ブラジル岐阜県人会便り
インターネット版
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第303号
2016年11月

ブラジル岐阜県人会主催の忘年会
会員と元県費留学生、元技術研修生合同イベント コペル・コチア・クラブで開催

     
     年の瀬も迫った12月3日(日)、サンパウロ市よりラポーゾ・タバーレス街道、19.5キロ地点にあるコペル・コチア・クラブ内のキオスクで、今年最後となる県人会の催しが、会員と元県費留学生や元技術研修生の家族を交えて開催されました。
     参加者は午前9時の集合に合わせるように、家族をマイカーに乗せてクラブ内の駐車場へ到着。 サンパウロ市より100キロ、200キロ先の遠方に居住されている会員や元留学生の家族の皆様の参加は予想を大きく上回り、50名以上となる大勢の人たちがキオスクで合流しました。 久々の旧友との再会や初対面のため、お互いに名前を確認しながら、近況を語り合う姿を眼の当たりにし、この集いは大変意義のあるイベントだったと感じられました。


青山会長より参加者への挨拶

     予定時間より少し遅れて、先ず青山髙夫氏より会長就任後、初めてとなる忘年会が開催された喜びを述べ、さらに「長年に渡る県人会の課題でもあった『若い人』の参加が実現となった事が大変嬉しい」とこの日の感動を述べられました。
     引き続き、今年度より副会長に就任した国井宏裕氏は、「今後も会員の皆様の協力を仰ぎながら県人会の運営継続を進めて行きます」と力強い言葉が全員へ向かって発信され、「今後の県人会の運営については、前向きな提案および貢献を期待します」と挨拶されました。


国井副会長の力強い挨拶

     この度の催しには、家族連れで沢山の人たちの積極的な参加により、キオスクのテーブルは殆ど満席状態となりました。
     県人会理事: 青山髙夫会長(タウバテ市在住)、国井宏裕副会長ご夫婦とご子息、日比野健一会計理事、浅野悟書記理事ご夫婦、長屋充良理事ご夫婦、原田敏彦理事
     監事: 伊藤勉・パウロ氏(イタペチニンガ市在住)、平野イラシー氏とご家族
     会員: 長屋イラセマ氏とご家族、杉村紀彦氏ご夫婦(サン・ベルナルド・ド・カンポ市在住)、会員、そしてニッケイ新聞記者で会員の小倉祐貴氏、県人会会報編集者の大久保純子氏、事務局では坂野政信氏、影山六男氏。
     1972年元県費留学生、国井雄治、母国井きぬえ(ピエダーデ在住)
     2000年元県費留学生、中村パウラご夫婦、ご子息(サン・ジョゼ・ドス・カンポス市在住)
     2005年元県費留学生、松村江理加ご夫婦(サンパウロ市内在住)、ご両親(サン・ジョゼ・ドス・カンポス市在住)
     1992年元技術研修生、清水由美・エリーザご夫婦とご子息(サンパウロ市内在住)
     1994年元技術研修生、橋本亮・マルコスご夫婦とご子息(サンパウロ市内在住)
     2002年元岐伯青年親善交流生、中村純・ウーゴご夫婦とご子息(サンパウロ市内在住)
     今回のように遠方に在住の方々や、幅の広い年代層が一堂に会するイベントは久々のではなかったのではないでしょうか? 森に囲まれた敷地内を散策し、きれいな空気を吸い込むと清々しい気分になりました。 やはり街中とは違って、騒音などは全く聞こえません。 同クラブはサンパウロ市内にあるにもかかわらず、クラブ全体が森のようになっており、地下水も美味しく飲めるほど。 街中からはるか遠方に来たかのような自然あふれる地でした。 改めて同クラブを紹介してくれた国井副会長御夫妻に感謝したいと思います。
     時間が経つごとに会場内では初対面とは思えない程に話が弾み、全員が盛り上がりをみせて行きました。 昼食は県人会が用意したシュラスコと各自が持参した一品持ち寄りの品々がバイキング方式でテーブルに並べられ、ご馳走を頬張り楽しく食事を取り、会話も弾んで行きました。
     遠方にお住いの松村江理加氏のお家族も少し遅れて到着しましたが、すぐ皆さんの輪の中に溶け込まれ、岐阜県で過ごした留学時代の出来事や生活等、共通の話題で盛り上がったようです。 会場全体には一体感が生まれ、まるで歯車がぴったりとかみ合ったように、いつまでも話が尽きず、時間が流れて行きました。
     夕方になると急に突風が森の木々を揺さぶるように吹き出し、雲行きも怪しくなってき、参加者は次回の再会を約束しつつ、午後4時には忘年会を終了し、解散することになりました。
     新体制となったブラジル岐阜県人会にとって今年は目まぐるしい一年でしたが、事業計画も全て無事に実行することができました事は、会員の皆様のご協力およびご支援によるものと理事会一同、心より感謝を申し上げる次第です。
     2017年は希望に満ち溢れた年となりますよう。 今後共、どうか宜しくお願い申し上げます。


青山会長より参加者への挨拶

(原稿: ブラジル岐阜県人会 マネージャー 坂野政信)

 

 

長編アニメーション「君の名は。」
飛騨が国内、国外で脚光を浴びている

     
     創造的に描かれた長編アニメーション「君の名は。」は実在する飛騨市で代表的な飛騨古川駅や飛騨市図書館が舞台となっております。
     懐かしい故郷を思い出させてくれるアニメーション作品の風景が目に飛び込んできます。
     長年、ブラジルに移り住んでいると、祖国への郷愁を覚えるのはいつもの事ですが、この作品を見ると新たに生まれ育った故郷思う気持ちを歌った、室生犀星(むろう・さいせい)の詩句「ふるさとは 遠きにありて 思うもの そして悲しくうたうもの」が蘇ってきます。

飛騨の図書館や駅が観光地に!
     今年8月公開されたアニメ映画「君の名は。」でこの図書館や駅が描かれており、全国から観光客が急増しているそうです。
     物語は東京に暮らす少年・瀧(たき)と飛騨の山奥で暮らす少女・三葉(みつは)の身に起きた「入れ替わり」という謎の現象と、1200年ぶりに地球に接近するという架空の彗星「ティアマト彗星」をめぐる出来事が描かれています。 瀧が三葉に会いに行く駅のモデルとなったのが飛騨古川駅です。
     なお、モデルとなった飛騨市は2004年2月1日に「吉城郡古川町」「神岡町」「河合村」「宮川村」が合併し誕生しました。 発足時の人口は約3万人で、市役所は旧古川町役場におかれています。
     ブラジル岐阜県人会としては、いつか会員の皆さまと故郷をしのんで同アニメを一緒に観賞することが出来たらと考えております。

(原稿: ブラジル岐阜県人会 マネージャー 坂野政信)

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