ブラジル岐阜県人会便り
インターネット版
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第295号
2016年3月

2016年からは新体制です
ブラジル岐阜県人会2015年度末定期総会

     
     2月28日(日)の朝、サンパウロ市内のニッケイ・パレスホテルでブラジル岐阜県人会の2015年度末定期総会が開かれました。 第一招集が10時に行われ、10:30の第二招集をもって長屋充良氏(理事)の司会のもと総会が開会しました。 今回は28名の会員参加と委任状の提出1名に加え、邦字新聞の記者2名が出席しました。
     山田彦次氏(会長)の開会の挨拶の後、総会議長に吉村マルセロ氏(監事)が選ばれ、その後、議事録書記代行に浅野悟氏(書記理事)と議事録署名人に今泉山田美香氏が任命されました。
     始めには2015年度の事業報告と会計報告が行われ、2015年度はR$143,260.47(約450万円)の収入に対し、支出がR$127,870.03(約400万円)と報告されました。
     2015年度の報告の後、山田会長は今期で会長職の引退の意思を示し挨拶しました。 続いて来期(2016~2017年)役員選挙が始まり、選挙管理委員長を務める金子享資氏(監事)によって候補者名簿が発表され、14年間副会長を務めてきた青山高夫氏を新会長とした新役員が、出席者たちの拍手で承認されました。 続いて監事役員選挙も行われ、正監事3名と監事補佐2名が決まりました。
     選挙後、青山新会長が改選の挨拶をし、出席者一同拍手で新役員たちを迎えました。
     次に、2016年度の事業案と予算案が発表されました。 月刊会報の発行、日帰りピクニック、絵画展、岐阜の農業高校生受け入れの恒例事業の他にも新しい、パソコン教室やゴルフコンペ、一泊旅行などの計画案が発表されました。 その中でも岐阜県人会会館建設の継続事業と、年表のポルトガル語版の発行など、多額の資金を要する事業については一部会員から疑問の声も上がりました。
     2016年度の予算はR$134,600.00(約420万円)が計上され、年会費も引き続きR$150(約4700円)で承認されました。
     正午には予定されていた全ての議題を終了し、13期(26年間)の会長職を務めてきた山田会長の表彰式が行われました。
     青山新会長がブラジル岐阜県人会一同を代表し、感謝の言葉を述べ記念プレートを贈りました。 長年山田会長を支えてきた山田夫人にも、長屋夫人より花束が渡されました。
     次に、サンパウロ市議会の野村アウレリオ議員(PSDB党)は、現在ブラジルが置かれている経済危機と政治不信の中で、昔ブラジルへ移民で渡ってきた日本人先祖の努力と貢献を挙げ、その思いと価値観を引き継ぐ日系コミュニティの使命と必要性について語り、山田会長指導のもとブラジル岐阜県人会が行ってきた交流事業と、山田氏本人の貢献を称え、サンパウロ市議会を代表し表彰プレートを贈りました。
     総会後には新年会の食事会が開催され、午後2時半まで続き、今後の青山新会長の県人会方針に期待の声が挙がっていました。

2016年~2017年度役員一覧表
顧問: 山田 彦次          正監事: 金子 享資
会長: 青山 高夫伊藤 パウロ 勉
副会長: 国井 宏裕 大野 光男
会計理事: 日比野 健一監事補佐: 平野 イラシー エミ
書記理事: 浅野 悟 土田 加津司
理事: 原田 敏彦
長屋 充良


総会後の新年会の様子


左から、青山新会長、長屋夫人、山田前会長夫婦
          
左から、野村議員と山田前会長

(原稿: 吉村マルセロ)

 

 

山田彦次 前会長 挨拶 (任期1990年2月~2016年2月)
     この度、ブラジル岐阜県人会会長を退任するに当たり、県人会員や岐阜県の歴代知事様県教育委員会、さらには中南米親善県議会議員連盟や多くの議員様、ぎふブラジル会のメンバーの方々、姉妹都市関係にある各市の市長様、それに、在サンパウロ日本国総領事館、各日系団体、または当会が実施してまいりました、岐阜県の農業高校生ブラジル派遣団の受け入れ事業などに置きましては、各地で農業を営んでおられる方々を始め多くの方々には大変なお世話をおかけいたしました。 関係者各位に対し改めて御礼と感謝の気持ちを述べたいと思います。
     振り返ってみますと1990年代を境にブラジルに存在する県人会の将来については、日系社会の一部で具体的な議論が持ち上がり始めました。 その一つは、将来の県人会は県費留学生OBたちや、出稼ぎから帰国をしてきた人たちが、未来の県人会を守るであろうというのが、一般的な論評でした。 ですが、当会ではさまざまな形で、日系社会の中で何ができるかを追求してきた結果、今では「岐阜県立農業高校生海外実習団」もすでに37年間という長期間の受け入れ、さらには機関紙「ブラジル岐阜県人会便り」の発行と、ホームページの開設、在サンパウロ日本総領事館後援の「日伯友情交流絵画展」も主催するまでに成長をいたしました。
     この他にも、サンパウロ美術館(MASP)には多治見市出身の人間国宝(故、加藤卓男)氏の作品1点(三彩貼花文手付花入)を寄贈。 また、県人移住の節目には岐阜県の長良川花火(岐阜新聞社主催、2回)、それにサンパウロ市立劇場での岐阜県とカンピーナス市とのジョイントコンサートも、皆様にはまだ記憶に残っていることと思います。
     従いまして、ブラジル岐阜県人会では皆様方に、「何ができ」「何が喜ばれる」かを中心に考え実践してまいりました。 これも、多くの会員をはじめ、古田岐阜県知事様や杉山岐阜新聞会長、さらには、県民のご理解と、ご協力により多くの事業を達成できたのではないかと思っています。 何はさておき、ブラジル岐阜県人会の皆様方や古田知事を始め岐阜県在住、関係者各位に対し、改めて、深く感謝を申し上げる次第であります。 誠にありがとうございました。
     
青山高夫 新会長 挨拶 (2016年2月就任)
     会員の皆様、如何お過ごしの事でしょうか。
     2016年2月28日にブラジル岐阜県人会の総会が開催され、当日は役員改選選挙が行われました。 13期・26年に渡り長年ブラジル岐阜県人会に貢献されてきた山田彦次様が勇退されたことに依り、青山髙夫を筆頭に新役員のシャッパが提出され、この度無事に当選に至りました。 これも一重に各会員の皆様のご理解ご援助の賜物だと深く感謝しております。 当選した役員職及び監事職は平成28年3月1日より1期2年で平成29年12月31日迄任期を務めさせていただく事となりました事をご報告いたします。
     前会長の山田彦次様は絶えず県人会の未来を見据えながら奉仕されてきました。 この功労を我々新執行部は高く評価すると共に、次世代へ継続して行く責任が有ることを改めて、自覚し運営に取り組んで参る所存です。
     当県人会の重要な事業として確実に実施されている県人会便り、ホームページ、岐阜県農業高校生海外実習派遣団、在聖総領事館内で開催されている日伯交流絵画展、会員の皆様との交流ピクニック等はこれからは更に充実した事業として執行部は継続して行く方針でございます。
     簡単ですが、取り急ぎご挨拶の言葉とさせて頂きます。 今後共、会員の皆様のご支援、ご協力を仰ぎながら、県人会の発展に全力で尽くす心構えですので宜しくお願い申し上げます。

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