、河合孝憲岐阜県副知事、田中勝士岐阜県議会副議長はじめ県議会議員の皆様、柴橋正直岐阜市長、尾関健治関市長23名の慶祝団訪伯、ジャパンハウスに於いて、「岐阜の夕べインサンパウロ」開催、翌日「岐阜県人ブラジル移住110周年」「ブラジル岐阜県人会創立85周年」記念式典開催を、7月一カ月の間、役員一同一丸となって成し遂げた事が、特筆されます。
「どんなに困難であっても、決して不可能では無い!」ことを我々の団結で証明しました。
式典に於ける大野美夏理事の「細江静雄医師へのオメナージュ」は、ご自身で各地で取材され、沢山の関係者の方々とインタビューし、膨大な資料を整理まとめて素晴らしい大作を作られました。 多くの方々から称賛を受け、意義深い式典となりました。
また児玉エンリッケ理事のトライリンガル(日、英、ポルトガル語)の稀ならぬ才能によって、式典の司会者,進行係をこなし、2時間ピッタリで、式典を纏まれ参加者から多大な評価を頂きました。
他にGKI(岐阜県人会インターナショナル)の“ギフアイプロジェクト”を主宰し、内外共に、名を馳せました。
佐久間ソニア書記理事は、全てのイベントに参加し、様々な賞状、フライヤー、バーナー、横断幕、年賀状、招待状等、全て企画、完成までこなし、当会の縁の下の力持ちで、裏方に徹して多大なる協力をされてます。
長尾ジョージ会計理事は、当会の金庫番、ご意見番として全てを取り仕切って頂き、私の代理で様々な催し物に参加いただいております。
平野イラシ理事は、経営者としての経験、知識から当会の諸問題に大切な意見を頂いており感謝しております。
大野マルコス理事は、郡上踊りの責任者として稽古、イベント参加、郡上踊りのプレゼン等、また式典、イベントでは裏方として多大なる協力をされています。
彼の父親の大野光男さんは正監事としてご活躍頂く他、当会の長老として纏め役としてご尽力いただいております。
橋本セシリア監事補は、日本祭りの要であり、彼女無くして、事が進まなくたいへん感謝しております。
清水リナ理事は、今回レジストロ市中津川市姉妹都市友好協会の会長に就任され、当会としても大変誇りであり、ロータリークラブ役員としても超多忙な毎日を送られ、特に農高生のレジストロ市の受け入れコーディネーターとして毎年お世話になっております。
伊藤パウロ地方理事も遠路はるばる式典に参加頂き、ありがとうございます。
橋本マルコス理事は、この度、「第19回日伯友情交流絵画展」を実行委員会委員長として成功裏に終わり、長年に渡りご尽力頂き、大学講師という多忙な中、県人会のために尽くしておられます。
最後に国井宏裕副会長は、会長代理としてご尽力頂き、様々なイベントでまゆみ夫人と共に県人会にお手伝い頂いております。
こうした役員お一人お一人が県人会の原動力であり、宝であります。
これからも皆様の変わらないご支援を賜りながら、県人会を盛り上げていく所存でございますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
来年も皆様にとって、素晴らしいお年でありますようお祈り申し上げます。

(ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)

 

 

10月帰国報告

 

10月に帰国し、10月23日、県庁、岐阜市役所に挨拶回りに行ってきました。
偶然、ワシントンD.C.岐阜県人会会長、ニューヨーク岐阜県人会副会長、岐阜県人会インターナショナル(GKI)副会長、藤井豊文氏(サニー)も帰国中で、同席いただきました。 彼とは高校も同じで、離れていても、GKIで一番親しくしていただいおり、申し合わせたように日程が重なり、何か縁を感じた次第です
あとGKI副会長、ふるさと岐阜県人会会長の池村周二氏にも、23日朝から晩までご同伴頂き、感謝感謝です。
最初、県庁にて県産品流通支援課との会議で、三木商工労働部長、浦崎課長、溝口監、矢崎係長、古澤主任に参加頂き、最初に7月の日本祭り、式典に御来伯頂き、県産品の紹介、実演、試飲等、昨年の「第一回岐阜県人世界大会」に於いて、県とGKIが「県産品海外展開における覚書」を締結し初めてのイベントが成功裏に終わり、また式典において「一位一刀彫」の鷲塚氏が実演披露され大好評で、県の多大な支援に対し、ブラジル岐阜県人会、GKIとして感謝を述べました。 県産品紹介コーナーでは、47都道府県人会中最大のスペースに於いて、展示し、ブラジル日本国大使、総領事、ブラジル政府関係者にも鑑賞頂いたと、報告させて頂きました。
日本祭りに参加された溝口さんも、「日本祭りのスケールに感嘆し、今回は展示だけでしたが、色々な壁はあるとしても、そのビジネスにつながる可能性は高いと感じた。 」とのお言葉を賜り、浦崎課長も鷲塚氏の実演も大好評で、色々トラブルがあったが、やり遂げて良かったと述べられ、ジャパンハウス内セレクトショップ「真」のGAS(グローバルアンテナショップ)認定への可能性を模索しました。 三木部長にはこれからGKIとのネットワークをより一層ご利用頂き、県産品販路拡大の為に、フォロー継続を述べ、お互い協力体制を強化していこうと合意しました。
そのあと酒井国際交流課課長、藤田係長そしてギフアイプロジェクトの講師をお願いしている国際交流員のヘイリーさんと面談いただきました。

7月の記念式典、ジャパンハウスでの「岐阜の夕べインサンパウロ」、そして「ギフアイプロジェクト」のご支援ご協力に対し、感謝申し上げ、ヘイリーさんは県庁にあと一年の契約という中で、ギフアイプロジェクトも、来年度のご協力いただける事となり、どのような課題にするか検討して参ります。 初対面ながら、講演から伝わる素晴らしいお人柄そのもので、感銘を受けましたし、国際交流課の皆さんは、重要な案件を控えて大変お忙しい中、お時間を割いて頂き、心から感謝しました。
そのあと、アメリカに留学してみえた林田SDGs推進課長と名刺交換し、松岡正人、広瀬修岐阜県議会議員並びにGKI顧問と面談頂きました。
日頃GKIに対するご支援に感謝を述べ、今回ご提案させて頂いたGKI次世代リーダー育成プロジェクト「県内企業短期研修」について、ご意見いただきました。
良い案件ながら、企業側の協力者を得るのはいろいろなファクターで難しく、“観光以上、研修以下”の企画にした方が、実現しやすいとの貴重なご意見を頂き、企画見直しをする事となりました。
この企画は、県人会の若手リーダー育成、県人会の活性化の為に、来日頂き、岐阜を知って貰い、ただ観光だけでなく、様々な地域の若い方々との交流に参加頂き、岐阜をもっと体感して、岐阜県人子弟としての誇りを感じ、岐阜県の素晴らしさを世界にアピールするインフルエンサーとして、岐阜県、各県人会、GKIを活性化することを目的としております。
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
矢崎係長と県庁の食堂で昼食をとり、その安価さに驚きました。
ついでに県庁新庁舎を見学し特に最上階のパノラマ展望デッキは、最高で、岐阜市内、市街、一ノ宮、名駅の高層ビル群も一望でき、遠く伊吹山またアルプスの山脈まで望めます。
機会があれば是非、皆様御来庁下さい。
午後イチは、7月に記念式典に参加された河合孝憲岐阜県副知事との面談で、丸山淳観光国際部長、浦崎県産品流通支援課課長が同席されました。
式典参加への感謝を述べ、県のGKIへ継続したご支援をお願いし、GKIを県の海外出張所に匹敵したご活用を提言しました。
マンパワー、情報提供、委託業者代行等、ご支援ご協力させて頂きます。
またこの席上、来年7月12-14日に開催されるブラジル国サンパウロ市での「第25回日本祭り」に於いて、「第一回岐阜県人南米大会」開催をお知らせ、ご協力をお願いしました。
丸山部長も加わり、有意義な会合となり、無事面談を終え、池村会長の車に同乗し、岐阜市役所に向かい、石井浩司岐阜市議会議長、田川部長、田中部長、伊藤恵理秘書課長などに岐阜市役所新庁舎にて、お出迎え頂き、柴橋正直岐阜市長との面談をさせて頂きました。
何度か市長と面談頂いてますが、いつも暖かく気軽に応対頂き、市長のお人柄に尊敬してます。
式典参加のお礼と、岐阜市のGKIに対するネットワーク活用を進言させて頂きました。
有意義な意義深い会合になり、感謝しつつ、そのあと石井議長室を訪問し、田川部長も同席され、ざっくばらんな話をさせて頂きましたが、高島屋撤退については、シビアな話になりました。
柴橋市政によって岐阜市が生まれ変わっていく様子を帰国の度に、楽しみに見守っています。
夜は、ふるさと岐阜県人会の皆さんと懇親会で、松岡先生、広瀬先生ご夫妻、佐藤武彦議員の他、岐阜新聞の馬田さん、ブラジル会の足立伸幸先生、ブラジル出身で岐阜大学留学生の日比野アリサさんも参加され、総勢19名の賑やかな非常に楽しい時を過ごさせて頂きました。
アレンジ頂いた、河尻香代子さんいつもながら心から感謝します。
今回の帰国面談で一日中付き合って頂いたジョナサン(池村GKI副会長)
ありがとうございました。

(原稿:長屋充良ブラジル岐阜県人会会長)

 


2023年10月の出来事

  • 02日 レジストロ文協の高橋氏来所11月のレジストロ灯篭流しの招待状届け、及び姉妹都市の中津川市
    からの代表団の訪問を連絡。
  • 07日 県連のサロンにて郡上踊りの練習
  • 19日 県人会会報9/10月号メール送信、郵送
  • 23日 日本国総領事館から画家の方たちに送る証明書に領事館のサインは無し、それと今回の絵画展
    オープンに出席者無しとの連絡
  • 24日 サンパウロ美術協会、絵画展のサロンレンタル料金支払い
  • 27日 本年の絵画展期間中委員会のスタッフが勤務することを定めた。
  • 30日 2023/24年の県費留学応募者フェルナンダ今井のデータを県庁に送る

 

2023年11月の出来事

  • 01日
    • 中津川市訪問団事務所でミーテイング
    • サンパウロ美術協会で絵画展の準備
  • 03日 サンパウロ美術協会のサロンで第19回日伯絵画展オプニング
  • 06日 国人宮坂在団と日本国総領事館へ絵画展のカタログ届。
  • 09日 中津川市からの御主義長屋会長から為替えしていただく
  • 11日 12月に行われる東洋祭り参加の為県連のサロンにて郡上踊りの練習再開
  • 22日 226名の訪問者数を迎えて、第19回日伯絵画展閉鎖

 


2023年10月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年10月30日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 日本に帰国中、県人会を管理頂いた方々に感謝を述べる。
      • 岐阜では、県庁より河合岐阜県副知事、松岡、広瀬、佐藤岐阜県議会議員、三木商工部部長、丸山観光国際部長、国際交流課、県産品流通
        支援課、ヘイリー国際交流員、岐阜市より柴橋岐阜市長、石井岐阜市議会議長、田川ぎふ魅力づくり推進部部長との面談があり、様々なお話をさせて頂き、また7月の記念式典参加への感謝を皆様より賜る。
    2. 9月度事業、佐久間理事より報告
    3. 9月度会計、長尾理事より報告
    4. 中津川市慶祝団訪伯について
      • 11月1日午後2時より県人会にて面談
      • 長屋会長、大野、児玉理事レジストロ市での記念式典参加
    5. 第19回日伯友情交流絵画展について
      • 11月1日準備参加希望
      • 11月4日午後3時絵画展オープニング開催参加
    6. 「第一回岐阜県人南米大会」について
      • 日時を来年7月12-14日に開催される「第25回日本祭り」内での開催とする事を、承認。
      • 式典内容を検討する。
    7. 「岐阜の酒」試飲会開催予定
    8. GMGイベント開催延期について近いうちに会合を開く。

 

2023年11月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年11月21日 19:00
  • 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、大野マルコス理事、清水リナ地方理事、大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2024年度県費留学生候補が、山川今井フェルナンダに決定。
      • 12月2日の忘年会&敬老会で、役員は1時間前(18時)に集合。 県人会は飲み物(ソニア担当)、シュハスコ(ベッチ担当)を用意。
      • 12月11日(月)19時エスパッソ和一階で、「岐阜の酒試飲会」を、TRADBRAS(JFCBrasil)社のご協力を得て、開催。
      • 11月22日で、「第19回日伯友情交流絵画展」終了。 22日午後からの後片付け協力要請。
      • 「第一回岐阜県人南米大会」を来年7月に開催、候補日として、7月9日(祝)か、「第25回日本祭り」開催中会場内で、7月12日(金)午前中または19時開催予定。
      • 南米大会開催日は、近隣岐阜県人会の皆さんと協議する。
      • 市内観光等、旅行会社に見積もりを取ってもらう。
      • 来年2-3月に海岸線の小旅行を検討
      • 中津川市レジストロ市姉妹都市関連行事の成功を祝す。 その立役者友好協会副会長、清水リナブラジル岐阜県人会理事の労を労い、引き続き応援させて頂く。 記念式典で依頼されて、司会進行役を任され、任務を完璧に全うした児玉エンリッケ県人会理事にも賛辞を送る。
    2. 10月度の事業報告、佐久間理事より報告
    3. 10月度会計報告、長尾理事より報告