岐阜県人会の近況報告
賑やかなカーニバルも終わり、やっとブラジルが動き出した昨今ですが、県人会の近況について報告させて頂きます。 先ず去る3月16-17日の週末、サンパウロ近郊のホテルにて、県連主催「県人会の将来について語る!」が開催され、70名の参加者があり、岐阜県人会は、児玉エンリッケ理事と私で参加しました。
2日間に渡り、初日午前中は地域別、午後からは年代別に別れ、「県人会を活性化する為には!」「県人会の将来はどうあるべきか?」「元留学生を呼び込む為にどうすべきか?」など多岐に渡りデスカッションを一日中詰めて語り合いました。
非常に有意義な会合で、皆さん真摯に県人会活性の為、意見を交換し色々なアイデアがありました。
その詳細については後ほどご紹介させて頂きますが、そこで出たアイデアの一つが、コロナ禍で断ち切れた「第一回中部ブロック運動会」開催であります。
4月3日にオンライン会議を開き、動き始めますが、運動会は各世代に受け入れられ、また県人会の枠を超えて、特に若い世代のネットワーク構築ができ、敷いては次世代リーダーの育成、次世代への日本文化継承になり、敷いては、県人会活性化に大きな役割を果たします。
GMG然り、他県人会との繋がりは、各県人会の長所を活かし、またその短所を補うことができ、会館を持たない岐阜県人会として、イベント開催が可能となり大きなメリットがあります。 他県人会のノウハウのお陰で、昨年「第一回GMG運動会」を開催し、また本年5月26日も同様、第2回GMG運動会開催の準備をしております。
昨年と同様に
CDC Parque Continental
Av. Dr. Francisco de Paula Vicente de Azevedo, 555
Pq. Continental – São Paulo
で、開催しますので、ご家族ご友人をお誘いの上、奮ってご参加下さい。
詳細は、また改めてお知らせします。
昨年の7月は、記念式典開催、日本祭り参加、岐阜県農業高校生海外実習派遣団受け入れ、ジャパンハウスでの「岐阜の夕べ イン サンパウロ」開催と重なりましたが、県人会一同一致団結して、不可能を可能にして、全て成功裏に終わりました。 本年も、日本祭り、「第一回岐阜県人南米大会」開催、岐阜県農高生受け入れ、また新しい取り組みとして「第一回ふるさといいもの展」開催と7月に立て込んでいます。
このふるさといいもの展は、県連主催、農水省、JETRO、JICA共催で、日本祭り会場2階に於いて、日本祭りに合わせて開催し、JiCAの助成金により、各47都道府県の3事業者総勢141名を招聘し、特産品、県産品をB2Bで、日本食料品輸入業者、レストラン関係者向けに、展示、商談を執り行います。
このイベントの目的は、もっと日本の企業に参加いただき、日伯、さらに県人会と母県の繋がりを強化することであり、このイベントを通して、ビジネスとしてブラジルの販路拡大、南米の海外展開のきっかけになればと願います。 おらがふるさとの特産品、県産品、いわゆる“いいもの”をブラジルの人に知っていただければ、郷土愛にも通じます。
現在いいもの展担当として、毎週農水省とオンライン会議を重ね、準備を進めており、あとはJICA助成金の申請認可が下りることを願うばかりです。
我が岐阜県人会もすでに地元酒造会社の参加希望があり、参加の予定であります。
母県からの参加は、我々県人会にとって交流の機会であり、できる限りの協力をさせて頂く予定で、特に県人会会員の中から、通訳のお手伝いをさせて頂きます。
どうか会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。
第43回岐阜県農業高校生海外実習派遣団の皆さんは、例年より少ない日数で、7月24日から29日の5泊6日となり、現在スケジュールをどう組み立てるか、県庁のご意向を伺いながら、決めていきます。
会員の皆様との交流も考えておりますので、乞うご期待ください。
そして「第一回岐阜県人南米大会」についてですが、日本祭りに合わせて、開催予定で、前日の7月11日来伯、12日の夜、日本祭り会場の一室をお借りし、南米大会を執り行い、13日日本祭り見学、14日は、市内観光、帰国という予定ですが、現在のところアルゼンチンからの参加者7名、ペルーからは出来れば1人という状態で、場合によっては11日の夜に他会場での夕食祝賀会となる可能性も出てきました。
経過をみながら改めて報告させて頂きますが、ブラジル岐阜県人会の会員の皆様は、ホスト国として多数のご参加をお願いし、海外からの同県人のご参加を労い、盛り上げたいので、ご協力の程、宜しくお願いします。
順番がずれましたが、2023年度岐阜県県費留学生の日比野アリサさんが、一年間の岐阜大学の留学を終え4月に帰国されますので、2023年度岐阜県県費留学生 日比野アリサさんの、1年間の岐阜大学留学を無事終了し、帰国された経験をひろく皆さんに活かして頂こうと、報告会を開催致します。
また2025年度岐阜県県費留学生の説明会も兼ねますので、岐阜県人子弟で興味のある方も是非ご参加下さい。 大変興味深いお話が聞けると思いますので、ご家族ご友人をお誘い下さい。 講演後、質疑応答そしてお弁当を用意しますので、アリサさん参加での親睦を深めたいと思います。 奮ってご参加下さい。
(写真:右が、2023年度県費留学生の 日比野アリサさん 左が、2024年度県費留学生の 山川今井フェルナンダさん)
日時: 5月1日(水) 10:00
場所: 県連会議室 (Rua São Joaquim, 381 – 5º andar – sala 53, Liberdade, São Paulo – SP)
参加費: R$40,00 (弁当、水を含む)
事前用意の為、4月26日まで、ブラジル岐阜県人会まで、申し込み下さい。
・電話: (11) 3209-8073
・メール: [email protected]
・WhatsApp: +55 (11) 9-4474-5322
最後に6月1-2日、静岡県人会主催「フェスタ ジュニーナ」に参加、たこ焼きを出店しますので、ご家族ご友人をお誘いし、食べに来てください。 郡上踊りも披露します。
郡上踊りは、毎月第一第三土曜日15:00ー16:00県連センター サーラ エスペランサ(旧サーラ 53)で開催しており、新しいメンバーを募集しています。
追加ですが、11月15-17日のイーリャ・グランデの2泊3日の県人会慰安旅行の受付ですが、席の空きが少なくなってきましたので、早めにご予約の程、宜しくお願い致します。
日本祭り迄、100日余りとなりましたが、岐阜県人会は様々なイベントをこなしていきますので、皆様に引き続きご支援ご協力をお願い致します。
(原稿:ブラジル岐阜県人会会長 長屋充良)
ブラジルから下呂へルーツ探して
ブラジル岐阜県人会理事の児玉エンリッケ新規さんが、ご自身のルーツをめぐり、岐阜県下呂市を訪れた様子を岐阜新聞社が取材し、Youtubeに紹介されています。
ご覧下さい。
▽ユーチューブの動画はこちら
https://youtu.be/I07aXBcxyNs
2024年3月の出来事
- 01日 補助金申請書書類、及び、留学生山川 今井 フェルナンダさんの書類を県庁へ郵送。
- 16/17日 県連主催の県人会の集い
- 18日 定例理事会
- 28日 農業高校生派遣団ブラジル滞在2024年度は7月24日~29日の予定
- 31日 県費留学の為、山川 今井 フェルナンダさん日本へ出発
2024年3月定例理事会議事録要旨
- 日時: 2024年3月18日(月) 19:00
- 参加者: 長屋充良会長、長尾ジョージ昇副会長、佐久間ソニア理事、児玉エンリッケ理事、大野マルコス理事、大野光男正監事
- 議事録:
- 会長の挨拶
- 県連主催「第一回県人会の集い」1泊2日で長屋会長と児玉理事が参加し、「県人会の活性化」「県費留学生OBをどう取り込むか?」「県人会の将来」など、地方別、年代別で意見交換。 大変勉強になる、沢山の素晴らしいアイデア等、有意義な時を共有でき、繋がりを持つことができたことを報告。
- 2月度の事業佐久間理事より報告
- 2月度の会計長尾理事より報告
- 県人会の集い
- 児玉理事も参加し、若い世代との交流ができた事が良かったし、県人会の取り巻く諸問題にも目を迎えることができたと報告。
- 県費留学
- 山川今井フェルナンダさんが、3月31日訪日。 健闘を祈る。
- 日比野アリサさんが4月15日に帰国。 県人会の活性化に協力を期待。
- 第1回南アメリカ岐阜県人会
- ペルー岐阜県人会の参加が危ぶまれるので直接佐藤会長との対話をする
ことにする。
- ペルー岐阜県人会の参加が危ぶまれるので直接佐藤会長との対話をする
- GMG 運動会
- 5月26日の開催確認。
- 県人会集いで若手中部圏県人会メンバーとの対話から「第一回中部圏運動会」を開催の為、4月3日の20:00にオンライン会議を行う。
- 2024年日本祭り
- 第一回岐阜県人南米大会」「第一回ふるさといいもの展」について紹介。
- 「ふるさと “いいもの” 展」
- 県内企業の訪伯を促し、県人会としてフォローする。
- その他
- 佐久間理事からの提案である、日本カントリークラブでの出店に対し、長屋会長夫妻のスケジュールの加減で、残念ながら今回は不参加とする。
- 長尾副会長の提案による愛知県人会の「屋台まつり」に関して次回詳細を検討する事とする。
- 会長の挨拶