会報 2024年 6月

2024年度県費留学生
山川今井フェルナンダの5月の活動報告

 

1. 来日について日本への旅行は長かったですが快適でした。 入国後すぐに、羽田空港の入国検査場で在留カードが発行されました。 日本に住む外国人の身分証明書となるこのカードは未完成のままでしたので、県に到着して、岐阜市役所に出向いて住所や連絡先を記入し、県や大学の到着情報をそれぞれの機関に提出する必要がありました。 2023年度の留学生、日比野アリサさんのフォローでこれらは達成されました。
官僚的な側面については、地方の市役所で行われ、新規奨学金受給者向けのオリエンテション中に議論されました。 そこでは、日本での体験についてのさまざまなトピックの適切な指導を受けました。

 

2. 大学と科学研究の始まりについて清水将文教授が研究室の他の学生たちにプレゼンテーションを行った後。 研究室内の操作方法と安全手順についての研修が始まりました。 4月の初めに、研究室内で進行中のさまざまな研究プロジェクトが発表され、議論されました。 実験期間の後トマトの青枯病の病原体であるRalstonia solanacearum に対する生物防除剤を研究プロジェクトに含めることが決定されました。 この活動は5月に始まりました。 トマト植物に対するバイオアッセイを使用して、潛在的な生物防除剤の効果を評価および比較することから、清水教授が以前に実施した研究に基ずいています。

 

私は春の半ばに到着したので、冬の終わりによってもたらされた急激な変化についていけることができました。 穏やかな天候だったが、徐々に暖かくなってきました。 そのためか、桜の満開が遅れ、初めての桜を見ることができました。

 

桜が満開したのと同じ週に、清水教授は、私たちを養老公園に連れて行ってくれ、その美しさを楽しみました。

3. 日常生活や外出について
日本の風景はブラジルのそれとはまったく異なります。 建造物 (建物、店舗、道路)のレイアウトとその清掃や保全の両方に関連しています。 大学の周囲には在学者が所有する小さな農園があり、住みやすい環境が整っています。市内外の公共交通機関は速く、効果的で安価で、より近い場所への移動は自転車で行くのが便利です。
食に関しては、豊富な地元の食材やスパイスを使って料理をしたり、街のあちこちにあるレストランやカフェを訪れるのも同様に楽しいです。
ツアーに関しては、他の場所を訪れる機会が何度かありました、県北部、三輪川町の種倉村を訪れました。
種倉のミョウガ畑でボランテイア。 作業は1年を通して行われるので、季節を追ってすることができる。

 

 

 

愛知県も近いので、ジブリパークや駅商店街など、何度か行く機会がありました。
私の小旅行のほとんどが岐阜市外でしたが、市内自体にも見所やアクティビティがたくさんあります。
まだ到着して日が浅いので、余り観光はしていませんが、他の場所も訪れて、日本の歴史や文化についてもっと学びたいと思っています。 経験したことはまだ少ないけれど、素晴らしい1年になることを期待しています。

(原稿: 2024年度県費留学生フェルナンダ 今井 山川)

 

第1回県人会の会合に参加

 

県人会の活動は、多くの場合、他の日常的な義務、学業、仕事、余暇と競合することが多く、これらの協会の将来について話し合い、計画するために充実した時間を割くことができません。
この様な状況を考えると、県連主催の第1回会合に参加したことは、企画に充実な時間を割くことができたのは素晴らしいことだった、計画に充実した時間を費やすことができただけでなく、他の県人会やそのメンバーと交流し、将来のアイデアについて話し合うことが出たからです。 また、私達岐阜県人会が直面している課題は他の県人会と同じであり、力を合わせて乗り越えることができるという事を実感できたのもポジティブな経験でした。
このような活動がもっと増えたら面白いと思いますし、県人会の発展と継続には団結と協力が重要なポイントになると思います。

(原稿: ブラジル岐阜県人会理事 児玉 エンリケ シンキ)

 

 


2024年5月の出来事

  • 06日 2023年の補助金をサンタンデル銀行で為替受け取り
  • 10日 2024年度の補助金交付申請書、県庁へ郵送
  • 13日 カルトリオより、2024年の総会資料のレジストリ拒否の連絡
  • 17日
    • 2024年絵画展委員会
    • 長尾理事、事務所ビルの1一人の所有者の弁護士と面談
  • 21日 定例理事会: 佐々木事務員が8月で県人会の仕事を辞める事を報告
  • 26日 GMG 運動会

 


2024年5月定例理事会議事録要旨

  • 日時: 2024年5月21日(火) 19:30
  • 参加者: 長屋充良会長、 長尾ジョージ昇副会長、 佐久間ソニア書記理事、 児玉エンリッケ、 大野マルコス理事、 大野光男正監事、 日比野亜里紗新監事補、 住川健三会員
  • 議事録:
    1. 会長の挨拶
      • 佐久間理事は手術後入院状態で参加頂き、その責任感に感動じつつ、早期回復を述べる。
      • 亜里紗さん、 健三君と20代の若者の参加を得て、盛り上がる。
      • 6月1-2日のたこ焼きの値段を調整合意
      • 26日の運動会の協力を要請
      • 30日の拙宅でのたこ焼き準備を、改めてお願いする。
      • 7月12-14日「第25回日本祭り」準備について、会長夫人ベッチから説明報告がある。
      • 7月12-14日に「日本祭り」同時開催される「第一回ふるさといいもの展 (Expo Japan) 」について会長から説明。
        • 日本から3名の参加がある。(県庁県産品流通支援課、土岐市の千古乃岩酒造、大垣市の三輪酒造が参加。
        • 時を同じくして、在亜岐阜県人会より5人の仲間が来伯、11日の夜、歓迎会を開催する。 (第一回岐阜県人南米大会からの変更)
      • 8月13日岐阜県警語学研修で警察官が2人が来伯され、半年に渡って、研修をされるので、県人会として最大限の協力を確認。
      • 第20回日伯友情交流絵画展が再び在サンパウロ日本国総領事館内、多目的ホールでの開催の運びとなる事を報告
      • 7月24日から29日迄、「第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団」訪伯決定
    2. 4月度会計長尾理事より報告
    3. 4月度事業佐久間理事より報告
    4. 長尾副会長から県人会事務所が入居するビルの改装について報告
    5. 県人会年度末総会の登記所登録について報告
    6. 県人会事務所のあり方について、活発に意見交換
    7. 活発な県人会活動の協力要請