ブラジル岐阜県人会便り
インターネット版
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第308号
2017年4月

第2回ブラジル岐阜県人会ペスカ
初心者も大漁で大喜び

     
     去る4月1、2日の週末を利用して、第2回ブラジル岐阜県人会ペスカ(沖釣り会)を催しました。 サンパウロ市から東へ約200キロの Ilha Bela (イーリャ・ベーリャ=美しい島)の島周り、船内一泊の沖釣りです。
     当初、10人の参加希望でしたが、残念ながら、急用や急病の方が出て、8名での釣行となりました。 皆、岐阜出身の方やゆかりのある方で、駐在員と永住組との混合です。
     4月1日(土)正午に Vila Mariana(ビラ・マリアーナ)区のガソリンポスト内の駐車場に集合し、チャーターしたバンに乗り、逸る気持ちを抑えながらも意気揚々と、一路、船着場があるサン・セバスチャンに向かいました。
     道中、バスの車内で昨年、日本や世界で話題になったアニメ「君の名は。 」のDVDを鑑賞。 これは「県人会便り2016年11月号」でも紹介しましたが、昨年、岐阜県を舞台にして大ヒットした作品です。 当ブラジル岐阜県人会では、4月27日にも県人会館での上映会をしましたし、今後も会員さんのご要望に応じて上映会の企画も可能です。 今回はバス車内での娯楽の一環として上映。 途中、ドライブインで2回ほど休憩をし、およそ3時間半で目的地に到着しました。
     船着場に着き、早速、餌のイワシや氷を仕入れました。 我々8人と若い船頭で、全長約15メートルの木造船に乗り込み、今度は漁場まで約1時間の船旅です。 途中、トローリングにて早速アジを釣り上げる人もいて、幸先いいスタートを切りました。
     最初の漁場は Ilhabela (美しい島)でブラジルのテレビ界で有名な Ana Maria Braga の別荘の真ん前の岩場です。 Olho de Cao(キントキ)が釣れているということで、サビキまた胴突きにてイワシのヒレ肉をつけ、釣行開始!キントキは小ぶりだけれども金目鯛に似た魚で、目が本当に犬のように大きくて真っ赤な魚です。 刺身にしても焼いても煮ても美味しい魚です。
     なんと「入れ食い」が続き、小一時間で皆、アイスボックスが一杯になるほどの大漁!1竿に6つの餌を付けた人はその全部にキントキがかかり、一度に6匹を釣り上げる人もいたほど。 その間、船上シュハスコでは持参したソーメンやよく冷えたビールに舌鼓をし、エビス様気分で大満足。 釣れたキントキをその場で私、長屋が刺身にし、皆さんで食したりもしました。
     ひと息ついて、他の魚を求めて移動!夜中になると雨模様となり、小休憩。 雨が上がって、釣りを再開するも、今度の漁場では前回ほどパッとせず、6つあるベッドで仮寝。 8人-6ベッド=2人。 えっと、お二人はベッドなしで、備え付けの椅子での仮眠。 早い者勝ち!ということでベッドに眠れなかったお二人さん、ごめんなさい。
     なお、今回お目当てだったイカはサッパリで、大不漁。 まだあまりフェイラにも出ていなく、タイミングが悪かったようです。 昨年の300杯とは大違いですが、ここもまた、生き物相手の釣りの楽しいところです。 その代りにキントキの大漁で、いい思い出になったと思います。
     今回は半分の4人が沖釣り初参加者でしたが、皆さん船酔いもなく、とても和やかに楽しい釣り旅行となりました。 帰り際、船頭に一人ひとり小銭を支払い魚の内蔵を取ってもらいました。 その間にブヨが大発生しましたが、前もって虫除けの必要性を伝えておりましたし、船頭が場所を移動し、上手に退避しました。 ただ、参加者の一人がラケット型の蚊取り器を持って来ていて、バチバチバチッと船上でブヨを退治。 蚊取り器がブヨにも大活躍とは、思いもよりませんでした。
     翌2日(日)正午には無事に帰港。 待っていたバンに乗り込み、現地の海鮮レストランで、昼食をとり、アルコールの度が上がるほどに盛り上がりました。 昼食後、記念写真を撮り、一度の休憩がありましたが、聖市に直行。 皆さん爆睡でした。 18時過ぎ、集合場所に戻り、重いアイスボックスをお土産に早々に夕げの食卓に釣った魚を家族の方にご馳走しようと、凱旋気分で家路に戻られました。
     今回初めての方々が多かったですが、旧知の仲間の如く、楽しい週末を過ごさせて頂きました。
     また、今回の参加者の皆様全員から岐阜県人ブラジル移住105周年並びにブラジル岐阜県人会創立80周年の記念事業の一環である「ブラジル岐阜県人移住100周年年表ポルトガル語版」発刊に使わせて頂く、ご寄付を頂戴しました。 紙上をお借りし、心から御礼申し上げます。


魚釣りメンバー
          
魚釣りメンバー

(原稿: ブラジル岐阜県人会 理事 長屋充良)

 

 

アニメの聖地になりつつある岐阜

     
     最近、岐阜県を舞台としたアニメ映画が次々とヒットしています。 県人会便りでご紹介した「君の名は。 」のほかにも「映画聲(こえ)の形」「ルドルフとイッパイアッテナ」など岐阜が舞台になっていているものが続出。 「映画と同じ場所へ行ってみたい!」という観光客が急増するという現象が起きています。
     そこで、かつて岐阜が舞台になった物を調べてみますと、文芸では「あゝ野麦峠」「愛と憎しみの高山本線」「赤かぶ検事シリーズ」「国盗り物語」「軍師竹中半兵衛」「高野聖」「山峡の湯村」「時代の祝福」「女王国の城」「白狐魔記戦国の雲」「信長公記「関ヶ原」「特急ワイドビューひだ殺人事件」など。 映画では「あの空をおぼえてる」「安心して老いるために」「薄れゆく記憶のなかで」「風の絨毯」「郡上一揆」「口裂け女2」「ルドルフとイッパイアッテナ」「ルパン三世風魔一族の陰謀」。 アニメでは「君の名は。 」「映画聲(こえ)の形」「ひぐらしのなく頃に」「氷菓」「僕らはみんな河合」「星空へ架かる橋」などがあります。
     これは岐阜の景色が風光明媚であることや歴史深い土地柄であることなど、さまざまな要因があることと思います。
     いずれにしても、私たちのふるさとがこうして注目を浴びることは嬉しい限りですね。
 

 

岐阜の今、故郷コーナー

観光ヤナの季節到来関市板取川で開所式
     
     清流を眺めながら鮎料理が味わえる「板取川洞戸観光ヤナ」の今季の開所式が23日、岐阜県関市洞戸小坂の同ヤナで開かれ、関係者が豊漁と利用者増を祈願した。
     地域おこしで開設された同ヤナは、板取川左岸にあり、昨季は約7万人が来場した。 今季は24日から11月23日まで営業し、鮎の塩焼き、鮎ぞうすい、刺し身などを提供する。
     営業期間中、やな漁は8月1日から10月31日まで行う。 また今季からフキのつくだ煮「きゃらぶき」の製造、販売を始めた。
     神事に続いて開所式を行い、尾関健治市長ら来賓と関係者約150人が出席。 同ヤナの本田修社長が「観光名所のモネの池が四季折々の表情を見せ、人気は衰えない。 その観光客にも利用してもらい、地域発展につなげたい」とあいさつした。

(岐阜新聞4月24日号より転載)

 
まちおこし映画「夢駈ける坂」撮影開始 女子高生が製作に挑戦
     
     岐阜県下呂市小坂町のまちおこし映画「夢駈(か)ける坂」の撮影が22日、本格的なスタートを切った。 同市などの女子高校生が中心となって製作する映画は、朝から主演の2人が自転車で同町を回るシーンや、炭酸泉を飲む場面を撮影。 初の映画製作にもメンバーは手応えをつかんでいる。
     「スタート!」。 益田清風高校(下呂市)3年の古田晴菜助監督の声が響く。 同校3年の熊崎加奈子監督、主演の同3年細江侑以さんと吉城高校(飛騨市)2年岩村有紗さんの4人が中心となり、撮影は順調に進んだ。


撮影した映像をモニターで確認する熊崎加奈子監督と古田晴菜助監督(手前左から)
下呂市小坂町落合

     この日は、午前5時30分にロケ現場に入り、撮影に臨んだ。 自転車で回るシーンは、同町のサイクリングロードや、がんだて公園などで撮影。 主演の2人は「撮影は楽しい」と笑顔だ。
     映画は、せりふは少なめで、2人の自然な表情を中心に撮影。 炭酸泉を飲むシーンでは、熊崎監督の「ありのままで」という注文に、2人は飲んだ瞬間、独特の味に驚いた表情を見せるなど、自然に演じた。
     熊崎監督は「いい感じで撮影できている」と納得の様子。 映画は9月末ごろに上映の予定。 町の魅力と彼女たちの笑顔があふれる映画が小坂町に「夢」を運ぶ。


炭酸泉を飲むシーンを撮影し、味に驚く岩村有紗さん(左)と細江侑以さん(左から2人目)
同市小坂町落合、ひめしゃがの湯

(岐阜新聞4月23日号より転載)

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