会報 2023年02月

2023年佳節を迎えて!

 

当ブラジル岐阜県人会は「ブラジル岐阜県人会創立85周年」「岐阜県人ブラジル移住110周年」記念式典開催、「第24回日本祭り」参加、「岐阜県農業高校生海外実習派遣団」来伯受け入れ、岐阜県県産品紹介展示会開催を、本年7月に集中して執り行います。
1月22-25日に県庁国際交流課より酒井弘貴管理調整監、藤田直也長お迎えし、式典の下準備に訪伯されました。

お二人はそのあとブエノス・アイレス、ペルー、ロスアンジェルスを精力的に回れ情報収集され、無事帰国されました。
私共県人会も新年早々理事会を開催し7月に向け役割分担、責任者任命を行い粛々と準備を進めております。
重要なイベントが7月に集中しますので、マンパワー不足解消の為にも、会員皆様のご理解ご協力が益々今まで以上に必要となりますので、どうか宜しくお願い致します。
また資金面でもかなりの支出が予想されますので、皆様のご寄付、真心をお願いすることになりますので、どうかご支援お願い申し上げます。
母県岐阜県との連携を強化し、県民、また県人会の皆様との交流、絆を深めることにもなりますし、敷いては、我々またご家族が生まれ育った母県への恩返しにもつながります。
コロナ禍でかなりの経済悪化で、なかなか無理がききませんが、どうか皆様のご協力無くして実現できませんので、宜しくお願い申し上げます。
必ずや大成功に納めますので、ご安心ください。

(ブラジル岐阜県会長長屋充良)

 

 

「第一回岐阜県人世界大会」を振り返って!」

 

昨年10月29日に、岐阜県サラマンカホールで海外からの参加100名余り、計約600人が参加された「第一回岐阜県人世界大会」開催を振り返ってみます。
いよいよ待ちに待った「第一回岐阜県人世界大会」開催です。
個人的には、10年来の思いが叶った意義のあるイベントです。 前日の最後の追い込みで、準備万端、早朝から会場入りし、最終リハーサル、再チェック、あとは午後からの開会を待つばかりです。
開会前1時間より入場開始、受付は大変な混み様でした。

式典開始前より、郡上踊りの生演奏、実演が披露され、特にお囃子の皆さんはパイプオルガンがある踊り場で演奏され、正しくやぐらでの演奏となり臨場感溢れた郡上踊りそのものとなり、11月30日に「風流踊り」としてユネスコ無形文化遺産として正式に登録され、的を得た演出となりました。
久世良輔さんと当ブラジル岐阜県人会理事、GKI副会長の大野美夏さんの司会で、式典が厳かにかつ楽しく進行されました。
池村周二GKI副会長のユーモア溢れるエネルギッシュな開会宣言で始まり、長屋充良GKI会長挨拶、来賓挨拶として、東京からご参加いただいた、野田聖子衆議院議員の慈愛溢れるご祝辞を賜り、続いて古田肇岐阜県知事よりウィットに富んだご演説、最後に同じくエネルギッシュで機転が利いたお話しをされました。
ここで演出家の閃きによる、郡上踊りの再現とGKIの加盟団体紹介をビデオで日本を出発した飛行機が世界26岐阜県人会を旅する設定で紹介されて、非常にグローバルなGKIの現状を画像で見ていただけたと思います。
続いてそのGKI加盟岐阜県人会の会長紹介を、リアルと映像のハイブリッドで行いました。
続いて、古田知事と長屋会長により県とGKIの県産品の海外展開による覚書締結調印式が、粛々と執り行われました。
この提携により、県とGKIの協力体制が認められて、県産品海外販路拡大の大きなチャンスとなると確信しております。
これで記念式典は終了し、アトラクションと続きます。

  

司会を務める大野美夏さんが脚本を書いた海外に出た岐阜人を過去に遡って、時代時代で描いた人生ドラマを、講談師神田京子の絶妙な語り口で観客を魅了し、
その上、箏奏者鹿野竜靖さん、ピアノ奏者後藤雄也さんの合奏、太神楽の鏡味味千代さんの芸が華を添え、締め括りに世界的高名ジャズトランペッターの大野俊三氏の素晴らしい感動の演奏があり、今までにない大エンタメとなりまして、会場の皆さんに心深く響きました。
式典も最終となり、臼井英樹泰国岐阜県人会会長による大会宣言があり、締め括りに水谷ハッピー世界大会準備委員会委員長の閉会の言葉で、第一回の世界大会が成功裡に終わりました。
これも県庁をはじめ、実行委員会の皆様、ボランティアの皆様、CCN、岐阜新聞、多大なるご支援を頂いた財界、県民の皆様、GKIの会員の皆様のご尽力の賜物とこの場をお借りしまして、感謝申し上げ報告とさせて頂きます。
世界大会式典のYouTubeが公開されましたのでおしらせします。
https://www.youtube.com/watch?v=aozTUvPNMjU

(原稿:ブラジル岐阜県人会会長長屋充良)

 

 


2023年1月の出来事

  • 02日 今日から事務所の仕事開始
  • 06日 会員の岩坂氏から年齢の為兄弟(2人)県人会から脱退させていただくとの連絡。
  • 17〜25日 事務員の都合で事務所閉鎖
  • 20日 定例理事会
  • 22〜24日 岐阜県庁から酒井氏、藤田氏、県人会式典の下見訪問

 


2023年1月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2023年1月20日(金)19:00
  • 参加者: 長屋充良会長,国井宏裕副会長,大野美夏理事,平野イラシ理事,児玉エンリッケ理事,清水リナ地方理事,佐久間ソニア理事,大野マルコス理事,大野光男正監事
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 7月の式典の下見に、県庁国際交流課より酒井管理調整監、藤田係長が、1月22-25日まで来伯。
      • 大野美夏理事と一緒にアテンドする。
      • 1月23日(月)13:30から、県人会事務所で、お二人ともと役員とで会議。
      • 24日の夜は、会長宅で懇親会。
      • 御一行は、総領事館訪問、ジャパンハウス、日本館、慰霊碑、移民史料館、宿泊先ホテル視察、式典会場視察、日本祭り会場視察など、ハードなスケジュールとなる。
    2. 事業報告
    3. 会計報告
    4. その他:式典、岐阜県農業高校生海外実習派遣団受け入れ、日本祭り参加、岐阜県産品展示紹介など7月に集中するので、今まで以上の協力、支援を要請。