会報 407号 2025年9月

白川橋

 

海上自衛隊訓練隊がブラジルに到着

 

令和7年度の遠洋練習航海として、6月13日から153日間、7か国を訪問予定の海上自衛隊練習艦隊は、去る8月24日、サントスに寄港し、日伯外交関係樹立130周年を記念した歓迎会がサンパウロ市内で開催されました。会場はブラジル日本文化福祉協会の大講堂や、隊員の出身地別の県人会がホストとなっていました。

岐阜県出身者、吉永遼太郎(各務原市出身)、藤井奏楽(岐阜市出身)にお二人を、大野美夏理事とアテンドしました。

吉永君は防衛大卒で、エリートコース真っしぐらで、藤井君は東京都立大卒業から海上自衛隊幹部候補に入られエリートながら、異色の経歴を持つお二人でしたが、さすがに礼儀正しく、頼もしい好青年達でした。

パカエンブーのサッカー博物館にお連れし、サッカージャーナリストの美夏さんの説明で、大変有意義な見学となりました。

この日がちょうど水曜日で、ブラジル代表料理、フェジョアーダにチャレンジ頂き、「美味しい!」と喜んでいただきました。

パカエンブーサッカースタジアムの中に入り記念撮影の後、ジャパンハウスを見学。

そこで県人会からのプレゼントとしてハワイアーナのゴム草履をお渡しし短い時間でしたが、サンパウロを紹介しました。

次の日にサントス港を出航し、5日間位掛けて、フィルタレーザに寄港されます。

非常に素晴らしいお二人で、祖国日本を守って頂けることが、本当にありがたことだと感じた出来事でした。

長屋 充良

 

 

ACAL主催 第一回盆踊り参加!

 

去る9月6日(土曜日)12;40より、「ACAL 主催 第一回盆踊り」に参加しました。

今回、日本の有名な歌手、相川七瀬さんの来伯に伴い、開催されましたが、この元になったのは、パラナ州ロンドリーナのサンセイグループが彼女の曲に振り付けをして盆踊りをやっていて交流が始まり、今回相川七瀬さんが、日伯友情交流130年の親善大使として来伯され、公演されました。

「わっしょい」という新曲を発表し、サンセイグループが振り付けをして、大変盛り上がりました。

我々ブラジル岐阜県人会も郡上踊りを披露しました。

郡上踊りは400年以上の歴史を持ち、ユネの無形文化財に登録され、日本三大盆踊りの一つであり、7月から9月まで、30夜以上各岐阜県郡上市の色々な街路で踊り、特にお盆の4夜は朝方まで踊る「徹夜踊り」が有名で、30夜で、30万人の踊り子が集まります。
郡上踊りは10曲あり、岐阜県人会は毎年曲目を変えて、4曲ずつ紹介します。

あと新しい盆踊りとして、10年前より我々がブラジルで初めて紹介してポップ調の「ダンシングヒーロー」を踊り、雰囲気を盛り上げ、昨年より、我々岐阜県人会のオリジナル振り付けの「Lady Gaga」の曲を加え、盆踊り、盆ダンスの普及に努力しております。

ステップは簡単ですので、ぜひ皆様もご参加下さい。

岐阜県人会で隔週土曜日午後3時から、岐阜県人会で練習しておりますので、遊びにきてください。

 

 

 

 

坂下・上西・ベアトリス、県費留学奨学金候補者

 

私は坂下・上西・ベアトリスと申します。サンパウロ大学建築都市学部を卒業し、建築士として活動しております。建築の仕事は単に建物を設計するだけでなく、機能的で美しく、そして人間工学的にも優れた空間を計画・設計・調整し、人と環境の関係を豊かな体験へと変えることだと考えております。

幼い頃から芸術や絵を描くことに強い関心を持っており、その延長線上で建築に魅了されるようになりました。大学在学中に、建築とは単に美しい空間を作ることではなく、人と空間の関係を深く理解し、技術・芸術・機能性を融合させて、感じてほしい感覚を形にすることが最も重要であると学びました。

大学の休暇中に先祖の故郷である日本で働くという夢を叶えることができました。その経験を通じて、人・自然・空間の調和を大切にする日本建築の思想に強く惹かれるようになりました。一方で、ブラジルの建築教育では、日本建築について学ぶ機会が非常に少なく、主にヨーロッパ、アメリカ、そしてブラジル近代建築に焦点が当てられていることに気づきました。そのとき私は、「日本は現代建築で世界的に高く評価されているのに、なぜもっと学ばないのだろう」と深く考えさせられました。

卒業後、岐阜県人会による交換留学プログラムの存在を知り、日本建築についてさらに深く学ぶことができる貴重な機会だと感じました。家族や岐阜県政府がこのような学びと文化交流の場を提供してくださったことに、心より感謝しております。ラテンアメリカ代表としての責任を自覚し、この機会に全力で取り組む覚悟です。

交換留学中は、岐阜県の芸術と建築について学びを深め、主要な建築作品や文化遺産を訪問することを目標としております。そして、そこで得た知識をブラジルに持ち帰り、日本建築の魅力と価値を広めることを目指しています。
岐阜の血を引く者としてこの文化交流に参加できることを大変光栄に思っております。この経験は、私の建築家としての成長にとって重要な一歩であると同時に、自身のルーツとアイデンティティを再確認する大切な機会になると考えております。

 


2025年8月の出来事

  • 09日 「ふるさといいもの展」参加者歓迎夕食会。
  • 10日 長屋さん宅にて五平餅準備。
  • 10〜13日 「第26回日本祭り」と「ふるさといいもの展」出展。
  • 22日 宮坂国人財団法人より第21回日伯友情交流絵画展への支援についてのご報告をいただた。
  • 23〜28日 第21回岐阜県農業高校生海外事業派遣団来伯。
  • 27日 第21回岐阜県農業高校生海外事業派遣団歓迎会。

 


2025年8月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2025年8月18日(月)
  • 参加者: 長屋、長尾、佐久間、清水大野美夏、児玉ヘンヒッケ、大野マルコス、児玉リリアン
  • 議事録:
    1. 会長挨拶
      • 2026年度県費留学生候補(3人)の選考方法を確認。
      • 海上自衛隊遠洋航海の岐阜県出身者受け入れで、記念にハワイアーナのビーチサンダルを渡すことを決定
      • 9月28日の春の屋台祭りについて協議
      • 2025年日本祭の最終報告で 過去最高の売り上げを達成。
      • 下半期の県人会事業を確認
      • 11月3-14日の「第21回日伯友情交流絵画展」を在サンパウロ日本国総領事館 多目的ホールでの開催、決定
    2. 7月度事業報告、承認
    3. 7月度会計報告、承認