ブラジル岐阜県人会便り
インターネット版
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第307号
2017年3月

2016年度末の定時総会、日ポ両語で初開催
岐阜への旅行サポートも承認

     
     さる2月19日(日)、ブラジル岐阜県人会2016年度末の定時総会が、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレス・ホテルで開催された。
     第2次招集の午前10時30分より開始。 冒頭、今回より初めての試みとして、発表および質疑は日伯両国語で同時に行われることが説明された。
     最初に青山髙夫会長の挨拶があり、「2016年3月にブラジル岐阜県人会の会長職に就任して間もなく、ブラジルの政治、経済状況は激動の年だったにもかかわらず、県庁よりの補助金、そして青山財団からの寄付を受けたことで、収支バランスは約2万8千レアルが本年度に繰り越された」と報告された。 そして「このような素晴らしい結果となったのは、全理事の並々ならぬサポートや会員の皆様のご支援、ご協力の賜物です」と、感謝の言葉が述べられた。
     また、審議に先立ち青山会長が臨時の議長をつとめ、総会議長の選出を出席会員へ諮かったが立候補者がいなかったため、長屋充良氏を総会議長に指名、満場一致で承認された。
     長屋議長は総会プログラムに沿って議事を進行:
          ・1-「総会書記理事並びに署名人」も立候補者がいなく、書記理事には浅野悟氏、署名人は大野光男氏が指名され、承認となった。
          ・2-金子亭資監事より、邦字新聞に掲載された総会招集広告が読み上げられた後に、この度の総会に1名の会員より委任状が提出された事が確認、発表された。
          ・3-「2016年度事業報告書」は浅野悟書記理事より発表があり、出席者は拍手をもって承認となった。
          ・4-「2016年度会計報告書」は日比野健一会計理事より発表があり、前年度繰越金(55万8386,51レアル)を合わせた収入額は75万2572,53レアル。 そして支出額は16万6197,38レアルとなり、次期繰越金は58万6375,15レアルと発表。 監事を代表して、金子亭資監事の見解は、なにも疑問点もなく透明性、なおかつ健全な運営であることが確認され、満場一致で承認された。
          ・5-「2017年度の事業計画案」は浅野書記理事より発表され、コンピューター初心者講習会は大変に好評で、現時点において約10名が受講中だと発表された。 また、本年度の新事業案として計画されている「旅行アドバイスセンター」の趣旨については、岐阜県観光および里帰りのプランを事務局がインターネットで検索し、いくつかのシミュレーションを行い、情報提供のサービスを行なうものと説明があった。 なお、既に日本語で出版済みの「100年の歩み」を年内にポルトガル版で完了する旨も発表された。 出席者より総額費用及び発刊部数についての質問があり、翻訳費、編集費、印刷費等の総見積額は発刊部数200冊として3万レアル(現時点)となることが報告された。 県人会の活性化を絶えず試み実施して行くためには欠かせられない事業の一環だとの説明があり、今年度の事業計画案は出席者より拍手をもって承認となった。
          ・6-「2017年度予算案」は14万3500レアルが提示され、異議をとなえる会員もなく承認となった。
          ・7-「2017年度の年会費」は前年同様に150レアルと据え置き案が提示され承認された。
          ・8-「その他」の質疑では月々発行されている会報の詳細について質問があり、事務局より350通が国内外合わせて送付されており、1500レアルの経費が掛かっていることが報告された。 また、ホームページの活用を今後積極的に実行してはとの提案もあり、具体的に検討をする事になった。 「100年の歩み」ポ語発刊については、出席者より出版費用を募る案が出され、早急に協力を依頼する対策を実施する事になった。
     出席者からの質疑も終わり、長屋総会議長より閉会の挨拶のもとに、午前11時50分に総会が終了となった。
     全員は同ホテル内のレストランへ移動し、今年最初のイベントの新年会が催された。 会員同士は食事を楽しみながら親睦を深め、午後3時半頃に終会となった。


真剣に質疑応答する参加者たち(ニッケイパレス・ホテルにて)

(原稿: ブラジル岐阜県人会 マネージャー 坂野政信)

 

 

岐阜の今、故郷コーナー

旧型パチンコ台やゲーム機展示 岐阜レトロミュージアム
     
     岐阜県山県市役所から車で北に約10分の場所にある「岐阜レトロミュージアム」(同市椎倉)。 レトロな外装の建物に足を踏み入れると、懐かしいパチンコ台やアーケードゲーム、珍しい自動販売機がそろう。 昭和に青春を過ごした大人も、知らない子どもも夢中になれる空間が広がる。
     運営者は旧型のパチンコ台を求めて全国各地を巡り、遊ぶことが趣味の館長杉本勇治さん(41)=岐阜市=。 館内には1980、90年代のレトロなパチンコ台が約40台、喫茶店やデパートにあったゲーム機、オートレストランの自販機などを置く。 週末ともなれば、200人以上が訪れることも。 会員制交流サイト(SNS)などで話題となって、東海3県を中心に関東や関西のナンバーも駐車場に並ぶ。 照明や壁紙、カウンターも"昭和"の雰囲気にこだわり、タイムスリップしたような感覚を味わえるように徹底。 丸一日、遊ぶ男性もいるという。
     時間を見付けては「(レトロな台を求めて)全国を行脚しながら打ちに行った」。 旧型の台が次々と姿を消し、共通の趣味を持つ仲間の居場所がなくなっていく現状が気掛かりになった。 「誰かが残さないといけない。 仲間のオアシスを作りたい」。 10年ほど前から台を探しに飛び回り、ミュージアムの構想を練った。 閉店するパチンコ店を訪ねては交渉し、ネットオークションでも探した。 数千円から100万円の台も。 2500台近くを保管している。
     4年前、体調を崩して建設会社を退職したことを機に、ミュージアムの実現に向けて本格的に準備を進めた。 金融機関から融資を受けられる見込みも立ち、営業許可を受け、父の知人から購入した倉庫を改装。 家族や友人の応援も得て、昨年9月開店にこぎ着けた。 金曜~月曜日に営業している。
     オープンから半年以上がたち、家族連れが多いことに気付いた。 親が子どもとゲーム機やパチンコ台に向かっている。 「自分の子どもにもやらせてあげたい人が多かったのではないか」。 自身の幼少期を思い出し、その姿を重ねた。 「古き良き文化を後世に残したい」と目を細めた。


思い出深いパチンコ台を前に「親子で楽しむ姿を見掛けると、よい光景だなあと感じます」と語る杉本勇治さん
山県市椎倉、岐阜レトロミュージアム

 
花々、春の輝きGIFUいけ花展開幕
     
     「第28回GIFUいけ花展2017」(県華道連盟、岐阜新聞・ぎふチャン主催)が15日、岐阜市金町の市文化センターで開幕した。 季節の花材を使った作品約600点が出瓶(しゅっぺい)され、春らんまんの華やかさを感じさせている。 20日まで。
     県華道連盟に加盟する13流派が参加する県内最大の生け花展。 テーマ席には、今年の歌会始のお題「野」にちなみ、各流派が趣向を凝らした作品を並べた。 幼児や小中学生によるジュニア席も設けられた。
     開幕に先立ち行われた開場式では、主催者を代表して中村哲舟会長が「回を重ねて技術が向上し、会場が一層華やかになった。 日本文化の伝統を発展させていきたい」とあいさつ。 関係者でテープカットし、開幕を祝った。
     会期中には作品の入れ替えがある。 出瓶流派は次の通り: 池坊(岐阜)、池坊(大垣・長良)、小原流、日本生花司松月堂古流、専正池坊、遠州流、華道則天門、嵯峨御流、正統則天門華道、未生流、千家古流、草月流、千家紫野流


春の訪れを告げる「第回GIFUいけ花展2017」が華やかに開幕した
日午前9時分、岐阜市金町、市文化センター

 

(岐阜新聞より転載)

 

 

世界に誇る岐阜県の遺産

ユネスコ無形文化遺産本美濃紙 【2014年11月26日登録】
     
     本美濃紙は、1300年余りの歴史を誇り、奈良の正倉院には大宝2年の美濃の国の戸籍用紙が所蔵されている。
     その柔らか味のある温雅な紙色と繊維が縦横に整然と絡み合う美しさは、伝統の技とともに、今も受け継がれている。
 
ICID世界かんがい施設遺産曽代用水 【2015年10月13日登録】
     
     曽代用水(そだいようすい)は、関、美濃両市の農地約1000ヘクタールを潤す、幹線延長訳17キロメートルの農業用水路。 江戸時代前期、幕府や藩に頼ることなく地元の豪農ら3人が私財を投じ、10年の歳月をかけて完成させた。
 

(岐阜県公式ホームページより)

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