2024年8月郡上踊り「徹夜踊りに参加して」
8月に帰国して、郡上踊りの徹夜踊り(8月13-16日開催) に参加しました。
GKI (岐阜県人会インターナショナル) で知り合った、郡上八幡町在住、上田晋市さんを頼って、伺いました。
上田さんは、仏壇屋さんを営んでおられ、修復もされます。そして郡上踊りの音頭取りをされております。
上田さんのお店にお邪魔し。ご両親にご挨拶をさせていただき、徹夜踊りまで時間があったので、市内観光で、吉田川川縁、城下町を散策し、郡上八幡城まで案内して頂き、その歴史あり、粋な郡上八幡町の素晴らしさを堪能させて頂きました。
50年ぶりの徹夜踊りでしたが、今回は郷愁もさる事ながら、大事な使命がありました。それは踊りのコンテストに参加し、免状を取る事でした。
我々ブラジル岐阜県人会は、愛好家が月に2回集まって、土曜日の午後1時間30分、郡上踊りを練習しています。そうしたメンバーの応援もあり、やる気満々で午後8時から参加し、夜10時にコンテストがあり、その日の課題曲は「猫の子」でした。
8時からぶっ通しで踊り、2時間後のコンテストで疲れはありましたが、自信はありました。
ただ実際は一晩で6万人以上が沿道で踊り、審査員の先生方は20名(?) くらいしかいないので、中々審査されるチャンスも難しい状況の中、目立とう!と張り切って踊ったせいで、お声が掛かり、「手の振り方が良ければ、免状あげるんだけど!」と言っていただいて、イマイチで免状は貰えませんでしたが、観ていただいただけでも、満足でした。
次回、またチャレンジしたいと誓った徹夜踊りでした。
(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)
「第一回ふるさといいもの展-Expo Japan」での 一青年との出会い!
日本から109名の参加者、そのほか関係者合わせて130名以上の訪伯者で盛り上がった「第一回ふるさといいもの展-Expo Japan」で、近日中にその報告書が纏まりますが、すでにたくさんの商談が成立して、大きな成果を上げることができました。
その成功の裏で活躍していただいたのが、県人会であり、特にボランティア通訳として参加いただいた若い方々が一生懸命、手伝って頂いたお陰です。日本語に興味があり、努力して修得され、その能力をいいもの展で協力しようと沢山の方々が集まられました。
その取り纏めを県連のリナさんそして、一番ご苦労されたのが、静岡県人会会長の川崎エレーナさんです。
ご自身の健康も二の次で、通訳のコーディネートを完璧にこなされました。
50ブースあった日本からの参加者から通訳で一つもクレームがなかったのは、そうしたエレーナさんのご尽力そのものです。
この誌上をもちまして、心から感謝申し上げます。
イベントの前から、オンラインでミーティングを開催し、説明、質疑応答を重ね、またボランティアでエチケット、応対のノウハウを秋山ヴィニッシウス氏からレクチャー頂き、万全に備えました。
その中で、大変日本語が流暢で、礼儀正しくミーティングで活発に発言をしていた佐藤 力 ウエンデル君(19歳、マリンガ在住、医科大学2年生)が、非常に印象に残りました。 聞くところによると、お父様もお医者さんで、ご兄弟も皆さんお医者さんというエリート一家でした。
皆さん日本語が堪能で、お兄さんは日本語コンテストで優勝するほどの実力者だそうです。 そんな力君は、福岡県人会で手伝いたかったのですが、今回福岡県のブースは無く、それではと岐阜県のブースを手伝って頂きました。
岐阜県人会理事の清水リナさんとお二人でいいもの展の岐阜県ブースを担当いただき、時間が許す限り、日本祭りの岐阜県人会ブースも手伝って貰いました。
本当に気が利いて、社交性に富み、19歳ながら人間が出来ていて、文字通り好青年でした。
自宅に泊まって頂き、3日間寝る時間も少なく大変でしたが、元気に明るくやり切って頂きました。彼も、ふるさと展で日本から来た方々、また会場で知り合った人たちと、200人以上の方々と、名刺を交換したそうで、色々な出会いに感激していました。
日本祭りの岐阜県ブースでも、たこ焼きの作り方を直ぐ覚えて、色々な所に、気が利き本当に助かりました。
そうしてマリンガに帰って、1週間後の岐阜県人会の日本祭り打ち上げを拙宅で開催しましたが、佐藤君は、ご両親、お兄さんとマリンガから車で参加してくれました。
佐藤君の日本祭り、いいもの展の感動をご両親に伝え、息子さんのその喜びを伝えようと参加頂き、遠路はるばる参加いただいた佐藤ご家族に、胸が一杯になりました。 ご家族の出席サプライズに、大変盛り上がった打ち上げとなりました。
(原稿:岐阜県人会会長 長屋充良)
2024年7月の出来事
- 4日
- 7月11日レストラン Coco Bambu で行われる岐阜県人親睦会の予約金納める
- 第20回日伯絵画展への参加招待状を画家の方々へ送る
- 10日 宮坂在団からの第20回日伯絵画展への支援契約書サイン済み送り
- 12〜14日 第25回日本祭り、県人会もほぼ50人余りのボランテイアの協力のもと参加
- 22日 定例理事会
- 24日 今日から6日間のブラジル滞在に到着。博物館、アルコールプラント、大井氏のファームでセントラルピボット灌漑システム等訪問、Registro市の農家でファーム
ステイー、等々 - 28日 農業高校生派遣団と会員の方々とSantosへ小旅行
2024年7月定例理事会議事録要旨
- 日時: 2024年7月22日(月) 19:30
- 参加者: 長屋充良会長、 長尾ジョージ昇副会長、 佐久間ソニア書記理事、 清水リナ地方理事、 平野イラシ理事、 橋詰セシリア監事補、 児玉リリアン正監事、 桑原エリザゆみ正監事
- 議事録:
- 会長挨拶
- 日本祭り、岐阜県ブースのご支援ご協力に対する感謝を述べる。
- 昨年同様 大好評で、売れ行きも良かったと報告
- ふるさといいもの展も初めての試みながら、大成功で、日本からの総勢130名近くの参加者も、日本祭りのスケールの大きさに感動し、ブラジルへの見方が変わり、市場参入に興味大であり、実際たくさんの商談があり、満足気であった。
- アルゼンチン岐阜県人会の長屋高行事務局長ご家族、母県からの訪伯者を交えた、「南米岐阜県人の集い」も盛大に開催され、交流する。
- 農業高校生訪伯の準備体制確認
- 農高生との交流日帰り旅行の内容説明
- 8月13日に、岐阜県警警察官ブラジル語学研修に男女2名、訪伯。 約6ヶ月、サンパウロに滞在。 ホームステイでポ語を学ぶ。
- 6月度事業佐久間理事より報告
- 6月度会計長尾理事より報告
- 県人会事務所の件、長尾副会長より報告
- 登記所登録について、長尾副会長より報告
- 日本祭り報告
- 会長挨拶