岐阜県人会インターナショナル第一回オンライン定例会を終えて!
去る7月3日午後9時(ブラジル時間)、記念すべき第一回を柴橋正直岐阜市長をお迎えし講演を賜り、80名近くの参加者に大変感銘深い会となりました。柴橋市長は、5月6日に、岐阜新庁舎を開庁され、市民の方々とともに、気軽に集まれる、岐阜市民として誇れる街づくりに取り組んでおられます。
講演では、スライドを使いながら岐阜市の開発を地区に分けて説明いただきました。
1 . 岐阜駅前、2 . 柳ヶ瀬周辺、3 . 岐阜市庁舎周辺、4 . 岐阜公園、長良川周辺についての再開発を、ひとつひとつ説明いただきました。
岐阜駅前の開発については、「もてなし」というコンセプトで岐阜市の玄関として高層ビル建設、問屋街の再整備,
柳ヶ瀬ゾーンでは、「にぎあう」で旧長崎屋跡、金公園の再整備、また若い世代の人たちが新しい店をどんどん開いていて活性化している。
つかさのまちゾーンは、「ふれあい」で岐阜市庁舎を中心に、みんなの森岐阜メディアコスモスなど市民が気軽に集まれる街づくりを推進している。
岐阜公園ゾーンは、「魅せる」という事で、金華山、岐阜城、長良川が一番有名な部分で鵜飼だけでなく、屋形船を利用した船上宴会、川上舞台での日本舞踊披露、川の辺りで「夜市」を催したり、川原町は昔の城下町の面影を残しながら、伝統文化の和傘を若い伝統職後継者たちが新しい感覚で、色とりどりの和傘が作られて、脈々と受け継がれている。
そうした岐阜市再開発計画をスライドで紹介していただき、その壮大な街づくりにワクワクし、岐阜に帰るたいへん楽しみとなりました。
そうした素晴らしさを世界にアピールしたいと思います。
あと質疑応答があり最後に記念の写真撮影、そのあと柴橋市長がご退席されました。
7月3日が市長の誕生日で、南米北米は時差の加減で、まだ3日だったので、参加者みんなでお祝いしました。
続いて第2部は、カンボジア岐阜県人会会長、GKI副会長 西えりこさんの発表です。
高山市出身の彼女は、縁あってカンボジアを訪問し、日本で何不自由なく生活していた彼女にとってカンボジアでの様々な出会いは、貧富の差とか、慣習の違いなど彼女の人生観を変える衝撃的な出会いと、貧困の生活に中にありながら、屈託の無い、ピュアな国民の笑顔が大変心に残り、カンボジアの貧困層の方に何か力になりたいと、カンボジア永住を決められたそうです。
実際に行動に移され、今迄、貧困層の方々には十分な医療サービスが無く、彼女は仲間を作り行政を動かし、無料で医療サービスを受けられるシステムを構築し、人々の福祉に寄与され、また日本の伝統技術をカンボジアの人達に習得させ自活自立させる為に、日本の伝統飴製造技術を伝授し、会社を立ち上げ活動の輪を拡げてみえ、大和撫子大奮闘を語って頂き、沢山のウェブ会議参加者に感銘を与えました。
第一回GKIオンライン定例会として、お二人のお話しは参加者の皆さんの共鳴を得て大成功だったと思います。
次回第2回オンライン定例会は、日本時間10月24日(日)午前10時から岐阜女子大学丸山教授の「岐阜の歴史」について講演をお願いし、もっと岐阜の知見を増やそうと企画しております。
どうか皆さん奮ってご参加下さい。
(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)
「岐阜が大好き」 SNS通じて結集 県在住者が県人会設立
岐阜県を盛り上げようと、県内在住の人たちが中心となって5月、「ふるさと岐阜県人会」を立ち上げた。普通、県人会は県外や海外にあることが多い。なぜ県内在住の人たちが? 設立の理由を聞くと、コロナ禍が背景にあった。
「ふるさと岐阜県人会」は元美濃市観光協会事務局長の池村周二さん(61)=美濃市亀野町=が会長、衣斐淳美さん(53)=揖斐郡揖斐川町小島=が副会長として立ち上げた。会員制交流サイト(SNS)のアプリ「クラブハウス」が会員を結び付けた。 クラブハウスは音声だけでやりとりする。参加者同士で対話したり、話を聞いたりして交流できる。池村さんは今年2月、アプリ内に「岐阜県民会」というコーナーを開設。これまでに100回以上交流する機会をつくり、平均で5、6人、多いときには一度に20人以上が参加した。参加者の中にはブラジル県人会の役員もいて、「地元に県人会があってもいいよね」との話から設立に至った。9人が初期メンバーとして加わった。
池村さんは「コロナ禍だから、SNSで人のつながりが深まった」という。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ビデオ会議やSNSを使う人が世界中で同じように増えた。「岐阜が好き」という共通の思いを持つ人たちが、全国や世界各地から簡単に集える場がSNS上に生まれた。 5月には、国内外の24県人会による「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」が設立された。GKIは来年秋をめどに、県内で県人会関係者が集結する世界大会の開催を目指している。「ふるさと岐阜県人会」もGKIに加わり、開催のサポートを予定している。
「GKIの一つとして海外の仲間を支えたい」と池村さん。「彼らが岐阜に帰ってきたとき、気軽にお茶でも飲みに行ける存在でありたい」と話す。
問い合わせは会員制交流サイト「フェイスブック」内のグループ「岐阜県民会」へ。
(原稿:岐阜新聞 2021年6月16日付け)
2021年6月の出来事
- 02
- 宮坂財団から絵画展のスポンサーシップ契約書送られてくると連絡
- 14
- IPTU免除申し込みリンク県連返答
- 16
- 宮坂財団へサイン済み契約書郵送
- 建築家丹羽エミ氏より、県人会リフォームの場合、荷物の箱詰めは県人会の責任ですと言われた。
- 17
- 第16回日伯友情絵画展認定書を画家達に送る
- 19
- 県人会の定例理事会
- 27
- 岐阜/三重/群馬の3県人会テイクアウト/デリバリーイベント
2021年6月定例理事会議事録要旨
- 日時: 6月19日(土)16:00
- 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇会計理事、佐久間ソニア書記理事、清水リナ地方理事、中田謙三理事、金子亭資相談役 (平野理事、アクセス不良で参加できず)
- 議事録:
- 長屋会長挨拶。前日6月18日が移民の日で113年目を迎え、先人の御霊に対し1分間の黙祷を捧げる。未開の地を切り開き、風土病に家族、仲間を亡くし、それでも歯を食いしばって努力され、現在の200万人という日系社会を築かれた先人の功績に感謝と追悼の気持ちを伝える。
絵画展の進行状況を報告。領事館の共催許可(毎回申請)が下りれば、募集を始める。
宮坂財団の支援申請許可を頂く。
JICAの助成金申請を終え、奮闘された長尾会計理事、長尾さんを手伝った清水地方理事に感謝の言葉を送る。
失火で損害を受けた県人会事務所ビルのエレベーター2基が、保険会社によって新品と取り替えられる。 - 5月度の活動佐久間書記理事より報告。
- 5月度の会計 長尾会計理事より報告。
県からの補助金交付受理報告。 - GMG(岐阜/三重/群馬)イベント佐久間書記理事が、経緯を報告、あと一週間という事で、売り上げの協力を求め、土日の協力をお願いする。
- JICA助成金申請に長尾会計理事から報告。 その膨大な資料集め、書類作成、提出までの経過を報告。 参加者からその労を労う。
- GKI世界大会について会長から報告。来年10月29-30日開催予定の世界大会に参加要請。 経過を報告。
- 次回7月度定例理事会は7月17日(土)午後3時~ オンライン
- 長屋会長挨拶。前日6月18日が移民の日で113年目を迎え、先人の御霊に対し1分間の黙祷を捧げる。未開の地を切り開き、風土病に家族、仲間を亡くし、それでも歯を食いしばって努力され、現在の200万人という日系社会を築かれた先人の功績に感謝と追悼の気持ちを伝える。