「第一回岐阜県人世界大会」訪日慶祝団日本巡り!(4)
11月1日(火) – バス旅行2日目
水明館の朝食バイキングは、種類が豊富で、どの料理も凝っててとても美味しく、朝からお腹一杯になりました。 お腹がいっぱいで動くのもきついくらいでしたが、チェックアウトして次の訪問地高山に向かいました。
高山では生憎の雨でしたが、高山市役所の海外戦略課の永田友和課長の出迎えを受け、観光案内をして頂きました。
バスを駐車後、徒歩で郡代、代官所「高山陣屋」を訪問、中庭の木々が紅葉真っ最中で、感嘆の声が上がった程です。
館内をゆっくり見学し、永田課長の案内で、朝市まで連れて行って頂きました。
途中みたらし団子をご馳走になり、ブラジル当地で開催する「日本祭り」で出す五平餅を参考の為、味見をし、飛騨牛の寿司もたべました。
口の中で溶ける様な味わいで、いつかブラジルで、飛騨牛を紹介したいと思いました。
朝市で、漬物を買ったりしてバスに戻り、永田課長にお礼を申し上げ、次の訪問地、白川郷へとバスを走らせました。
途中、ふるさと岐阜県人会会員の藤井正博さんが経営する「レストランラッキー」で昼食をとり、飛騨牛のほうば焼きを、大変風味深く珍味しました。
県にお願いして、藤井さんのレストランにして頂きましたが、味も良くレストランの裏の川と対岸の木々が紅葉で絶好のロケーションでした。
その後、ユネスコの世界遺産に登録された白川郷を訪れました。
ここの、紅葉も最高潮で、我々の目を和ませてくれました。 街並みを散策しながら、お土産屋さんで、ほうば味噌を買ったりして、あと和田家を見学しました。 世界に誇る白川郷は、同伴のブラジルからの皆さんも、一番興味がありました。
日本らしい風景を堪能されたと思います。 ゆっくり街並みを散策し、本日の宿泊地、奥飛騨平湯温泉に向かいます。
雨で旅行会社の方が、ルート変更をと言われましたが、折角ここまで来たので、どうにかなるだろうとお願いして予定通り新穂高ロープウェイに行きました。
第1ロープウェイ(新穂高温泉駅から鍋平高原駅、全長:573m、高低差:188m、約5分)と第2ロープウェイ(しらかば平駅から西穂高口駅、全長:2598m、高低差:848m、約7分)があり、第2ロープウェイは日本で最初の2階建て構造のゴンドラのロープウェイです。
終点に着くとなんと山頂は、真っ白な雪景色でした。 下界は雨でも、逆に山頂は雪で今日が、初雪だったそうです。
初めて雪を見る方もいて、皆さん大満足でした。
添乗員さんに、「どうにかなりましたね。 ラッキーでした。 」と言われ、思い切って来て良かったです。
途中雨ながら紅葉が綺麗で、山頂の雪とのコントラストで幽玄の世界を醸し出していました。
バスは本日の宿泊地、奥飛騨平湯温泉「平湯館」でこれまた高級ホテルでした。
男女入れ替わりの大露天風呂、岩風呂、東屋風呂と一つ一つの趣きが違い楽しめます。
夕食、朝食もバイキングですが、品数が多く目移りします、大変美味しくたらふく食べました。
夕食後もまた風呂に入り、岐阜最後の夜と会って、カラオケボックスで、歌い踊り最高の奥飛騨の夜となりました。
また夜鳴きそばのサービスもあり、歌い踊ってまたお腹が空いて、また補充しました。 (笑)
11月2日(水) – バス旅行最終日
ホテルでの朝食バイキングで、たらふく食べ、郡上市に向かいました。
郡上市では、旧庁舎で、郡上踊りの体験教室に2グループに分け踊りました。
我々、岐阜県人会はサンパウロで、郡上踊りの普及をしておりますが、そのレッスンDVDに出てる先生から、面前で教授頂けて最高でした。
他のグループは八幡町の街並みを散策、旅情豊かな想いを、こころに刻みました。
ここで、世界大会のエンタメでモデルになった、上田家の晋一さん(ふるさと岐阜県人会会員)が、郡上踊りの音頭取りで、一緒に郡上踊りのレッスンで生の歌声を披露頂き、感動しました。
時間の合間を縫って、上田晋一さんは、仏具店を営んでおられ、お店にお邪魔してご両親に挨拶してきました。
昼食は、青木修郡上市副市長に出迎えて頂き、お言葉を賜り、我々は、けいちゃんを食べました。 けいちゃんも、我々ブラジル岐阜県人会の日本祭りのメニューに入っており、一口一口噛み締めながら、本物の味を舌に覚えさせました。
上田さんにお土産の郡上踊りの手拭いを頂き、また郡上踊り教室の修了証を頂き、皆さんに別れを告げ岐阜市に戻り、ここで、藤井サニーワシントン岐阜県人会会長、ドルハン千代カナダ岐阜県人会会長、大野美夏GKI副会長、県庁国際交流課の見送りの下、名古屋新幹線駅までバスで送って頂き、東京品川に一泊して日本最後の夜を、荷造りで汗だくになりながら、各自町に出かけたりして過ごしました。
11月3日、バスで羽田空港発と成田空港発のグループに分かれ日本を後にしました。
2週間以上の、日本旅行でしたが、事故もなく、病気にかかることもなく、皆さんと共に素晴らしい思い出になった訪日でした。
特に岐阜県を知る良い機会となりました。
県庁の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げ、訪日報告とさせていただきます。
お疲れ様でした。 ありがとうございました。
(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)
ぎふ―世界の県人会便り⑬
120年の節目、郷土の力に
東京岐阜県人会は、明治35(1902)年にその前身である「岐阜県郷友会」が発足してから、今年でちょうど120年を迎えます。
明治35年当時は、まだ日露戦争開戦前であり、岐阜県人にとって東京は遠く離れた大都会でした。 そのような状況の中、上京する岐阜県人が頼りにしたのが、既に東京で何らかの形で成功を収めた郷土の先人たちでした。 その郷土の先人たちと、その方々を頼って集まった人々が結びつき、同郷人同士が集い、互いに励ましあうことによって、県人会の前身となる組織が形作られました。
また、これとは別に戦前は、中小企業者を中心とした組織もありましたが、戦後、両会は統合し統一後の総会を首相官邸で開催しました。
郷土の偉大な先人たちによってつくられ、育てられた当県人会の歴史は、1世紀を大きく超え、世の中の動きとともに県人会の役割も大きく変化してきました。 同郷の先人たちを頼る機会が減ったこともあり、当県人会の会員数はやや伸び悩んでいる状況ですが、講演会や懇親会など会員同士の親交を深める行事を定期的に開催しており、互いの感性や考え方に大きな刺激となっているほか、郷土のさらなる発展を考える貴重な機会ともなっています。 また、東京圏には、出身高校や出身地域を母体とするさまざまな同窓会組織もありますが、当県人会は、岐阜県出身者を母体とする唯一の横断的組織として活動しています。
交通・通信網の発展により、岐阜と東京の距離感が縮まりましたが、その結果として、東京一極集中による地方の過疎化や高齢化の進行などの課題も生じており、岐阜県も例外ではありません。 当県人会の目的は、会員相互の親睦と福祉の向上とともに、郷土岐阜県の発展に寄与していくことです。 会員の中には、国家行政のみならず財界のトップリーダーの方々が多数いらっしゃいます。 ふるさと岐阜にどのように貢献していくのか、個々の会員が真摯(しんし)に考えていきたい課題であります。
今秋開催される「岐阜県人会インターナショナル (GKI)」第1回世界大会では、日本国内の県人会の一つとして積極的に協力をし、この会を通じて岐阜県の活性化の一助となることを期待しています。
東京県人会長吉村泰典(よしむらやすのり)さん略歴、岐阜市出身、慶應義塾大学名誉教授、福島県立医科大学副学長、元内閣官房参与。
メッセージ:岐阜愛をつなぐ!をメインテーマに世界岐阜県人大会が今秋開催されます。 開催に向けてのブラジル県人会の長屋充良会長の岐阜を想(おも)うパッションに心を揺さぶられました。 東京岐阜県人会としても開催の成功を祈念し、熱いエールをお送りいたします。
(2022年5月-岐阜新聞より転載)
2023年3月の出来事
- 02日 事務所の窓にカーテン取付
- 06日
- 農高生のブラジル滞在期間AS SERVICEバス会社のサービス使用決定
- USPピラシカーバに連絡取り、農高生の訪問に関して問い合わせたら、まだ先のことなので今の段階では先生のアポイント取れないとの返事。
- 07日 県庁から補助金の額の確定の通知受け取り
- 15日 CEASAより7月24日訪問予定の許可、もっと先に車のナンバープレート、及び訪問者リストを送るよう請求。
- 16日 アルコール産業VISTA ALEGREより7月26日の訪問予定のスケジュール許可
- 22日 長屋会長社に現金(県庁が式典に購入する県産品分)と総会資料届ける
- 24日 2023年度県費留学生日比野アリサさんの送別会
- 27日 定例理事会
2023年3月定例理事会議事録要旨
- 日時: 3月27日(月)19:00
- 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、平野イラシ理事、児玉エンリッケ理事、橋詰セシリア監事補
- 議事録:
- 会長挨拶
- 2023年度県費留学生日比野アリサ送別会、県連、総領事館主催の第4回シンポジューム参加に対して感謝を述べる。
- 県庁の人事異動報告、国際交流課、江尻課長傍嶋主任移動。 江尻課長の後任に酒井弘貴管理調整監就任。 県産品流通支援課の桑原さん青木係長が移動。
- 5月28日(日)GMG主催運動会について、群馬県人会のスエリが、会場を訪問し、責任者と懇談。 運動会品目の道具を借用可。
- FJ24の岐阜県人会ガストロノミアブースのレイアウトで、7箇所のガス、4箇所のコンセントと決定
- 7月23日の岐阜県農高生との小旅行に役員の参加を請う。
- 2月度事業、佐久間書記理事より報告
- 2月度会計、長尾会計理事より報告
- 第4回シンポジュームに佐久間理事参加、報告。
- 会議中、後継者の為に、日本祭りでのガストロノミアのレシピ、また行事の内容を記録に残す、という良い提案があったと報告。
- 式典について、橋詰監事補よりブースの会計での注意点を提起。
- 平野理事、児玉理事より助言がある。
- 例として、PIXは直後の確認が困難で問題回避の為にも、使用不可とする。
- 現金払いの為に、役員に小銭の用意を要請。
- 長尾理事より、販売品の定価決定のために、原価の算定を促す。
- 次回4月度理事会は4月24日19:00とする。
- 会長挨拶