
郡上市 長良川で釣りのシーズン
第四十四回岐阜県農業高校生海外実習派遣事業団
2025年7月19日、第44回岐阜県農業高校生海外実習派遣事業団は、日本の中部国際空港を出発、成田、サンフランシスコ経由でカリフォルニア州フレズノ市へ向いました。フレズノ市では、マデラFFA(マデラ・サウス高校未来のアメリカ農家)で交流が行われました。
一行は、2人の教諭(リーダーの大山 卓英氏(おおやま たかひで)と副リーダーの安藤 慎介氏(あんどう しんすけ))と農業高校の生徒9人(3人の男子高校生(田中 浬久高君(たなか りくたか)、岩塚 淳矢君(いわつか じゅんや)、五十嵐 真大君(いがらし まひろ))、6人の女子高校生(山田 美乃君(やまだ よしの)、渡會 怜衣菜君(わたらい れいな)、木村 光希君(きむら みつき)、渡邉 あやな君(わたなべ あやな)、佐藤 絢音君(さとう あやね)、加藤 璃南君(かとう りな)))で構成されていました。
2025年7月23日(水)午前7時35分、ロサンゼルス、ヒューストン経由でサンパウロ市のグアルーリョス国際空港に到着、ブラジル岐阜県人会の長屋充良会長に出迎えられました。日系パレスホテルでチェックイン後、JICA(国際協力機構)を訪問しました。午後、長屋充良会長の案内で、文協(ブラジル日本文化福祉協会)にある日本移民資料館、サンパウロ日本館、開拓先没者慰霊碑、ジャパンハウスを訪問しました。
サンパウロ市からレジストロ市の行程に同行したのは、ブラジル岐阜県人会の副会長長尾昇でありました。
翌日、CEAGESP(サンパウロ農産卸売市場)、バナナ卸売業者マガリオさん、日本庭園をガイド付きで見学しました。午後、イタペチニンガ市(サンパウロ州)にあるビスタ・アレグレ工場を訪問、サトウキビの荷下ろし、糖度の分析、粉砕、アルコールの蒸留、砂糖の製造に至る、砂糖とアルコールの製造工程を見学しました。製造されたばかりの砂糖を試食しました。オオイ・ヨシオ農場で、オオイ・ギルヘルムさん、イロカワ・フラヴィオさんらの案内で、センターピボットによる灌漑を視察しました。「センターピボット方式」とは、中央を支点として円形にアームが回転しながら水を散布する大規模な灌漑農業のシステムです。主にアメリカ中西部や中東などの乾燥地帯で地下水を利用し、農薬や肥料を溶かした水を均一に散布することで、効率的な大規模農業を実現します。この灌漑法は大規模な作物の栽培を可能にしましたが、地下水利用の持続可能性が問題視されています。サン・ミゲル・アルカンジョ市(サンパウロ州)にあるコロニア・ピニャル文化スポーツ協会(カイカン)を訪問、コロニア・ピニャル飛翔太鼓グループのパフォーマンスで歓迎され、現地の学生たちと交流を深めました。アマノ旅館に宿泊、広大な図書館と剣道の練習場を見学しました。
2025年7月25日(金)、一行はレジストロ市(サンパウロ州)へ出発、レデ・グラアール・ペトロペンで昼食後、中津川庭園を見学、ヴァーレ・ド・リベイラ日本移民記念館を訪問、初期の日本人移民たちが使用した道具を見学しました。セテ・バーラス市(サンパウロ州)にあるラポーザ地区日伯協会(カイカン)を訪問、シミズ・ルベンズ・タケシ氏がレジストロ市の5地区の歴史について説明しました。生徒たちは、タカハシ・クニヒコさん、カワゴエ・カレンさんとカワゴエ・エイゾさん、マガリオ・マリエリさんとマガリオ・ジェフソンさん、ダベリ・ジェシカさんとダベリ・ファブリシオさん(レデ・グラアール・ペトロペン)の自宅にホームステイしました。レジストロ文協会長のタカハシ・クニヒコさんは、教諭とホームステイ3名の生徒を自宅に招き、すき焼きをご馳走しました。
翌日、一行はパリケラ・アスー市(サンパウロ州)にあるシュナイダー農場の施設を訪問、水牛の搾乳を見学、水牛の飼育について質問、水牛のピカーニャ、牛のピカーニャ、子羊、サーロイン、鶏肉、クイアバ風ソーセージのバーベキューを昼食にいただきました。カワゴエ・エイゾさんのリオ・ライニャ農園を訪問、バナナとオレンジの栽培を見学しました。バナナは房を収穫後、根元から切り取られることを学びました。カワゴエ・エイゾさんは、バナナ畑にドローンが農薬散布を行うことを説明しました。みかんの洗浄、ワックスがけ、選別、箱詰めを見学しました。一行は全員、リトパレスホテルに宿泊しました。
レジストロ市の同行者は、シミズ・リナ・ハルミさん、フクザワ・カズオキさん、シミズ・ルベンズ・タケシさん、マガリオ・プリシラ・シュナイダーさん、カワゴエ・カレンさん、イケベ・ラファエルさん、マガリオ・ジェファーソンさんでした。
2025年8月27日(日)、サンタ・リタ地区(ミラカツ市/サンパウロ州)にあるエジリ・リュウノスケさんのピラルク養殖場を訪問。エジリ・リュノスケさんはピラルクの養殖プロセスについて説明、ピラルクの刺身やフライを振る舞いながら、ブラジルでの移民生活を語りました。サンパウロ市に戻ると、パウリスタ大通り(かつてはコーヒー農場主たちの邸宅が立ち並んでいた通りで、現在はサンパウロ市で最も有名な商業通り)を散策、テネンテ・シケイラ・カンポス公園(大西洋岸森林の残存樹木がある)、マスピMASP(サンパウロ美術館)(画家モネの展覧会を鑑賞)、ショッピングセンターと書店を見学しました。県人会のメンバーとボヴィヌス・バーベキューレストランで懇親会を開き、日系パレスホテルに宿泊しました。
翌日、長屋充良会長の案内でブラジル日報新聞社を訪問、グアルーリョス国際空港から、リスボン経由でオランダへ向かいました。オランダでは、アールスメア生花市場、ザーンセスカンス風車村、アルクマール市などを訪問する予定であります。
2025年8月1日、これらの実り多い視察と農業経営に関する知識を得た後、代表団はチューリッヒ、成田経由で中部国際空港へ向けて出発する予定であります。


ブラジル岐阜県人会副会長長尾昇
2025年県費留学生 鵜飼タチアナ・アユミ6・7月研修報告
6月に入り、温かくなってきました。ブラジルの暑さとは違って蒸し暑く、まるで海辺にいるようです。ブラジルに比べると、建物がコンパクトで、活動している部屋などのエアコンの温度がかなり低めに設定されているため、暑さがさらに不快に感じられます。でも、少しずつ慣れてきました。
6月半ばごろにアレルギー症状がでましたが、良くなりつつあります。自炊など、健康にいい習慣を心掛けるようにしています。
アレルギー症状のため、病院での活動を少し減らしました。この2か月間、勉強以外にも、病院の心臓内科の見学をさせていただきました。日系ブラジル人の女性患者に関するレポートや全薬剤師が参加する朝礼で発表する資料も作成しています。テーマは「ブラジルの保健システム」においての投薬を中心に話をします。
その他にも、薬剤科学生の皆さんと一緒に手術センターの見学をしました。広く、最新の医療機器が揃っていて、びっくりしました。
7月2日の午後5時30分から9時の間に岐阜市鵜飼見物観覧船事務所前(岐阜市港町1-2)で行われる鵜飼を観ました。1千年以上の伝統ある漁法です。雨が降っていましたが、ちょうど船に乗るときに雨がやみ、涼しく穏やかな天気に恵まれました。素晴らしい経験で、インドネシア、ベトナム、インド、ケニアからの学生たちと知り合うことができ、一緒に花火を上げて楽しみました。
このように、色々な国の方と交流し、同じ経験を共有し、日常生活においての情報交換を行えるのは本当に貴重なことです。この機会を与えてくださったSoroptimist International Gifuの皆様には心から感謝致します。
7月26日には愛知県一宮市の一宮市真清田神社(真清田1-2-1)で行われた第70回一宮七夕祭り(午後4時半‐7時)に参加しました。一宮市国際交流協会が開催しているイベントで、日本人のガイドの方たちとグループを組み、神社や食べ物屋台、ゲーム等、案内をしていただきました。それぞれのガイドの方は3人の外国からの参加者に付き、歴史などの丁寧に説明してくれました。
豪華な飾りがされたお祭り会場は大勢の日本人や外国人で埋め尽くされていました。いままで見たお祭りで一番綺麗で、ガイドの皆さんの熱意からも、一宮市国際交流協会の頑張りと、このイベントの文化的価値が伺えました。
一宮七夕祭りの開催に関わっている皆様に本当に感謝致します。このイベントは忘れられない思い出となることでしょう。
また、岐阜大学国際交流会館に住んでいる留学生たちとも交流する機会があり、日々の生活を共にしている皆さんとの友情を深めることができました。
2025年7月の出来事
- 09日 「ふるさといいもの展」参加者歓迎夕食会。
- 10日 長屋さん宅にて五平餅準備。
- 10-13日 「第26回日本祭り」と「ふるさといいもの展」出展。
- 22日 宮坂国人財団法人より第21回日伯友情交流絵画展への支援についてのご報告をいただた。
- 23-28日 第21回岐阜県農業高校生海外事業派遣団来伯。
- 27日 第21回岐阜県農業高校生海外事業派遣団歓迎会。
2025年7月定例理事会議事録要旨
- 日時: 2025年7月22日(火) 19:30
- 参加者: 長屋、長尾、清水、児玉、桑原、佐久間、大野
- 議事録:
- 会長挨拶
- 日本祭りで,過去最高の売り上げを達成し,感謝を述べる
- ふるさといいもの展で、母県岐阜から酒造会社 2社,県庁県産品流通支援課から,坪内主任が参加され大変県人会のフォローに対し感謝され,無事帰国されたとの報告を受け、人的,文化的,経済的交流ができたことを実感する。
- 7月23-28日まで第44回岐阜県農業高校生海外実習派遣団受け入れの準備状況、日程を確認する。
- 第21回日伯友情交流絵画展の進捗状況を報告。
- 2026年度岐阜県県費留学生を受け付けを8月15日迄とし,審査方法を確認する。
- 6月度事業報告、承認。
- 6月度会計報告、承認。
- 会長挨拶
